リシャール・ミルがイノベーションへのたゆまぬ探求により生み出した新作RM 65-01は、極めて複雑な構造を持つスポーツウォッチでありながら、日常のあらゆる場面で使用できるようにデザインされた技術の結晶です。
5年に及ぶ開発の集大成であるこの自動巻きスプリットセコンド クロノグラフは、リシャール・ミルのアトリエから生み出された今までの作品の中でも最も複雑なタイムピースとなります。限定品でないにもかかわらず、時計製造の真骨頂を極めた秀作です。このモデルには、いくつかの機能が付加され、建築的構造と崇高な美しさをも備えるという、ブランドの技術力が結実しています。忍耐、技術、不屈の努力が求められる機械式時計製造に対する究極の挑戦とも言えるものです。
21世紀を見据えたこのクロノグラフは、毎時36,000振動(5Hz)というハイビートの可変慣性テンプを備え、長時間にわたり優れた計時精度と1/10秒にいたるまでを計測するストップウォッチ機能を備えています。まさしくレーシングマシンのような、リシャール・ミルでは初の中間タイムを計測するためのスプリットセコンド針を備えた自動巻きムーブメントです。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_124.jpg搭載されているムーブメントは、ヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエとのパートナーシップにより開発されたもので、6歯コラムホイールを備えた垂直クラッチ式で安定した精度を誇ります。機械式の頭脳のようにこのパーツが部品を制御する様子が地板越しに見ることができます。グレード5チタン製ブリッジで支えられたグレード5チタン製地板に築かれた聖なる機械は、高速回転の香箱からエネルギーを供給され、60時間のパワーリザーブの間を通じて、そのエネルギー伝達に理想的なトルクを維持します。香箱の自動巻き上げ機能は時計装着時に最適なトルクを維持させます。キャリバーに取り付けられた回転垂は、時計を装着している人の習慣的運動量の大小に応じてローターの慣性を変えることを可能とすることにより、さらにその機能を強化させます。
クロノグラフがいかなる状況においても機能することを実証するために、一連の厳格な試験が実施されました。衝撃、落下シュミレーションテストから、防水テスト磁器抵抗試験、すべてに機能に対する10年分の経年劣化速度まで、あらゆる試験が含まれています。
しかし、リシャール・ミルのチームはそれに留まりませんでした。軽量であると同時に耐性のあるカーボンTPT®製ケースに取り付けられた、このパワフルで堅牢で屈強なレーシングエンジンに複雑な機能を加え、人間工学に適したモデルをめざしたのです。もう一つの偉業は、リシャール・ミル初の自社製高速巻上げ機構を開発し、特許を取得したことです。このメカニズムは、8時位置のプッシャーを押すと作動し、125回押すと香箱が完全に巻き上がり動作の準備が整います。リシャール・ミルのエンジニア達が 「遊び心」と表現するこの実用性の高い機能の開発は、そのハイレベルなトルク伝達方法から困難を極めました。劣化テストでこの機能は何千回も試されました。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_96.jpgこのモデルにはまた、リューズに取り付けられたファンクションセレクターという新しいギアボックスが取り付けられています。このシステムでは、リューズを押すだけで従来どおり巻上げ(W)、ほぼ瞬時に変わる日付調整(D)、時刻合わせ(H)を切り替えることができます。
文字盤の視認性を高めるために、RM 65-01では、時計の機能に合わせたカラーをプッシャーに使用しています。時間(時、分、6時位置のスモールセコンド)はイエロー、日付表示にはグリーンが用いられています。クロノグラフの秒針と、30分12時間の積算計にはオレンジを採用。レッドは巻上げ機構に関連付けられています。混乱を避けるために、スプリットセコンド針はブルーとなっています。機能と連動させるにあたり審美的な色の選択がされています。
/sites/default/files/newsImage1/s01_125.jpgケースについては、すべての面に非常に優美で細かな仕上げがされています。カーボンTPT®製ベゼル、ミドルケース、ケースバックから成り、マイクロブラスト加工、ポリッシュ加工、サテン仕上げが施されたグレード5チタン製リューズ、ポリッシュ加工とサテン仕上げが施された、同じくグレード5チタン製クロノグラフボタンを周囲に備えています。ミドルケース上のRM 65-01と刻まれたプレートにも同様の素材と仕上げが施されています。高速巻上げプッシャーは、レッドクオーツTPT®によって目を引きます。
RM 65-01は、カーボンTPT®製とゴールド&カーボンTPT®製があります。600を超える構成部品からなるこのモデルは、リシャール・ミル チームが誇る膨大な専門的ノウハウの証です。リシャール・ミルが受け継いできた慣習を守りながらも確固たるアイデンティティを持つRM 65-01は、リシャール・ミルの輝かしい作品群の中でも同時の地位を築くはずです。
/sites/default/files/newsImage2/s02_88.jpgRM 65-01 AUTOMATIC SPLIT-SECONDS CHRONOGRAPH
RM 65-01 オートマティック スプリットセコンド クロノグラフ
Ref:RM 65-01
ケースサイズ:44.50×49.94mm
ケース厚:16.10mm
ケース素材:カーボンTPT®
防水性:50m
ストラップ:ラバー
ムーブメント:自動巻き、Cal.RMAC4、約60時間パワーリザーブ、毎時36,000振動、51石
仕様:時・分表示、3時位置に30分積算計(オレンジ)、9時位置に24時間積算計(オレンジ)、クロノグラフ秒針(オレンジ)、スプリットセコンド針(ブルー)、4時位置にファンクションインジケーター、6時位置にスモールセコンド、11時位置に日付(グリーン)、シースルーケースバック
価格:32,600,000円(税抜)
2020年の新作として、独立時計師・浅岡肇(あさおかはじめ)氏がデザイン・設計する機械式自動巻腕時計「CHRONO TOKYO」(クロノトウキョウ)の新作『CHRONOGRAPH』(クロノグラフ)2色が2020年12月下旬より発売されます。TiCTACのオンラインストア(https://www.neuve-a.net/TiCTAC/shop/c/c1001/)にてご予約をいただけます。
独立時計師とは?
