毎年、ホリデーシーズンの限定モデルとして好評な「シチズン アテッサ」と「シチズン クロスシー」のペアモデルのDEAR Collection。2024年は、“見た人に幸せが訪れる”と言われる「Night Rainbow(ナイトレインボー)」をテーマにしたモデルが登場しました。両モデルとも、ケースとバンドにはデュラテクトプラチナを使用し、透明感のあるブルーの文字板を組み合わせています。
/sites/default/files/newsMainImage1/01_m01_23.jpg「シチズン アテッサ」は、12時位置方向にパールのプリントを何層にも重ね、夜に現れる虹のアーチをさりげなく溶け込ませています。「シチズン クロスシー」は、6時位置方向に「Night Rainbow」をイメージした何層ものラメが円弧上に重ねられています。インデックスには、空に輝く星々に見立てた5ポイントのラボグロウン・ダイヤモンドとカットパーツがセットされています。
/sites/default/files/newsImage1/01_s01_17.jpgシチズン アテッサ / DEAR Collection
Ref:AT8240-66L
ケース径:41.5mm(設計値)
ケース厚:9.7mm(設計値)
ケース素材:スーパーチタニウム™(デュラテクトプラチナ)
防水性:10気圧
ストラップ:スーパーチタニウム™(デュラテクトプラチナ)
ムーブメント:光発電エコ・ドライブ、Cal.H800、月差±15秒(非受信時)、フル充電時約10ヶ月可動(パワーセーブ作動時)
仕様:時・分・秒・日付・曜日表示、パーペチュアルカレンダー、24時間表示、1/20秒クロノグラフ(60分計)、ダイレクトフライト、ワールドタイム機能(26時差)、サマータイム機能、パーフェックスマルチ3000(JIS1種耐磁、衝撃検知機能、針自動補正機能、世界4エリア受信)、夜光(針+インデックス)、耐ニッケルアレルギー
限定:世界限定1,700本
価格:148,500円(税込)
発売予定:2024年11月14日
シチズン クロスシー / DEAR Collection
Ref:ES9460-70L
ケース径:29.0mm(設計値)
ケース厚:8.2mm(設計値)
ケース素材:スーパーチタニウム™(デュラテクトプラチナ)
防水性:5気圧
ストラップ:スーパーチタニウム™(デュラテクトプラチナ)
ムーブメント:光発電エコ・ドライブ、Cal.H060、月差±15秒(非受信時)、フル充電時3年可動(パワーセーブ作動時)
仕様:時・分・秒・日付表示、パーペチュアルカレンダー、ダイレクトフライト、ワールドタイム機能(24時差)、サマータイム機能、パーフェックス(JIS1種耐磁、衝撃検知機能、針自動補正機能)、夜光(針)、耐ニッケルアレルギー、5ポイントダイヤモンド(ラボグロウン・ダイヤモンド)入り文字板
限定:世界限定1,400本
価格:126,500円(税込)
発売予定:2024年11月14日
2024年の新作としてピアジェが、ケースに施された見事なクル・ド・パリ仕上げと力強いブルーのメテオライト文字盤を特徴とする、新しい「ピアジェ アンディ・ウォーホル ウォッチ」を発表しました。カルト的人気を誇るこのコレクターウォッチが、新しい姿で次のステージへと進みます。
1972年に誕生し、10年を待たずに生産終了となった後、2014年に再び登場したこのエレガントなマスターピースは、今日、アーティストであり文化的アイコンであるアンディ・ウォ ーホルの代名詞となっています。メゾンの友人であり、ピアジェ ソサエティの主要メンバーであったアンディ・ウォーホルは、ピアジェのウォッチを7本以上所有していました。しかし、この多彩なコレクションの中で、彼にとって最も思い入れがあったウォッチは、時代を象徴するBeta21 ムーブメントを搭載した、かつてブラックタイウォッチと呼ばれたモデルでした。大胆で力強い45mm径のクッション型ケースに、シグネチャーのゴドロン装飾が優雅にあしらわれたデザインで、世界中の時計愛好家にとって憧れのウォッチとなりました。
今日、アンディ・ウォーホル美術財団との正式なライセンス契約に基づく新たなコラボレーションにより、ピアジェと財団はこの時計の正式な名称を「アンディ・ウォーホル ウォッチ」に変更しました。この期待に満ちたパートナーシップを祝う最初のウォッチは、現代的なデザインで再解釈された「アンディ・ウォーホル クル・ド・パリ ウォッチ」です。ケースに施された輝くクル・ド・パリ仕上げが特徴的です。
「アンディ・ウォーホル美術財団は、ウォーホルの名を持つウォッチを通して、ウォーホルとピアジェの絆を称えることができ大変嬉しく思います。このウォッチは、その名前が示すように、時代を超えた、アイコニックで独自の精神を体現しています」とアンディ・ウォーホル美術財団 ライセンス、およびマーケティング、セールス担当ディレクター、マイケル・デイトン・ハーマンは言います。
「アンディ・ウォーホル美術財団のピアジェへの信頼は、メゾンとアンディ・ウォーホルとの深く誠実な関係を明確に示すものであり、大変光栄に感じるとともに、身の引き締まる思いです。誰からも愛される、この極めてユニークなタイムピースの新たな時代が始まります」とピアジェ CEO、バンジャマン・コマーは言います。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_996.jpgアイコンの再構築
ウォッチ製造における最も洗練されたエレガントな装飾技法のひとつであるクル・ド・パリ(別名ホブネイル)は、小さなピラミッド型の四角形が並ぶジュエリーのようなパターンを特徴とするギョーシェ模様です。この装飾はピアジェのDNAにしっかりと組み込まれており、1970年代には丸型のウォッチからさまざまな形状のデザインに至るまで、最もスタイリッシ ュなモデルに施されていました。しかし、アイコンを扱うことは決して容易なことではありません。ピアジェの「最高を生み出すアトリエ」は、アンディ・ウォーホル ウォッチのホワイトゴールド製ケースに施すクル・ド・パリ仕上げの開発と完成に10ヶ月を費やしました。元々の特徴的なゴドロン装飾を思い起こさせるこのデザインの課題は、クッション型のケースにありました。クル・ド・パリモチーフは、平面ではなくカーブを描く丸みのある面に、手作業で丹念に仕上げなければならないだけでなく、本来のゴドロン装飾と同じように、繊細な層の重なり、幻想的な光の効果、そして魅惑的な芸術性を実現しなければなりませんでした。
この仕上げを引き立てているのが、他に類を見ないブルーのメテオライト文字盤です。鮮やかな色合いと独特の輝きを持つメテオライトは、ピアジェのシグネチャーであるオーナメンタルストーンを使用したデザインを反映しており、メゾンが特別なクリエイションのために厳選した素材です。ブルーのメテオライトが、アンディ・ウォーホルの新作ウォッチに、希少性と際立った個性を添えています。デザインの独特な個性を引き立てるヴィンテージ風の最後の仕上げは、ドーフィン針と洗練されたインデックスです。
新たなクル・ド・パリ装飾と大胆なヴィンテージスタイル、そして501P1 自社製自動巻ムーブメントを搭載した、新しい「アンディ・ウォーホル クル・ド・パリ ウォッチ」は、コレクションの中で自然な存在感を放ちます。それは、バゲットカットのエメラルドが珪化木の文字盤を彩る2023年のハイジュエリー「メタフォリア」、マラカイトとブラックの文字盤を持つピンクゴールドモデル、そして Watches and Wonders 2023のピアジェブースのソサエティ バーに展示された、アンディ・ウォーホルのユニークな10本のプライベート・コレクシ ョンなど、極めて限られた作品しか存在しないコレクションに新たに加わった、フレッシュで現代的な作品です。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_837.jpgアンディ・ウォーホルとピアジェ
