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ブランドニュース ジラール・ペルゴ(GIRARD-PERREGAUX) /sites/default/files/newsThumbnail/title_1033.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_1053.jpg

 オリジナルのキャスケットは、1976年から1978年まで生産されました。その期間中、ジラール・ペルゴは、この革新的なクォーツ時計を8,200本作りました。この時計は、時計愛好家や流行に敏感な人たちの間で長年にわたり大きな人気を博してきました。そして今、キャスケットが帰ってきます。キャスケット 2.0と名づけられたこの新たなモデルは、オリジナルのデザイン ランゲージを守りながらも、ケースはセラミックとグレード5のチタンでできています。さらに、機能が追加された新しいクォーツ ムーブメントを搭載しています。そして、ケースは人間工学に基づいており、誰にでもフィットするサイズとデザインを採用しています。

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キャスケットの誕生
 1976年、ジラール・ペルゴは、チューブ状LEDディスプレイを備えた最先端のタイムピース、キャスケットを発表しました。クォーツ ムーブメントを搭載し、70年代の時計製造の時代精神を取り入れたその外観は、当時の伝統的な2針時計とは大きく異なっていました。興味深いことに、1791年創業のマニュファクチュール、ジラール・ペルゴは、クォーツ計時の先頭に立っていたのです。実際、ジラール・ペルゴが設定した32,768Hzという振動数は、その後、クォーツ式時計の世界標準として採用されました。

 この画期的な時計は、正式には「キャスケット」と呼ばれておらず、その代わりにリファレンス番号を使って販売されました。けれども、時計収集家は親しみをこめて「キャスケット」という愛称で呼び始め、その名が時計用語の中に残りました。

 オリジナルは、高い精度をもたらすクォーツ ムーブメントによって時、分、秒、曜日および日付を表示しました。しかも、多くの競合企業は、従来の表示方式をLEDの並んだ円形パネルに置き換えただけでしたが、ジラール・ペルゴは、新鮮な視点でキャスケットのデザインを考えました。チューブ状LEDディスプレイは機能的なだけではなく、その外観は伝統的表現を避け、前衛的なスタイルに貢献しています。実は当時、そのLEDがテールライトに似ていることから、70年代のマッスルカーに例えられました。

 メゾンは、その歴史を通じて、デザインの専門知識を繰り返し示してきました。時計をデザインするときは、それぞれの要素を個別に見るのではなく、全体を構成するものとして捉えます。70年代には、時計に一体型ブレスレットを備えるというアイデアを取り入れました。さらに、人間工学、実用性および視認性に十分配慮しながら、さまざまなケース形状に対する好みを常に示してきました。

 キャスケットは、1976年から1978年まで生産され、マクロロン®(ポリカーボネート)、イエローゴールドプレートおよびスティール製の3種類のケースが用意されました。それから何年にもわたり、キャスケットは、時計収集家と流行に敏感な人たちの間で同じように大きな人気を博しました。その「レトロフューチャーな」デザイン ランゲージは、衰えることのない大いなる魅力を発し続けています。

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新たな時代
 そして今、キャスケットが帰ってきます。今度はオリジナルの愛称を正式に採用し、キャスケット 2.0と名づけられました。傷がつきにくいセラミック製ケースに収められ、ケースバックはグレード5のチタン製です。チタンとセラミックは、いずれもアレルギーを起こしにくく軽量です。実際、この時計の107gという並外れた軽さは、装着時の快適性をいっそう高めます。もっと言えば、新しいキャスケットは、かつてないほど快適です。この軽量な集合体を完成させるのが、チタン製のプッシュボタンと、時計の上部に配置され、当時のGPロゴが描かれたチタン製のバッジです。

 2021年、ジラール・ペルゴはバンフォード・ウォッチ・デパートメントと協力して、チャリティーオークション「オンリーウォッチ」を支援するためにユニークピースを製作しました。1976年のオリジナルのキャスケットを元にしたこの時計は、フォージドカーボンとチタンで作られたケースを採用し、チタン製プッシュボタンを備えます。デュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療法研究に是非とも必要な資金を募るために、100,000スイスフランで販売されました。そのとき、目を凝らして見ていた何人かは、キャスケット オンリーウォッチ エディションに新しいムーブメントのキャリバーGP03980が搭載されていることに気づき、たった1本のタイムピースのために新しいムーブメントを作った理由をメゾンに尋ねました。今やそれと同じムーブメントのキャリバーGP03980が、新しいキャスケット 2.0の心臓部となっています。

