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ブランドニュース A.ランゲ&ゾーネ(A. LANGE & SÖHNE) /sites/default/files/newsThumbnail/title_524.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_529.jpg

 この特別モデルほど、A.ランゲ&ゾーネが伝統の時計技法をさらに発展させ、高級時計業界に幾度となく新たな刺激を与えてきたことを明確に物語る時計はないと言っても過言ではないでしょう。2017年に発表された「トゥールボグラフ・パーペチュアル “プール・ル・メリット”」は、5種類の複雑機構を同時に搭載した他に例のない技術のマスターピースです。そしてこの度、フェルディナント・アドルフ・ランゲの功績を称えるため、内製したハニーゴールド製ダイアルにブラックロディウム仕上げを施し、ハニーゴールドケースに収めた限定エディションが製作されます。

 フェルディナント・アドルフ・ランゲが一大決心をして、ザクセンの山間の小さな町グラスヒュッテに懐中時計工房を設立したのは、1845年12月7日のことでした。それが、ザクセン高級時計産業の起源となりました。それを記憶にとどめるべく、A.ランゲ&ゾーネが“F. A.ランゲへのオマージュ”アニバーサリーコレクションを製作します。このコレクションは、1815 ファミリーの「1815 ラトラパント・ハニーゴールド」、「1815 フラッハ・ハニーゴールド」、「トゥールボグラフ・パーペチュアル・ハニーゴールド」の3モデルで構成され、いずれも製作数限定で展開されます。この特別エディションの一つ、50本限定のトゥールボグラフ・パーペチュアル・ハニーゴールドは、2017年に初めてチェーンフュジー機構、トゥールビヨン、クロノグラフ、ラトラパント、永久カレンダーの5種類の複雑機構を初めて1本の腕時計に搭載した「トゥールボグラフ・パーペチュアル “プール・ル・メリット”」に、特別な装飾仕上げを施したムーブメントと今までになかったダイアルを収めて登場します。


ハニーゴールドに気品あふれるレリーフ彫り
 A.ランゲ&ゾーネは、「トゥールボグラフ・パーペチュアル・ハニーゴールド “F. A.ランゲへのオマージュ”」のダイアルを、これまでとはまったく違うアプローチでデザイン・製作しました。ブラックロディウム仕上げを施したダイアルは、直径43mmのケースと同じ18Kハニーゴールド無垢製です。ダークカラーを背景に、浮彫りの数字と目盛りならびにロゴがくっきりと浮かび上がります。これらはダイアルに取り付けたのではなく、ダイアル表面から約0.15mm隆起しているのです。このレリーフ彫りによって、ダイアルが立体的な印象に仕上がり、この時計に独特の魅力を生み出しています。

 時刻とカレンダーを表示する針、そしてブラックロディウム仕上げのムーンディスクも、ダイアルと同じハニーゴールドで製作されました。ムーンディスクの艶々とした表面が少し盛り上がった二つの月を、手彫りの星々が縁取ります。ダイアルとムーンディスクは本社アトリエで製作されました。だからこそ、創造性に富んだデザインを完璧な形で実現できたのです。

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前代未聞の複雑さ
「トゥールボグラフ・パーペチュアル・ハニーゴールド “F. A.ランゲへのオマージュ”」のキャリバー L133.1は684個の部品からなり、比類なきほどに複雑な構造のムーブメントです。ラトラパント・クロノグラフを制御するコラムホイール、チラネジテンプ、そして手作業による仕上げまで、昔ながらの高級時計製作技法に則っています。この時計にグランド・コンプリケーションと命名しても、決して大げさではありません。ただしそれは、A.ランゲ&ゾーネがまだ、この名前を冠する時計を作っていなかったとすればの話です。その名前はすでに、2013年に発表され、世界でたった6本しか存在しない合計7つの複雑機構を搭載するマスターピース「グランド・コンプリケーション」に捧げられています。


複雑機構の五重奏
 2017年に発表された「トゥールボグラフ・パーペチュアル “プール・ル・メリット”」は、その年のSIHHジュネーブサロンで注目を集めました。このような形で5つの複雑機構を融合させた腕時計は、他に例がなかったからです。A.ランゲ&ゾーネはすでに2005年に、チェーンフュジー機構、トゥールビヨン、そしてラトラパント・クロノグラフを搭載した「トゥールボグラフ “プール・ル・メリット”」を製作していました。そこに永久カレンダーを加えるだけで、さらに200を超える部品が必要になるだけでなく、それによってムーブメントの動力の流れが根本的に変わるため、新たに設計し直す必要がありました。

 表示針付き永久カレンダーは、毎月の日数が異なるにもかかわらず2100年まで日付を正しく表示します。2100年にカレンダーを修正すれば、再び次の100年間、毎日正しい日付を示します。カレンダーは三つのサブダイアルで構成されています。12時位置の日付、9時位置の曜日を指す針はハニーゴールド製です。月とうるう年は3時位置のサブダイアルで表示に一つの表示として配置されています。日付針付き日付表示の上半分には、誤差が1日分に累積するのに122.6年かかる高精度のムーンフェイズ表示が見えます。

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 永久カレンダーとラトラパント・クロノグラフを連動させるのは、設計技師たちにとって至難の業でした。なぜなら、クロノグラフ機能の使用中にカレンダー表示が進むときに、機構が干渉し合うことも、振幅の低下によって歩度の安定性を損なうことも、あってはならないからです。ここで、A.ランゲ&ゾーネの高度に複雑なクロノグラフの開発における長年の経験が生かされます。ゴールドプレート仕上げのクロノグラフ針の上に重なるブルースチールのラトラパント針は、クロノグラフ針とは別れて一旦停止し、10時位置のボタンを押せばクロノグラフ針に追いつき再び一緒に動きます。このようにして、計時中に何度でもラップタイムをとることができます。サファイアクリスタルのシースルーバックからは、その切替えプロセスを制御する2個のコラムホイールの動きをつぶさに見ることができます。30分積算計が9時位置に配置され、クロノグラフ表示がすべて揃えられました。