1973年、アンディ・ウォーホルはピアジェのブラックタイを手に入れ、彼が所有していた他の6本のピアジェウォッチに加えました(そのうち4本は現在ピアジェプライベート コレクションに保存されています)。アンディ・ウォーホルは、1979年にニューヨークでイヴ・ピアジェと出会い、メゾンにとって大切な友人となりました。
アンディ・ウォーホルはピアジェ ソサエティの常連メンバーであり、イヴ・ピアジェとともにニューヨークやパームビーチで開催される華やかなイベントに足を運びました。
二人はまた、スタジオ 54やシェ・レジーヌに集う「beau monde(美しい人々)」たちと過ごす姿がよく目撃されていました。1983年、イヴ・ピアジェは、ウォーホルが1969年に創刊した「Interview」誌で紹介され、若きアーティストでギャラリーオーナーであるロバート・リー・モリスとの対談が掲載されました。
アンディ・ウォーホルは、まさにピアジェとピアジェ ソサエティの精神を体現する存在です。イヴ・ピアジェとの特別で歴史的な友情は、今日、アンディ・ウォーホル美術財団により認められた関係となりました。
希少なアイテム
アンディ・ウォーホル ウォッチは、コレクターにとって特別な価値を持つアイテムであり、歴史を変えたウォッチでもあります。このウォッチの評判は口コミで広がり、今日、最も人気の高い、コレクターにとって希少価値のある高級ウォッチのひとつとなりました。このアイコンの発売を記念して、ピアジェはオーダーメイド サービスをさらに充実させました。このサービスは、1959年の第1号店となるジュネーブのピアジェブティックで始まり、近年「インフィニトリー・パーソナル」コンセプトとして新しくスタートしたカスタマイズプログラムです。
アンディ・ウォーホルの今後の新作では、最大10種類のオーナメンタルストーン文字盤や、メテオライト文字盤など、数多くのカスタマイズオプションが用意される予定です。
アンディ・ウォーホル美術財団について
アンディ・ウォーホルは、20世紀を代表するアメリカのアーティストであり、アートを別の観点から見るという挑戦をしました。アンディ・ウォーホル美術財団は、ウォーホルの遺志により1987年に設立されて以来、米国におけるコンテンポラリーアートを支える団体として最前線で活動を続けています。同財団はこれまでに、実験的な作品、認知度の低い作品、挑戦的な作品などを中心に、コンテンポラリーアートの創作、展示、記録を支援するために、約3億ドルの助成金を提供しました。創設者のレガシーを守り、そして強化していくための財団のたゆまぬ努力により、ウォーホルの独創的で開放的な精神は、今後何世代にもわたり視覚芸術に多大な影響を与えることになるでしょう。今回のようなプロジェクトから財団が受け取る収益は、助成金に充てられています。
/sites/default/files/newsImage1/s01_973.jpgPiaget Andy Warhol
ピアジェ アンディ・ウォーホル
ケース径:45mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド
防水性:3気圧
ストラップ:ダークブルーのアリゲーターストラップ、18Kホワイトゴールドのアルディロンバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.501P1(ピアジェ自社製)
仕様:時・分表示、ケースにクル・ド・パリ仕上げ、ブルーのメテオライト文字盤
予価:9,944,000円(税込)
メキシコ文化に敬意を表し、ショパールから発表されたメキシコの祝祭「死者の日(Dia de los Muertos)」にちなんだ特別な解釈によるタイムピース「L.U.C フル ストライク」は、手作業による細密なマルケトリが、マニュファクチュールの芸術的技巧をさらに際立たせるユニークピースです。このモデルの魅力は、美しいデザインだけにとどまりません。2016年以来、ショパール マニュファクチュールがミニッツ・リピーター機構を究めてきたキャリバー「L.U.C 08.01-L」を搭載。唯一無二の透明感あふれる音色を奏でるサファイアクリスタル製ゴングは、2017年にジュネーブ時計グランプリで「金の針賞(Aiguille d’Or)」を受賞し、高い評価を得ました。複雑機構と独創的なデザインが見事に融合したモデルは、ジュネーブ・シールも取得しています。
ショパール マニュファクチュールでは、「死者の日‘Dia de los Muertos(ディア デ ロス ムエルトス)’」から着想を得るとともに、その独自の世界観にインスパイアされ‘ヴァニタス’の美学を追求した特別なモデルとして、メゾンを象徴するタイムピースを復活させることが毎年の恒例となっています。今回11番目のバリエーションとして、ミニッツ・リピーター搭載ウォッチにカラベラ(骸骨)が取り入れられました。活気と喧噪に満ちた陽気な民衆の祝祭である「死者の日」の世界が、ユニークなミニッツ・リピーターの旋律によってお祭りの音楽を奏でる「L.U.C フル ストライク」に完璧に再現されています。伝統と革新を融合したこの時計は、ウォッチメイキングという芸術に貢献し、世界の文化をリスペクトするマニュファクチュールの姿勢を体現した、まさに愛好家のためのタイムピースといえるでしょう。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_994.jpgマルケトリ技法による大胆なデザイン
責任ある供給元から調達されたエシカルゴールドを素材に、42.5mm×11.55mmという調和のとれたプロポーションを備える「L.U.C フル ストライク」の新モデルは、ベゼルにメキシコ文化からインスパイアされた図柄が手作業でエングレービングされ、外装のディテールも魅力のひとつとなっています。しかし、このクリエイションの白眉は、何よりも究極の精密さを誇る文字盤でしょう。
素材の選別、準備、組み立てなど、100時間を超える綿密な作業を経て、マニュファクチュールの文字盤職人が、繊細で微妙な色合いのストーンで構成された象嵌細工模様で作られるメキシコの伝統的なカラベラモチーフに命を吹き込みます。フォルムに機能を組み合わせたブラック加工のハンマーとパワーリザーブ表示が、眼窩の形状を巧みに描き出します。頭蓋骨の残りの部分は、わずか数ミリ四方、厚さ0.4ミリの小片による精緻な象嵌で構成され、ミルクオパール、ピンクオパール、オレンジ&レッドカーネリアン、オレンジ&レッドアベンチュリン、ゴールドオブシディアン、ブラックジェイドの煌めきを、細部のソリッドゴールドが引き立てています。陽気な雰囲気をたたえたカラベラの輪郭を囲むのは、ゴールドのギョーシェ装飾です。美しく豊かなディテールを誇る外装にふさわしく、ムーブメント「L.U.C 08.01-L」が世界にひとつの透明な音色を奏でます。
世界にひとつのクリスタルクリアな音色
外部のみならず、内部も洗練を極めるこの「L.U.C フル ストライク」モデルでは、ショパール マニュファクチュールが2016年に開発した卓越のムーブメント「L.U.C 08.01-L」が鼓動を刻みます。澄みきった悠久の音色が時、15分、分を報せるミニッツ・リピーターを搭載した機械式ムーブメントは、文字盤を保護する風防と時刻を知らせるゴングが一体構造となっています。溶接やネジ、接着剤を一切使わず、モノブロックのサファイアクリスタルから成形されたこのパーツは、「L.U.C フル ストライク」に特有の音の強さを与えています。キャリバー「L.U.C 08.01-L」の開発に要したおよそ15,000時間の間に、ショパールが申請した数多くの特許のうちのひとつがこの不変の音色を奏でる類まれな構造です。2017年のジュネーブ時計グランプリでは、その偉業が称えられ、ローズゴールド製の同モデルに「金の針賞(Aiguille d'Or)」が授与されました。