 ジラール・ペルゴのCEO パトリック・プルニエは、次のように語っています。「すべての時計が、時が経過しても外観と魅力を保ち続けるわけではありません。ところが、1978年にオリジナルのキャスケットの生産が終了した後も、この時計への関心は決して衰えませんでした。私たちは定期的に問い合わせを受け、このモデルが中古市場で元の10倍の値段で売れるなど、大きな注目を集めているのを見てきました。購入したあらゆる物の価値が、そのように高くなればよいのですが。要するにオリジナルのキャスケットは、永遠の魅力を持つ時計をデザインするという私たちの評判をさらに確かなものにします。永遠の魅力を約束するスタイリッシュな時計、キャスケットの復活を心から歓迎します」

 この最新の時計も、オリジナルのキャスケットと同じように時、分、秒、曜日および日付を表示します。ただし、新しいムーブメントには、月、年、クロノグラフ、セカンド タイムゾーン表示およびシークレット デイトを含むいくつかの機能が追加されています。シークレット デイトは、着用者の選ぶ思い出に残したい日付を保存できる機能です。たとえば結婚記念日などのシークレット デイト(日付、月および年)を、毎日、着用者が指定した時刻に表示させることができます。

 キャスケットは、着用者が必要に応じて時刻を表示できるようにすることで、電池寿命を維持します。実際、プッシュボタンを1日に平均20回押すと仮定した場合、電池は2年間もつはずです。時計にはセラミック製ブレスレットが付属し、その内側のラバーのおかげで、オリジナルのキャスケットに装着されていたブレスレットよりも柔軟で快適です。ブレスレットには、チタン製フォールディングバックルが組み合わされます。

 オリジナルのキャスケットは、販売期間を通じて8,200本が作られました。ジラール・ペルゴは、この数字から着想を得て、新しいキャスケットの生産数を820本に限定することにしました。思い切った価格のキャスケット 2.0は、ジラール・ペルゴの新たなセグメントに位置付けられます。

 1976年にキャスケットを購入したのは、いわゆる「アーリーアダプター」で、多くの「保守的な消費者層」は手に入れる機会を失いました。前者になりたい場合は、手に入れるためにキャスケット 2.0を事前に注文するだけです。予約は、2022年2月22日から2022年3月7日までブランドのインターネットサイトでのみ受け付けています。その後は、世界各国のジラール・ペルゴ正規販売店で販売されます。

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Casquette 2.0
キャスケット 2.0

Ref:39800-32-001-32A
ケースサイズ:42.40×33.60mm
ケース厚:14.64mm
ケース素材:ブラックセラミックおよびグレード5チタン
防水性:50m(5ATM)
ストラップ:ブラックセラミック、内側はラバー製、チタン製フォールディングバックル
ムーブメント:クォーツ、Cal.GP03980
仕様:時・分・秒・日付・曜日・月・年表示、クロノグラフ、セカンド タイムゾーン、シークレット デイト、グレード5チタン製プッシュボタン、チューブ状LEDディスプレイ
価格:561,000円(税込)

阪神梅田本店 2階 時計売場(R0399) カテゴリなし /sites/default/files/tenpoContentThumbnail/title_158.jpg 「グランドセイコー」フェア 2022年3月9日(水)~3月29日(火)|大阪府:阪神梅田本店

「グランドセイコー」フェア
2022年3月9日(水)~3月29日(火)
大阪府:阪神梅田本店

阪神梅田本店では、「グランドセイコー」フェアを開催いたします。

1960年、グランドセイコーは世界最高級の腕時計を作り出すという決意から誕生しました。
誕生以来、腕時計の本質を高い次元で追求し、グランドセイコーの伝統と品質は今日まで受け継がれています。

期間中は2022年の新作モデルをはじめ、人気の定番商品など豊富に取り揃えております。
更に期間中「グランドセイコー」の製品をお買い上げのお客様にノベルティをプレゼントいたします。

