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ブランドニュース オメガ(OMEGA) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2785.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2801.jpg

 50年以上ぶりとなる、有人月周回ミッションに挑むNASAの「アルテミスII」計画において、クルー全員がオメガ「スピードマスター X-33」を着用しています。

 リード・ワイズマン船長、ビクター・グローバー操縦士、そしてミッションスペシャリストのクリスティーナ・コックおよびジェレミー・ハンセンの4名は、月を周回する約10日間の任務期間中、宇宙用に認定されたチタン製タイムピースを腕に装着。

 この「スピードマスター X-33」は、NASAの公式装備品として支給されるモデルであり、グレード2チタン製ケースとチタン製ブレスレットを採用しています。

 今回の計画は、1969年以来、すべての有人月面着陸ミッションに寄り添ってきたオメガが歩む、当然の次なる章の幕開けといえます。

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スピードマスター X-33

Ref:3291.50.00(現行品ではありません)
ケース径:42.5mm
ケース素材:グレード2チタン
防水性:3気圧(30m)
ストラップ:チタン製ブレスレット
ムーブメント:Omega1666(Quartz precision multifunction movement. Battery life: 36 months)
仕様:時・分・秒表示、GMT、アラーム、クロノグラフ、デイデイトなどの機能を備えたマルチファンクション仕様

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ブランドニュース エドックス(EDOX) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2788.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2804.jpg

 2026年の新作としてエドックスが、「クロノオフショア1 ベゼルロック デイト オートマティック」を2026年4月18日(土)に発売します。

 デザイン、実用性、プロ仕様スペックを高次元で融合した新たなスタンダードダイバーズとして、マリンスポーツから日常使いまで幅広く対応。パワーボートレースの世界観から生まれた力強いデザインに、視認性に優れた3針デイト表示と直径42mmの扱いやすいサイズ感を備えています。さらに、ベゼルロック機構、300m防水、オートヘリウムエスケープバルブを搭載し、プロユースにも応える性能と日常での快適性を両立。クロノオフショア1の魅力を現代的に進化させた、新世代ダイバーズウォッチです。


■ 特徴

◆ パワーボートレースから着想を得たクロノオフショア1
 クロノオフショア1は、世界最高峰のパワーボートレースの世界観から着想を得て誕生したコレクションです。高速で水面を駆け抜けるパワーボートの力強さとスピード感をデザインに落とし込み、エドックスを代表するスポーツウォッチとして確固たる地位を築いてきました。

 ダイアルにはチャンピオンナンバー「1」を大きく配したアイコニックなデザインを採用。裏蓋にはパワーボートの推進装置であるプロペラを刻印し、コレクションのルーツを象徴するディテールとなっています。

◆ 42mmケースと実用的な3針デイト表示
 ケース直径は42mm。従来の直径45mm クロノグラフモデルよりコンパクトなサイズとすることで、クロノオフショア1の力強いデザインを維持しながら、日常でも快適に着用できるバランスに仕上げられています。

 表示は時・分・秒と日付を備えたシンプルな3針デイト仕様。視認性に優れ、ダイバーズウォッチとしてのタフネスと日常使いの利便性を兼ね備えています。

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◆ ロック機構を備えたハイテクセラミックベゼル
 ベゼルには、サファイアと同等の高硬度を誇るハイテクセラミックを採用。耐傷性に優れ、腐食や変形にも強く、美しい外観を長く保ちます。ベゼル上の4本のビスは、ブランドエンブレムの砂時計をモチーフにしたオリジナルパーツ。潜水中の誤操作によって酸素残量を過剰に見積もってしまう危険性を考慮し、逆回転防止仕様となっています。

 ケース9時位置にはベゼルロック機構を搭載。レバーを6時側へスライドすると通常の逆回転防止ベゼルと同様に反時計回りにのみ回転し、12時側へスライドするとロックがかかりベゼルが完全に固定されます。不意の回転を防ぎ、潜水時の安全性と計時精度を高めるプロフェッショナル仕様です。

 レバーにはモデルごとにレッド、オレンジ、ピンクゴールド、イエローゴールドのカラーを採用。水中での視認性を高めるとともに、スポーティーなアクセントとしても存在感を放ちます。

◆ ハイスペックダイバーズ
 ねじ込み式リューズや堅牢なケース構造、厚みのあるサファイアクリスタル風防により、ブランドコンセプトである“THE WATER CHAMPION”にふさわしい300m防水を実現。

 さらにケースサイド10時位置にオートヘリウムエスケープバルブを搭載。飽和潜水時に時計内部へ侵入したヘリウムガスを自動的に排出し、内外圧差による破損を防ぎます。プロフェッショナルダイバーズウォッチならではの機構です。

◆ 耐久性と装着性を両立するラバーストラップ
 ケースには、柔軟性と耐久性に優れたラバーストラップを採用。斜めにエッジを効かせたケースラグと一体設計とすることで、腕に自然に沿うフィット感を実現しています。スポーツシーンでも安定した装着感を発揮するとともに、軽快な着け心地で日常使いにも適しており、オン・オフを問わず快適に着用できます。クロノオフショア1らしいスポーティーなスタイルを演出するディテールです。

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Chronoffshore-1 Bezel Lock Date Automatic
クロノオフショア1 ベゼルロック デイト オートマティック

Ref:80137-3NO-CABUN
ケース径:42mm
ケース厚:14mm
ケース素材:316Lステンレススティール
防水性:30気圧(300m)
ストラップ:ラバー、316Lステンレススティール製両開きDバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.EDOX 80(SW200)、約38時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、26石
仕様:時・分・秒・日付表示、ブルーダイアル、ハイテクセラミック製逆回転防止ベゼル、ベゼルロック機能、ねじ込み式リューズ、オートヘリウムエスケープバルブ、針とインデックスにスーパールミノバ(X1グレード)を塗布
価格:385,000円(税込)
発売予定:2026年4月18日(土)

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Chronoffshore-1 Bezel Lock Date Automatic
クロノオフショア1 ベゼルロック デイト オートマティック

Ref:80137-3NR-CANN
ケース径:42mm
ケース厚:14mm
ケース素材:316Lステンレススティール
防水性:30気圧(300m)
ストラップ:ラバー、316Lステンレススティール製両開きDバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.EDOX 80(SW200)、約38時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、26石
仕様:時・分・秒・日付表示、ブラックダイアル、ハイテクセラミック製逆回転防止ベゼル、ベゼルロック機能、ねじ込み式リューズ、オートヘリウムエスケープバルブ、針とインデックスにスーパールミノバ(X1グレード)を塗布
価格:385,000円(税込)
発売予定:2026年4月18日(土)

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Chronoffshore-1 Bezel Lock Date Automatic
クロノオフショア1 ベゼルロック デイト オートマティック

Ref:80137-37GNO-AO
ケース径:42mm
ケース厚:14mm
ケース素材:316Lステンレススティール(グレーPVD)
防水性:30気圧(300m)
ストラップ:ラバー、316Lステンレススティール製両開きDバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.EDOX 80(SW200)、約38時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、26石
仕様:時・分・秒・日付表示、シルバーダイアル、ハイテクセラミック製逆回転防止ベゼル、ベゼルロック機能、ねじ込み式リューズ、オートヘリウムエスケープバルブ、針とインデックスにスーパールミノバ(X1グレード)を塗布
価格:407,000円(税込)
発売予定:2026年4月18日(土)

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Chronoffshore-1 Bezel Lock Date Automatic
クロノオフショア1 ベゼルロック デイト オートマティック

Ref:80137-37GMR-CANR
ケース径:42mm
ケース厚:14mm
ケース素材:316Lステンレススティール(グレーPVD)
防水性:30気圧(300m)
ストラップ:ラバー、316Lステンレススティール製両開きDバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.EDOX 80(SW200)、約38時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、26石
仕様:時・分・秒・日付表示、ブラックダイアル、ハイテクセラミック製逆回転防止ベゼル、ベゼルロック機能、ねじ込み式リューズ、オートヘリウムエスケープバルブ、針とインデックスにスーパールミノバ(X1グレード)を塗布
価格:407,000円(税込)
発売予定:2026年4月18日(土)

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Chronoffshore-1 Bezel Lock Date Automatic
クロノオフショア1 ベゼルロック デイト オートマティック

Ref:80137-37ND-CAVD
ケース径:42mm
ケース厚:14mm
ケース素材:316Lステンレススティール(ブラックPVD)
防水性:30気圧(300m)
ストラップ:ラバー、316Lステンレススティール製両開きDバックル(ブラックPVD)
ムーブメント:自動巻き、Cal.EDOX 80(SW200)、約38時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、26石
仕様:時・分・秒・日付表示、グリーンダイアル、ハイテクセラミック製逆回転防止ベゼル、ベゼルロック機能、ねじ込み式リューズ、オートヘリウムエスケープバルブ、針とインデックスにスーパールミノバ(X1グレード)を塗布
価格:407,000円(税込)
発売予定:2026年4月18日(土)