特許を取得したソヌリのプッシュボタンのクラッチ機構
ミニッツ・リピーターは誤操作によって損傷する恐れがあります。「L.U.C フル ストライク」を快適に着用いただくために、ムーブメントには作動の安全性を高める数々の技術が駆使されています。ソヌリ作動中の再起動は、パーツが破損するリスクを生じます。このリスクに対応し、キャリバー「L.U.C 08.01-L」はソヌリのプッシュボタンにクラッチ機構を備えています。時計のチャイムが鳴っているタイミングでプッシュボタンを押しても、連結が解除されているためムーブメントに影響を与えることはありません。この優れた機能に対しても、ショパールは特許を取得しています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_836.jpg完全に保証された音色
ミニッツ・リピーターの起動レバーが完全に作動していない場合、チャイムは不完全となり、音による時刻の表示が不正確になることがあります。そのためキャリバー「L.U.C 08.01-L」はソヌリ用に独立した専用香箱を備えています。この香箱は、ミニッツ・リピーターで最長の12時59分(時単位の12回、15分単位の2音連続を3回、分単位の14回で計32回)を12回分知らせるために必要な動力を十分に確保します。香箱にすべてのチャイムを鳴らすだけの動力が不足している場合、ソヌリは作動しないよう設計されています。さらに、専用香箱があることで、ゴングを打ち鳴らす強度が一定に保たれています。また、「L.U.C フル ストライク」は、チャイムの打刻が必要とされない単位はスキップするため、時と15分、15分と分の間に無音のデッドタイムが生まれず、どんな時でも連続してスムーズに時刻を告げます。ムーブメントのソヌリのパワーリザーブは、2時位置にある、ベルのついた目盛り付きカウンターの長針で表示されます。同じスペースに隣接する目盛りでは、わずかに短い針が60時間を誇るムーブメントのパワーリザーブを表示します。
ジュネーブ・シール:優れたクオリティの証
「L.U.C フル ストライク」は、ショパールが育んできた最高のクラフツマンシップの結晶と言えるでしょう。ラフカットされた部品は手作業で再加工やトリミングが行われ、その後に伝統的な技術を用いて手作業で装飾が施されます。用途によって異なる数百もの工具が使用され、たとえブリッジに隠れて見えない場所の部品であっても、同じ作業が行われています。面取り、サテン仕上げ、ポリッシング、サーキュラーグレイン仕上げ、コート・ド・ジュネーブなどを経て、アトリエでの個別検査、手作業での組み立てへと進みます。ショパールが長年にわたり守り続けてきた権威あるジュネーブ・シールは、高度な職人技と細やかな配慮による品質を証明するものです。ジュネーブ・シールは審美的、技術的な要素に関する認証であり、ジュネーブ州が制定した法律に基づき、独立機関によって認定されています。構造、外観、精度を含め、ケースとムーブメントに対し、他に類を見ない高度な基準が定められています。
/sites/default/files/newsImage1/s01_972.jpgL.U.C Full Strike 'Dia de los Muertos'
L.U.C フル ストライク ‘ディア デ ロス ムエルトス’
Ref:161947-0001
ケース径:42.50mm
ケース厚:11.55mm
ケース素材:18Kエシカルイエローゴールド
ストラップ:手縫いのバーガンディーカラーのアリゲーターストラップ、コニャックカラーのライニング、手彫りのエングレービングで仕上げた18Kエシカルイエローゴールド製フォールディングバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.L.U.C 08.01-L、約60時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、63石
仕様:時・分表示、モノブロック成形のサファイアクリスタル製ゴングを備えたミニッツ・リピーター(ショパールの特許取得機構)、2時位置にムーブメントとソヌリのパワーリザーブを同心円表示、18Kイエローゴールド製文字盤に手作業でのファインストーンのマルケトリによるカラベラモチーフ、カラベラをエングレービングした18Kエシカルイエローゴールド製リューズ、手彫りのエングレービングで仕上げた18Kエシカルイエローゴールド製ベゼル、シースルーケースバック
限定:ユニークピース
圧倒的な品質価格比を誇るスイス機械式時計、ノルケイン。
2018年、ノルケインが創業時に発表したファーストコレクションの中でも絶大な人気を誇る「アドベンチャー スポーツ 42mm」はまさにノルケインの挑戦の出発点ともいうべきモデルです。
アドベンチャー スポーツ 42mmの最大の魅力は圧倒的な品質価格比。ノルケインパターンが刻まれた立体感のある文字盤、文字盤と同色の日付カレンダー、ポリッシュおよびサテン仕上げのケースなど、スイス高級時計にふさわしいディテールはスイスの名門ディーラー、日本の専門店、時計ジャーナリストたちを感嘆させ、ノルケインの名前を全世界に知らしめました。
そのアドベンチャー スポーツ 42mmから、日本仕様の精悍なデザインとして「アドベンチャー スポーツ JP 42mm」が登場。
ノルケインは自分の信じる道を貫き、スイス時計の新たな頂きに挑み続けます。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_993.jpgアンスラサイトグレー文字盤、またはミッドナイトブルー文字盤の2種類
「アドベンチャー スポーツ JP 42mm」は、山をモチーフにした立体的なノルケインパターンが刻まれたアンスラサイトグレー文字盤とミッドナイトブルー文字盤の2種類が用意されています。
どちらのカラーも特別仕様のポリッシュベゼルと完全に調和し、シャープな機能美をより強調するものとなっています。
シンプルな三針の時計の中に凝縮された無数のこだわりは、ノルケインの革新的な挑戦の証であり、最高の品質価格比を実現しています。
「アドベンチャー スポーツ JP 42mm」には長さ調節が容易なマイクロアジャストメントブレスレットが装着されます。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_835.jpg「アドベンチャー スポーツ JP 42mm」が挑戦者に愛される理由。
世界最高峰のアスリートたちとノルケインは、挑戦のパートナーとして友情で結ばれています。
世界を何度も制覇したスポーツクライマーの楢﨑智亜選手もその一人です。彼は、スイス時計の頂点に挑みつづけるブランドの姿勢が、自身の挑戦心を奮い立たせると言います。ノルケインを腕にすることは挑戦する生き方を選択すること。そのスピリットを体現したアドベンチャー スポーツ 42mmをさらに力強いデザインに昇華させたモデルが「アドベンチャー スポーツ JP 42mm」です。シンプルで飾らない精悍さが挑戦者の心を奮い立たせます。
/sites/default/files/newsImage1/s01_971.jpgAdventure Sport JP 42mm
アドベンチャー スポーツ JP 42mm
Ref:N1000S11A/T101/102S
ケース径:42.0mm
ケース厚:12.8mm
ケース素材:316Lステンレススチール