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 トゥールビヨンとチェーンフュジー機構を相互に緻密に調整して連係させることにより、物理的に避けられない二つの干渉要因、すなわち重力と徐々に弱まるゼンマイのトルクが補正されています。A.ランゲ&ゾーネが、腕時計という小さな空間で初めてチェーンフュジーで動力を伝達することに成功したのは、1994年のことでした。フュジーと呼ばれる螺旋状の部品と香箱をチェーンで連結し、テコの原理を巧みに応用してゼンマイの動力を常時一定のトルクでムーブメントに伝えます。フュジー(均力車)に組み込まれた遊星歯車の働きにより、ゼンマイを巻き上げる時にも香箱から脱進機に途切れなく動力が伝達されます。

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アニバーサリーエディションならではの装飾仕上げ
 キャリバー L133.1には、職人が腕によりをかけ非常に丹念に仕上げ装飾が施されています。それらは、主要なディテールにおいて2017年モデルと異なります。アニバーサリーエディションでは洋銀製の受け部品の表面に粒状感を持たせ、ブランドロゴの刻印にブラックロディウム仕上げが施されています。クロノグラフ受けの手彫りの繊細な線もブラックロディウム加工で仕上げられています。それによって模様に立体感が生まれ、伝統的な機構に現代的な雰囲気を醸し出しています。

 工芸技能を駆使した装飾仕上げは、チェーンの線彫り模様にまで至ります。表面が曲面になっているトゥールビヨンの受け部分に施したブラックポリッシュは、最高度の技能と根気が要求される表面仕上げです。トゥールビヨンキャリッジを挟んで支持する2個のダイヤモンド受け石は、かつての最高品質クラス1Aの、F. A.ランゲ作の懐中時計を彷彿とさせます。当時のA.ランゲ&ゾーネの最高品質の証しであった、ゴールド製チラネジを付けたテンプ、受け石を固定するビス留め式ゴールドシャトンも使用されています。ムーブメントの仕上げ装飾に花を添えるのは、ハンドエングレービング入りテンプ受けに収まるダイヤモンド受け石です。ウォルター・ランゲとギュンター・ブリュームラインは、ブランドを再興すると同時に1Aと呼ばれる当時の最高品質基準を取り入れました。それはA.ランゲ&ゾーネの製品哲学として、伝統を現代に伝えています。

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TOURBOGRAPH PERPETUAL HONEYGOLD “Homage to F. A. Lange”
トゥールボグラフ・パーペチュアル・ハニーゴールド “F. A.ランゲへのオマージュ”

Ref:706.050FE
ケース径:43.0mm
ケース厚:16.6mm
ケース素材:18Kハニーゴールド®
ストラップ:手縫いのダークブラウンレザー、18Kハニーゴールド®製フォールディングバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.L133.1(ランゲ自社製)、36時間パワーリザーブ(完全巻上げ状態)、毎時21,600振動、52石(うち2石はダイヤモンド受け石)
仕様:時・分表示、トゥールビヨン、ラトラパント機能付きクロノグラフ、日付・曜日・月およびうるう年表示付き永久カレンダー、ムーンフェイズ表示、サファイアクリスタル風防(モース硬度9)、ブラックロディウム仕上げの18Kハニーゴールド®製ダイアル、レリーフ彫りの数字および目盛り
限定:世界限定50本
参考価格:500,000ユーロ(ドイツVAT19%含む)
発売予定:2020年11月

ブランドニュース A.ランゲ&ゾーネ(A. LANGE & SÖHNE) /sites/default/files/newsThumbnail/title_523.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_528.jpg

 新たに開発された「1815 ラトラパント・ハニーゴールド “F. A.ランゲへのオマージュ”」は、3モデルで展開するアニバーサリーコレクションの一つです。このラトラパント・クロノグラフは製作数100本限定エディションで、A.ランゲ&ゾーネ・ブティックでのみ販売されます。この時計の主役は、モデル名になっている複雑機構です。ハニーゴールドケースにブラックのダイアルを収め、ムーブメントには特別モデルならではの仕上げ装飾が施されています。

 フェルディナント・アドルフ・ランゲが1845年12月7日に設立した最初の懐中時計工房は、類例がないほどのサクセスストーリーの原点となりました。起業した当時はささやかな工房でしたが、19世紀の隆盛期を経て、フェルディナント・アドルフ・ランゲの曾孫ウォルター・ランゲがドイツ再統一と同時にブランドを再建するまで、時計師一族ランゲ家は、4世代以上の長きにわたってザクセン高級時計産業に多大な影響を与えてきました。

 ザクセンの地に高級時計産業が誕生してから175周年を記念し、A.ランゲ&ゾーネが1815 ファミリーの3モデル、「1815 ラトラパント・ハニーゴールド」、「1815 フラッハ・ハニーゴールド」、「トゥールボグラフ・パーペチュアル・ハニーゴールド」を限定エディションとして製作します。これら3モデルはいずれも、フェルディナント・アドルフ・ランゲの誕生年にちなんで名付けられた1815 ファミリーのメンバーです。このアニバーサリーコレクションのモデル名に付けた“F. A.ランゲへのオマージュ”は、創業者への敬意を表しています。

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類い希なカラーコンビネーション
「1815 ラトラパント・ハニーゴールド “F. A.ランゲへのオマージュ”」のハニーゴールドケースの直径は41.2mmです。そのA.ランゲ&ゾーネのためだけに開発されたケース素材の特徴は、特に高い硬度と温かみのある光沢です。この度、ハニーゴールドを初めてシルバー無垢製のブラックダイアルと組み合わせ、現代的な魅力を醸し出しています。