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ブランドニュース クロノスイス(CHRONOSWISS) /sites/default/files/newsThumbnail/02_title_52.jpg /sites/default/files/newsMainImage/02_title_52.jpg

 2026年の新作としてクロノスイスが「パルス GMT シルバー ギョーシェ(PULSE GMT Silver GUilloche)」を2026年5月に全国の正規取扱店舗にて発売します。


二つの世界を繋ぐ:パルス GMT シルバー ギョーシェ
~躍動する時間の建築学~

 クロノスイスから、ブランドコンセプトである「モダン・メカニカル」を象徴する最新作「パルス GMT シルバー ギョーシェ」が登場しました。

 このモデルの原点は、1999年に誕生したアイコンウォッチ「Tora(トラ)」にあります。「Tora(トラ)」は、ギリシャ語で「今」を意味します。水平に配置されたユニークなレギュレーター式機構が特徴で、独創的なデュアルタイム表示で当時の時計界を驚かせました。その精神が「今」モダンなスタイルとなり蘇りました。

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伝統のギョーシェ×現代のGMT

「パルス(PULSE)」ファミリーは、クロノスイスの歴史において最も進歩的な章を象徴するコレクションです。そこには、ブランドのアイデンティティである「オニオンリュウズ」や「コインエッジベゼル」伝統の意匠を受け継ぎながら建築的で力強く、一目でそれとわかるコンテンポラリーなデザイン。

 ブランド史上初となる、ケースと一体化した「インテグレーテッド・ブレスレット」が導入されました。 彫刻的なケース構造と軽量で耐食性を叶えるため、極めて強靭な「グレード5チタン」を採用しています。

 世界中を飛び回り、異なるタイムゾーンを行き来するコレクター、すなわち「二つの世界」を行き来する人々のために開発されました。

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ルツェルンの純粋な職人技、ギョーシェ

「シルバー ギョーシェ」エディションは、伝統工芸を最も純粋な形で表現しています。ルツェルンにあるアトリエの100年前の手動旋盤を使い、職人の手作業で文字盤にミリ単位のギョーシェ模様を刻んでいます。一本一本刻まれたラインが深みと立体感を生み出し、光の当たり方によって文字盤が生きているかのように表情を変えます。


真のGMTウォッチとしての矜持

 この時計の心臓部には、ラ・ジュー・ペレ社と共同開発したクロノスイス専用の自社製キャリバー「C.6002」が搭載され、本格的な機械式GMT機能を備えています。

9時位置:第2時間帯を表示する24時間計。
3時位置:ホームタイムを表示する12時間計。
中央:分針と秒針が、二つの時間(世界)を明確に繋ぎます。

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PULSE GMT Silver GUilloche
パルス GMT シルバー ギョーシェ

Ref:CH-4223TM-GR
ケース径:41mm
ケース厚:13mm
ケース素材:グレード5チタン
防水性:10気圧
ストラップ:一体型グレード5チタン製ブレスレット
ムーブメント:自動巻き、Cal.C.6002、約55時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、29石
仕様:センターに分針および秒針、3時位置にローカルタイム(短針)カウンター、9時位置にGMT機能/24時間計(第2時間帯を表示)、立体的な3Dダイアルのセンターエリアに2種類のパターンを組み合わせたギョーシェ彫り、ねじ込み式のサテン仕上げサファイアクリスタルケースバック
限定:世界限定200本
予価:4,180,000円(税込)
発売予定:2026年5月

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ブランドニュース クロノスイス(CHRONOSWISS) /sites/default/files/newsThumbnail/01_title_51.jpg /sites/default/files/newsMainImage/01_title_51.jpg

 2026年の新作としてクロノスイスが「パルス GMT エナメル スカイゴールド(PULSE GMT Enamel Sky Gold)」を2026年7月に全国の正規取扱店舗にて発売します。


二つの世界を繋ぐ:パルス GMT エナメル スカイゴールド
~エナメルとソリッドゴールドで描き出す、天空の輝き~

 クロノスイスから、ブランドコンセプトである「モダン・メカニカル」を象徴する最新作「パルス GMT エナメル スカイゴールド」が登場しました。

 このモデルの原点は、1999年に誕生したアイコンウォッチ「Tora(トラ)」にあります。「Tora(トラ)」は、ギリシャ語で「今」を意味します。水平に配置されたユニークなレギュレーター式機構が特徴で、独創的なデュアルタイム表示で当時の時計界を驚かせました。その精神が「今」モダンなスタイルとなり蘇りました。

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伝統のギョーシェ×現代のGMT

「パルス(PULSE)」ファミリーは、クロノスイスの歴史において最も進歩的な章を象徴するコレクションです。そこには、ブランドのアイデンティティである「オニオンリュウズ」や「コインエッジベゼル」伝統の意匠を受け継ぎながら建築的で力強く、一目でそれとわかるコンテンポラリーなデザイン。大きな特徴は、国境やタイムゾーンを越えて活動するコレクター、すなわち「二つの世界」を行き来する人々のために開発されました。

 そしてこの「パルス GMT エナメル スカイゴールド」において、クロノスイスはあえて対極にある二つの世界を融合させたのです。それは、モダンなタイムピースと、時計製造において最も古く、最も困難とされる装飾工芸(エナメル)の出会いです。

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クロノスイスの「Paillonné Enamel(パイヨン・エナメル)装飾技法」

「パイヨン・エナメル」とは、極めて繊細で緻密な作業と長い制作時間を必要とする技法で、まずエナメル職人が、金箔のシートで形成された小片をカットし、装飾する素材の表面に配置します。次に半透明な色味を持つエナメルを施し、高温で焼成します。

 ルツェルンにある、クロノスイスのアトリエでは、100年前の手動旋盤機械を使い、ホワイトゴールドの文字盤に手作業でギョーシェ彫りを施します。次に半透明のブルーエナメルを幾層にも塗り重ね、高温で焼き上げます。一瞬のミスも許されないまさに真剣勝負の連続の中、深いネイビーの空が生まれます。空が完成すると、拡大鏡を使い、極薄の金箔(パイヨネ)から切り出した小さな「星」を一つひとつ手作業で配置します。最後に半透明のエナメルでコーティングすることで、星々はガラスの中に浮いているかのように封じ込められ、その輝きを何世紀にもわたって保ち続けます。単なるプリントではなく、手作業で刻まれたギョーシェ彫りの上に、エナメルと共に埋め込まれた本物の金なのです。これこそ、クロノスイスの「パイヨン・エナメル」の芸術です。

「現代的なデザインと、伝統的な職人技」のコンビネーションこそが、クロノスイスの「モダン・メカニカル」を体現しています。

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PULSE GMT Enamel Sky Gold
パルス GMT エナメル スカイゴールド

Ref:CH-4221REM-GRBL
ケース径:41mm
ケース厚:13mm
ケース素材:5Nゴールド
防水性:10気圧
ストラップ:一体型5Nゴールド製ブレスレット
ムーブメント:自動巻き、Cal.C.6002、約55時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、29石
仕様:センターに分針および秒針、3時位置にローカルタイム(短針)カウンター、9時位置にGMT機能/24時間計(第2時間帯を表示)、立体的な3Dダイアルのセンターパーツにハンドギョーシェ彫りとパイヨンエナメル装飾、ねじ込み式のサテン仕上げサファイアクリスタルケースバック
限定:世界限定50本
予価:19,800,000円(税込)
発売予定:2026年7月

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ブランドニュース クレドール(CREDOR) /sites/default/files/newsThumbnail/02_title_51.jpg /sites/default/files/newsMainImage/02_title_51.jpg

 2026年の新作としてセイコーウオッチ株式会社が、クレドール ゴールドフェザーより、30年間にわたる彫金の技の粋を注ぎ込んだトゥールビヨン限定モデルを2026年8月7日(金)より発売します。希望小売価格は28,600,000円(税込)、全世界で25本限定です。

 クレドールは、1974年に誕生して以来、卓越した技術と繊細な感性を融合させ、最高級の品質を追求しながら、唯一無二の個性を紡いできました。ブランド名の由来となる「黄金の頂き」は、日本発のドレスウオッチブランドとして、品質と美の頂点を極めるという信念を象徴しています。

 そしてこのたび、初参加となるWatches and Wonders Geneva 2026にて、ブランドメッセージ「The Creativity of Artisans(匠たちの探求と豊かなる創造)」を体現する、彫金の美を宿したモデルを、全世界で初めて展示します。


唯一無二の彫金技法

 クレドールならではの美しさを探求し続ける匠の技のひとつに、独自の彫金があります。クレドールの彫金は、滑らかで繊細な彫り方の洋彫りをベースにしつつ、和彫りのようにシャープに輝くのが特徴です。