防水性:100m
ストラップ:316Lステンレススチール
ムーブメント:自動巻き、Cal.NN08、41時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、27石
仕様:時・分・秒・日付表示、アンスラサイトダイヤル、ポリッシュ仕上げのステンレススチール製ベゼル、スーパールミノバを配した針とインデックス、サファイアクリスタルケースバック、国際保証2年(購入時に必要事項を記入することにより+1年)
価格:396,000円(税込)
Adventure Sport JP 42mm
アドベンチャー スポーツ JP 42mm
Ref:N1000S11A/T101/102S
ケース径:42.0mm
ケース厚:12.8mm
ケース素材:316Lステンレススチール
防水性:100m
ストラップ:316Lステンレススチール
ムーブメント:自動巻き、Cal.NN08、41時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、27石
仕様:時・分・秒・日付表示、ミッドナイトブルーダイヤル、ポリッシュ仕上げのステンレススチール製ベゼル、スーパールミノバを配した針とインデックス、サファイアクリスタルケースバック、国際保証2年(購入時に必要事項を記入することにより+1年)
価格:396,000円(税込)
ノルケインが2024年の新作として、「インディペンデンス スケルトン 42mm グレー」を発表しました。
インディペンデンス・コレクションは、自分の道を貫く勇気にインスパイアされたコレクションです。そのスピリットと情熱は、革新的で超堅牢なインディペンデンスのコレクション一つ一つに刻まれています。この時計は、「my life, my way」を貫き、情熱と自信を信じて突き進む人たちのためにデザインされたものです。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_992.jpgインディペンデンス スケルトン 42mm グレーはオープンワークのスケルトングレーダイヤル、レッドゴールドプレートの針とインデックス、洗練されたステンレススティールケースが特徴。エレガンスとスポーツがシームレスに融合しています。グレーのラバー・ストラップ、またはブレスレットからお選びいただけます。
/sites/default/files/newsImage1/s01_970.jpgIndependence Skeleton 42mm Grey
インディペンデンス スケルトン 42mm グレー
Ref:N3000SLA/G303/322GR.20S
ケース径:42.0mm
ケース厚:11.8mm
ケース素材:316Lステンレススチール
防水性:100m
ストラップ:グレーラバー
ムーブメント:自動巻き、Cal.N08S、41時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、26石、COSC認定クロノメーター
仕様:時・分・秒表示、オープンワークスケルトングレーダイヤル、ダイヤモンドカットされたレッドゴールドカラーのインデックスにホワイトのX1 Super-LumiNova®、ダイヤモンドカットされたレッドゴールドカラーの時分針にホワイトのX1 Super-LumiNova®、先端がレッドのダイヤモンドカットされたレッドゴールドカラーのセンター針にホワイトの X1 Super-LumiNova®、サファイアクリスタルケースバック、国際保証2年(購入時に必要事項を記入することにより+1年)
価格:671,000円(税込)
Independence Skeleton 42mm Grey
インディペンデンス スケルトン 42mm グレー
Ref:N3000SLA/G303/102SI
ケース径:42.0mm
ケース厚:11.8mm
ケース素材:316Lステンレススチール
防水性:100m
ストラップ:316Lステンレススチール
ムーブメント:自動巻き、Cal.N08S、41時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、26石、COSC認定クロノメーター
仕様:時・分・秒表示、オープンワークスケルトングレーダイヤル、ダイヤモンドカットされたレッドゴールドカラーのインデックスにホワイトのX1 Super-LumiNova®、ダイヤモンドカットされたレッドゴールドカラーの時分針にホワイトのX1 Super-LumiNova®、先端がレッドのダイヤモンドカットされたレッドゴールドカラーのセンター針にホワイトの X1 Super-LumiNova®、サファイアクリスタルケースバック、国際保証2年(購入時に必要事項を記入することにより+1年)
価格:715,000円(税込)
チューダーが2024年の新作として、フランス海軍のニーズに応える新作「ペラゴス FXD GMT “ZULU TIME”」を発表しました。
フランス海軍の特殊部隊との共同開発に始まったペラゴス FXDのデザインコンセプトは、今やフランス海軍航空隊のニーズにも応えるに至っています。新たに搭載された機能により、飛行士やフライトサポートチームは、現地時間と第3タイムゾーンに加え、「ズールー時間(Zulu Time)」を把握できるようになりました。新しいペラゴス FXD GMTは、METASによるマスター クロノメーター認定を受けており、海軍航空隊(Aeronautique Navale)が立ち向かう過酷な現場で求められる精度と信頼性を保証します。
1950年代以来、チューダーはフランス海軍(Marine Nationale)にダイバーズウォッチを公式に提供し、海軍部隊の厳しい任務を支える信頼のおける相棒として活躍してきました。初代ペラゴス FXDモデル(「FXD」とは、ケースにストラップバーが固定“Fixed”された極めて頑丈な構造にちなむ)は、2021年に発表され、チューダーとフランス海軍のレガシーでありつづけています。長年にわたる現場使用を通して、ペラゴス FXDコンセプトはその確かな実績を証明してきました。そして2024年、FXDコレクションは、海軍航空作戦を担うフランス海軍航空隊(Aeronautique Navale)の要求に応じて、さらなる進化を遂げました。ペラゴス FXD GMTは、軍事用語でズールー時間と呼ばれる協定世界時間(UTC)を含む最大3つのタイムゾーンを同時に計測できます。すべての航空機乗員が基準とするズールー時間を表示する本モデルは、重要なミッションを遂行する際に必要不可欠なツールです。ズールー時間は、経度0度に位置する子午線時間、つまり一般的に知られるグリニッジ標準時(GMT)に相当します。これは、国やタイムゾーン間のコミュニケーションにおいて混乱を避けるため、世界の航空業界で標準化されています。「ズールー(Zulu)」という名称は、航空業界で使用されているフォネティックアルファベットコード「Z」、または「ゼロ(zero)」の頭文字を表しています。
ズールー時間は極めて視認性の高い鮮やかなオレンジの針で示され、24時間でダイアルを1周します。一度針が設定されるとリセットされることはなく、フランス海軍航空隊の海軍兵たちはひと目で航空基準時間を把握できます。「スノーフレーク」の愛称で知られる時針はローカルタイムを示します。時刻設定はリューズで行い、タイムゾーンを変更する際には1時間単位で針がジャンプするため設定は容易です。前後どちらの方向に回しても、針が深夜12時を過ぎると日付が変更されます。第3タイムゾーンは、24時間両方向回転発光ベゼルとオレンジのズールー時間針で把握できます。
TUDOR AND THE FRENCH NAVY