格別な複雑機構
 この時計は、A.ランゲ&ゾーネのラトラパント・クロノグラフとしては6作目ですが、この複雑機構だけに絞り込んだモデルはこれが初めてです。このメカニズムは、高級時計製作の世界で最も複雑な機能に数えられます。ダイアルの中央から伸びる上下に重なったクロノグラフ秒針とラトラパント秒針は、1分までのラップタイムを何度でも測ることができます。ラトラパント秒針の下にあるクロノグラフ秒針は、ピンクゴールドプレート仕上げのスチール製で、ロディウム仕上げのスチール製ラトラパント秒針と重なって動きます。2時位置のボタンを押すと、この2本の針が同時にスタートします。ラトラパント秒針は、クロノグラフ秒針とは別に一旦停止した後、再びクロノグラフ秒針に追いついて一緒に動くことができます。このプロセスにちなんでフランス語の「追いつく」を意味する動詞rattrapareをもとに、rattrapante(ラトラパント)という名前が付けられました。この機能の操作は、10時位置にあるボタンで行います。計時中にこのボタンを押すと、クロノグラフ秒針は動き続けますがラトラパント秒針が停止するので、ラップタイムを読み取ることができます。もう一度ボタンを押すと、ラトラパント秒針がクロノグラフ秒針に追いついて、再び上下に重なったまま動きます。この手順で、何度でもラップタイムを計ることができます。

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新しい自社製キャリバー
 複雑なラトラパント・クロノグラフ機構は、新たに開発された手巻きキャリバー L101.2のムーブメント側にあります。タイムおよびラップタイム計測を制御するために、2個のコラムホイールを用いる伝統的かつ高精度な方式が採用されました。サファイアクリスタルのシースルーバックから、ラップタイムを読み取れるようにラトラパント秒針を停止位置に固定するラトラパント・クランプとコラムホイールによる精密な切替えプロセスをつぶさに見ることができます。ゼンマイを完全に巻き上げると、香箱に58時間のパワーリザーブが蓄えられます。ランゲ自社製フリースプラング式ヒゲゼンマイは、同じく自社製のチラネジテンプと連係して、毎時21,600振動(3ヘルツ)で安定した歩度を約束します。

アニバーサリーエディションのための仕上げ装飾
 365個の部品を手作業で組み立てたムーブメントには、フェルディナント・アドルフ・ランゲが自身の手によるムーブメントを見まがいようのないものにしようと考案した基準に準拠して仕上げ装飾を施しています。洋銀製の受け部品の粒状感を持たせた表面仕上げは、1Aクオリティーと呼ばれる最高品質を誇った往年のランゲ製懐中時計を思い起こさせます。それらの懐中時計は、特にゴールドのチラネジが付いているテンプ、受け石を固定するビス留め式ゴールドシャトン、そしてハンドエングレービング入りテンプ受けを特徴としていました。これらの伝統ある品質の証しは、現在製作されるA.ランゲ&ゾーネの多数の時計にも見ることができます。

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 ラトラパント・クロノグラフのレバー、バネおよび裏押さえなどの可動部品の上側を線彫り模様で飾る一方、周囲の面取り部分を光沢研磨しています。角度の鋭い内側隅の面取り部分の研磨は、特に難しい作業です。この研磨は、このようなムーブメントにどれほど細かな手作業と多大な労力がかけられているかを如実に物語ってくれます。このような完成度の高い仕上げは、鋭利な特殊工具を使いこなせる経験豊かな仕上げ職人だからこそ成せる技なのです。最も気を遣うのは、表面に粒状感を持たせた受け部品の組立工程です。なぜなら、この表面は極小さな傷が付いただけでも台無しになってしまうからです。

 テンプ受けとクロノグラフ受けに手彫りで描いたエングレービング模様の繊細な線と受けに刻まれた文字には、ブラックロディウム加工を施しています。ガルバニックコーティングのこの深い色調により、エングレービングに立体感が生まれます。伝統の仕上げ技法を先端技術で再現するための工夫にも、A.ランゲ&ゾーネの「決して立ち止まらない」という決意が表れています。

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1815 RATTRAPANTE HONEYGOLD “Homage to F. A. Lange”
1815 ラトラパント・ハニーゴールド “F. A.ランゲへのオマージュ”

Ref:425.050
ケース径:41.2mm
ケース厚:12.6mm
ケース素材:18Kハニーゴールド®
ストラップ:手縫いのダークブラウンレザー、18Kハニーゴールド®製ピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.L101.2(ランゲ自社製)、58時間パワーリザーブ(完全巻上げ状態)、毎時21,600振動、36石
仕様:時・分表示、ストップセコンド機能搭載スモールセコンド、30分積算計付きラトラパント・クロノグラフ、タキメータースケール、サファイアクリスタル風防(モース硬度9)、シルバー無垢製のブラックダイアル
限定:世界限定100本、ブティック限定
予価:14,750,000円(税抜)
発売予定:2020年11月

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 A.ランゲ&ゾーネが、フェルディナント・アドルフ・ランゲがザクセン高級時計産業の礎となった時計工房を設立してから175年目を祝し、特別モデル「1815 フラッハ・ハニーゴールド “F. A.ランゲへのオマージュ”」を製作します。この二針時計は製作数175本の限定版で、ランゲが専用使用権を有する素材ハニーゴールド製ケースに、ホワイトエナメル仕上げのダイアルと特別な装飾模様で仕上げたムーブメントが収められています。