 一般的な洋彫りの技法で曲線を彫った場合、光沢が弱くまた彫った面が荒れてしまうことがあります。また、和彫りで使われる一般的な彫刻刀は彫った面が美しく輝くのが特徴ですが、槌で彫刻刀を叩いて彫る和彫りの手法は、クレドールの薄くて小さいムーブメントのパーツを歪めてしまうため、不向きです。そのため、クレドールでは彫金師が、彫りたい模様や自らの手の形状に合わせた独自の彫刻刀(バイト)を自作し、長年にわたって鍛練を重ねることで、どの角度からも美しく輝く美しい彫金面を生み出します。

 この彫金技法は1996年に確立され、2026年は30年目を迎えます。彫金師は、独自の彫刻刀のメンテナンスやそのための道具作りも行い、腕時計を彩るために様々なアプローチを試しながら新しい表現を探求し続けてきました。

 本作は、匠の閃きと30年間にわたり究め続けた彫金技術によって、ダイヤルとムーブメント、腕時計の表と裏に、惜しみなく多彩な直線や模様を描き出し、クレドールの新たな「美」を創造した「ゴールドフェザー トゥールビヨン 彫金モデル」です。

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放射状に広がる羽根のように軽やかな直線と極細のローマ数字を彫ったダイヤル

 二層に重ねたダイヤルは、羽毛のように柔らかく細やかな模様を放射状に彫ることで、滑らかで絹のような質感と、光がたゆたうかのような優雅さを生み出しています。それぞれのダイヤルに繊細な彫金を施し、2層に重ねたとき、直線が途切れることなくつながるように仕上げるには、卓越した匠の技が求められます。

 また、クレドールが誕生した1970年代に採用された、手書きの版下による繊細で優美なローマ数字のインデックスから着想を得た、シャープな極細のローマ数字のインデックスを彫っています。分目盛には、「魚々子(ななこ)」模様といわれる細かな円を一つひとつ彫り込み、精緻な美しさのなかにきらめきを与えるとともに、時刻の読み取りやすさも確保しています。


トゥールビヨンキャリッジから、力強い光の軌跡のようにまばゆく伸びる直線の彫金

 裏から見ることのできるムーブメントと飾り板には、匠の閃きを表すかのような、まばゆい光の軌跡のように力強く伸びる直線を、トゥールビヨンキャリッジから放射状に彫り込んでいます。

 トゥールビヨンを備えるキャリバー6850で最も薄い部品の厚みは0.25mmしかなく、そこにわずか0.15mmの深さの範囲で彫るためには、技術だけでなく、長年にわたって培った指先の感覚が必要です。さらに、本作で挑戦しているのは、ムーブメントの部品3枚と三日月型の飾り板1枚にわたってつながっているように彫られる、太く、長い直線です。この直線の彫金は1度の彫りで完成するものではなく、彫刻刀の刃の角度と深さを一定に保ちながら、何回かに分けて彫り進めていくことによって描かれます。

 さらに、彫金を施すパーツには、ベースの細やかな仕上げに加え直線だけでなく、連続した細かな円を刻む「魚々子(ななこ)」模様や、鏨(たがね)を使って付ける「六角荒らし」が施されています。これまでクレドールの彫金師が培った技を随所に活かした躍動感のある姿を、シースルーの裏ぶた越しに鑑賞することができます。

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軽やかさを生み出すケース構造を備えた、クレドール ゴールドフェザー

 セイコーの薄型メカニカルウオッチの先駆けであり、2023年にクレドールの名のもとに蘇った「ゴールドフェザー」は、クレドールを代表する、高級薄型ドレスウオッチです。羽根のように「薄く」、「軽やかで」、「空気をはらみ」、「艶やかで」、「優美」であることをデザインコンセプトとし、現代のドレスウオッチとしてふさわしいスペックとデザインにアップデートされています。

 ケースと裏ぶたが一体化した構造を採用することで、トゥールビヨンムーブメントを搭載しながらも8.6mmの薄さと強度を両立するとともに、ゴールドフェザーらしい優美なカーブを描く、軽やかなケースフォルムを実現。熟練した匠の手によって手作業でケース表面を磨きあげるとともに、裏ぶたのガラスもカーブさせることで、ケースからガラスにシームレスに続くなめらかさを備え、優しい着け心地に仕上げられています。


薄さと実用性の高いパワーリザーブを両立した、トゥールビヨンムーブメント「キャリバー6850」

 搭載されているムーブメント「キャリバー6850」は、直径25.6mm、厚さ3.98mmという非常にコンパクトなムーブメントです。既存の「キャリバー6830」と同じサイズでありながら、香箱(動力ぜんまいの収められた部品)の容量を拡大することで、約60時間のパワーリザーブを実現。ゴールドフェザーに搭載する全てのムーブメントは、その薄さゆえに、高度な技能を有する時計師が雫石高級時計工房において一貫して組立・調整からケーシングまでを手掛けています。

 ストラップには、セイコーウオッチ株式会社も加盟しているLWG(レザーワーキンググループ)の認証を取得しているタンナーで生産されたレザーを使用しています。

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ゴールドフェザー トゥールビヨン 彫金 限定モデル

Ref:GBCF997
ケース径:38.6mm(りゅうず含まず)
ケース厚:8.6mm
ケース素材:プラチナ950
防水性:日常生活用防水(3気圧)
ストラップ:クロコダイル、プラチナ950製ワンプッシュ三つ折れ方式中留(一部プラチナ900)
ムーブメント:メカニカル、手巻、Cal.6850、日差+15秒~-10秒、約60時間パワーリザーブ(最大巻上時)、毎時21,600振動、22石
仕様:時・分表示、トゥールビヨン、シルバーのフェザー調彫金ダイヤル、ボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)、シースルーバック
限定:世界限定25本(うち国内18本)
価格:28,600,000円(税込)
発売予定:2026年8月7日(金)

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ブランドニュース クレドール(CREDOR) /sites/default/files/newsThumbnail/01_title_50.jpg /sites/default/files/newsMainImage/01_title_50.jpg

 2026年の新作としてセイコーウオッチ株式会社が、クレドールより、深みのある青色のグラデーションと高蒔絵が美しい漆芸ダイヤルの限定モデルを発売します。2026年6月5日(金)発売予定で、希望小売価格は5,500,000円(税込)、全世界で25本限定です。

 クレドールは、1974年に誕生して以来、卓越した技術と繊細な感性を融合させ、最高級の品質を追求しながら、唯一無二の個性を紡いできました。ブランド名の由来となる「黄金の頂き」は、日本発のドレスウオッチブランドとして、品質と美の頂点を極めるという信念を象徴しています。

 そしてこのたび、初参加となるWatches and Wonders Geneva 2026にて、ブランドメッセージ「The Creativity of Artisans(匠たちの探求と豊かなる創造)」を体現する、漆芸の美を宿したモデルを、全世界で初めて展示します。


漆芸の伝統美を現代的に昇華させた、奥深い青色のグラデーションダイヤル

 本作の最大の魅力は、漆の伝統と革新、さらにそれらを支える匠の高い技能が融合したダイヤルにあります。黒漆から深い青へと静かに移ろい、中央にほのかな光を宿すそのグラデーションは、伝統的な漆の作品では稀な色彩であり、唯一無二の存在感を放ちます。

 この美しさは、華やかな様式とは異なり、静寂の中に深みと美を見出す日本独自の美意識に根ざしています。

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 普遍的な美しさを宿したこの一本は、身に着ける人の心に永く寄り添います。

 漆芸ダイヤルの色合いは、黒漆との調和を追求し、彩度を緻密に調整することで生まれた深い青色です。熟練の匠が幾重にも塗り重ねることで、静謐で重厚な美しさを湛えています。

 複数回にわたり、塗りと砥石による研ぎを繰り返し、最終工程では熟練の匠の指先の感覚でダイヤルを磨き上げることで、奥行きのある艶感や繊細なグラデーションを実現しています。

 本ダイヤルは柔らかくカーブを帯びており、その曲面に沿って均一に研ぐためには、ダイヤルの角度を精緻に調整する必要があります。この繊細な工程には、匠の研ぎ澄まされた感覚が欠かせません。

 さらに、12か所のインデックスや「CREDOR」ロゴ、6時位置の「Goldfeather」は、全て高蒔絵で描かれています。繊細かつ立体的な高蒔絵が生み出す陰影は、ダイヤルに奥行きと豊かな表情をもたらします。

 高蒔絵にはプラチナ粉を採用し、深みのあるダイヤルカラーとの美しいコントラストを生み出しています。プラチナ粉は非常に硬質で、微細な粒子への加工が困難なため、蒔いた金粉を磨く際に用いる鯛牙に加えて、金属ヘラも駆使し、丹念に蒔絵を磨き上げています。

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羽根のように薄く、軽やかな「ゴールドフェザー」のプラチナ製ケース