2021年、新たな展開を迎えることとなったチューダーと「マリーン・ナシオナル(フランス海軍)」の比類なき物語は、1956年に端を発します。当時、トゥーロンに拠点を置いた仏海軍附属機関の水中研究調査グループ(G.E.R.S - Groupe d’Etude et de Recherches Sous-Marines)は、実際の使用環境で評価するために2種のオイスター プリンス サブマリーナーを取り寄せました。それぞれ100mの防水性能を備えた、自動巻のRef.7922と手巻のRef.7923でした。当時のG.E.R.S司令官が下した判断は、いずれの時計も防水性能は「完璧」、そして機能も「完全に正確」。チューダーのダイバーズウォッチの可能性を確信した彼は即座に時計の発注量を増やし、こうしてチューダーは1961年にフランス海軍の制式サプライヤーの地位を得ました。
チューダーのダイバーズウォッチはその後も開発され続け、フランス海軍は後の数十年間にわたり、多くのチューダーウォッチを使用しました。今日、フランス海軍によってかつて使用されたチューダー ダイバーズウォッチで最も有名なのが、象徴的なブルーのダイアルとベゼルを備えたRef.9401です。ケースバックに「M.N.」のイニシャルと製造年が刻印されたこれらの時計は、最初はアワーマーカーと「スノーフレーク」針を備えたモデル、そしてトライアングルのアワーマーカーを備えた後発バージョンの2種類で展開されました。70年代半ばに誕生したこのモデルは、1980年代まで継続してフランス海軍に提供されました。21世紀に入ってからは、特にフランス海軍の潜水学校や戦闘ダイバーの間で使用されていました。
2021年、チューダーはこの歴史的パートナーシップを記念し、フランス海軍の戦闘ダイバー部隊と共同開発した海中ナビゲーションのための新しいテクニカルウォッチを発表しました。厳密かつ高度な要求仕様に基づき開発されたペラゴス FXDモデルは、チューダーにとって新たな機能を多数導入しました。その中でも特に、42mmチタニウム製ケースに固定されたストラップバーは、さらなる堅牢性と信頼性を実現するに至りました。ラグ同士をつなぐこの形状は、本モデルの独特なシルエットのキーとなっています。ペラゴス FXD GMTを通じて、チューダーとフランス海軍が共有する長い歴史に新しいチャプターが書き加えられました。FXDコンセプトを海軍航空隊の時間管理ニーズに応える堅牢なソリューションとして展開することです。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_989.jpgFORM FOLLOWS FUNCTION
ラファール戦闘機のコクピットやアトランティック2対潜哨戒機の機内、またはヘリコプター搭載艦の航空管制塔には、フランス海軍航空隊であること以外に、共通点があります。それは、すべてズールー時間で運営されていることです。このズールー時間を管理しやすくするために、チューダーはペラゴス FXD GMTを開発しました。現場使用を通じた実績のあるFXDコンセプトを基に、この時計はすべての機能性を備えています。ストラップバーが固定された頑丈かつ軽量なグレード2チタニウム製ケースは200mの防水性能を有し、マットな質感のブラッシュ仕上げ。高性能機械式ムーブメントを搭載した42mmケースは、コントラストが際立つダイアル、カラーコーディングされた針、そして鮮やかなオレンジが映える、ハンドメイドの矢印型24時間針が特徴的です。これらの針、アワーマーカー、そしてベゼルの発光塗料が瞬時に時刻情報の確認を可能にし、暗い環境や夜間でもより高い視認性を実現。さらに、時針、分針、秒針を含むアワーマーカーは、ブルーの発光塗料で、グリーンに発光する24時間針と24時間目盛り入りベゼルと区別されます。いつでもズールー時間を直感的に読めるよう細部がデザインされています。さらに、ジャンピングアワーと連動した日付調整機構を備えたMT5652-U マニュファクチュールキャリバーの実用性が加わることで、航空ミッションにおいて完璧な時間管理を実現する究極のツールとなります。
ペラゴス FXD GMTがフランス海軍とその航空部隊から制式採用されていることを表すため、グレード5チタニウム製ケースバックには、「Aeronautique navale(フランス海軍航空隊)」のロゴである翼を広げた錨の上にスター、そして歴史にインスパイアされた各時計の製造年を示す「Marine nationale 2024」の“M.N.24”のエングレービングが施されています。
A BRACELET WOVEN IN THE FRENCH NAVY'S HERITAGE
かつてチューダーはフランス海軍にブレスレットなしで時計を納品し、隊員たちはハンドメイドのストラップなど、各々にフィットするものを取り付けて使用していました。編み込んだナイロンから作られたブラックストラップと、そこまで一般的ではありませんが、グリーンの色とイエローあるいはレッドのラインが特徴的なパラシュートの伸縮素材を使った手作りのストラップという2種類のストラップが、長年にわたり特に使用されていたようです。ペラゴス FXD GMTでは、フランス海軍と密接に関連しているこれらの超機能的かつ歴史的価値のあるストラップにオマージュを捧げています。ペラゴス FXD GMTのストラップのカラーは、フランス海軍航空隊の飛行士が着用するフライトスーツの色とマッチしています。
チューダーは2010年にいち早くファブリックストラップを採用して以来、常に先駆者であり続けています。フランスのサン・テティエンヌで150年以上家族経営を続けるジュリアン・フォール社によって、19世紀製の織機を用いて生み出されるファブリックストラップ。それは品質と快適さを両立する唯一無二の存在です。ペラゴス FXDのためにジュリアン・フォールとチューダーは、新しい構造の高性能ストラップを開発しました。22mmグリーンポリエステル製織りリボンのストラップは、グレード2チタニウム製ピンバックルとキーパー、フランス国旗のブルー、ホワイト、そしてレッドのフランス海軍航空隊のラウンデルがゴールドで縁取られ、ブラックの錨が施された取り外し可能なファブリックバンドキーパーを備えています。
偶然にも、1864年創業のジュリアン・フォール社は長きにわたり、赤いポンポンが象徴的なフランス海軍の水兵帽bachi(バシ)の縁につける装飾リボンを手掛けていました。このリボンには、水兵が従事する船や部隊の名前が織り込まれ、軍人として不可欠なパーツでした。
COMPREHENSIVE INDEPENDENT CERTIFICATION AND HIGH STANDARDS
スイス連邦計量・認定局(METAS)によるテストを受けたペラゴス FXD GMTは、現時点で機械式時計業界で最も厳しい基準であるマスター クロノメーター認定を受けています。この認定は、包括的な認証制度として精度、耐磁性、防水性、パワーリザーブなど、機械式時計に求められる主たる機能特性を検査対象としています。その基準は精度一つとっても極めて高く、認定を得るためにはケーシングされた時計の日差が5秒以内(0、+5秒)でなければなりません。これは、スイス公認クロノメーター(COSC)がケーシングされていない状態のムーブメントに定める(-4、+6秒)という基準よりも5秒も厳しい上、チューダーがマニュファクチュール ムーブメント搭載の完成品に対して独自に定める日差(-2、+4秒)という基準よりも1秒少ないものです。さらにこの認証制度は、15,000ガウスの磁場環境にさらされた状態の時計の計時精度も保証します。そして、ブランドが提唱する防水性能やパワーリザーブも保証します。また、認証を得るには、2つの前提条件が必要であることにも注意が必要です。正式にスイス製を名乗るための基準を満たし、スイス公認クロノメーター検査協会(COSC)の認定を受けたムーブメントを搭載していなければなりません。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_832.jpgCRITERIA AND TESTS FOR MASTER CHRONOMETER CERTIFICATION