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 1845年12月7日は、山間の小さな町グラスヒュッテの歴史を大きく変えることになった日です。この日、30歳のフェルディナント・アドルフ・ランゲが、ドレスデン南方のかつて鉱業で繁栄したこの地に初めての懐中時計工房を開業し、ザクセン高級時計産業の礎を築いたのです。それを記念して、A.ランゲ&ゾーネがモデル名に“F. A.ランゲへのオマージュ”の名を持つ「1815 ラトラパント・ハニーゴールド」、「トゥールボグラフ・パーペチュアル・ハニーゴールド」、そして「1815 フラッハ・ハニーゴールド」の3モデルを限定エディションとして展開します。これら3モデルはいずれも、フェルディナント・アドルフ・ランゲの誕生年にちなんで名付けられた1815 ファミリーのメンバーです。

 多数の伝統要素を取り入れた「1815 フラッハ・ハニーゴールド “F. A.ランゲへのオマージュ”」は、かつてランゲが名声を誇った懐中時計を想起させます。この時計はそれだけでなく、フェルディナント・アドルフ・ランゲがデザインと開発において常に心がけていた2点、すなわち完璧さと明快さも持ち合わせています。

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清楚さに気品があふれるデザイン
 直径38mm、厚さわずか6.3mmのケースは、針およびバックルと同じように、A.ランゲ&ゾーネが専用使用権を有するハニーゴールド製です。この素材は、特殊な配合と熱処理によって他の18K金合金よりも硬く傷つきにくい性質を有します。ハニーゴールドが初めて採用されたのは、2010年に発表されたアニバーサリーエディション “165周年記念―F. A.ランゲへのオマージュ”の3モデルでした。この金合金の特徴は温かみのある光沢で、これまでに発表されたハニーゴールド仕様の時計は8本の限定エディションのみです。

 このまれに見るケースに、艶やかなホワイトエナメルで仕上げたツーパーツ構成のダイアルが映えます。明るい地色に、ダークブラウンでプリントされたアラビア数字とおなじみの線路をイメージしたレイルウェイモチーフの分目盛りがくっきりと浮かび上がります。

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最高水準の技能で仕上げたムーブメント
 シンプルかつ完全無欠 ― 「1815 フラッハ・ハニーゴールド “F. A.ランゲへのオマージュ”」の自社製キャリバー L093.1は、ランゲの理念を現代風に解釈したムーブメントです。厚さわずか2.9mmという手巻きムーブメントが72時間にもおよぶパワーリザーブを蓄えるという事実は、薄型設計と大きな動力が対立しないことを示しています。ランゲ自社製フリースプラング式ヒゲゼンマイと昔ながらのチラネジテンプの連係により、毎時21,600振動で最善の歩度を約束します。

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 167個の部品を手作業で仕上げ組み立てたムーブメントは、フェルディナント・アドルフ・ランゲが実践した技法へのオマージュです。洋銀製の4分の3プレートの表面は、A.ランゲ&ゾーネの定番モデルに通常用いられるグラスヒュッテストライプとは異なり、粒状感を持たせて仕上げています。この表面仕上げは、往年のランゲ製懐中時計によく見られる技法です。丸穴車と角穴車は輪列受けに見えるように取り付けられ、非の打ち所のない円模様の装飾研磨で仕上げられています。手焼きによって青く染められた3個のビスで固定されたゴールドシャトンは、動力が香箱から調速機へ伝わってゆく道筋を示します。目には見えない品質の証しの一つは、ムーブメントの手作業による二度組みです。それによって、機械的にも見た目の美しさも完璧に仕上げることができるのです。

 テンプ受けの手彫りのエングレービングは、ランゲ自社製キャリバー一つひとつに刻まれた銘のようなものです。その花模様を描く極細の線を、地板の刻印と同じように、ブラックロディウム加工で仕上げました。ガルバニックコーティング層の濃い色調は、ダイアルにプリントされたグレーの文字と違和感なく調和するとともに、エングレービングを立体的に浮かび上がらせます。

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1815 THIN HONEYGOLD “Homage to F. A. Lange”
1815 フラッハ・ハニーゴールド “F. A.ランゲへのオマージュ”

Ref:239.050
ケース径:38.0mm
ケース厚:6.3mm
ケース素材:18Kハニーゴールド®
ストラップ:手縫いのダークブラウンレザー、18Kハニーゴールド®製ピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.L093.1(ランゲ自社製)、72時間パワーリザーブ(完全巻上げ状態)、毎時21,600振動、21石
仕様:時・分表示、サファイアクリスタル風防(モース硬度9)、ホワイトエナメル仕上げの銅ダイアル
限定:世界限定175本
予価:3,740,000円(税抜)
発売予定:2020年9月

ブランドニュース モーリス・ラクロア(MAURICE LACROIX) /sites/default/files/newsThumbnail/title_PT6428_SS001_320_1_PR.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_PT6428_SS001_320_1_PR.jpg

 2020年の新作としてモーリス・ラクロアより「ポントス モノプッシャー クロノグラフ」が登場します。

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  500本限定シリーズの「ポントス モノプッシャー クロノグラフ」はさまざまな印象をもたらし、一見して想像で きない奥行きを演出しています。シングルプッシュボタンを備えた自動巻きクロノグラフキャリバー ML166 は、複雑機構の進化の歴史を物語ると同時に、より優れた美を追求しています。ユニークなプッシュボタンが アシンメトリーを形成し、通常クロノグラフに見られるコードと一線を画しています。

「ポントス モノプッシャー クロノグラフ」についてクラッシックという言葉だけでは語ることはできませ ん。41mmというサイズは紛れもなく現代的で、ステンレススティールへの処理も同様です。モーリス・ラク ロアは、これにPVDコーティングを施すことで、耐久性のあるブラックカラー、摩耗耐性、傷耐性、そして一 切の妥協を排した外観を保証しています。文字盤はグラデーションになっており周囲のブラックは中央に向かって段々と明るくなり、中心部はミドルグレーになっています。その途中でレッドのテレメーターとブルー のタキメーターが姿を現します。