 本作は、名機「ゴールドフェザー」の意匠を受け継ぎ、プラチナ製ケースで仕立てた薄型のメカニカルウオッチです。

 1960年に誕生した「セイコー ゴールドフェザー」は、セイコーの薄型メカニカルウオッチの先駆けであり、2023年にクレドールがその名を受け継ぎました。羽根のように「薄く」、「軽やかで」、「空気をはらみ」、「艶やかで」、「優美」であることをデザインコンセプトとし、現代のドレスウオッチとしてふさわしいスペックとデザインにアップデートされています。


雫石高級時計工房製の「キャリバー68系」ムーブメント

 本モデルに採用している6890ムーブメントは、雫石高級時計工房において、高度な技能を有する時計師が一貫して組立・調整からケーシングまで手掛けています。

 ストラップには、当社も加盟しているLWG(レザーワーキンググループ)の認証を取得しているタンナーで生産されたレザーを使用しています。

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ゴールドフェザー 漆芸ダイヤル 限定モデル

Ref:GBBY967
ケース径:37.4mm(りゅうず含まず)
ケース厚:8.1mm
ケース素材:プラチナ950
防水性:日常生活用防水(3気圧)
ストラップ:クロコダイル、プラチナ950製美錠
ムーブメント:メカニカル、手巻、Cal.6890、日差+25秒~-15秒、約37時間パワーリザーブ(最大巻上時)、毎時21,600振動、22石
仕様:時・分表示、ディープブルーの漆芸ダイヤル、ボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)、シースルーバック
限定:世界限定25本(うち国内15本)
価格:5,500,000円(税込)
発売予定:2026年6月5日(金)

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ブランドニュース チューダー(TUDOR) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2781.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2797.jpg

 製造から80年を経た曲技飛行機で限界ギリギリの飛行に挑み、あるいはヘリコプターで宙返りしながら空を舞う、これ以上に大胆なものは他にないでしょう。しかし、フライング・ブルズのコクピットではそれが日常に過ぎません。そしてこれこそが、チューダーがオフィシャルパートナーとなった理由です。

 希少な歴史的名機やアクロバットヘリコプターを含む45機もの機体を、12人のパイロットが操るフライング・ブルズは、今日の航空界において最も圧倒的な存在のひとつです。彼らは世界中を飛び回り、並外れた技量を持つパイロットの手で、機体の極限の性能を披露しています。物理法則を無視するかのようなマニューバーやスタントで、観衆を魅了し続けています。その手首にあるのがチューダー ウォッチです。世界のタイムゾーンをまたいで、あらゆる航空ショーの時間を正確に刻んでいます。

 極限下で真価を発揮することは、チューダーにとってはお手のものです。それはブランドに流れるDNAの一部であり、まさに「Born To Dare」の体現といえます。そして今、チューダーは同じように勇気ある仲間、フライング・ブルズのコクピットに居場所を見つけました。

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ABOUT THE FLYING BULLS

 フライング・ブルズの歴史は1980年代後半に遡ります。当時チロリアン航空のパイロットだったシギ・アンゲラーは、最新のジェット機を操縦する傍ら、歴史的な名機に深い情熱を注いでいました。手の届く戦闘機を探していた彼は、ノースアメリカン T-28Bを見つけ、オーストリアのインスブルックに持ち帰り、修復しました。その後、グラマン G44 ウィジョンや伝説的なチャンス・ヴォート F4U-4 コルセアをコレクションに加えた頃、彼はレッドブルの創設者であるディートリヒ・マテシッツと出会いました。

 このコルセアがアンゲラーとマテシッツを巡り会わせました。マテシッツはその類まれな機体に「レッドブル、翼を授ける(Red Bull gives you wings)」という広告スローガンの理想的な企業シンボルを見出しました。こうして、フライング・ブルズの構想が誕生しました。エナジードリンクが世界を席巻し始めると同時に、航空フリートもまた躍進しました。インスブルック空港が手狭になったことから、1990年代後半、ザルツブルク空港に隣接する新しいハンガー(格納庫)の建設計画が持ち上がりました。

 同時に、パイロットや技術者たちの緩やかなネットワークを恒久的な組織とする時がきたと判断され、1999年に「ザ・フライング・ブルズ」社が設立されました。以来、卓越した技術と圧倒的な美しさの融合が、フライング・ブルズをスターたらしめています。

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ブランドニュース グルーベル・フォルセイ(GREUBEL FORSEY) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2784.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2800.jpg

 2026年の新作としてグルーベル・フォルセイが、2023年に初登場したムーブメントのたゆまぬ進化を結晶させ、22本限定の「バランシエール 3」の新エディションを発表しました。41.50mm径のチタン製コンヴェクスケースを擁した新エディションには、アトリエ初となる仕上げが採用されています。チタンブリッジがフロスト加工され、スティールブラシを用いてカーブ面全域が手仕事で仕上げられています。アップグレードされたコントラスト、豊かなブルートーンによってムーブメントのピュアなたたずまいが引き立てられ、バランシエール 3に共通するメカニカルアイデンテイティをキープしながらも、これまでにないデザインが実現されています。

 バランシエール 3は、ローンチ当初から明確な構造をコアにデザインされています。モデルのアーキテクチャは、3つの主要ブリッジであるバレルブリッジ、テンプ受け、そして時・分表示をサポートし、スモールセコンドディスクに向かって伸びるセンターの大きなブリッジで構成されています。これらの要素が組み合わされることによって、それぞれの機能のすぐれた視認性が実現され、全体の構成に一貫性がもたらされます。

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 人間工学に基づいた曲線を描くチタン製のコンヴェクスケースを通じて、この構造がフレーミングされています。ケースバンド41.50mm径を有するコンヴェクスのアーキテクチャが、手首のカーブラインに美しくフィットします。可変ジオメトリを描くベゼル、そしてカーブラインを描くサファイアクリスタルによって、外装のフォルムとムーブメント構造間の連続性が引き立てられています。

 新作タイムピースには、グルーベル・フォルセイで独自に開発された12.60mm径の可変慣性テンプが搭載され、6つのゴールド製チラネジで固定されています。282を数えるパーツで構成されたムーブメントは、直列連結された2つの高速回転式のバレルで駆動され、72時間のパワーリザーブを提供します。技術的な密度、そして深度に彩られたビジュアルが美しく両立しています。

 このエディションにおける顕著な進化は、ブリッジの扱いに見られます。ポリッシュ仕上げのチタンを使用した明るいトーンのテンプとバレルブリッジが、アーキテクチャ内で美しい反映を放ちます。一方で、センターの大きなブリッジには、これまでにない仕上げが施されています。1時と2時位置間のムーブメントエッジから、7時と8時位置間の回転式スモールセコンドディスクまでをカバーするこのブリッジには、非常に念入りなフロスト加工が施されています。カーブ面全域にわたり、スティールブラシを用い、手仕事で仕上げられています。その際立ってマットな質感と、ムーブメントブリッジのよりライトなフロスト仕上げが美しいコントラストを奏します。また、ポリッシュ仕上げされた面取りによって、アウトラインがくつきりと鮮やかに浮かび上がります。対称的な2つの仕上げによって、表面を彩る美と光が魅惑の相互作用を織り成し、バランシエール 3の立体的なデザインを巧みに引き立てます。

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 美しいカラーニュアンス効果によって、奥行感にあふれたビジュアルがハイライトされます。ブルートーンの織りなすバリエーションによって、さらなるコントラストが生み出されます。視線が多層状のアーキテクチャヘと導かれ、よりすぐれた視認性が実現されます。

 機能面のレイアウトとして、サスペンション式のセンターブリッジ上で表示される時と分、固定表示式のスモールセコンド回転ディスク、あるいはムーブメントサイドに表示されるパワーリザーブ表示が配され、コレクションのオリジナルコンセプトが踏襲されています。

 稀少数22本限定でローンチされる新しいバランシエール 3には、仕上げにおける進化が凝縮されています。ブリッジに新たなビジュアル表現を導入し、カーブラインを描くチタン面にこれまでにない加工を施すことで、あくまでもグルーベル・フォルセイの誇るバランシエール 3のオリジナルビジョンに忠実に、メカニカルアーキテクチャにおける表現の可能性を雄弁に押し広げています。

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Balancier 3
バランシエール 3

Ref:P01430
ケース径:41.50mm
ケース厚:13.35mm
ケース素材:チタン
防水性:5気圧(50m)
ストラップ:ブルーラバー、チタン製フォールディングクラスプ
ムーブメント:手巻き、Cal.GF09cx、72時間パワーリザーブ、毎時21,600振動、43石
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)表示、パワーリザーブ表示、グルーベル・フォルセイテンプシステム、立体ジオメトリ形状のベゼル、立体ジオメトリ形状のアワーインデックス、スーパールミノバを用いたインデックスと針、カーブした合成サファイアクリスタルのシースルーケースバック
限定:世界限定22本
価格:要お問い合わせ