ペラゴス FXD GMTがマスター クロノメーター認定を受けるためにクリアした前提条件およびテスト
- スイスメイド
- スイス公認クロノメーター検査協会(COSC)による認定
- 2つの異なる温度下、6つの姿勢、そして2つのパワーリザーブ残量状態(100%および33%)での精度テスト
- 15,000ガウスの高磁場環境下でのスムーズな動作確認およびその後の精度テスト
- METASによる200m(660ft)防水保証
- METASによる65時間パワーリザーブ保証
THE MANUFACTURE CALIBRE MT5652-U
ペラゴス FXD GMTに搭載されているマニュファクチュール キャリバー MT5652-Uはチューダーがこだわる技術開発プロセスを示すもので、後から付加するモジュールに頼るのではなく、新しい機能を組み込むことを開発時から想定したムーブメントの構造です。一部の人には些細なディテールかもしれませんが、これを好む機械式時計愛好家も多いでしょう。
このムーブメントは、また一般的なチューダーのマニュファクチュール キャリバーの外観と雰囲気に加え、太陽をモチーフにしたデザインがレーザーで施され、ブリッジに配された「Master Chronometer」の表記がその卓越した性能を際立たせます。モノブロックのタングステン製ローターはオープンワーク仕様で、チューダーのマスタークロノメーター キャリバーに特徴的な、サンドブラスト仕上げのディテールを備える放射状の溝がレーザーで施されています。この仕上げのコンビネーションはブリッジにも施されています。
堅牢性と正確性を兼ね備えるマニュファクチュール キャリバー MT5652-Uの可変慣性テンプは、頑丈な両持ち式のトラバーシングブリッジに保持されています。またこのムーブメントはスイス公認クロノメーター認定を取得しており、協会が定める基準を上回る高い精度を達成しています。COSC認定ではケーシングされていない状態のムーブメントで日差の平均を-4秒から+6秒の間で許容していますが、チューダーはさらにその上、腕時計として組みあげられた状態で日差6秒(-2秒、+4秒)という基準を適用しています。METASでは、マスター クロノメーター認定を受ける時計がより厳しい日差5秒(0秒、+5秒)以内で動作することを条件としています。マニュファクチュール キャリバー MT5652-U は高い精度だけでなく、15,000ガウス以下の磁場では影響を受けないというその耐磁性の高さも認定されています。
その他の特筆すべき特徴は、マニュファクチュール キャリバー MT5652-Uが約65時間のパワーリザーブ、つまり「ウィークエンドプルーフ(週末耐性)」を誇ることです。それは腕時計を金曜日の夜に外し、再び月曜日の朝に身に着ける際に、再び時間を合わせてなくてもよいということを意味します。
/sites/default/files/newsImage1/s01_967.jpgPELAGOS FXD GMT "ZULU TIME"
ペラゴス FXD GMT “ZULU TIME”
Ref:2542G257NU
ケース径:42mm
ケース素材:グレード2チタニウム
防水性:200m(660ft)
ストラップ:グリーンファブリック、グレード2チタニウム製ピンバックルとキーパー、取り外し可能なファブリックバンドキーパー
ムーブメント:自動巻、Cal.MT5652-U(マニュファクチュール)、約65時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、28石、COSC(スイス公認クロノメーター検査協会)によるスイス公認クロノメーター認定、METASによるマスター クロノメーター認定
仕様:時・分・秒・日付表示、24時間針、中央にジャンピングアワー式時針、ジャンピングアワー式時針と連動する瞬時日送り式(3時位置、操作禁止時間帯無し)日付表示、秒針停止機能による正確な時刻設定、ブラックセラミックインサートを備えたグレード2チタニウム製24時間目盛り入り両方向回転ベゼル、グレード5チタニウム製ケースバック
価格:651,200円(税込)
発売予定:2024年11月
青天の霹靂 ザ・フリーク
およそ四半世紀前、ユリス・ナルダンは初代フリークを発表し、現代の機械式時計製造に変革をもたらしました。それは、2001年、ユリス・ナルダンの歴史あるル・ロックル・メゾンの工房から、あまりに予想外で、スイスの伝統的なオート・オルロジュリーの世界で異彩を放つ一本の時計が、まさに青天の霹靂のごとく誕生したのです。初代フリークには、文字盤も針もリューズもありませんでした。しかし、まぎれもなくハイエンドな機械式腕時計であり、時刻のみを示す最も複雑な時計だったのです。
初代フリークは、時計学とデザイン分野における驚異であったと同時に、時計製造に革命をもたらすことになる素材、シリコンの実験台でもありました。この青色のハイテク素材は、まさにシリコンバレーの名の由来となった素材で、従来の時計製造に使われていた金属に比べて、耐磁性、耐衝撃性、温度変化への耐性、そして摩擦がほとんどないことなど、多くの利点を備えていました。また、特殊な形状や微細な公差で製造することも可能です。これらの優れた特性は、シリコン部品を使用した時計が、特に精度、正確さ、信頼性において、着用者に大きなメリットをもたらすことを意味しています。視覚的にも、シリコンは目を惹くものでした。
シリコンが時計製造における驚異の素材であり、ユリス・ナルダンの先見の明をもつ時計師や職人たちに与えられた贈り物であったことはすぐに明らかになりました。彼らはシリコンをフリークの脱進機に応用し、新境地を切り開き、高級時計製造の新たなスタンダードを打ち立てたからです。
2001年に発表されたオリジナルのフリークは、その後にリリースされた多くのモデルと同様に、コレクターの間で人気を博しており、現在では国際的な時計コミュニティから称賛を集めています。フリークは唯一無二の存在なのです。
それ以来、フリークはモダンで創造性に富み、常識を打ち破る時計作りの象徴として、また時計製造業界がインスピレーションを求める伝統打破的なランドマークとして君臨してきました。今では数えきれないほどの時計メーカーがシリコンを使用しています。かつては急進的で、いうまでもなく高価な素材でしたが、現在では最高クラスの標準となっています。
フリークの影響を進んで受け入れてきた人々の中には、ユリス・ナルダンの時計師も含まれており、彼らは過去23年間、フリークに何度も向き合い、改良を加え、発展させ、21世紀で最も偉大かつ最も重要な時計の一つという地位を確固たるものにしました。ニューヨーク・タイムズ紙は、フリークが「現代の時計製造の様相を変えた」とも評したほどです。
2023年春、ユリス・ナルダンはWatches and Wonders Genevaで、フリークの本質を体現する、印象的なブラックとゴールドのモデル「フリーク ワン」を発表しました。前例のない需要に応え、メゾンは2023年11月のDubai Watch Weekで、ブラックとカーキグリーンの配色が新鮮な、冒険心溢れる「フリーク ワン OPS」を発表しました。その後、フリーク ワンはジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリで「アイコニックウォッチ賞」を受賞。それは、過去20年間の「フリーク革命」によるスイス時計製造への偉業が認められた瞬間でした。