是非、この機会をご利用ください。心よりご来店をお待ちしております。
※プレゼントは無くなり次第終了となります。


「グランドセイコー」フェア 詳細

開催期間:2022年3月9日(水)~3月29日(火)
開催会場:阪神梅田本店


【購入特典】
期間中「グランドセイコー」の製品をお買い上げのお客様にノベルティをプレゼントいたします。
※プレゼントは無くなり次第終了となります。


「グランドセイコー」フェア

「グランドセイコー」フェア おすすめモデル

  • 「グランドセイコー」フェア

    ヘリテージコレクション SBGA443
    ケース素材:ブライトチタン
    ケースサイズ:40.0mm
    駆動方式:スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
    価格:759,000円(税込)

  • 「グランドセイコー」フェア

    ヘリテージコレクション SBGH273
    ケース素材:ステンレス
    ケースサイズ:40.0mm
    駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
    価格:704,000円(税込)

  • 「グランドセイコー」フェア

    エレガンスコレクション SBGJ249
    ケース素材:ステンレス
    ケースサイズ:39.5mm
    駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
    価格:814,000円(税込)

  • 「グランドセイコー」フェア

    スポーツコレクション SBGJ237
    ケース素材:ステンレス
    ケースサイズ:44.2mm
    駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
    価格:792,000円(税込)

  • 「グランドセイコー」フェア

    ヘリテージコレクション SBGA211
    ケース素材:ブライトチタン
    ケースサイズ:41.0mm
    駆動方式:スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
    価格:682,000円(税込)

  • 「グランドセイコー」フェア

    エレガンスコレクション STGF359
    ケース素材:ステンレス
    ケースサイズ:28.9mm
    駆動方式:クオーツ
    価格:253,000円(税込)

  • 「グランドセイコー」フェア

    ヘリテージコレクション SBGA373
    ケース素材:ステンレス
    ケースサイズ:40.0mm
    駆動方式:スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
    価格:594,000円(税込)

  • 「グランドセイコー」フェア

    ヘリテージコレクション SBGP005
    ケース素材:ステンレス
    ケースサイズ:40.0mm
    駆動方式:クオーツ
    価格:374,000円(税込)

  • 「グランドセイコー」フェア

    エレガンスコレクション STGF347
    ケース素材:ステンレス
    ケースサイズ:27.4mm
    駆動方式:クオーツ
    価格:803,000円(税込)

  • 「グランドセイコー」フェア

    エレガンスコレクション STGF329
    ケース素材:ステンレス(一部 18Kホワイトゴールド)
    ケースサイズ:27.1mm
    ダイヤル:ダイヤ入りダイヤル
    駆動方式:クオーツ
    価格:660,000円(税込)

  • 「グランドセイコー」フェア

    エレガンスコレクション STGF279
    ケース素材:ステンレス
    ケースサイズ:26.0mm
    駆動方式:クオーツ
    価格:583,000円(税込)

  • 「グランドセイコー」フェア

    エレガンスコレクション STGK007
    ケース素材:ステンレス
    ケースサイズ:27.8mm
    駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
    価格:660,000円(税込)



※価格は2022年3月4日時点の税込表記です。


tenpocontent グランドセイコー(Grand Seiko)
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2022 New Model | ULYSSE NARDIN
2022年 ユリス・ナルダン新作情報

ユリス・ナルダン「天文時計三部作」を継承する
L.エクスリン博士渾身の新作登場

 故ロルフ・シュナイダー氏がユリス・ナルダン(ULYSSE NARDIN)の経営権を取得した1983年、彼の基本方針が「最新テクノロジーと熟練職人の伝統技の両方を取り入れた、全く新しい独創的発明品」の開発であった。偶然に知遇を得たルツェルンの独立時計師ヨルク・シュペーリング氏の住まいで、彼はアストロラーべという天体観測儀に初めて触れ、その製作者が若き見習いのルートヴィヒ・エクスリン氏であることを知る。シュナイダー氏は彼に腕時計型アストロラーべの製作を依頼し、ここに1983年から1992年にかけて発表された伝説の「天文時計三部作」が誕生。その伝統を継承する2009年誕生の「ムーンストラック」に続き、2022年の本年はより高精度化した「ブラスト ムーンストラック(BLAST MOONSTRUCK)」が登場。かつての航海士が洋上での自船位置確認のために使用した天体観測儀の腕時計での開発は、マリンクロノメーターの名手ユリス・ナルダン必定の成り行きである。


    文:田中克幸 / Text:Katsuyuki Tanaka
    ※表記は2022年10月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。


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        時を巡る旅 /sites/default/files/staticContentThumbnail/tokimegu2022_top.jpg _self 26 799