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 この2つの目盛りがクロノグラフの分カウンターおよびスモールセコンドと交わることで、伝統的な時計の愛 好家から高い評価を受ける複雑なモチーフを描き出しています。これらの表示はムーブメントの装飾(ペルラージュ模様/コート・ド・ジュネーブ装飾)、サファイアクリスタルのケースバックから見えるローター(サンレイ仕上げ/コート・ド・ジュネーブ装飾)を際立てます。

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PONTOS MONO-PUSHER CHRONOGRAPH
ポントス モノプッシャー クロノグラフ

Ref.:PT6428-SS001-320-1
ケース径:41mm
ケース素材:ステンレススティール(ブラックPVD)
ストラップ:ブラック カーフレザー、ステンレススティール製ブラックPVDフォールディングクラスプ
防水性:10気圧
ムーブメント:自動巻き、Cal.ML166、58時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、23石
仕様:時・分表示、9時位置にスモールセコンド、9時位置にスモールセコンド、6時位置に日付表示、クロノグラフ針による秒表示、3時位置に30分カウンター、ブラックのサンブラッシュ仕上げダイアル、スネイル仕上げとサンドブラストを施したカウンター
限定:500本
価格:395,000円(税抜)
発売予定:2020年11月

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2020 New Model | Armin Strom
2020年 アーミン・シュトローム新作情報


2020年 アーミン・シュトローム新作情報




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      ブランドニュース モーリス・ラクロア(MAURICE LACROIX) /sites/default/files/newsThumbnail/title_PT6388_ambiance.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_PT6388_ambiance.jpg

       2020年の新作としてモーリス・ラクロアより「ポントス クロノグラフ」が登場します。

        2000年に発表されたポントスが、再びスポットライトを浴びて誕生20周年を盛大に祝します。この機会に同コレクションは、ヴィンテージなオーラを纏った限定シリーズ「ポントス クロノグラフ」という卓越したモデルをラインナップに加えます。現代的でエレガントなスピリットを宿した新作モデルには、モーリス・ラクロア デザインの証が刻まれています。ポントスのディテール、装飾、コントラスト、力強いラインのすべてが、洗練された装いをさりげなく演出する時計を称えています。

       誕生以来、同コレクションのスピリットはラインとケースによって体現されてきました。現代的かつ伝統的 な時計のコードを尊重し、常識と小手先のデザインに捉われないそのスピリットは洗練を極めています。

       “時の流れを超えた困難な探求”というポントスのパーソナリティは、豊かなディテールに彩られたラウンド型ケー スによって表現されており、リューズを保護してスマートなアシンメトリーを形成するリューズガードによって際立っています。このプロテクションによって、クロノグラフのプッシュボタンのフォルムを描いています。

       また、滑らかなベゼルはわずかに傾斜しており、表面はポリッシュ仕上げ、そして繊細なエッジにはサテン仕上げが施されています。螺旋状の刻み目があしらわれたリューズは、ポントスにモーリス・ラクロアのデザインを象徴する現代的な雰囲気をもたらしています。さらに、ワシの嘴をイメージさせるフォルムのダブルラグは、1段目にサ テン仕上げ、2段目(外側と下側)にポリッシュ仕上げが施されています。

       ポントスの直径43mmのステンレススティール製ケースの中では、自動巻きクロノグラフキャリバー ML112がポントスにもうひとつのディメンションを与えています。ホワイトラッカーが採用された文字盤には、アワーインデックスに代わり、初めて植字によるアラビア数字があしらわれました。

      「ポントス クロノグラフ」は、もはやモーリス・ラクロアのスタイルの定番とも言える奇抜な色彩のバランスを際立たせています。ホワイトダイアルは鮮やかなブルーのアクセントにより鮮やかなコントラストを成しています。こうした色彩、テクスチャー、アラビア数字の丸みを帯びたしなやかなタイポグラフィが、「ポントス クロノグラフ」のアイデンティティの中枢を担う、生き生きとした現代的でスポーツシックな力強いデザインを生み出しています。

       ホワイトとブルーカラーは、クロノグラフの表示を担う部分的にスケルトン加工を施した針や、6時と12時位置のカウンターにもあしらわれています。また、モーリス・ラクロアのロゴ「M」を配したブルーのカーフスキンストラップと、3連ステンレススティール製ブレスレットを採用しています。そしてステンレススティール製ブレスレットは、サテン/ポリッシュ仕上げを交互に組み合わせることで輪郭を浮き立たせる、ケースと同じ装飾を纏っています。さらにケースバックには、コレクションの20周年を記念したエングレービングが刻まれています。

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      PONTOS CHRONOGRAPH
      ポントス クロノグラフ

      Ref.:PT6388-SS001-120-4
      ケース径:43mm
      ケース素材:ステンレススティール
      ストラップ:ブルーのカーフレザー、ロジウムプレ-トのMロゴ、ステンレス製ダブルフォールディングバックル
      防水性:10気圧
      ムーブメント:自動巻き、Cal.ML112、42時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、21石
      仕様:時・分表示、9時位置にスモールセコンド、6時位置に日付表示、ストップウォッチ、秒カウンターが中心針、30分カウンターが12時位置、12時間カウンターが6時位置、光沢のあるホワイトラッカー仕上げダイアル
      価格:280,000円(税抜)
      発売予定:2020年11月

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      PONTOS CHRONOGRAPH
      ポントス クロノグラフ