歯車や振り子などの部品をはじめ、時計をゼロから作り上げる作家。世界にはそんな独立時計師が十数名ほどいますが、浅岡肇さんはその中でも、今最も注目されている一人です。
独立時計師 浅岡肇 プロフィール
1965年生まれ。1990年東京藝術大学デザイン科卒業。その後フリーランス工業デザイナー。2011年より日本初の独立時計師として活動を開始。2013年よりバーゼルワールド(スイス)に毎年出展。2017年世界巡回展「Watchmakers:The Masters of Art Horology」に参加。顧客は世界のハイエンドマニアであり、その正統的な時計づくりが高く評価されている。AHCI(アカデミー独立時計師協会)会員。
/sites/default/files/newsMainImage1/01_33.jpg浅岡肇さんとTiCTACの出会いは今から20年以上前。50年代スタイルの家具を製造販売するインテリアショップ「MODERNICA」と制作した腕時計のデザインを、当時新進気鋭のデザイナーであった浅岡さんに依頼したことに端を発します。今見ても新鮮な「MODANICA」は、浅岡さんが初めてデザインした時計でした。
待望の新作「クロノグラフ」について浅岡さんに伺いました。
Q.まず、クロノグラフへの思い入れなど語っていただけますか?
A.私は時計マニアでもあるので、いろいろな時計を集めていますが、とりわけ関心があるのがクロノグラフです。
そもそも、私のファーストウオッチは中学の入学祝いとして親からもらった自動巻のクロノグラフでした。これはシチズンのチャレンジタイマーというモデルで、ボタンが12時側についているので通称「ツノ」と呼ばれています。当時は既にクォーツ全盛の時代でしたが、まだクォーツのクロノグラフというのは有りませんでした。
ちなみに、クロノグラフにしたのは、その複雑な見た目と、機能性に魅力があったからです。私は子供のころから模型づくりが好きで、完成するとその写真を撮るのですが、子供の撮影環境で、きちっと撮るためには、絞りをf22などいっぱい絞って、数秒と言ったスローシャッターを切るということをやらざるを得ません。すると、そこでクロノグラフが便利なわけです。
この時計は私を虜にし、時計好きにしました。その点で現在の私の仕事のルーツとなるものです。
Q.コレクションの中で、特に好きなクロノグラフは何でしょうか?
A.手巻ということでは、ロンジン30CHですね。この時計はクロノグラフの機構が大変独創的で、他社とは全く違います。一言でいえば非常にエレガントな機構です。私もクロノグラフの機構を設計し製作したことがありますが、このクロノグラフの発想は天才的だと思います。なかなかこのような設計はできるものではありません。
自動巻ではゼニスのエルプリメロ。これは、私の目標とする時計の一つですが、今回は文字盤の構成など、リスペクトを込めて参考にしたところがあります。エルプリメロの凄いところは、従来の手巻のクロノグラフの機能を妥協なく盛り込みながら、なおかつ、自動巻にあたって厚みが全く増えていない点です。その秘密は10振動にすることで、テンプの外径を小さくして、自動巻のローターを入れるスペースを作ったことにあります。普通、スペースを作るということでは、妥協が生じたりするものですが、エルプリメロの場合は、同時に10振動というメリットも獲得しながら、それを達成しているところが、なんともニクいのです。
Q.その点で、浅岡さんが以前に設計されたクロノグラフはいかがですか?
A.あの時計は私のTSUNAMIというシンプルな3針時計をベースに開発したものです。時計に限らず、一般に機械を設計する場合には、機構のセクションごとにまとめておくというような配慮が大切です。これは、生産性やメンテナンス性を良くし、また結果的に信頼性を上げるということにもつながるからですが、そのような設計は非常に難しいもので、チャレンジし甲斐がありますし、実に興味深いものです。そこで、私のクロノグラフでは、ベースのTSUNAMIにクロノグラフのモジュールを載せるというテーマを自ら課すことにしました。具体的にいうと、時計のメイン機構を分解せずに、クロノグラフのモジュールを、まとまったまま分離できるようにしました。このようなクロノグラフを「2階建て」と称して敬遠する向きがありますが、しかし、設計する側からすれば、機構の理想像の一つとして、あえて難しいことにトライしているのです。その点を理解していただければ、むしろ魅力的な機構と映るのではないでしょうか?
Q.それでは、今回発売のクロノグラフについて教えてください。
A.まず、私の、いちクロノグラフマニアからの視点ということで、「THEクロノグラフ」とでも言えるものを作ろうと思いました。自分の好きなヴィンテージのクロノグラフをリスペクトしつつ、現代のラグジュアリーウオッチとして通用する佇まいの時計。。。これが今回目指したものです。CHRONO TOKYOシリーズは全てそうですが、特に文字盤の作り込みには手をかけています。かつて「ミラーフィニッシュ」と呼ばれた艶のある塗装、膨らみのあるボンベダイヤル、立体的なドットインデックス、ブルズアイの塗分け、インダイヤル外周のダイヤカット(金属光沢のあるエッジ)など、ヴィンテージのデザインエレメントを現代の高度な加工技術で再構成し、際立った質感を作り出しました。例えば、かつての「ドット」の表現はエンボス加工されていましたが、この文字盤ではアプライド(別の部品を植え付ける)になっていますし、ミラーフィニッシュは塗分けた上から再度クリヤーを塗装することで、より深い艶を出しています。
デザインとしては、オーセンティックなディティールのバランスをとことん突き詰める、という方針で、これは、永く、飽きの来ない時計ということでは重視されなければなりません。
ムーブメントはセイコーのNE86を採用しました。CHRONO TOKYOシリーズは「日本製」ということを打ち出していますから、スイス製のムーブメントを採用することはありません。すると、日本製のクロノグラフムーブメントとなると、NE86(NE88)しか選択の余地がないのですが(笑)、クロノグラフとしての完成度も極めて高いものです。このNE86も私の設計したクロノグラフ同様に、機構をモジュール化した設計になっており、信頼性が高く、併せて、垂直クラッチの採用でクロノグラフの挙動が非常に安定しています。このあたりが採用に至った理由です。
Q.今回の仕事はご自身として、どのような印象だったでしょうか?やっぱり大変でしたよね?
A.これはオフレコですけど、独立時計師の仕事の場合と違って、デザイナーとして関わる場合には、自分で作らなくて良いので楽でいいですw。
/sites/default/files/newsMainImage2/02_23.jpgQ.そんなこと言っちゃっていいんですか?