        2022 New Model2022年 新作情報

        時を巡る旅 2022
        2022年 新作情報

        新型コロナの影響により、
        存在の意義が再検討される
        大型時計見本市の現状

        依然として新型コロナ感染症の影響から抜け出せない我々の日常だが、スイス時計産業はその影響を早くも払拭し、再生に向けてたくましく販売を伸ばしているという。その一方、新作時計発表の場であったスイスで開催される巨大見本市は新型コロナの流行をきっかけとして、その開催方法や参加ブランドなど、見本市としての価値や、あり方そのものが問われており、新たな形態への脱皮が模索されている。

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        文:名畑政治 / Text:Masaharu Nabata

        2022年発表ブランド新作モデル一覧


        Gressive取材スタッフ紹介

        • 名畑 政治

          名畑 政治
          Masaharu Nabata


          Gressive編集長。1959年、東京都生まれ。時計、カメラ、ギター、ファッションなど膨大な収集品をベースに、その世界を探求。1994年から毎年、スイス時計フェア取材を継続中。

        • 田中 克幸

          田中 克幸
          Katsuyuki Tanaka


          Gressive編集顧問。1960年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後、徳間書店に就職。文芸部を経て1988年「グッズプレス」創刊に携わり、後に編集長に就任。この間、1993年に同社で「世界の本格腕時計大全(後の『TIME SCENE』)を創刊し、2009年まで編集長を務める。同年より「Gressive」に参加。1994年よりスイスを中心としたヨーロッパ各国を取材、現在も継続中。

        • 篠田 哲生

          篠田 哲生
          Tetsuo Shinoda


          1975年、千葉県生まれ。40を超える媒体で時計記事を担当しており、10数年ものスイス取材歴を重ねてきたが、この業界では今でも“若手”というちょうどよい湯加減のポジションをキープ。快適な出張にこだわり続け、スイスに小型炊飯器を持ち込み、朝から飯を炊くという業界屈指の実践派。

        • 竹石 祐三

          竹石 祐三
          Yuzo Takeishi


          1973年、千葉県生まれ。1998年よりモノ情報誌編集部に在籍し、2011年から時計記事を担当。2017年に出版社を退社し、Gressiveの記事制作に携わる。

        • 堀内 僚太郎

          堀内 僚太郎
          Ryotaro Horiuchi


          フォトグラファー。1969年、東京都生まれ。1997年に独立。広告、ファッション、CDジャケットやポートレイト等で活動。2006年からスイス時計フェアの撮影を続け、2009年からGressiveに参加。2018年にH2Fotoを立ち上げ写真講師としても活動。

        • 江藤 義典

          江藤 義典
          Yoshinori Eto


          フォトグラファー。1981年、宮崎県生まれ。2001年に上京。2006年、知人の紹介でカメラマンの個人スタジオのアシスタントに。スタジオ勤務を通し写真撮影とデジタル・フォト加工技術を習得。2013年に独立し、自らのスタジオを開設。Gressiveをはじめ、メンズ誌、モノ情報誌、広告等で活動。スイス時計フェアは2015年から撮影を継続。


        Gressiveのinstagram公式LINEアカウントTwitter、FACEBOOK、メルマガでは腕時計の最新情報やコンテンツの更新情報をお届けしています。2022年のWatches & Wonders(ウォッチズ&ワンダーズ / 旧SIHH)、WPHH(World Presentation of Haute Horlogerie)、HOURUNIVERSE(アワーユニバース / 旧バーゼル・ワールド)、LVMH WATCH WEEK(LVMH ウォッチ ウィーク)レポートの更新情報もこちらからお届けしています。
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            ブランドニュース プロスペックス(PROSPEX) /sites/default/files/newsThumbnail/title_1032.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_1052.jpg

             2022年の新作としてセイコー プロスペックスより、ブラックカラーをベースとする”The Black Series”から「ナイトダイビング」をテーマにした4モデルが全世界で1,000~5,500本の数量限定で登場します。夜の海の暗闇と静寂を表現するブラックのケースに、海中を照らすライトの光から着想を得たオレンジを差し色に使用し、夜の海を舞台に繰り広げられるドラマチックでミステリアスなナイトダイビングの世界観を演出しています。

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             セイコーのダイバーズウオッチは、1965年に国産初のダイバーズウオッチとして誕生以来、独自のテクノロジーを搭載した商品を次々と世に送り出してきました。1966年から「南極地域観測隊」の装備品として4回にわたって寄贈されるなど、地球のあらゆる過酷な環境下で多くの冒険家・探検家に使用され、高い評価を獲得しています。