      Ref.:PT6388-SS002-120-1
      ケース径:43mm
      ケース素材:ステンレススティール
      ストラップ:ステンレススティール製3連メタルブレスレット、ステンレス製ダブルフォールディングバックル
      防水性:10気圧
      ムーブメント:自動巻き、Cal.ML112、42時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、21石
      仕様:時・分表示、9時位置にスモールセコンド、6時位置に日付表示、ストップウォッチ、秒カウンターが中心針、30分カウンターが12時位置、12時間カウンターが6時位置、光沢のあるホワイトラッカー仕上げダイアル
      価格:295,000円(税抜)
      発売予定:2020年11月

      ブランドニュース モーリス・ラクロア(MAURICE LACROIX) /sites/default/files/newsThumbnail/titlePT6358_SS002_23E_1.jpg /sites/default/files/newsMainImage/titlePT6358_SS002_23E_1.jpg

       2020年の新作としてモーリス・ラクロアより「ポントス デイ デイト」が登場します。

        2000年に発表されたポントスが、再びスポットライトを浴びて誕生20周年を盛大に祝します。この機会に、 同コレクションは、ヴィンテージなオーラを纏ったデイデイトモデルをライン ナップに加えます。現代的でエレガントなスピリットを宿した新作モデルにはモーリス・ラクロア デザ インの証が刻まれています。ポントスのディテール、装飾、コントラスト、力強いラインのすべてが、洗練された装いをさりげなく演出する時計を称えています。

        2017年から進化を遂げてきたポントスシリーズの最初のモデル「ポントス デイデイト」に新作モデルが加 わります。しかし、この41mmのモデルに採用されたデザインのディテールは、三角形のインデックス、切り立った ミニッツトラック、文字盤の6時と12時位置の日付と曜日表示を配した切れ込み、精確なデザインを描くわずかに 台形型の針など、もとのまま変更されていません。 美しい装飾の文字盤に巧みに配置された、これらの幾何学的なエレメントが生み出すエフェクトは確かな現代性 を示しています。時代を超越したこのエフェクトによって、ポントス デイデイトは正真正銘のタイムレスなタイムピースとなっています。 またポントス デイデイトは、植字によるロゴや、ピンクゴールドカラーの針とインデックスの温もりを演出する、控え目なサンレイ仕上げのシルバーダイアルを採用しています。3連ステンレススティール製ブレスレッ トを備えたポントス デイデイトは、モダンなツイストを固持しつつ 究極のエレガンスを極めています。

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      PONTOS DAY DATE
      ポントス デイ デイト

      Ref.:PT6358-SS002-23E-1
      ケース径:41mm
      ケース素材:ステンレススティール
      ストラップ:ステンレススティール製3連メタルブレスレット、ステンレス製ダブルフォールディングバックル
      防水性:10気圧
      ムーブメント:自動巻き、38時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、26石
      仕様:時・分・秒・デイデイト表示、シルバーダイアル(サンブラッシュ仕上げ、サンドブラスト仕上げ)
      価格:195,000円(税抜)
      発売予定:2020年11月

      TOMPKINS 佐野 (トンプキンス 佐野)(R0052) TOMPKINS 水戸 (トンプキンス 水戸)(R0171) カテゴリなし /sites/default/files/tenpoContentThumbnail/tompkins_breitling_title.jpg ブライトリング デイ&フェア DAY / 2020年9月12日(土)、13日(日)、14日(月)、FAIR / 2020年9月12日(土)~27日(日)|栃木県:トンプキンス 佐野、茨城県:トンプキンス 水戸

      ブライトリング デイ
      ※トンプキンス佐野店のみで開催
      2020年9月12日(土)、13日(日)、14日(月)

      ブライトリング フェア※2店同時開催
      2020年9月12日(土)~27日(日)
      栃木県:トンプキンス 佐野、
      茨城県:トンプキンス 水戸

      ブライトリング デイ&フェア DAY / 2020年9月12日(土)、13日(日)、14日(月)、FAIR / 2020年9月12日(土)~27日(日)|栃木県:トンプキンス 佐野、茨城県:トンプキンス 水戸

      創業から136年を迎えた近代クロノグラフの創始者「ブライトリング」
      2020年新作・限定モデルが佐野・水戸に上陸。北関東最大級の品揃え「トンプキンス」2店、フェア同時開催。


      スイスの機械式時計ブランドの中でも豊かな歴史を持つブライトリング。近代クロノグラフの創始者として築き上げた航空界との絆をはじめ、陸・海・空の様々なフィールドでプロフェッショナルに支持されています。19世紀の創業当初から、ブライトリングは精度、性能、卓越したデザインに全力を傾けてきました。そしてスタイル、目的、アクションを伴う男性・女性のための真の正統派ブランドとしての歩みを続けています。トンプキンスでは世界でわずか数百本しか製造されないという稀少モデルや、日本のためにつくられた特別仕様のフラッグシップモデルなどを一堂に集めて、ブライトリング・フェアを開催。一期一会。この期間この場所でしか出逢えない特別なブライトリングを体感することができます。


      ブライトリング デイ&フェア詳細

      【ブライトリング デイ】※トンプキンス佐野店のみで開催
      開催期間:2020年9月12日(土)、13日(日)、14日(月)
      開催会場:トンプキンス 佐野


      【ブライトリング フェア】※2店同時開催
      開催期間:2020年9月12日(土)~27日(日)
      開催会場:トンプキンス 佐野、トンプキンス 水戸

      Recommended Models | おすすめモデル

      • NEW|日本限定モデル|
        BREITLING
        クロノマット B01 42 ジャパン エディション

        価格:890,000円(税抜)

      • NEW|日本限定モデル|
        BREITLING
        ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 ジャパン エディション

        価格:1,040,000円(税抜)