そして今、スイスの独立系ウォッチメーカーが「フリーク ワン ネイビーブルー」を携え、このモデルに回帰します。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_988.jpg野生的時計製造の愉しみ FREAK [ONE NAVY BLUE]
ユリス・ナルダンの新作「フリーク ワン ネイビーブルー」は、世界最高峰のマリンクロノメーターの製作者として、また、ブランドの歴史とコンテンポラリー・ウォッチメイキングの開拓者として、破壊的な力の両方を彷彿させる魅惑的な深い藍色をまとったコアコレクションピースです。
このモデルは、サテン-ポリッシュ仕上げのブラックDLCコーティングが施された44mmチタンケースと、カーボニウム®で鍛造されたベゼルを備え、フリーク ワンの基本的な特徴を受け継いでいます。ユリス・ナルダンは2019年に、非常に高い強度対重量比を持つ低炭素負荷素材として、カーボニウム®を導入しました。ケースは30m防水仕様です。
フリーク・コレクションに不可欠なこのデザインは、針を持たず、その代わりに自社製キャリバーUN-240のフライング・カルーセル・ムーブメントの先端で分を示し、サンレイパターンが彫り込まれたブルーの回転ディスクで時間を示すという、従来の常識を覆すものです。シリコン製の特大オシレーターとヒゲゼンマイがさらなる視覚的ドラマを生み出し、時計の鼓動であるガンギ車とアンクルには、2009年に特許を取得したもうひとつの先駆的素材、シリコンと人工ダイヤモンドを組み合わせることでさらなる強度と耐久性を実現したDiamonSil®がコーティングされています。
この時計には、ユリス・ナルダンの革新的で高効率なグラインダー®自動巻きシステムが搭載されており、最大90時間のパワーリザーブを実現します。巻き上げ機構はケースバックにはめ込まれています。そして、全体の30%を製造廃棄物のリサイクルから作ったラバーストラップを装着して完成します。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_831.jpgスポットライトの中へ
NO DIAL
一般的な機械式時計では、機構が文字盤の下に隠れています。しかし、フリーク ワン ネイビーブルーには文字盤がありません。ムーブメントが分針の役割を兼ね、ムーブメントの下にある回転ディスクに取り付けられたポインターが時針の役割を果たしています。
NO HANDS
型破りなフリーク ワン ネイビーブルーには大きな針も小さな針もありません。その代わりに、60分で1回転するオービタル・カルーセル・トゥールビヨンが分針になり、時針は回転ディスク上のポインターに取って代わられています。
MATERIAL ADVANTAGE
フリーク ワン ネイビーブルーはブラックDLCチタン製ケースに、2019年にユリス・ナルダンが高級時計製造に初めて使用した素材であるカーボニウム®製のベゼルを搭載しています。この素材は、航空産業からのカーボンファイバーの端材を使用し、非常に高い圧力と温度で製造されるため、他のカーボン複合素材に比べて環境への負荷を40%低く抑えることができます。わずか7μmの繊維が有機的な方法で織り込まれ、一つ一つがユニークな仕上りになります。
HANDS DOWN
フリーク ワン ネイビーブルーは、90時間パワーリザーブの自動巻きムーブメントUN-240を搭載しています。シリコン製のテン輪と脱進機が備わったフライング・カルーセル・ムーブメントは、分針の役割をするブリッジによって宙に浮かんでいます。回転ディスクは時針として機能します。
SEE THE LIGHT
時・分インジケーターとインデックスには、スーパールミノバ®が塗布され、暗い場所でブルーに光ります。
FREAK [ONE NAVY BLUE]
フリーク ワン ネイビーブルー
Ref:2403-500-3A/3A(「バリスティック」ラバーストラップ) 、2403-500-3A/3B(ラバーストラップ)
ケース径:44mm
ケース素材:サテン仕上げブラックDLCコーティングチタン、カーボニウム®製ベゼル
防水性:30m
ストラップ:ブルーとブラックの「バリスティック」ラバーストラップ、ツートンラバーストラップ(ブルーとライトグレー)、ブラックDLCコーティングチタンとブラックセラミック製フォールディングバックル、いずれも30%リサイクルされた製造廃棄物から製造したラバーストラップ
ムーブメント:自動巻き、Cal.UN-240、90時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、15石
仕様:時・分表示、自軸の周りを回転するフライング・カルーセル・ムーブメント、シリコン製特大オシレーターとヒゲゼンマイ、ダイヤモンシル®製ガンギ車とアンクル、グラインダー®自動巻きシステム、ブレードテクノロジー、ブラックDLCコーティングを施したブリッジ、先端にライトグレーのスーパールミノバ®、香箱カバープレート(ムーブメント底部)にブルーのエングレービングサンレイパターン
価格:10,549,000円(税込)
ヴァシュロン・コンスタンタンが2024年の新作として、旅の精神を見事に体現した「オーヴァーシーズ」コレクションから文字盤がシルバートーンのクォーツモデルを発表しました。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_987.jpg・33mm径ケースと一体型ブレスレット
・78個のブリリアントカットダイヤモンドをセッティングしたベゼルにシルバートーンの文字盤
・ピンクゴールド製ブレスレット、ホワイトのカーフスキンおよびホワイトのラバーストラップとバックルをご自身で交換いただけるインターチェンジャブルシステムにより、1つの時計で3つのスタイルを楽しむことができます。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_830.jpg/sites/default/files/newsImage1/s01_965.jpg
Overseas Quartz
オーヴァーシーズ・クォーツ
Ref:1225V/200R-H031
ケース径:33.00mm
ケース厚:7.58mm
ケース素材:18K(5N)ピンクゴールド
防水性:5気圧(約50m)
ストラップ:18K(5N)ピンクゴールド(ポリッシュとサテンブラッシュ仕上げの半マルタ十字リンク)、18K(5N)ピンクゴールド製プッシュボタン式トリプルフォールディングクラスプ、コンフォートアジャストシステム、ホワイトのカーフスキンレザーストラップとホワイトのラバーストラップが付属、ストラップの相互の換装が可能なインターチェンジャブルシステムを備えた18K(5N)ピンクゴールド製ピンバックル
ムーブメント:クォーツ、Cal.1207 AS
仕様:時・分・秒・日付表示、78個のブリリアントカットダイヤモンド(約0.80ct)をセッティングしたベゼル、半透明のシルバーラッカー文字板(サンバーストサテン仕上げ、ベルベット仕上げ/ミニッツトラック部)、磁気から保護する軟鉄製ケースリング、ねじ込み式リュウズ、ブルーのスーパールミノヴァを施した18K(5N)ピンクゴールド製のアプライド・インデックスと時・分針
価格:7,612,000円(税込)
伝説的な時計ブランド「ユニバーサル・ジュネーブ」が新しいウェブサイトと専用のソーシャルメディアチャンネルを発表します。ユニバーサル・ジュネーブのコレクターコミュニティによる多大な協力を受け、新たな経営陣のもとで今後の展望を明らかにします。