A.オフレコですよ(笑)。。。でも、そうやって自分で作らないから、メーカーには無理難題な、好き勝手な要求を出している。例えば、あの文字盤を自分自身で作ろうとは思いません、大変過ぎるから(笑)。。。つまり、独立時計師としてやり切れていない部分を、こうしてクロノトウキョウシリーズで現実化しているようなところもあるんです。一般にデザイナーのやる仕事は、デザインのレンダリングと簡単な3面図というものですが、私の場合は3次元CADでディティールまで完全に作り込んでいます。また、精緻な完成予想のCGを作ってメーカーとイメージを共有する。つまり、製作という「事務」の部分を第三者がやっているだけで、出来上っているものは100%私の意志に基づいています。メーカーさんは、そのせいで凄く苦労していますが、でき上ったものには、本当に満足しています。
Q.外装について伺いたいです。
A.外径を38mmとしました。今日のクロノグラフとしてはかなり小さいほうですが、日本人の腕にはしっくりくる大きさだと思います。厚みは14mmで、これは自動巻のクロノグラフとしては標準的なものですが、外径の小ささのせいで、やや厚く見えるかもしれません。そこを逆手にとって、厚みが魅力につながるような、そんなデザインにまとめています。それと、全体に丸みのある、柔和な表情を狙いました。ヴィンテージの時計の良さの一つは、この柔和な表情ですが、今日の時計では殆ど失われていると思います。そこを大切に作り込んでいます。
Q.文字盤のディティールについて教えてください。
A.今回も2色展開で、いわゆる「パンダ」と「逆パンダ」です。
外周にはタキメーターとパルスメーターがあります。タキメーターは1kmの間の平均時速を求めるものですが、時速200km以下を計測できれば充分ですから、その手前の部分にパルスメーターを入れています。パルスメーターは心拍数を測るものですが、これもあまりゆっくりな心拍数を測れても実用上無意味ですから、55までとしています。この200kmと55という条件が実にうまく一つの文字盤に入るのです。これはかつてのスイスのクロノグラフでは、まま見られた仕様でした。前述のエルプリメロにもそのような文字盤が存在します。
その内側にあるクロノグラフの目盛りは、4分割になっています。かつてのクロノグラフは一般に5分割ですが、8振動の現代のクロノグラフにおいては、8分割では細かすぎるので、4分割とすることが正しいからです。
クロノグラフの針と長針は先を曲げてあります。これもヴィンテージクロノグラフでは当たり前のディティールで、時間を正確に読み取るために必要な条件ですが、現代の時計では殆ど失われています。また、インダイヤルのカウンターと秒針の針のデザインが異なりますが、これもかつての高級クロノグラフよく見られたものです。つまり、全ての針のデザインが違っていて、長短針と秒針、クロノグラフ針とカウンター針それぞれが呼応するデザインになっているということです。
Q.ベルトや尾錠は従来と変更はありますか?
A.ベルトはゴート革(ヤギ革)を採用しました。ゴート革ということでは、以前に発売した「ブルズアイ」も同様でしたが、今回はややシボの粗いタイプにしています。あわせて、芯を入れて少しボリューム感を出しています。いずれもクロノグラフの量感に合わせてアレンジしました。尾錠は前述のTSUNAMI用に誂えたものをそのまま流用しています。これは今回のクロノグラフにも非常にマッチすると思います。なお、ラグ幅は従来の3針モデルと同じ20mmなので、互換性があります。
/sites/default/files/newsImage1/03_25.jpgQ.ところで、Twitterを拝見していて、クロノグラフの告知から実際の発売までかなり時間がかかったようですが、やっぱりCOVID19の影響などありますか?
A.その影響もなくはないですが、作ろうとしたもののハードルが非常に高かったというのが正直なところですね。これは従来の3針モデルもそうですが、あらかじめ決めた仕様を妥協無く作る方針なので、それを完遂するまでは発売とはならないわけです。その点、クロノグラフは非常に複雑な時計ですから、一層の困難がありました。お待たせしてしまったのは、申し訳なかったです。
/sites/default/files/newsImage2/04_17.jpgQ.最後に、なにか言い残したことがあれば。。。
A.冒頭で紹介したシチズンのクロノグラフが私のファーストウオッチで、この時計が私を時計好きにしたと言いましたが、時計を好きになってもらう、というのがCHRONO TOKYOシリーズの一貫したテーマです。
このクロノグラフは、その点で、よりディープに時計の世界にハマっていただくために作りました。ですから、すでに愛好家の方にも、また初めてクロノグラフを買っていただく方にも、必ず満足していただけると確信しています。
CHRONO TOKYO
CHRONOGRAPH(クロノグラフ)
Ref.CH001K
ケース径:38mm
ケース素材:316Lステンレススティール
ストラップ:ゴートレザー(山羊革)
防水性:3気圧
ムーブメント:自動巻、Cal. SEIKO NE86、45時間パワーリザーブ、34石、毎時28,800振動
仕様:時・分・秒表示、ストップウォッチ・タキメーター・パルスメーター・日付表示
限定:100本
価格:418,000円(税込)
CHRONO TOKYO
CHRONOGRAPH(クロノグラフ)
Ref.CH002W
ケース径:38mm
ケース素材:316Lステンレススティール
ストラップ:ゴートレザー(山羊革)
防水性:3気圧
ムーブメント:自動巻、Cal. SEIKO NE86、45時間パワーリザーブ、34石、毎時28,800振動
仕様:時・分・秒表示、ストップウォッチ・タキメーター・パルスメーター・日付表示
限定:100本
価格:418,000円(税込)
※初回生産分は各色50点、12月下旬の発売(出荷)を予定しております。
※TiCTAC update渋谷パルコ店で現物サンプルをご覧いただけます。
レベルソが2021年に90周年を迎えることを記念して、ジャガー・ルクルトが最も人気のあるモデルの1つをリニューアルしました。バーガンディレッドのダイヤルとピンクゴールドのケースを備えた限定モデルとして発売される「レベルソ・トリビュート・デュオ・ファリアーノ」は、長年愛され続ける稀有なデザインにオマージュを捧げています。
アールデコ時代の絶頂期である1931年、レベルソは当時新たな流行となっていた「スポーツ・ジェントルマン」(特にポロ選手)の要望に応えて開発されました。デザイン性と機能性を見事に組み合わせ、シンプルなラインと反転式のケースを備えたこのモデルは、世界で最も有名な時計、つまり本当の意味でのアイコンとなりました。