      • NEW
        BREITLING
        アベンジャー クロノグラフ 43

        価格:608,000円(税抜)

      • NEW|期間限定生産モデル|
        BREITLING
        スーパーオーシャン ヘリテージ’57

        価格:495,000円(税抜)

      • BREITLING
        スーパーオーシャン オートマチック 44

        価格:460,000円(税抜)

      • BREITLING
        プレミエ B01 クロノグラフ 42

        価格:910,000円(税抜)

      • NEW
        BREITLING
        ナビタイマー オートマチック 35

        価格:950,000円(税抜)

      • NEW|世界限定1953本|
        BREITLING
        AVI REF.765 1953 リ・エディション

        価格:900,000円(税抜)

      ※価格は2020年9月9日時点での税抜価格です。


      tenpocontent ブライトリング(BREITLING)
      566 /sites/default/files/staticContentThumbnail/top_121.jpg _self 26 770

      2020 New Model | ROLEX
      2020年 ロレックス新作情報

      新型ムーブメント搭載サブマリーナーや
      41mm径オイスター パーペチュアル登場!

       2020年のロレックス(ROLEX)の新作で注目すべきトピックはふたつ。まず「オイスター パーペチュアル サブマリーナー(OYSTER PERPETUAL SUBMARINER)」に新型ムーブメントCal.3230が搭載。ケース径は従来より1mmアップの41mmで、このサイズは同時発表の「オイスター パーペチュアル サブマリーナー デイト」も同じ(こちらの搭載ムーブメントはCal.3235)。もうひとつはオイスター パーペチュアルコレクションに新たに登場した「オイスター パーペチュアル 41(OYSTER PERPETUAL 41)」。当コレクションでは最大のサイズとなる41mmケースには、シルバーとブラックのダイアルなどが用意され、1926年発表の初代オイスター直系モデルの風格を漂わせている。このほか「オイスター パーペチュアル デイトジャスト 31(OYSTER PERPETUAL DATEJUST 31)」にはホワイトロレゾールの新モデル、「オイスター パーペチュアル スカイドゥエラー(OYSTER PERPETUAL SKY-DWELLER)」はオイスターフレックス ブレスレット装備のモデルが登場した。


        文:田中克幸 / Text:Katsuyuki Tanaka
        ※表記は2020年9月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
        ※2020年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。


          208440 208460 208462 208464 0 staticcontent
          ブランドニュース オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET) /sites/default/files/newsThumbnail/title_521.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_526.jpg

           オーデマ ピゲがイギリスのラグジュアリーファッションブランド、ラルフ&ルッソとの新たなパートナーシップ締結を発表しました。オーデマ ピゲがクリエイティブな他分野との対話を追求する中で決定した今回のコラボレーションは、ともに家族経営であり、強固な独立精神と伝統のクラフツマンシップや創造性、改革を大切にする姿勢をブランドの推進力とする、2つの企業を結びつけるものです。


           2020年秋、パートナーシップの第一歩としてオーデマ ピゲの最新作、ロイヤル オークとロイヤル オーク コンセプトがラルフ&ルッソ2021年春夏のプレタポルテコレクションに登場します。このユニークな競演は、互いの職人技と洗練を映し出す両ブランドの最新コレクションのハイライトとなるでしょう。

           今秋のラルフ&ルッソとオーデマ ピゲのコラボレーションでは、高級時計の世界とラグジュアリーファッションの世界の間に自然発生する相乗効果という、特別な視点を提供します。独創的なデザインと、伝統的な技法が生み出す高い技術的精度を融合した職人技は、両ブランドの根幹を成すものです。研鑽を積んだ職人たちと、伝統と新進の各分野における専門家で構成されるチームと共に、ラルフ&ルッソとオーデマ ピゲは、唯一無二の感情という言葉を通じて世界中の人々をひとつに繋ぎ、また、それぞれの分野で他の先駆けとなるトレンドを創造するべく、さらなる技法の開発、再考を一貫して続けていきます。

           フランソワ-アンリ・ベナミアス CEOは次のように語ります。 「オーデマ ピゲは、職人たちの活力となるような他分野とのコラボレーションを推進してきました。ラルフ&ルッソとのパートナーシップは自然な流れで決定しました。タマラ・ラルフとマイケル・ルッソと初めて対面した時、シンプルでありながらオーセンティックな才能が最高の水準で体現されていたことに衝撃を受けました。既にオーデマ ピゲの時計とラルフ&ルッソのすばらしいデザインを何度も組み合わせていたお客様にとっては、実は今回のパートナーシップまで2つのブランドの出会いを待つ必要はなかったということに気づいた時は楽しかったですね!」

           タマラ・ラルフ、ラルフ&ルッソ クリエイティブディレクターとマイケル・ルッソ、CEOは次のように語ります。「私たちは長年、オーデマ ピゲのすばらしい時計とその顧客のファンだったので、このパートナーシップが秘める可能性に心躍る思いでした。オーデマ ピゲに対する個人的な親近感だけでなく、両ブランドの、妥協しないクラフツマンシップと時を経ても古くならない唯一無二のスタイルの創出にかける思いを通じて、強い絆と連携を感じています。それぞれのブランドに対し同じ価値観と精神を共有する私たちの関係が新たに始まり、長く発展することを願うと同時に、今秋オーデマ ピゲとともに、ランウェイで両ブランドのパートナーシップについて公式に発表できることを楽しみにしています。」

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          細めの手首のためのロイヤル オーク新作モデル

            ラルフ&ルッソのプレタポルテコレクションに登場するのは、オーデマ ピゲが細めの手首に合わせて考案した34ミリのロイヤル オーク最新モデルです。ステンレススティールと18Kピンクゴールドを用いた、スタイルの異なる4モデルのラインナップとなっています。