「Couturier de la Montre(時計のデザイナー)」と称されたユニバーサル・ジュネーブは、新しい専用ウェブサイトを公開しました。ウェブサイトでは、このウォッチメゾンのファンがブランドの情報を確認し、最新のニュースや発表にアクセスすることができます。2023年にプライベート・インベストメント・ファームであるパートナーズ・グループとCVCキャピタル・パートナーズに買収されたユニバーサル・ジュネーブの輝かしいデザインと革新の歴史に新たなページを開くものです。
ユニバーサル・ジュネーブのジョージ・カーンCEOは、「楽しみなことがたくさんあり、これは重要な旅の始まりに過ぎません」と述べています。
ユニバーサル・ジュネーブのマネージングディレクターであるグレゴリー・ブルタンは、次のように述べています。「新しいユニバーサル・ジュネーブのウェブサイトとソーシャルメディアにより、ユニバーサル・ジュネーブの今後の展開を垣間見ることができます」
専用ウェブサイトはUG Magazineのホームとしても機能します。このコンテンツでは、ユニバーサル・ジュネーブの歴史を探求し、ブランド復活の舞台裏を読者に紹介する内容となります。読者はオンラインで申し込むことで、最新記事を受け取ることができます。
/sites/default/files/newsMainImage1/01_493.jpg愛好家の歓喜
ユニバーサル・ジュネーブの復活は、多くの時計愛好家にとって喜ばしいものでした。伝説のモデルやマイクロローターや高精度クロノグラフの自社製ムーブメントで有名なユニバーサル・ジュネーブは、長い間コレクターの間で人気を博してきました。ポールルーター、コンパックス、トリコンパックスなど、いくつかの象徴的なモデルが敬愛されてきました。その他、ユニバーサル・ジュネーブの伝説的なモデルには、エアロコンパックス、スペースコンパックス、A.カイレリスピリット セコンド、カブリオレ、コンピュール コロニアル、ディスコ ヴォランテなどがあります。
種々のモデルがコレクターのお気に入りとなり、著名人が着用したことで知られています。コレクターたちは、1960年代のコンパックスを、オーストリア国旗の下で活躍したドイツ人F1ドライバー、ヨッヘン・リントの妻でフィンランド人モデルのニーナ・リントにちなんで「ニーナ」と名付け、同時代のトリコンパックスを伝説のギタリストであるエリック・クラプトンにちなんで名付けました。
ユニバーサル・ジュネーブの伝統を形成してきた豊かな伝統と斬新なデザインを紹介する、一連のプレローンチ・イベントの開催と時計のリリースが予定されています。
来る2024年11月に、ユニバーサル・ジュネーブは、1954年にリリースされたオリジナルモデルの製造を委託したスカンジナビア航空(SAS)とともに、伝説の時計「ポールルーター」の70周年を祝います。現在のところ、ユニバーサル・ジュネーブの最新作の発表は2026年秋に予定されています。
コミュニティアプローチ
新しいウェブサイトは、ブランドカラーやロゴからコンテンツと細部に至るまで、ユニバーサル・ジュネーブの最も著名なコレクター、時計業界の有識者、時計業界プレス関係者ら約20名で構成される諮問委員会の協力を得て制作されました。
「熱心なコミュニティに愛されるブランドなのです」ブルタン氏はそう説明します。「私たちの諮問委員会は、ユニバーサル・ジュネーブの大きな伝統に忠実でありながら、現代的な方法でブランドを構築するために、私たちと共に協力しています」
新しいウェブサイトでは、ユニバーサル・ジュネーブの豊かな伝統とエレガントなデザインが表現されています。手掛けるのは、高級ファッションブランドと幅広くコラボレーションし、国際的に名高いコンスタンチン・プロゾロフ氏です。
「ユニバーサル・ジュネーブの歴史は、時代を越えたイノベーションと芸術性です」プロゾロフ氏はそう語ります。「驚くべき歴史をただ捉えるだけでなく、見た人を時を越えた魔法の旅へと誘い、象徴的な過去と創意工夫に富んだ胸躍る未来をつなぐものを作りたい。そう思ったのです」
ユニバーサル・ジュネーブのリニューアルに関する詳細は、新しいウェブサイト www.universalgeneve.comにてご確認ください。
/sites/default/files/newsMainImage2/02_431.jpgユニバーサル・ジュネーブについて
1894年、ヌーマ=エミーユ・デコームとユリス=ジョルジュ・ペレによって創業されたユニバーサル・ジュネ ーブは、輝かしい歴史を持つ名高い時計ブランドです。伝説の時計ニーナ・リントを含め、ポールルー ター、コンパックス、トリコンパックス・シリーズ、カブリオレといった象徴的なモデルで知られるユニ バーサル・ジュネーブは、その斬新なデザイン、申し分ない職人技術、そして1960年代の広告で「Couturier de la Montre(時計のデザイナー)」と称された由緒ある伝統の代名詞となっています。数十年にわ たる休眠期間を経て、ユニバーサル・ジュネーブは2023年、プライベート・インベストメント・ファームの パートナーズ・グループとCVCキャピタル・パートナーズによる買収を受けて新たな幕開けを迎え、 ブランドの復活を遂げました。この再始動により、ユニバーサル・ジュネーブの伝統が守られつつ、 新しいマニュファクチュールムーブメント、ブティック、そして印象的な時計デザインを取り入れるこ とになります。ブランドの再起は、コレクターコミュニティとの緊密な連携によって達成されました。 伝統を取り入れつつ革新的な復活を確実なものにしています。ユニバーサル・ジュネーブの歩み についての詳細は、今後のUG MAGAZINEにご期待ください。間もなくウェブサイトにて、特別な最新情報やインサイトを公開いたします。
2024年10月19日、第37回アメリカズカップで、エミレーツ・チーム・ニュージーランド(ETNZ)が防衛に成功し、見事、優勝を果たしました。オメガは1995年以来、エミレーツ・チーム・ニュージーランドと長きにわたりパートナーシップを結んでおり、彼らが史上5度目の“オールド・マグ”を手にしたことを誇りに思っています。
バルセロナで開催された今大会は、挑戦者のイネオス・ブリタニア チームと、防衛者であるエミレーツ・チーム・ニュージーランドの真っ向勝負が繰り広げられました。全9レースを戦ったニュージーランドチームは、最終的に7勝2敗で大差をつけて制し、その戦術的な正確さと最新鋭ボート設計の真価を示しました。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_982.jpgオメガ社 社長兼CEOのレイナルド・アッシェリマンは、「第37回アメリカズカップは、スリリングな大会でしたが、エミレーツ・チーム・ニュージーランドがふたたび、卓越したセーリング技術を披露してくれてとても嬉しいです。彼らは、オメガにインスピレーションを与え続けてくれています。グラント・ダルトン氏(ETNZ CEO)とチームがみせた素晴らしい水上でのパフォーマンスを称えたいと思います」と祝福しました。
アメリカズカップの歴史は1851年に遡り、国際スポーツ最古のトロフィーとして、長らく熾烈で壮絶な国際レースの源となってきました。オメガとアメリカズカップの歴史は、1995年に伝説的セーラーのピーター・ブレイク卿率いる、エミレーツ・チーム・ニュージーランドをオメガがサポートしたことが始まりです。
オメガはこれまで2000年、2003年、2021年のアメリカズカップのオフィシャルタイムキーパーを担い、そして2024年もその重要な役割を果たしました。さらに、2024年が初開催となったプイグ女子アメリカズカップと、ユニクレジット ユース アメリカズカップの新たに2つの世界トップレベル大会の計時も加わりました。新鋭クルーたちが揃う両大会は、彼らの真価が波の上で証明される機会となります。