発売後すぐにレベルソは、多種多様な職業のお洒落好きな人たちが身に着けるようになり、新たなバリエーションが登場しました。レベルソが1周年を迎えるまでにカラフルなダイヤルを備えたモデルが発売され、メタルケースとの鮮やかなコントラストによってすっきりとしたシンメトリーに潤沢さが添えられました。この新しい限定モデルは、この初期のカラフルなダイヤルを想起させるものであり、レベルソの物語にさらに広がりをもたらしてくれます。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_123.jpgレベルソ・トリビュート・デュオ・ファリアーノ
レベルソ・デュオの2つのダイヤルで示されるデュアルタイムゾーンとトリビュート コレクションの洗練されたデザインを兼ね備えたこの新しいタイムピースには、ポロと乗馬用ブーツで世界的に有名なアルゼンチンのメーカー、カーサ・ファリアーノによって特別にデザインされ、手作りされたオリジナルのストラップが取り付けられています。
1994年にオリジナル モデルが開発されたデュオには、2種類のコントラストを成すダイヤルがあり、それぞれに手巻キャリバー854A/2によって異なるタイムゾーンを表示することができます。ケースデザインとの完全な一体感を保つため、第2時間帯は上部のケースバンドにセットされた小さなスライダーで調節します。これは、ケースがキャリッジから取り外され、反転した場合以外はまったく見えないようになっています。キャリッジの内側の表面にはサンレイ仕上げのパターンがくっきりと描き出されており、時計を裏返した時も見た目を楽しむことができます。
表面のダイヤルには、オリジナルのレベルソのデザインが採用されています。時表示は直線的なバーインデックスで示されており、12時位置のみインデックスが2本になっています。ファセット加工が施されたフォルムは、ラッカー仕上げのバーガンディレッドにさらに深みを与えており、ドーフィン針の形を引き立てています。セコンドトラックが円を描くスモールセコンドは6時位置に配置されており、ダイヤルやケースの直線的なデザインと対照を成しています。
/sites/default/files/newsImage1/s01_124.jpg反転した裏面のダイヤルデザインは、円と直線が相反した、コントラストを成す装飾によって仕上げられています。「クルー・ド・パリ」ギョーシェ彫りの点描は、中央の時刻表示のきらきらと光るオパーリン仕上げ、デイ/ナイト表示を示す小さなサークルとコントラストを成しています。
どちらのダイヤルの仕上げも、ピンクゴールド製ケースの暖かみによって調和が取られています。さらに、ツートンのストラップがこれを補完しています。夏のポロ用に制作したキャンバスとレザーを使ったブーツにインスピレーションを得たカーサ・ファリアーノは、コードバンレザーとキャンバスを使用し、新しいストラップを作りました。これらのカットおよびステッチはすべて手作業で行われます。
レベルソ・トリビュート・デュオ・ファリアーノは、世界190本の限定生産で、ブティック限定で販売されます。
/sites/default/files/newsImage2/s02_87.jpgREVERSO TRIBUTE DUOFACE FAGLIANO
レベルソ・トリビュート・デュオ・ファリアーノ
Ref:Q398256J
ケースサイズ:47.0×28.3mm
ケース厚:10.3mm
ケース素材:18Kピンクゴールド
防水性:3気圧
ストラップ:カーサ・ファリアーノがデザインおよび手作りしたツートンのコードバンレザー&キャンバス、18Kピンクゴールド製ピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.854A/2(ジャガー・ルクルト製)、毎時21,600振動、42時間パワーリザーブ
仕様:時・分表示、表面ダイヤルにスモールセコンド、裏面ダイヤルに第2時間帯と24時間デイ&ナイト表示、バーガンディレッドのラッカー仕上げを施した表面ダイヤル、シルバーグレーとベルベットの「クルー・ド・パリ」ギョーシェ彫りを施した裏面ダイヤル、アプライドゴールド アワーマーカー、ドーフィン針
限定:世界限定190本、ブティック限定
価格:2,500,000円(税抜)
パルミジャーニ・フルリエが、アルマーニグループと協力して、2021年11月から発売されるジョルジオ アルマーニ ファインウォッチコレクションを製作することを発表しました。イタリアとスイスを拠点とする二社が協力して、研ぎ澄まされたデザインの時計に命を吹き込みます。すべてが職人の手によってつくられ、番号がふられたリミテッドエディションのシリーズ。ジョルジオ アルマーニが、つねに高い品質を追求していることを雄弁に語ります。
1996年創業のパルミジャーニ・フルリエは、イタリア人の美的感覚とスイス人の正確さを兼ね備えた、時計師そして修復師である創業者、ミシェル・パルミジャーニの天才的な創造力にあふれています。すべての構成部品を自社で製造し、最高品質の時計が生み出されています。ひとつひとつの時計が証明する卓越したクラフツマンシップが、ジョルジオ アルマーニの美的、創造的な精神を表現します。
「パルミジャーニ・フルリエとのコラボレーションに至ったのは、自然な流れでした。私たちは、時代を超えた価値観の表現として、パーフェクションへの情熱と、美の追求を共有しています。この一連の時計は、私のビジョンを統合した形であり、正確なラインと極上の素材で構成され、唯一無二のプロダクトに表現されています。美しさ、品質、クラフツマンシップを表現するものは、永遠に続くものだと思います。パルミジャーニ・フルリエの中に、新しい表現を試すのに最適なパートナーを見つけました」とジョルジオ・アルマーニ氏は語っています。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_122.jpgまた、パルミジャーニ・フルリエの最高経営責任者、ダビデ・トラクスラー氏は次のように語っています。「アルマーニグループと協力できることを嬉しく、光栄に思います。ウォッチメイキングの卓越性を維持するというミシェル・パルミジャーニの未来志向のビジョンは、世界でもっとも輝く企業のひとつとの、このベンチャーによって強化されます。ジョルジオ アルマーニのスタイルのアイデアは、独創的でありアイコニックです。私たちの職人が、私たちが誇る高い品質と仕上げのクオリティをもつ製品を通して、このビジョンを表現できることを光栄に思います」
ジョルジオ アルマーニがミシェル・パルミジャーニと共同でデザインした時計は、パルミジャーニ・フルリエによってスイス国内で製造され、ジョルジオ アルマーニの一部のブティックでのみ販売されます。
スマートフォンの時代になってもなお、腕時計が愛され続けているのは、時間を知ることだけではない魅力を感じる人が多いからであろう。特に、スマートフォンでも時刻がわかるようになったからこそ、腕時計の楽しみ方はさらに広がっている。人類の英知に思いを馳せ、複雑なメカニズムにドキドキし、美しくきらめく仕上げを愛で、ファッションアクセサリーとして身に着ける。その全てが、腕時計の正しい楽しみ方だ。