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ブランドニュース ジェラルド・チャールズ(GERALD CHARLES) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2782.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2798.jpg

 ウォッチズ・アンド・ワンダーズ ジュネーブ 2026において、ジェラルド・チャールズが2026年の新作として、現行モデルのなかで最も複雑なタイムピースであり、時計業界で世界初の試みとなるモデル、「マスターリンク パーペチュアルカレンダー」を発表します。

 彫刻的でハイテク、かつ極めてモダンな「マスターリンク パーペチュアルカレンダー」は、完全自社開発により誕生。詩のようなコンプリケーションのコレクションを拡充し続ける、若く野心的なメゾンにとって新たな幕開けを告げるモデルとなっています。

 400年にわたるスイス時計製造の歴史において、自社製で、アシンメトリー構造、かつ3つのカウンター表示を備えた自動巻きパーペチュアルカレンダーキャリバーが発表されたのは、これが初めてです。


シェイプケースにパーペチュアルカレンダー、そして時計製造における新たな先駆け

 25年以上前にジェンタ氏によって確立されたジェラルド・チャールズの「妥協なき」時計製造哲学に基づき、「マスターリンク パーペチュアルカレンダー」は時計製造における新たな先駆けとなるモデルです。400年にわたるスイス時計製造の歴史において、自社製でアシンメトリー構造を持ち、3つのカウンター表示を備えた自動巻きパーペチュアルカレンダーキャリバーが発表されたのは、これが初めてです。

 さらに、その複雑な形状と高度なエンジニアリングが求められるにもかかわらず、本モデルは100mの防水性能を実現しています。すなわち、パーペチュアルカレンダーでありながら、泳ぐことさえ可能なタイムピースです。

 3つのカウンターには、曜日、日付、月、ムーンフェイズ、そしてうるう年表示が配されており、これらは月ごとの日数の違いや、うるう年も考慮して100年以上にわたり正確に作動するよう機械的にプログラムされています。その駆動を担うのが、ゴールデンマイクロローターによる自動巻き機構を備えたキャリバー GCA11000で、約50時間のパワーリザーブを実現しています。さらにこの新キャリバーは、今後のジェラルド・チャールズにおける時計製造の革新を支える基盤ともなるものです。


ムーブメントの形成

 マスターリンク パーペチュアルカレンダーは、複数の複雑なアイデアやコンセプトを見事に統合しています。その出発点となったのは、タイムピースの鼓動であるムーブメントです。シェイプウォッチの場合、ムーブメントはしばしば丸型であるため、ケース内に無駄な空間が生まれ、その部分は丸型のシースルーバックで隠されることが一般的です。

 ケースとムーブメントは完全な共生関係を築き、デザインと超薄型機械工学が美しいシンフォニーを奏でています。マスターリンク パーペチュアルカレンダーは、時計製造における最も称賛されるコンプリケーションの一つを、彫刻的かつ極めて現代的に再解釈したタイムピースとなっています。

 本モデルは合計505個の部品で構成されており、GCA11000ムーブメントに306個、ケースに33個、ダイアルに15個、ブレスレットに151個が使用されています。直径40mmのケースと3連ブレスレットはいずれもグレード5チタン製で、軽量かつ高性能な素材です。厚さは10mm、重量はわずか97g。これにより、タイムピースは人間工学的で汎用性に優れ、卓越した品質、革新性、そして技術的価値を兼ね備えています。

 発売時には2種類のバリエーションが用意されます。1つ目は、2層構造のフュメダイアルを採用し、印象的な縦方向のカットアウト「グリル」デザインが施されています。仕上げにはスモークルテニウムを用い、ダイアルの外周に向かって濃いトーンへとグラデーションがかかっています。

 2つ目はオープンワークダイアルで、薄いサファイアクリスタル層の下に配置され、これが時字を固定する役割も果たしています。視認性を高め、整然とした印象を与えるため、カレンダー表示や分目盛りの背後にはスモーク調に色付けされた部分が追加されています。その結果、ケースとムーブメントは完全な共生関係を築き、デザインと機械工学が美しいシンフォニーを奏でています。

 このオープンワークバージョンでは、ムーブメントのベースプレート、ブリッジ、カム、レバーの魅力的な構造を堪能できます。それぞれには、ペルラージュ、アングラージュ、直線および曲線のジュネーブ・ストライプなど、伝統的な仕上げ技法が精緻に施されています。二層ダイアルのバージョンにも同様の装飾が施されており、見えない部分も見える部分と同じくらい重要であるというジェラルド・チャールズの品質理念を体現しています。

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 マスターリンク パーペチュアルカレンダーでは、ジェラルド・チャールズが開発し、2025年に発表された装飾技法「ダークブラスト®」が復活しています。ベゼルやブレスレットの中央リンクに施されるこの技法は、サンドブラストの進化版であり、専門的な処理工程によって実現されますが、その詳細は厳重に秘匿されています。表面を暗くし耐傷性を高めるだけでなく、素材自体を硬くする一方で、手触りは柔らかくベルベットのようで、まるでラバーのような感触を生み出します。

 これは、ケースやリューズに施された様々な仕上げのひとつに過ぎません。ケースの側面は縦方向にブラッシュ仕上げが施され、丸みを帯びポリッシュされたラグとのコントラストが際立ちます。同じポリッシュ仕上げはベゼル下やケース縁、ラグとラグの間にまで施され、流れるような、ほとんど液体のような動感を生み出し、ケースやベゼルの重厚で堂々とした佇まいと対比を成しています。リューズは操作性を考慮してローレット加工が施され、先端は鏡面仕上げのピラミッド型となっています。これらの仕上げが一体となり、タイムピースの建築的でスポーティな魅力を一層引き立てています。

 その印象はブレスレットのデザインにも続きます。中央リンクにはダークブラスト®仕上げが施され、一方で外側のリンクは上面がポリッシュ仕上げ、側面に沿って縦方向にブラッシュ仕上げが施されています。さらに、ポリッシュされた柔らかな曲線の面取りが加えられ、3種類の異なる仕上げを組み合わせた高度なコンセプトのブレスレットが完成しました。この複雑な仕上げの組み合わせには、専用の工具が必要とされました。また、薄型・軽量・テーパー形状により、ブレスレットはスポーティかつ人間工学的な装着感を保っています。


読みやすいパーペチュアルカレンダー

 マスターリンクのケースは建築的な傑作である一方、そのアシンメトリーな形状は、特に防水性の確保において、デザイナーやエンジニアにとって常に多くの課題をもたらします。しかし、パーペチュアルカレンダーの表示配置においては、この形状がむしろ利点となりました。

 6時位置のくぼみは「スマイル」と親しみを込めて呼ばれており、情報量の多い日付およびムーンフェイズ表示のための追加スペースを生み出しています。メゾンのデザインおよびエンジニアリングチームはこれを最大限に活かし、視認性を高めるとともにダイアル全体のバランスを整える、大型表示の実現につなげました。

 このアプローチにより、マスターリンク パーペチュアルカレンダーは、視覚的に煩雑で判読しづらかった従来のパーペチュアルカレンダーの常識を打ち破ります。小さな開口部を排し、ムーンフェイズの外側にグランドデイトを配置するとともに、3つの非同心円カウンターで情報を整理することで、この愛されながらも扱いにくかったコンプリケーションに、飛躍的に向上した人間工学的体験をもたらしています。


極限のスケールで追求されたマイクロメカニクス、そしてこれまでに考案された中でも屈指の高精度を誇るムーンフェイズ表示

 マスターリンク パーペチュアルカレンダーは、6時位置の大型表示内に設けられた開口部を通じて、北半球における月の満ち欠けを表示します。しかし、これは単なるムーンフェイズではありません。メゾンの精神に則り、その開発においては信頼性を損なうことなく精度を高めることが追求されました。パーペチュアルカレンダーは100年以上にわたって機械的に作動するよう設計されているため、少なくとも1世紀にわたり高い性能を維持できるだけの耐久性が各コンポーネントに求められています。

 そのため、メゾンのエンジニアは特別なギア機構と、これまでにない高度な技術を要するレバーを開発しました。一般的に、29日周期のムーンフェイズ表示は59歯のホイールによって制御され、月は1日に2回進みます。これに対し、マスターリンク パーペチュアルカレンダーのムーンフェイズホイールは135歯を備えており、月は1日に4回以上進行します。その動きは、肉眼ではほとんど知覚できない非常に細かなステップで構成されており、一つの連続した動きのように表現されています。

 ここでの課題は、この動きを実現するギア機構を設計することだけでなく、ホイールの歯に加わる大きな力に耐え得るだけの強度を持たせることでした。同様に、高い弾性と耐久性を兼ね備えた極めて小さなレバーの開発も必要とされました。このレバーは人の髪の毛よりも細いにもかかわらず、スチール製で一般的なプレス加工ではなく、より高度で時間を要するCNC加工によって製作されています。それにより、優れた性能と精度を実現しています。