             1968年には、裏ぶたのないワンピース構造ケースに、当時としては世界最高水準の10振動ハイビートムーブメントを搭載し、300mの防水性能と精度を高い次元で共存させたモデルを発表しました。1970年に発表した4時位置のりゅうずガードが特徴的なモデルは、冒険家・植村直己氏が1974年~76年にかけて行った北極圏12,000km犬ぞりの旅に携行され、過酷な環境における高い信頼性・安全性が実証されました。

             これらのマイルストーンに現代的なデザインアレンジを施しながら、”The Black Series”ならではの世界を表現した新たなモデルが誕生しました。


            雫石高級時計工房製ムーブメントを搭載したシリーズ初のブレスレットモデル

            「1970 メカニカルダイバーズ」をベースとした本作は、オリジナルの印象的なフォルムを踏襲しつつ、機能的に大きなアップデートを果たしています。

             ガラス素材には、内面無反射コーティングを施したカーブサファイアガラスを採用し、防水性能も200mの空気潜水用防水へと進化しました。ムーブメントに採用されたメカニカルキャリバー8L35は、雫石高級時計工房において製造されるダイバーズウオッチ専用のムーブメントで、耐久性などの性能が大幅に向上しています。

             その佇まいも、側面を鏡面で縁取ったケースに、5列のメタルブレスレットを組み合わせ、モダンでシャープな印象に生まれ変わっています。ダイヤルには、砂目の波紋をイメージした繊細なダイヤルパターンを施しており、ナイトダイビング中、薄明かりの中に広がる海底の情景を想起させます。

             “The Black Series”初の採用となるメタルブレスレットに加え、同じくブラックの強化シリコン先生ストラップが付属し、幅広い使用シーンに対応します。

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            オリジナルモデルから受け継いだ意匠にしなやかなファブリックストラップを組み合わせた3モデル

             1965年・1968年・1970年の3つのセイコーダイバーズのマイルストーンのデザインの特徴を活かしながら、70時間のロングパワーリザーブを有するキャリバー6R35を搭載した実用性の高い3モデルが誕生します。

             ストラップには、「製紐(せいちゅう)」と呼ばれる日本の伝統技法で編み込まれたファブリックストラップを“The Black Series”で初めて採用しています。高い耐久性を有するだけでなく、肌当たりの良い快適な装着性と上品な仕上がりで審美性も兼ね備えています。また、同じくブラックの強化シリコン製ストラップが付属し、使用シーンが広がります。

             暗闇では、セイコー独自のルミブライトによる3色の光が浮かび上がり、確かな視認性を確保します。

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            <セイコー プロスペックス> “The Black Series”
            1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 限定モデル

            Ref.:SBDX051
            ケース径:44.0mm(りゅうず含まず)
            ケース厚:13.0mm
            ケース素材:ステンレススチール(ブラック硬質コーティング)
            ストラップ:ステンレススチール(ブラック硬質コーティング)、付け替え用の強化シリコンストラップつき
            防水性:200m(空気潜水用防水)
            ムーブメント:自動巻(手巻つき)、Cal.8L35、約50時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、26石
            仕様:時・分・秒表示、カレンダー(日付)機能、秒針停止機能、裏ぶたに「LIMITED EDITION」表記及びシリアルナンバー入り
            限定:世界限定1,000本(うち国内100本)
            価格:363,000円(税込)
            発売予定:2022年3月11日(金)

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            <セイコー プロスペックス> “The Black Series”
            1965 / 1968 /1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 限定モデル

            Ref.:SBDC153
            ケース径:40.5mm(りゅうず含まず)
            ケース厚:13.2mm
            ケース素材:ステンレススチール(ブラック硬質コーティング)
            ストラップ:ファブリックストラップ、付け替え用の強化シリコンストラップつき
            防水性:200m(空気潜水用防水)
            ムーブメント:自動巻(手巻つき)、Cal.6R35、約70時間パワーリザーブ、毎時21,600振動、24石
            仕様:時・分・秒表示、カレンダー(日付)機能、秒針停止機能、裏ぶたに「LIMITED EDITION」表記及びシリアルナンバー入り
            限定:世界限定5,500本(うち国内500本)
            価格:143,000円(税込)
            発売予定:2022年3月11日(金)