しかし同時に時計の楽しみ方が広がってきたからこそ、何を選び、どう楽しむか、あるいは時計をつけないという選択肢も含めて如実にセンスが現れる。だからこそ腕時計を深く知らなければいけない。腕時計選びは、音楽やアートと同じく「教養」となったのだ。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_121.jpg光文社新書から上梓された「教養としての腕時計選び」は、グレッシブのライターであり、時計専門誌やビジネス誌、ファッション誌や新聞など40を超える媒体で時計記事を担当している篠田哲生氏の新刊。
時計のメカニズムをこと細かく解説するような難解な内容ではなく、歴史やカルチャー、ファッションと時計の関係性や腕時計の鑑賞方法、最新技術などを軽やかな筆致で解説していく。時計選びのためのバイヤーズガイドではなく、身近な存在である時間や時計の世界を知り、生活を豊かのするための気付きを与える、教養のための時計本である。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_95.jpg概要:
「教養としての腕時計選び」光文社新書 1,300円(税抜)
第一章:歴史のウラに時計あり
第二章:時間と時計が人生を豊かにする
第三章:腕時計を買う前に知っておくべきこと
第四章:腕時計の鑑賞学
第五章:時計業界の最新技術
第六章:今買うべき腕時計、30ブランド30選
掲載ブランド:
ロレックス、パテック フィリップ、ブレゲ、グランドセイコーなど
篠田哲生 / Tetsuo Shinoda
1975年千葉県生まれ。講談社「Hot Dog・PRESS」を経て独立。時計とインテリアを中心に、時計専門誌、ビジネス誌、ファッション誌、ウェブ、新聞など様々な媒体で企画・編集・執筆を担当。時計学校を修了した実践派で、カジュアル系からハイコンプリまでが守備範囲。
スイスのオートオルロジュリー マニュファクチュール、オーデマ ピゲが、ジュエリーデザイナー、キャロリーナ・ブッチのコレクション K.I.S.S.を発表しました。K.I.S.S.(Keep It Super Simple できるだけシンプルに)は2020年12月、AP ハウス ロンドン、香港、バルセロナ、そしてAP ブティック 名古屋、ダラスで発売されました。オーデマ ピゲの機械式ウォッチの鼓動するハートにインスパイアされたこのゴールドブレスレットとネックレスのコレクションは、デザイナーとマニュファクチュールの長年にわたる提携へのトリビュート。とてもシンプルなこのジュエリークリエーションは、先祖代々伝えられてきた複雑なノウハウを秘め、ゴールドから何を生み出すことができるかを探っています。オーデマ ピゲの未来志向的なアプローチと伝統的なクラフツマンシップに共通する価値があります。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_119.jpgジュエリーコレクションのインスピレーションはオートオルロジュリー
キャロリーナ・ブッチの K.I.S.S. コレクションは2018年、オーデマ ピゲとロイヤル オーク フロステッドゴールドの限定モデルを提携した時に構想が生まれました。機械式ウォッチの不思議な魅力にとらえられた彼女は、もしムーブメントがスペースの制約にとらわれずに、手首やデコルテでその複雑性や精度を自由に表現するとしたらどうなるかと想像しました。
キャロリーナ・ブッチは次のように述べています。「クラフツマンシップは偉大なもの。デザインと機能の簡潔さはシンプルなものへのごく自然な志向があるでしょう」
その成果は、二つのサイズと複数のカラーで展開されたゴールドのブレスレットとネックレス。機械式ウォッチのテンプを18Kゴールドのしなやかなコイルであざやかに表現しています。エスケープメント機構の一部であるヒゲゼンマイは、取り付けられているテンプの振動数を制御することにより、針のスピードを調整します。
キャロリーナ・ブッチの幅広のブレスレットはさらにもう一歩進め、2016年に導入されたオーデマ ピゲのダブルバランスホイール エスケープメントにインスピレーションを求めました。特許保持のこの調整システムは二つのテンプとヒゲゼンマイが同じ軸上に組み込んでおり、完璧にシンクロ作動させることにより精度を向上させます。ムーブメントの両側から見ることができ、今日のオートオルロジュリーらしいデザインをアピールしています。この時計づくりのイノベーションへのトリビュートとして、キャロリーナ・ブッチはラージブレスレットのしなやかなゴールドスパイラルの中に、コントラストカラーのコイルをつけ加えました。
AP ハウス - オーダーメイドのハウス
オーデマ ピゲはキャロリーナ・ブッチのK.I.S.S. コレクションをロンドン、香港、バルセロナのAP ハウスのリラックスした雰囲気の中で発表しました。家から離れていてもアットホームな気分。居心地良い自宅の雰囲気がブランドのファンの皆様に提供されます。くつろいだ雰囲気の居間でネットへコネクトするも良し、居心地良いスペースで暖かい友情を深めるのも良いでしょう。
このコレクションは米国のダラスと日本の名古屋の二つのAP ブティックで購入することもできます。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_93.jpg長い友情、創造的チャレンジの成果
オーデマ ピゲとキャロリーナ・ブッチの提携は2016年に始まりました。マニュファクチュールはロイヤル オークの40周年にあたり、1976年にジャクリーヌ・ディミエがデザインしたレディス向けロイヤル オークを新たな視点で解釈するというチャレンジをこのジュエリーデザイナーに要請しました。この機会にキャロリーナは、ダイヤモンドの星くずが輝くフロステッドゴールド ロイヤル オーク ウォッチをデザインしました。フロステッドゴールドとは、フローレンスに古くから伝わるゴールドの鍛金技術を使った表面処理の工法です。
フロステッドゴールドは、ゴールドの面をダイヤモンドチップの治具で細かく打って小さなへこみを作ることにより、表面にダイヤモンドの輝きのようにきらめく効果を生むものです。キャロリーナ・ブッチのクラフツマンたちとオーデマ ピゲ マニュファクチュールは、数か月かけてこの工法で試作を重ね、ロイヤル オークのクリーンなラインに影響を与えずにケースとブレスレットをこの工法で仕上げることに成功しました。
2018年にはこの提携により、現代的な女性をイメージしたロイヤル オーク フロステッドゴールド キャロリーナ・ブッチ限定エディションが誕生しました。300本の限定エディションは、フロステッド イエローゴールドのケースと、絶えず変遷するウォッチの環境と呼応するユニークなミラーダイヤルを初めて採用しています。
キャロリーナ・ブッチは次のように語ります。「最初のフロステッドゴールドのデザインでは、ロイヤル オークのケースとブレスレットの完璧性を、完全に不完全なフィレンツェ仕上げと高精度のスイス時計製造とを並べることにより、≪ラフにシェイプアップ≫させました。この限定エディションでは逆に、≪タペストリー≫ダイヤルの表面のテキスチャーを完璧になめらかなミラーに平面化しました」