 このように極限レベルのマイクロメカニクスによって技術的課題を克服すると同時に、ムーンフェイズの装飾にも同等の洗練さが求められました。ディスプレイには、精緻な月面の質感をレーザー刻印したドーム状の月が配され、夜空を想起させるラッカー仕上げのブルーディスクの上に浮かび上がります。

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ストーリーを描き出す ― 重要なすべてのディテール

 マスターリンク パーペチュアルカレンダーにおいて、メゾンのディテールへの徹底したこだわりを示すもう一つの要素がケースバックです。

 アシンメトリーのサファイアクリスタルを採用しており、これは製造および防水性の確保の両面で極めて高度な技術を要する部品です。その形状により、100mの防水性能を実現するための専用ガスケットの開発をはじめ、複数の追加工程が必要とされました。こうした極めて困難な課題は、これまで時計製造において前例のないものでしたが、“妥協なき”という理念に突き動かされ、メゾンのエンジニアたちはあえて困難に挑み、見事に克服しました。なお、このガスケットの形状はジェラルド・チャールズが特許を取得しました。

 このシースルーケースバック越しに、着用者はジェラルド・チャールズの物語を語るムーブメントを余すことなく堪能することができます。メインプレートやブリッジは、メゾンの拠点であるジュネーブの地形を映し出すように形作られ、配置され、仕上げられています。直線のジュネーブストライプは街の道路を、曲線を描く波打つストライプはレマン湖の水面を表現しています。これらのパーツの間に設けられた細い隙間はローヌ川の流れを想起させ、ブラックルビーはモンブラン通りに位置するジェラルド・チャールズのアトリエの場所を示しています。そして物語を締めくくるように、テンプは湖の象徴であるジェ・ドーの位置に配されています。さらに、ムーブメントのゴールデンマイクロローターもはっきりと視認でき、そこには六角形のハニカムモチーフが刻まれています。この意匠は、マスターリンクと姉妹モデルであるマエストロとのデザイン的なつながりを象徴しています。


エルゴンテック®と人間工学がもたらす力

 マスターリンク パーペチュアルカレンダーを支える基本理念のひとつが、ジェラルド・チャールズが開発・商標登録し、2025年に導入した快適性のための設計指標「エルゴンテック®」です。エルゴンテック®は、人間の手首のプロポーションを導き出す数学的計算に基づいており、ケースやブレスレットのあらゆる角度、曲線、表面に至るまで、手首にいかに人間工学的かつシームレスにフィットするかを追求するため、時計の設計・開発プロセスにおけるすべての判断に影響を与えています。この科学的アプローチと直感的なクリエイティブプロセスを融合させることで、ジェラルド・チャールズは独自の時計製造の姿勢を改めて示しています。

 ユーザーフレンドリーをテーマに、マスターリンク パーペチュアルカレンダーの各表示は、ケースの両側に2つずつ配置された計4つのプッシャーによって調整されます。各プッシャーには適度なくぼみが設けられており、付属の専用ペンを用いて容易に操作できる設計です。このペンには柔らかな先端が採用されており、調整時にケースへ傷が付くのを防ぎます。エンジニアたちは当初、リューズによる調整機構の統合も検討しましたが、パーペチュアルカレンダーの複数の表示を単一のリューズで操作することは複雑になりやすいと判断しました。その結果、本モデルではシンプルで耐久性が高く、かつ使いやすいソリューションが採用され、メゾンのエンジニアリングにおける中核的な目標を満たしています。

 世界水準の研究開発への継続的な取り組みの一環として、ジェラルド・チャールズは、ムーブメントに対する100年以上の使用による影響をシミュレーションするプログラムを開発するため、専門のIT技術者を新たに採用しました。このバーチャルテストは、実環境での試験と並行して実施され、部品の経年変化を加速させる検証が行われました。具体的には、新キャリバーに対して塩、霧、熱、寒冷、衝撃といった試験を課し、さまざまな過酷環境に耐えうる性能を備え、メゾンの要求水準の高い顧客の期待に応えられることを確認しています。

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Masterlink Perpetual Calendar
マスターリンク パーペチュアルカレンダー

Ref:ML11.0-TNBR-TNSB-BR00SR-TNDP
ケースサイズ:40×40mm
ケース厚:10mm
ケース素材:3種類の仕上げ(ダークブラスト、ブラッシュ、ポリッシュ)を施したグレード5チタン
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:3種類の仕上げ(ダークブラスト、ブラッシュ、ポリッシュ)を施したグレード5チタン、GC刻印入りフォールディングクラスプ(隠しプッシャー付きディプロワイヤント)
ムーブメント:自動巻き、Cal.GCA11000(自社開発)、50時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、29石
仕様:時・分表示、パーペチュアルカレンダー(曜日、日、月、うるう年)、ムーンフェイズ、縦方向のサンレイ仕上げにグラデーションと外周に向かって色が濃く変化する二層構造のアンスラサイトグレーダイアル、シースルーケースバック
価格:13,860,000円(税込)

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Masterlink Perpetual Calendar
マスターリンク パーペチュアルカレンダー

Ref:ML11.0-TNBR-TNSB-SP31PS-TNDP
ケースサイズ:40×40mm
ケース厚:10mm
ケース素材:3種類の仕上げ(ダークブラスト、ブラッシュ、ポリッシュ)を施したグレード5チタン
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:3種類の仕上げ(ダークブラスト、ブラッシュ、ポリッシュ)を施したグレード5チタン、GC刻印入りフォールディングクラスプ(隠しプッシャー付きディプロワイヤント)
ムーブメント:自動巻き、Cal.GCA11000(自社開発)、50時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、29石
仕様:時・分表示、パーペチュアルカレンダー(曜日、日、月、うるう年)、ムーンフェイズ、オープンワークド サファイアダイアル、シースルーケースバック
価格:15,400,000円(税込)

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ブランドニュース ブレゲ(BREGUET) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2778.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2794.jpg

「トラディション」の歴史を追求するブレゲ

 2026年、メゾン・ブレゲはマニュファクチュールの歴史的な柱を成す「トラディション」コレクションをさらに活気づけます。「トラディション」は、文字盤側に露わにしたムーブメントにメゾンのあらゆるデザインコードを集約するという異例のスタイルに、ブレゲのDNAが宿っています。そこにはブランドの遺産、創設者ブレゲが後世に残したもの、さらに彼が描いた未来への道筋が読み取れます。

 今回さらなるモデルがコレクションを充実させます。レトログラードセコンドのデザインが異なる「トラディション 7037」と「トラディション 7097」、同じくレトログラードセコンドを装備しながら、ベゼルとバックルにダイヤモンドをセットした「トラディション 7038」、第二時間帯表示を取り入れた「トラディション GMT 7067」などです。

 これらのモデルは、今回の仕様変更によって、より現代的なブレゲ・スタイルへと近づきました。とりわけ、一部モデルにおけるローマ数字からアラビア数字への転換、伝統的なグラン・フーエナメル文字盤に加え、ムーブメントに施された新たな仕上げ、新しいストラップなどです。


代表的なコレクションに再び取り組む

 2005年に登場した「トラディション」コレクションは、この20年の間に時計コレクターにとって参照すべき出発点のようになってきました。そこにはアブラアン-ルイ・ブレゲが追求した2つの目的が込められています。卓越したムーブメントを生み出しながら、同時に完璧な美の調和を実現することです。

「トラディション」というモデルは、2つの探求を唯一無二かつ首尾一貫したひとつに融合させ、そのすべてを文字盤側で完全に見せています。左右対称で完全な均整を保つ卓越したムーブメント構造は、その基本的なアイデンティティのひとつを成しています。実際にキャリバーは表裏が反転していて、通常はケース裏側に隠れている時計機構を表側で露わに見せているのです。見た瞬間にムーブメントのあらゆる要素が目に入り、明快な手法やシンプルで見やすい機構の配置、上質な仕上げ、巧妙な表示、卓越した技術といったブレゲの優れた特質がひと目でわかります。

 時計の上部に置かれたオフセンターダイヤルは、直接「モントレ・ア・タクト」から想を得ています。ムーブメント構造もまたまったく同様で、このブレゲを代表する歴史的な時計の構造を受け継いでいます。

「モントレ・ア・タクト」は、アブラアン ルイ・ブレゲによって1795年頃に考案され、1799年から販売が始まりました。この時計自体も、数年前に先立って考案された「スースクリプション」のデザインを継承しています。

 2026年の新しい「トラディション」は、コレクションをより現代的な方向へと推し進めるための土台作りに取り組みます。つまり、逆説的ながら、歴史的な考え方に従ってそれを進めるのです。というのは、時計師アブラアン-ルイ・ブレゲのビジョンを忠実に反映するためです。それは、自身の時計技術とデザインをたゆみなく進化させ、その時代との融合を図りながら常に最先端の立場を維持することでした。「トラディション」の新作は、歴史的なノウハウと現代の先端技術を生かし、たしかな現代感覚が隅々まで息づいています。