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            <セイコー プロスペックス> “The Black Series”
            1965 / 1968 / 1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 限定モデル

            Ref.:SBDC155
            ケース径:42.0mm(りゅうず含まず)
            ケース厚:12.5mm
            ケース素材:ステンレススチール(ブラック硬質コーティング)
            ストラップ:ファブリックストラップ、付け替え用の強化シリコンストラップつき
            防水性:200m(空気潜水用防水)
            ムーブメント:自動巻(手巻つき)、Cal.6R35、約70時間パワーリザーブ、毎時21,600振動、24石
            仕様:時・分・秒表示、カレンダー(日付)機能、秒針停止機能、裏ぶたに「LIMITED EDITION」表記及びシリアルナンバー入り
            限定:世界限定5,500本(うち国内300本)
            価格:143,000円(税込)
            発売予定:2022年3月11日(金)

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            <セイコー プロスペックス> “The Black Series”
            1965 / 1968 / 1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 限定モデル

            Ref.:SBDC157
            ケース径:42.7mm(りゅうず含まず)
            ケース厚:13.2mm
            ケース素材:ステンレススチール(ブラック硬質コーティング)
            ストラップ:ファブリックストラップ、付け替え用の強化シリコンストラップつき
            防水性:200m(空気潜水用防水)
            ムーブメント:自動巻(手巻つき)、Cal.6R35、約70時間パワーリザーブ、毎時21,600振動、24石
            仕様:時・分・秒表示、カレンダー(日付)機能、秒針停止機能、裏ぶたに「LIMITED EDITION」表記及びシリアルナンバー入り
            限定:世界限定5,500本(うち国内300本)
            価格:154,000円(税込)
            発売予定:2022年3月11日(金)

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              ブランドニュース ローラン・フェリエ(LAURENT FERRIER) /sites/default/files/newsThumbnail/title_1031.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_1051.jpg

                2022年の新作としてローラン・フェリエより、ブランド創業メンバーがともに戦ったル・マン24時間耐久レースへの出場40周年へのオマージュとなる「SPORT AUTO(スポーツ・オート)」が登場します。ローラン・フェリエが手がけるラグジュアリースポーツウォッチの新作「スポーツ・オート」は1979年の6月9日、ル・マン「サルトサーキット」において、ローラン・フェリエ、フランソワ・セルヴァナン、フランソワ・トリスコーニの3人のアマチュアドライバーが、総合成績3位という快挙を成し遂げたことへのオマージュとして誕生しました。“レース中に着用できる理想的なタイムピースを作る”という想いから開発・設計された「スポーツ・オート」は、そのデザインと性能でラグジュアリースポーツウォッチの歴史に新たな1頁を加えるタイムピースといえます。

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              スポーツ・オート デザイン

               新作「スポーツ・オート」は、“シンプルで正確で整然とした美”という価値観を持つローラン・フェリエの哲学が凝縮されたタイムピースといえます。2019年に発表された『トゥールビヨン グランスポーツ』のデザインを継承するクッション型ケースはチタン製(グレード5)を採用。ベゼルと緩やかなトノー型のミドルケースで構成されるフォルムはローラン・フェリエのデザインコードに則ったスポーティーさと滑らかな曲線美を備えています。またベゼルは円形のサテン仕上げ、ケースサイドはミラーポリッシュ仕上げ、ミドルケースは垂直なサテン仕上げというように各部に異なる仕上げが施されています。ケースにセットされる一体型メタルブレスレット(グレード5チタン製)においても、ポリッシュ仕上げの側面とサテン仕上げの垂直方向が強調されたデザインが採用され、センターリンクの傾斜した側面に至るまでも丁寧なポリッシュ仕上げが施されています。 文字盤は濃淡の異なるブルーのオパライン仕上げが施され、ローラン・フェリエの象徴的な形状の「槍」を意味するアセガイ型の針とインデックスにはグリーンのスーパールミノバを塗布。ベースとなるダイヤルから低くセットされた6時位置のスモールセコンドはパウダーグレーのマーカーで彩られています。