この二つの提携プロジェクトにより、ハイジュエリーとオートオルロジュリーを融合させた素晴らしいタイムピースが誕生しました。マニュファクチュールの高級ジュエリーウォッチの長い歴史を讃えるものです。そしてキャロリーナ・ブッチとオーデマ ピゲとの間には、さらなる多くのサプライズを予感させる強い友情と絆が生まれました。
オーデマ ピゲ CEO フランソワ-アンリ・ベナミアスは次のように語ります。「Keep It Super Simple(できるだけシンプルに)というアプローチは、最初から気に入りました。APの精神とクラフトのとてもシンプルな雰囲気にぴったり合うからです! オーデマ ピゲは複雑な時計を作ってきたし、もちろんこれは時計製造として素晴らしいことです(!)。ただし私たちの仕事のやり方はとてもストレートで、これがキャロリーナとの提携を成功させた一つの理由だと思います。ものの考え方が似ているのです。キャロリーナが新しいK.I.S.S コレクションを私たちに見せ、時計師の仕事にインスパイアされてデザインしたと言った時、全てに納得が行きました。美しいゴールドの糸はウォッチのムーブメントの部品を思わせ、ブレスレットがどのように形づくられているかも理解できました。彼女のデザインのピュアな簡潔さが心にストレートに響きます」
仕様
K.I.S.S.ピースは全て18Kゴールドイエロー/ピンク/ホワイト/ブラック/ブラウンの各ゴールド。手作りのジュエリーのため、やや違いがあることがあります。
K.I.S.S. ブレスレット ラージ
外径:7.00cm
内径:4.50cm
内周:14.14cm
厚み:1.30cm
重さ:60.00g
価格:1,050,000円(税抜)
K.I.S.S. ブレスレット スモール
外径:6.70cm内径:5.00cm
内周:15.70cm
厚み:0.75cm
重さ:29.00g
価格:550,000円(税抜) /sites/default/files/newsImage3/s03_55.jpg
K.I.S.S. ネックレス
外径:18.3cm外周:57.5cm
内径:16.7cm
厚み:0.8cm
重さ:91.3g
価格:1,600,000円(税抜) /sites/default/files/newsImage4/s04_32.jpg
キャロリーナ・ブッチについて
キャロリーナ・ブッチはフィレンツェの四代目のジュエリーデザイーナーです。その上品なジュエリーは伝統的なクラフツマンシップを体現しながらデザインされています。フィレンツェの金細工地区にある家族のアトリエで全てを製造しています。人生の出来事に彩られたその作品は、一人の女性の人生の思い出のアルバムのようでもあります。― carolinabucci.com/
2020年のホリデーシーズン、カルティエが、大切な人へ“想い”を贈る特別メッセージサービス“Cartier WISH”を2019年に続きオープンしました。
カルティエLINE公式アカウント限定のこのコンテンツでは、“Cartier WISH”のために制作されたオリジナルのタイポグラフィを使用。お気に入りの場所で特別なメッセージと共に撮影し、フォトフレームに収まった写真を大切な人に贈ることができます。
2020年のホリデーシーズン、あなたの“想い”が家族、恋人、友人・・・。大切な人に、届きますように。
/sites/default/files/newsImage1/s01_120.jpg“Cartier WISH”は、カルティエLINE公式アカウント(@cartier) にて。
ホリデーシーズンの2020年12月から2021年1月にかけて、5つのメッセージが届けられます。
京都市烏丸の新風館のPOPUP SPACE SPOTに、2020年12月8日(火)から2020年12月20日(日)まで、「チューダー ポップアップストア 京都」が期間限定で登場します。
独自の価値とともに洗練されたスタイルと、確かな信頼性を約束する機械式時計を提供するスイスの時計ブランド、「チューダー(TUDOR)」。その起源は1926年にまで遡り、ロレックスの創立者でもあるハンス・ウイルスドルフによって「ロレックスの品質と信頼性を有し、先駆性を備えた腕時計」を製造する使命のもと誕生しました。
チューダーの腕時計はその歴史において、果敢な挑戦を続ける冒険家や熟練のプロフェッショナルたちに選ばれてきました。ブラックベイ、ペラゴス、ヘリテージ、ノースフラッグといった象徴的なモデルをラインナップし、2015年以来多様な機能を搭載した機械式マニュファクチュールムーブメントモデルを世に送り出しています。
今回は「NAVAL HERITAGE」をテーマに、60年を超え語り継がれるチューダーと海軍の物語を、新風館のPOPUP SPACE SPOTの空間に表現します。会期中の週末には、多くのチューダーウォッチのリューズに刻まれている“チューダーローズ”にちなみ、真っ赤なバラのギフトをお渡ししています。チューダーのブランドフィロソフィーである「#BornToDare(挑戦者の精神)」を体感できる店内で、名だたる海軍に選ばれ続けたその歴史の目撃者となってください。
チューダー ポップアップストア 京都 (TUDOR POPUP STORE KYOTO) 詳細
開催期間:2020年12月8日(火) - 12月20日(日) 11:00~20:00
開催会場:京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2 新風館 1F
POPUP SPACE SPOT
URL:https://www.tudorwatch.com/ja
*新型コロナウィルス感染防止対策として入場制限を実施する場合がございます。
無駄を一切省いた究極のミニマルデザインウォッチに、ダイヤルカラーのバリエーションが増えました。新たに「アダマビ オートデイト」と名付けられた時計は、潔いシンプルさが現代的なスタイルを引き立てます。自動巻きモデルで二つのサイズがそろいますので、恋人や母親と娘、あるいは大の親友へ、固い絆で結ばれた二人にぴったりのアイテムです。
シンプルだからこそ、ディテールへのこだわりを忘れないのがカール F. ブヘラのモットー。ダイヤルには細かく縦のヘアラインが入っています。そして極限まで細くデザインされた針とバーインデックス。これらディテールの組合せがすっきりとした美しいフェイスを生み出しています。そして、一番の特長は細かく編まれたミラネーゼブレスレットです。しなやかな作りのおかげで手首に優しくフィットします。また、カール F. ブヘラのミラネーゼブレスレットは、サイズ調整が自分で簡単にできるのが大きな特徴です。ブレスレットに数段階に付けられた2つの凹み部分と、クラスプの開閉できるフラップにある2つの突起を組み合わせて、簡単にサイズに調整ができます。この工夫されたクラスプはカール F. ブヘラ独自で考案したもので、特許を取得しています。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_118.jpgアダマビ オートデイトは、ペアウォッチとしてのご提案はもちろんですが、女性がメンズサイズを着けるのもスタイリッシュな提案です。薄いケースですので、ビッグサイズにもかかわらずぴったりと着用できて、モダンなコーディネートになります。また、ブレスレットのサイズ調整が自分で簡単にできるので、パートナーとシェアウォッチとしてお使いになるのも新しいスタイルです。