           18Kピンクゴールドモデルには、ダイヤモンドがセットされたベゼルとシルバーカラーのギヨシェ彫り「グランド・タペストリー」模様のダイヤルが採用されました。ロイヤル オークのトレードマークのひとつであるダイヤルのギヨシェデザインは、複雑な製作工程から生み出されますが、現在では時計学校で教えられておりません。1970年代に歴史を遡る彫刻盤が、型版と同じモチーフを再現することで、ダイヤルの薄い金属の地板に小さな正方形が彫り出されていきます。なめらかな「織り模様」のように、正方形を区切る細い溝に小さな菱形が同時に切り出されることにより、タペストリーのようなデザインが生まれます。高度な技巧と正確性が必要とされる工程です。

           ステンレススティールの2モデルには、シルバーカラーまたはブルーグレーの「グランド・タペストリー」模様のダイヤルが採用されています。ブルーグレーダイヤルのモデルには、さらにダイヤモンドがセットされたベゼルが合わせられています。

           また、ステンレススティール製のケースとブレスレットに18Kピンクゴールド製のベゼルとブレスレットのコマを組み合わせた、エレガントなコンビカラーモデルも登場しました。このモデルには、シルバーカラーの「グランド・タペストリー」ダイヤルが採用されています。

           新しい自動巻きムーブメントであるキャリバー5800と、この34ミリモデルのために特別に開発されたローターが搭載された4モデルが加わることにより、自動巻きとクォーツのロイヤル オークコレクションがさらに充実することになります。

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          ロイヤル オーク コンセプト フライング トゥールビヨンに女性らしいスタイルが新たに登場

           ラルフ&ルッソの新作コレクションをさらに引き立てるのが、ロイヤル オーク コンセプトの洗練された女性らしいデザインと複雑なマイクロ工学の融合を追求したロイヤル オーク コンセプト フライング トゥールビヨンです。

           K18ピンクゴールドとK18ホワイトゴールドで展開されるロイヤル オーク コンセプト フライング トゥールビヨンの新作では、輝きを放つフロステッドゴールド仕上げのケースに、幾重にも重なる層から成る現代的なダイヤルが合わせられています。ロイヤル オーク コンセプトのケースとしては初めて、ジュエリーデザイナーのキャロリーナ・ブッチとともにオーデマ ピゲの時計の装飾に取り入れたフィレンツェの伝統的なジュエリー技法である、フロステッドゴールド仕上げが採用されました。先端にダイヤモンドのついた治具で仕上げることで金の表面に細かな加工を施し、まるでダイヤモンドダストのように、貴石にも似た輝きをもたらす効果が生まれます。ベゼルのポリッシングされた面取り部分とフロステッドゴールド仕上げとの相乗効果により、遠くからでも注目を惹きつけるとともに、時計のデザインコードをより際立たせています。

           揺らめくように輝くケースが取り囲むのは、6時位置のフライングトゥールビヨンケージを起点に4つの円がブルーの陰影を描きながら水紋のように広がる、多層構造のダイヤルです。陰影のニュアンスやサンバーストモチーフが、ダイヤルの品格や深みを引き立てます。さらに、エレガントなタッチを添えるブリリアントカットダイヤモンドを冠した、オープンワークによるゴールドカラーの円環状のフライングトゥールビヨンケージも、コンテンポラリーなデザインを体現しています。現代的なデザインを純粋に追い求め、ダイヤル上にアワーマーカーは設置されていません。

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           伝統と現代性を兼ね備えたこれらのモデルには、自社製の手巻きキャリバー2964が搭載されています。現代において、時計への重力の影響を均一化させる高度な複雑機構であるフライングトゥールビヨンは、時計づくりという芸術の最も傑出した表現のひとつに数えられています。製作に必要とされる技術を持つのは、高度な専門性を備えた限られた人数の時計師のみです。ケースバックから見ることのできるムーブメントの円状のモチーフは、ダイヤルの模様を想起させます。交互に施されたサンドブラスト仕上げとサテン仕上げもまた、フロステッドゴールドケースとサンバーストのダイヤルの仕上げを彷彿とさせます。

           さらに、この非常に現代的な2モデルをエレガントに引き立てるのは「大きな竹斑模様」のブルーアリゲーターストラップです。細部にまでクチュール感を緻密に追求し、ストラップに合わせるフォールディングバックルにもフロステッドゴールド仕上げが施されています。

          「ル・ブラッシュの自然が生み出し、人とともに生きていく」

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          ラルフ&ルッソ

           2010年にロンドンでタマラ・ラルフとマイケル・ルッソが設立したラルフ&ルッソは、パリ・オートクチュール組合のおよそ100年の歴史において、イギリスのブランドとして初のゲストメンバーに選出されたことで世界的に知られるラグジュアリーブランドです。ラグジュアリーなアクセサリーやプレタポルテ、クチュールに特化し、女性らしく現代的な唯一無二のデザインで人気を集めています。世界中の女性から愛されるラルフ&ルッソは、クラフツマンシップに基づく革新と職人技の持つ価値を大切にするブランドです。タマラ・ラルフの着想による、ストーリーテリングや実験的手法、伝統的な職人技にフォーカスしたコレクションは高い評価を得ており、フェミニンでありながら個性的なメゾンらしさがひと目で認識できるデザインを創造するタマラの才能により、一貫したブランド文化が生まれ、着実な未来予想図が構築されています。

           メゾンの強みは一貫性とまとまりが感じられるデザインであり、近年、その強みはプレタポルテ、レザーアイテム、シューズという3つの主力商品カテゴリーにも反映されています。全てのコレクションにおいて、顧客の強いニーズを集約しそれに応えると同時に、ブランドの姿勢を体現するアイコニックな商品が展開されています。ralphandrusso.com/

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