 これらの新作により、ブレゲは創業者アブラアン-ルイ・ブレゲの理念を再び明確に取り入れます。それを通じて、自身の世代のテイストやライフスタイルにマッチした時計を探している21世紀の時計コレクターたちの期待に応えます。


トラディション 7037

「トラディション 7037」は、シンプルな外観ながら、個性を主張します。ホワイトゴールドによる38mmケース、時針と分針の2本、そして50時間のパワーリザーブを通じてその確かな作動を示すレトログラード式スモールセコンドを備えています。

 このような極めて洗練された仕様の選択により、文字盤の周囲は大きく広がり、どのような複雑機構にも遮られることなくその純粋な表情を保っています。そこでは構成要素が絶妙な調和をもって配置されていますが、マニュファクチュールの本領発揮は、まさに仕上げの作業です。「トラディション 7037」では、グルネイユ仕上げの地板、ショットブラスト仕上げのブリッジ、手動のギヨシェ彫りでスネイル模様を刻んだ香箱蓋など、ムーブメント全体が初めてブルーに彩られているのです。そしてこれらあらゆる部品が手作業で仕上げられています。

 しかし、最も注目すべき要素は、12時位置の文字盤です。ホワイトゴールドをベースにして作られた文字盤は、一般的なギヨシェ彫り文字盤に取って代わり、伝統的なグラン・フーエナメルでホワイトに仕上げられ、さらにはローマ数字もアラビア数字に置き換えられています。

 マニュファクチュールの歴史担当者たちはアラビア数字の選択に注目しています。それは「トラディション 7037」のダイヤルに明確に現代的な美しさをもたらしている一方で、実際にはブレゲが1799年の時点で、当時としては極めて革新的であったアラビア数字をすでに採用していた、とういうことです。新しい「トラディション 7037」は、時計師ブレゲと現在のマニュファクチュールとの絆を強固にします。250年以上の時を経て、両者に共通するモダニティという意思がまったく同じ選択、つまりアラビア書体のブレゲ数字の選択に表れているからです。1783年にアブラアン-ルイ・ブレゲがデザインした数字は、他の多くの時計製作者たちに用いられるようになりました。それは、実際に時計産業全体に恩恵をもたらした発明であったわけです。

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ブレゲの精神に直結

 時計の裏面においてもこうしたアプローチは同様です。ムーブメントが誇らしく示す半月形のローターもアブラアン-ルイ・ブレゲ自身によって考案されたデザインを直接参考にしています。このようなローターの開発でさえ、またしても時計師ブレゲは当時の常識を覆す手法を2つの点で実践しました。

 まず、すでに築かれていた自動巻時計の基礎そのものについてです。これ以前にも、自動巻き機構の着想については、他の時計師や兼機械工たちによる試みは見られますが、1780年以前に製作が始まったと考えられるブレゲの「No.1/8/82」は、現存する最古の自動巻時計であるのは間違いありません。この時計は現在ヴァンドーム広場のブレゲ・ミュージアムに所蔵されています。

 続いて、このローターにプラチナを用いた点です。18世紀の終わりの頃、プラチナは革命的な素材でした。その製造工程が発見されたのは1780年当時でした。ローターの動作を最適化する革新的な技術的解決策をたえず模索していたアブラアン-ルイ・ブレゲは、ゴールドより30%も高密度でスティールの2.5倍も重いプラチナが彼の自動巻時計「ペルペチュエル」にとって格段に良好な巻き上げをもたらすと理解しました。ブレゲ・マニュファクチュールは、この素材に再び回帰し、時代に先行する彼の先見の明や、今もなお比類なき現代性を称えます。プラチナは、今では数えきれないほどの自動巻ローターに使われているからです。

 ゴールドの38mmケースを採用する「トラディション 7037」は、セリエ仕立てのブルーで、ライトグレーのステッチを施したラバーストラップを組み合わせて提供されます。ブレゲは、ホワイトのラバーストラップも用意する予定です。


トラディション GMT 7067

 新しい「トラディション GMT 7067」は、このコレクションにおいてすでに名称の由来となっているモデルのデザインコードを採用しながらも、大きな相違点があります。

 この「トラディション」のモデルでは、時刻表示の文字盤に初めてグラデーションのグリーンが用いられています。グラン・フー エナメルでこれを実現するには非常に高度な技術を要します。熟練のエナメル職人は、文字盤中央部の深いグリーンから外周部の漆黒のブラックへと徐々に移り変わる完璧な色の変化を見出さなくてはなりません。エナメル釉薬の選択、その段階的な変化、色彩のバランス、そして焼成における温度と時間の厳密な管理などは、メゾン・プレゲで大切に受け継がれる真正のノウハウです。それらがこの文字盤において本物のメティエダールの表現となっています。通常のように文字盤がケースいっぱいに収められているわけではないので、なおさら非常に困難です。そして「トラディション 7037」の場合のように、アラビア数字の採用が同じくブレゲの精神に忠実であることを示し、文字盤外周部のブラックの部分に置かれたアラビア数字をシルバーカラーで彩ることで優れた視認性を実現しています。


アブラアン-ルイ・ブレゲを直接想起させる仕組み

 主たる文字盤はローカルタイム、すなわち現在地の時刻を示します。8時位置にある追加の文字盤はホームタイム、つまり、ふだん生活する国の時刻を示します。そして10時位置に控えめに配されたデイ/ナイト表示がムーブメントを補完しています。この表示は、複雑機構を±1時間単位で調整するためのリュウズのすぐ近くに位置します。

「トラディション GMT 7067」では、ホームタイムの数字を2つの選択肢、すなわちアラビア数字(ブレゲ数字)とオリエンタル数字から選べます。この後者のバリエーションは、マニュファクチュールの現行製品では珍しいとはいえ、実際にアブラアン-ルイ・ブレゲが1800年以降にオスマン帝国の顧客向けに行っていた正真正銘のパーソナリゼーションに由来します。現在“トルコ時計”と呼ばれているこれらの時計は、エナメル文字盤や独自のオリエンタル数字によって容易に判別できます。しばしば二重構造になっていたケースも、全体にエナメルが施され、花や風景のモチーフで装飾されていました。

 したがって現在のブレゲも、偉大な時計師アブラアン-ルイ・ブレゲ自身が19世紀初頭に行っていたように、アラビア半島の顧客に対してパーソナリゼーションに再び取り組んでいます。

 2つの時間帯の選択もまた、偉大な時計師の遺産です。アブラアン-ルイ・ブレゲは、1815年にフランス国王ルイ18世から王国海軍時計師に任じられました。その使命は、1884年に「タイムゾーン」として定義されることになる時差を最高峰の精度をもって克服することにありました。やがてその系譜は4代目アントワーヌ・ブレゲを経て、5代目の航空機の先駆者ルイ-シャルル・ブレゲとジャック・ユジェーヌ・アンリ・ブレゲ兄弟へと受け継がれました。初期の世界飛行を実現させた航空界のパイオニアである彼らの飛行には、デュアルタイムウォッチが不可欠だったのです。

 プラチナの40mmケースを採用する「トラディション GMT 7067」は、グリーンのステッチを施したブラックのラバーストラップを組み合わせて提供されます。

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トラディション 7038

 この新しいモデルは、時計づくりの巧みな技を熱烈に愛するファンに向けられた稀少な製品に数えられます。オートオルロジュリー(高級時計製造)とジュエリーを融合し、先端技術と洗練された技法が結び付いています。

 それぞれのモデルは、ブレゲの卓越した職人技を証明する比類ないノウハウによって作られにています。

 ブレゲの自動巻ムーブメント、キャリバー505SRによって駆動する「トラディション 7038」は、ロジウムを施した18Kホワイトゴールドのケースの中心で機械式時計としての表現を展開します。時計に用いる石のルビーを配したリュウズに対し、繊細に光をとらえるダイヤモンドを58個あしらったベゼルは、このモデルを目映い輝きで引き立てます。

 メゾン・ブレゲは、「トラディション」のモデルでは初めて文字盤をブラックのアベンチュリンガラスで美しく飾りました。シルバーのパウダーの繊細な転写によって引き立てられた文字盤は、全体に深みのある微妙な表情を生み出しています。また、グルネイユ仕上げのブリッジと地板は、濃厚なブラックの表面処理よって美しく演出されています。

 時刻の読み取りは、先端に穴の開いたモチーフが付くホワイトゴールド製のブレゲ針で行います。10時位置のレトログラードセコンドの針も同様にホワイトゴールド製で、エレガントに表示を飾ります。ケースバンドのフルート装飾(コインエッジ)やロウ付けのラグは、「トラディション」コレクションの歴史的なデザインコードを踏襲しています。