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              新開発の自動巻きキャリバー

              「スポーツ・オート」に搭載されるキャリバーLF 270.01は、メゾンで2番目の自社開発・製造の自動巻きであると同時に、初めてプラチナ950製のマイクロローターを採用しました。従来のラチェット式に代わり逆回転防止ボールベアリングを搭載し、耐衝撃性や耐振動性に優れ、72時間以上のパワーリザーブを誇ります。エッジ部分の面取り、表面の鏡面仕上げ、内部は亜鉛メッキ、サテン仕上げなど、ムーブメント1つあたり139工程以上の手作業による仕上げが施されています。

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              スポーツ・オート
              SPORT AUTO

              Ref.:LCF0401.T1.C1GC5
              ケース径:41.5mm
              ケース厚:12.7mm
              ケース素材:チタン製(グレード5)
              ストラップ:チタン(グレード5、フォールディングバックル付)
              防水性:12気圧
              ムーブメント: 自動巻き、Cal.LF 270.01、72時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(3Hz)
              仕様:時・分・秒(スモールセコンド)・日付表示、ブルー文字盤(オパライン仕上げ)、18KWG製の時・分針(アセガイ型)、秒針(バトン型) 、18KWG製インデックス(ドロップ型)
              予価:6,072,000円(税込)
              発売予定:2022年3月

              ブランドニュース 独立時計師アカデミー(AHCI) /sites/default/files/newsThumbnail/title_1030.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_1050.jpg

               2022年3月30日から4月5日の期間、スイス・ジュネーブのL'iceBergues Exhibition(Centre, Place des Bergues 3)にて、独立時計師アカデミー(AHCI)の新作展示会「マスターズ オブ オロロジー」が開催されます。これまで独立時計師アカデミーはバーゼルワールドに参加していましたが、2022年は初となる単独での新作展示会を行います。

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                COVID-19の世界的流行において、昨年は新作を一同に展示する機会に恵まれなかった独立時計師アカデミーは、このたび新たな会場にて新作展示会を開催することを決定いたしました。

               これまで独立時計師アカデミーはバーゼルワールドに参加しておりましたが、今回は初となる単独での新作展示会をジュネーブで行います。16世紀に時計製造が開始され、1602年には最初の時計職人組合がこの地で設立されるなど、ジュネーブはスイスにおける時計製造の中心地です。また今回新作展示会を行う会場は、1845年にPATEK & Cie(現在のパテックフィリップ)が設立されたQuai desBergues 15の近くです。その周辺には1540年以来「キャビノチェ」と呼ばれた時計師達が多く住んできたサン・ジェルベの古い歴史地区があるなど、今までとは一味違う時計の歴史を感じる場所での開催となります。

               現在のコロナ禍を鑑みると、時計師と直接会ってお話することは難しいかもしれませんが、ぜひこの機会に独立時計師アカデミーの時計師達の作品をご高覧いただければと存じます。


              独立時計師アカデミー(AHCI)とは

               独立時計師アカデミーは1985年にジュネーブにて設立され、現在では会員34名、会員候補2名、2022年度志願者4名がいます。独立時計師アカデミーの会員は、世界中の独立時計師の中から選ばれた人々です。会員になるためには厳しい基準を満たし、優れた技能を持っていなければなりません。


              【マスターズ オブ オロロジー】詳細

              開催会場:L'iceBergues Exhibition(Centre, Place des Bergues 3)
              開催日時:2022年3月30日~4月5日 14時から深夜
              入場料:無料(下記から事前予約お願いいたします)
              Calendly - Academie Horlogere des Createurs Independants
              www.ahci.ch
              instagram.com/ahci_updates
              facebook.com/AHCI.Horology

              【出展予定】

              <会員>コンスタンチン チャイキン、スヴェン アンデルセン、ダヴィッド カンドー、ルドヴィック バウワー、ヴィアネイ ハルター、ラウル パジェス、ジョン ミカエル フロー、カリ ヴティライネン、アーロン ベクセイ、ステファン クドケ、フェリックス バウムガルトナー、ミキ エレタ、アレッサンドロ リゴット、ロバート ブレイ、フローリアン シュルンプ

              <会員候補>牧原大造

              <2022年度志願者>セバスティアン ビリエラ、アントン スハノフ、シルヴァン ピノー、マキアル フルスマン

              ※本イベントにおいて日本人会員の浅岡肇、菊野昌宏の参加予定はございません

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              【マスターズ オブ オロロジーについてのお問合せ】

              独立時計師アカデミー(AHCI)
              Avenue des Paquiers 1, CH 2072 St. Blaise - Switzerland
              committee@ahci.ch
              www.ahci.ch

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