/sites/default/files/newsImage1/s01_119.jpgADAMAVI AUTODATE
アダマビ オートデイト
Ref:00.10314.08.53.21
ケース径:39.00mm
ケース厚:8.77mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:3気圧(30m)
ストラップ:ステンレススティール製ミラネーゼブレスレット(セルフ調整可能)
ムーブメント:自動巻き、Cal.CFB 1950、38時間パワーリザーブ
仕様:時・分・秒表示、日付表示、コバルトブルーダイアル(ヘアライン仕上げ)、シースルーケースバック
価格:300,000円(税抜)
アンスラサイトカラーダイアル(Ref.00.10314.08.33.21)、ヌードカラーダイアル(Ref.00.10314.08.93.21)、シルバーカラーダイアル(Ref.00.10314.08.13.21)のモデルもあります。
/sites/default/files/newsImage2/s02_85.jpgADAMAVI AUTODATE
アダマビ オートデイト
Ref:00.10320.08.53.22
ケース径:31.0mm
ケース厚:8.3mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:3気圧(30m)
ストラップ:ステンレススティール製ミラネーゼブレスレット(セルフ調整可能)
ムーブメント:自動巻き、Cal.CFB 1963、38時間パワーリザーブ
仕様:時・分・秒表示、日付表示、スカイブルーダイアル(ヘアライン仕上げ)、シースルーケースバック
価格:300,000円(税抜)
アンスラサイトカラーダイアル(Ref.00.10320.08.33.22)、ヌードカラーダイアル(Ref.00.10320.08.93.22)、シルバーカラーダイアル(Ref.00.10320.08.13.22)のモデルもあります。
2020年5月に発表されたAntarctique Terre Adelie(アンタークティック テール・アデリー)コレクションの成功を受けて、チャペックは、パンデミックの中にあっても会社を創造的かつダイナミックに運営しながら、独特のダイアル・モチーフを備え、大幅に改良されたニュー・ムーブメントを搭載した最新コレクションを発表しました。
チャペックのアンタークティック テール・アデリーの完売は皆を驚かせました。99本のスースクリプション販売は、2020年5月26日にオープンし、同年6月12日までにすべて予約済となりました。これは当時世界の大多数が危機に陥っていたことを考えると、さらに驚くべき記録でした。これに加えて、チャペックが業界で最も若い時計ブランドのひとつであるという事実は、この販売の偉業をさらに印象的なものにしています。
Antarctique Passage de Drake(アンタークティック パサージュ・ドゥ・ドレーク)
新しい「アンタークティック パサージュ・ドゥ・ドレーク」コレクションは、テール・アデリーのスポーツシックなケース・デザインと、不規則な台形型のモチーフが3Dでエングレーブされた表面が、影の遊びを作り出すダイアルを組み合わせています。「このユニークなダイアルのデザインは“Stairway to Eternity(永遠への階段)”と名付けられました。私たちは、他とは大きく異なるシグネチャーとなるべきダイアル・デザインを探究しており、当初はアンタークティック テール・アデリーにこのダイアルを採用する計画でしたが、完成させるまでには非常に長いプロセスが必要だったので、テール・アデリーには忘れ去られたテクニックを復活させたラメ仕上げのダイアルを使いました」とチャペックのCEO、Xavier de Roquemaurel(ザビエル・デ・ロックモーレル)は明かしました。「ある時、私たちのデザイナーが誤って台形のモチーフを50%拡大してしまったことがあったのです。それを見て、ようやく完璧なモチーフが見つかったと思いました。それはとても素晴らしく、まさに間違いから生まれた美しさです!」。すべてのチャペックのデザインは正式に登録されており、それは会社の方向性のあるアプローチを示したものです。
SXH5 ― プロトタイプから完璧なものへ
2020年5月にベース・ムーブメントが発表されて以来、チャペックは自動巻きムーブメント、キャリバーSXH5を継続的に改良し、精度、パフォーマンス、美観を向上させてきました。これらのアップグレードは、99本の限定生産であるテール・アデリー コレクションとパサージュ・ドゥ・ドレーク コレクションの両方に適用されます。動力源として設計されただけでなく、洗練された野心的な構築美を備えたムーブメントを製作することは、まさにチャレンジであったということができます。過去と現在、両方の側面から最善を尽くすために、すべてが非常に詳細に研究されました。それは、高級時計で見られるインワード・アングルのテクニックと最先端のレーザーによるエングレービングが融合したブリッジの信じられないほどの仕上げに見ることができます。
パワーアップ
最初のアップグレードは、当初は18Kゴールド製であったマイクロローターです。時計の計時は完全に機能しているにもかかわらず、巻き上げ力が不十分であることがすぐに明らかになりました。そのため、時計のデザイナーとケースメーカーは、ムーブメントに25%アップの力をもたらせるプラチナ製の少し大きいローターを試すことにしました。次のアップグレードでは、マイクロローターのボール・ベアリングが完全に変更されました。これらのアップグレードにより、輪列の伝達効率を90%に引き上げ、約60時間のパワーリザーブも実現することができました。
真実の瞬間
メインプレートが完全に平らではないことが判明したなど、ムーブメントがアセンブルされて初めて発見されるその他の課題が明らかになったために、3番目のパートナーがこれらを修正することになり、さらに優れたジャーマン・シルバー製のプレートが供給されました。ムーブメントの見栄えも再考されました。小さなブリッジのひとつの表面にブラック・ポリッシュ、さらに細心の注意を払っての6つのインワード・アングルが施されました。その結果このパーツの価格は10倍になってしまいましたが、そうしただけの価値がありました。「ベース・ムーブメントをゼロから製作することは、ブランドを立ち上げるよりも困難なことでした」とde Roquemaurelは笑顔で言います。「私たちは生産に投資し、最高品質のコンポーネントのみを使用し、最も精巧な仕上げを含め、全体的な結果が本当に特別なものになるようにする必要があることを知っていました」。