 サテン仕上げのファブリックによるブラックのストラップは、シルクタッチで手首を優しく包みます。ロジウム仕上げの18Kホワイトゴールド製ピンバックルには25個のブリリアントカット・ダイヤモンドが配され、時計全体の繊細な輝きを見事に演出しています。


卓越した時計職人の技を語るソレイユ模様のギヨシェ彫り

 文字盤側から見て中央に位置する香箱蓋は、太陽光線を模してデザインされたソレイユ模様のギヨシェ彫りによって引き立てられています。これは時計師アブラアン-ルイ・ブレゲが時計製造において文字盤に初めてギヨシェを導入した、その特別な職人技へのオマージュです。時がたつにつれてギヨシェ彫りは完全にメゾンの技のひとつになり、何よりブレゲが専門とする職人技にまでなりました。ブレゲは実際、ギヨシェ彫りを実践するどこよりも大規模な工房を構え、入念に修復された年代物のギヨシェ彫り機がクラシックな模様から新開発の模様まで、数多くの模様を実現しています。

「トラディション 7038」の裏側も、表側と同じように魅力的な機械装置の光景が現れます。そこには時計のオーナーの目を楽しませるために施された彫金の技が繰り広げられ、時計を着用すると隠れてしまう部分にまで及ぶメゾンの細部へのこだわりが見て取れます。したがって表側と同じように、ケース裏面で回転するローターやグルネイユ仕上げのブリッジは、濃厚なブラックの表面処理で美しく演出されています。ゴールドで作られたローターは、アブラアン-ルイ・ブレゲの時代に考案されたローターを思い起こさせますが、ここではローターに半円形が用いられ、このモデルのために特別に開発されたソレイユ模様のギヨシェ彫りが施されています。微妙な装飾を通じて同じ模様をまとう香箱蓋とローターが響き合い、時計の両面の間に美的デザインの対話を生んでいます。


トラディション 7097

 「トラディション」 コレクションは常に進化を続け、その変化は徐々に繊細な形で進行します。変化によって目指すのは、アブラアン-ルイ・ブレゲが当時構想した完全なバランスを守ることです。マニュファクチュールは、この何十年もの間、自制心とともに、熟練技や大胆な試みをもってそれを入念に行ってきました。

「トラディション 7097」は、この根本的な考え方を体現しています。マニュファクチュールは、唯一無二で他とは異なる成果を得るために2つの変更を組み合わせました。はじめは、グラン・フー エナメルによるホワイト文字盤です。メゾンの歴史に呼応するこの選択は、このモデルの美的デザインを大きく変えています。エナメル文字盤は、ギヨシェ彫りのゴールド製文字盤よりもわずかに厚くなり、時計に一段と存在感や質感をもたらしています。グラン・フー エナメルはすべて、ひとつひとつ高温の炉で焼成されます。

 エナメル文字盤は、有機的なニュアンスの微妙な差によってそれぞれが唯一無二のものに仕上がります。この特別な個性は、ブレゲではおなじみのシークレットサインでいっそう際立ちます。このサインは、ほとんど目には見えないようなかたちでエナメルの上に刻まれています。時計のオーナーだけに見えるサインは、この精密時計との親密な絆を強めます。

 もうひとつは「トラディション 7097」のムーブメントの部分に新たな仕上げが用いられている点です。新たにアンスラサイトグレーの香箱蓋が登場しました。この仕上げは単なる装飾ではありません。それは、新しいグラン・フー エナメルのホワイト文字盤から解き放たれた最初の要素になるからです。両者は今までにないコントラストを生み出しています。つまり、純白に輝く目映い文字盤の次にすぐ続くのがアンスラサイトグレーの大きな香箱蓋なのです。また、歯車やテンプのリムはローズゴールドに彩られています。

 このような選択によって、マニュファクチュールは各要素のそれぞれに独自の色合いや仕上げ、最終的には個性を意のままに操り、個々の存在感をいっそう際立たせています。そして、アブラアン-ルイ・ブレゲが考案したムーブメントの構造を新たな強さをもって引き立てているのがわかります。そこでは、構成部品のそれぞれがその役割と個性を主張し、ブレゲではおなじみの運動学的調和を成しています。こうした調和は以前にもまして現在のブレゲで強調されているのです。


長く続く伝統の継承者

「トラディション 7097」では、ムーブメントのブリッジや歯車、脱進機、香箱、その他の部品が見えるようにアレンジされ、これらを文字盤側で目にすることができます。時刻は、先端に穴の開いたモチーフが付くブレゲ針と、モデル名の由来となった10時位置のレトログラードセコンドの秒針で示されます。

 ブレゲの時計職人は、時刻情報全体を読み取りやすくするためと、複雑機構を強調するために、このレトログラードセコンドの表示を文字盤の上に扇形の円弧で重ね、さらにゴールド製の円弧にサーキュラーパターンのサテン仕上げとショットブラスト仕上げを施しました。常に左右対称に注意を払うため、「トラディション」を代表する要素であるパラシュート耐震機構は4時位置に置かれています。ひと目でそれとわかるこのブレゲによる発明は、テン真を衝撃から保護します。

 これらすべてが18Kローズゴールドによる直径40mmのケースに収められています。個別番号が刻まれたブレゲのキャリバー505SR1は、50時間のパワーリザーブが備わり、ホワイトゴールドで作られたブレゲの象徴的なローターが動力を生みます。その形は250年前にアブラアン-ルイ・ブレゲが最初の自動巻時計「ペルペチュエル」(この言葉もブレゲが考案)に用いたローターに敬意を払っています。

 このモデルはグレーのカーフレザーストラップを組み合わせて提供されます。ブレゲは、セリエ仕立てのグレーのラバーストラップも用意しています。

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Tradition Seconde Rétrograde 7037
トラディション 7037

Ref:7037BB/YB/5V6
ケース径:38.0mm
ケース厚:12.7mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド
防水性:3気圧(30m)
ストラップ:ライトグレーのステッチを施したブルーラバー、18Kホワイトゴールド製ピンバックル、インターチェンジャブル
ムーブメント:自動巻、Cal.505SR、50時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、38石
仕様:時・分・秒(レトログラード)表示、ケースバンドにフルート装飾(コインエッジ)、12時位置に伝統的なグラン・フー エナメルによるホワイトのオフセンターダイヤル、アラビア書体のブレゲ数字、先端に穴の開いたモチーフが付くブルースティールのブレゲ針、シースルーケースバック
価格:7,612,000円(税込)

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Tradition GMT 7067
トラディション GMT 7067

Ref:7067PT/NM/5W6
ケース径:40.0mm
ケース厚:12.1mm
ケース素材:プラチナ950
防水性:3気圧(30m)
ストラップ:グリーンのステッチを施したブラックラバー、プラチナ950製ピンバックル、インターチェンジャブル
ムーブメント:手巻、Cal.507DRF、50時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、40石
仕様:時・分表示、第二時間帯表示、デイ/ナイト表示、ケースバンドにフルート装飾(コインエッジ)、12時位置にグラン・フー エナメルによるグリーングラデーションのオフセンターダイヤル、ホワイトゴールド製オープンワークのホームタイム、先端に穴の開いたモチーフが付く18Kホワイトゴールド製のブレゲ針、シースルーケースバック
価格:10,571,000円(税込)

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Tradition Seconde Rétrograde 7038
トラディション 7038

Ref:7038BB/N9/7V6 D0
ケース径:37.0mm
ケース厚:11.6mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド
防水性:3気圧(30m)
ストラップ:サテン仕上げのブラックファブリック、25個のダイヤモンドを配した18Kホワイトゴールド製ピンバックル
ムーブメント:自動巻、Cal.505SR、50時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、38石
仕様:時・分・秒(レトログラード)表示、ベゼルに58個のブリリアントカット・ダイヤモンド、ケースバンドにフルート装飾(コインエッジ)、12時位置にアベンチュリンガラスによるブラックのオフセンターダイヤル、アラビア書体のブレゲ数字、先端に穴の開いたモチーフが付く18Kホワイトゴールド製のブレゲ針、シースルーケースバック
価格:8,514,000円(税込)

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Tradition Seconde Rétrograde 7097
トラディション 7097

Ref:7097BR/GB/3WU
ケース径:40.0mm
ケース厚:11.8mm
ケース素材:18Kローズゴールド
防水性:3気圧(30m)
ストラップ:生成りのステッチを施したグレーカーフレザー、18Kローズゴールド製ピンバックル
ムーブメント:自動巻、Cal.505SR1、50時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、38石
仕様:時・分・秒(レトログラード)表示、ケースバンドにフルート装飾(コインエッジ)、12時位置に伝統的なグラン・フー エナメルによるホワイトのオフセンターダイヤル、アラビア書体のブレゲ数字、先端に穴の開いたモチーフが付くブルースティールのブレゲ針、シースルーケースバック
価格:7,271,000円(税込)

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