すべてのディテール
アンタークティック パサージュ・ドゥ・ドレークコレクションは、40.5mm径のステンレススティール製で、人間工学に基づいたブラッシュ仕上げのブレスレットを備えています。このブレスレットのブラッシュ仕上げのコマは、チャペックの「C」の形で高度にポリッシュされたリンクで接続されています。ブレスレットはクイックチェンジ・システムを備えているため、時計のオーナーは、ダイアルと同じ台形のパターンで装飾されたラバー・ストラップに素早く簡単に取り換えることができます。
Passage de Drake - ドレーク海峡
イギリスの探検家、Francis Drake(フランシス・ドレーク)卿にちなんで名づけられたドレーク海峡は、ホーン岬(南米大陸最南端)と、南極のサウス・シェトランド諸島の間の大西洋と太平洋を結んでいます。嵐の海と氷は、ここをナビゲートするのにもっとも挑戦的な場所のひとつにします。船乗りたちは、悪いことと恐ろしいことの間のどれかを経験することになるので、その準備を、と言います。
#WeCollectRarePeople - チャペックはレアな人々を集結させます。
これらの時計の創作は、技術的な冒険であるだけでなく、人間としての冒険でもあります。チャペックはサプライヤーをパートナーとみなしています。ブランドはまた200人以上の株主に心から感謝をしています。株主がいなければ、冒険は始まりませんでした。そして最後に、チャペックの時計を購入するということは、メインストリームと異なるものを選択したということであり、そうしていただいた時計愛好家の方々にチャペックは感謝しています。チャペックはこの冒険のさまざまな過程で関わったレアな人々を集結させます。
チャペックのパサージュ・ドゥ・ドレークは、2020年12月8日に発表されました。このコレクションには、4つの異なるダイアル、アイス・ホワイト、ディープブルー、ブラック・インク、そしてグレーで40本の限定版「Roaring Forties - ロアリング・フォーティーズ」があります。この限定版は、40日間にわたるオンラインでのスースクリプション販売です。ロアリング・フォーティーズとは、南緯40度から50度にかけての海域の俗称です。このコレクションは、チャペックの公式販売店、ジュネーブ、コラトゥリー通り18番地のブティックにて販売されます。デリバリー開始は2021年3月の予定です。このニュー・コレクションは、1日1本のみの生産に限定されており、オンラインでのオーダーの顧客は、時計の製造日を選択して予約することができます。さらに、センターセコンド針の色から、ケースバックへの刻印まで、いくつかのオプションを選択することができます。
/sites/default/files/newsImage1/s01_118.jpgAntarctique Passage de Drake Roaring Forties
アンタークティック パサージュ・ドゥ・ドレーク ロアリング・フォーティーズ
ケース径:40.5mm
ケース厚:10.6mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:120m
ストラップ:リンクがモダンな「C」を描くステンレススティール製ブレスレット、独自の「イージー・リリース」システム、カーフレザーまたはラバー・ストラップが付属
ムーブメント:自動巻き、Cal.SXH5、約56時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、28石
仕様:時・分・秒表示、日付表示(6時位置)、公式に登録済み「Stairway to Eternity - 永遠への階段」と名付けられた特別なトラぺゾイド(台形)パターンがエングレーブされたグレーのフランケ・ダイアル、シースルーケースバック
限定:40本
予価:2,500,000円(税抜)
Antarctique Passage de Drake Ice White
アンタークティック パサージュ・ドゥ・ドレーク アイス・ホワイト
ケース径:40.5mm
ケース厚:10.6mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:120m
ストラップ:リンクがモダンな「C」を描くステンレススティール製ブレスレット、独自の「イージー・リリース」システム、カーフレザーまたはラバー・ストラップが付属
ムーブメント:自動巻き、Cal.SXH5、約56時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、28石
仕様:時・分・秒表示、日付表示(6時位置)、公式に登録済み「Stairway to Eternity - 永遠への階段」と名付けられた特別なトラぺゾイド(台形)パターンがエングレーブされたホワイトのフランケ・ダイアル、シースルーケースバック
予価:2,500,000円(税抜)
Antarctique Passage de Drake Deep Blue
アンタークティック パサージュ・ドゥ・ドレーク ディープブルー
ケース径:40.5mm
ケース厚:10.6mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:120m
ストラップ:リンクがモダンな「C」を描くステンレススティール製ブレスレット、独自の「イージー・リリース」システム、カーフレザーまたはラバー・ストラップが付属
ムーブメント:自動巻き、Cal.SXH5、約56時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、28石
仕様:時・分・秒表示、日付表示(6時位置)、公式に登録済み「Stairway to Eternity - 永遠への階段」と名付けられた特別なトラぺゾイド(台形)パターンがエングレーブされたブルーのフランケ・ダイアル、シースルーケースバック
予価:2,500,000円(税抜)
Antarctique Passage de Drake Black Ink
アンタークティック パサージュ・ドゥ・ドレーク ブラック・インク
ケース径:40.5mm
ケース厚:10.6mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:120m
ストラップ:リンクがモダンな「C」を描くステンレススティール製ブレスレット、独自の「イージー・リリース」システム、カーフレザーまたはラバー・ストラップが付属
ムーブメント:自動巻き、Cal.SXH5、約56時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、28石
仕様:時・分・秒表示、日付表示(6時位置)、公式に登録済み「Stairway to Eternity - 永遠への階段」と名付けられた特別なトラぺゾイド(台形)パターンがエングレーブされたブラックのフランケ・ダイアル、シースルーケースバック
予価:2,500,000円(税抜)