メインコンテンツに移動
ブランドニュース パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER) /sites/default/files/newsThumbnail/01_title_34.jpg /sites/default/files/newsMainImage/01_title_34.jpg

 ウォッチズ アンド ワンダーズ ジュネーブ2025にて、パルミジャーニ・フルリエが2025年の新作として「トリック パーペチュアルカレンダー」を発表しました。2024年、現代の男性的エレガンスの基準を大胆かつ繊細に再定義したトリックコレクションは、トリック パーペチュアルカレンダーという感動にあふれる稀少な新作によって新たな地平を開拓し続けています。二種類のモデルから成り、それぞれわずか50本の限定モデルで、パルミジャーニ・フルリエのコンテンポラリーなビジョンである、「比類ない感覚的なエレガンスによる時間の本質の抽出」を裏付けるタイムピースです。

 2024年に、現代的な男性的エレガンスの基準を再定義したトリックコレクションは、ウォッチメイキングの専門技術を象徴する複雑機構であるパーペチュアルカレンダーをもって、さらなる探究を続けています。

 18Kローズゴールドとプラチナ製、それぞれ50本の生産本数限定モデルで、パルミジャーニ・フルリエのコンテンポラリーな精神を体現するトリックは、ダイヤルの純粋性はそのままに、輝く美観とユニークな同軸表示を組み合わせています。稀少で感性ゆたかな表現方法と、比類のない感覚的なエレガンスによって時の本質をとらえる作品です。


刹那的なものをとらえる

 ミシェル・パルミジャーニは長年にわたって、暦と、時の流れを手懐けるその詩的な力に深く魅せられてきました。トリックコレクションは、独自の視覚的・感情的な純粋性を演出するように配慮してデザインを見直したパーペチュアルカレンダーの誕生によって、この儚くとらえどころのないコンセプトに対するミシェル・パルミジャーニの情熱を形にします。トリック パーペチュアルカレンダーは、メゾンのプレステージシリーズであるグレゴリオ暦、中国暦、イスラム暦のファミリーに加わります。

/sites/default/files/newsMainImage1/01_m01_37.jpg

純粋さと読み取りやすさ

 パーペチュアルカレンダーを備える腕時計のダイヤルには、通常多くの情報がちりばめられ、乱雑になりがちです。パルミジャーニ・フルリエは、メゾンのミニマリストのビジョンに沿って、独創的な同軸表示を採用することで、課題であった美観を大胆に簡素化しました。曜日と日付、そして月とうるう年という重要情報はすべて、4時と8時位置に配されたふたつのカウンターにすっきりとまとめられています。この直感的な配置で、時分表示と特徴的なエンブレムのスペースを中央に広々と確保しています。ケースサイドに控えめに配された三つの補正装置は、カレンダー機能のスムーズな調整を可能にします。この審美的な純粋さは、即座に心に静けさを、視覚に他にはない明瞭さをもたらすことで、パルミジャーニ・フルリエのバランスの探求を完璧に具現化しています。


18Kローズゴールド自社製ムーブメントの芸術性

 グランド・コンプリケーション。非凡で洗練されたタイムピース。トリック パーペチュアルカレンダーは、2024年のトリックの復活を導いた精神を忠実に受け継いでいます。どちらのモデルも18Kローズゴールド製自社製ムーブメントを搭載、ケースは18Kローズゴールドまたはプラチナ950製、ダイヤルは18Kローズゴールドまたは18Kホワイトゴールド製です。

 サファイアクリスタルのケースバックがその美しさを披露します。ブリッジとして機能する大きな18Kローズゴールドの表面は、純粋な幾何学的視点によって配置され、特徴的なコート・ド・フルリエ装飾で飾られ、サンドブラスト加工された地板との繊細な視覚的コントラストを生み出しています。見えるのはふたつの香箱と調速機構のみ。斬新な構造を特徴とするこの革新的なモデルは、偉大なウォッチメイキングの伝統を大切にしつつ、ミニマルで現代的な美を表現します。印象的なグラフィカルな構造が重要なスタイル要素となり、時計全体のデザインの一翼を担っています。

/sites/default/files/newsMainImage2/01_m02_26.jpg

色彩の振動と感覚的な感情

 ケース全体の純粋でミニマリスティックなラインは、トリックコレクションがこれまで経てきた美的探求を物語ります。突起や急角度はなく、横から見ても正面から見ても、どのアングルでも自然な美しさを描いています。トリック パーペチュアルカレンダーは、忘れられていた昔の技術を採用した美しいハンドグレイン仕上げのダイヤルを備えています。ダイヤルカラーは、直に感性を刺激する二色が選定されました。プラチナモデルは、ポジティブなエネルギーを放つ光り輝くブルー、ローズゴールドモデルは、優しく肌を包むような柔らかくぬくもりのある「ゴールデンアワー」の色合いです。

 感覚的な体験を仕上げるのは、他に類を見ないほど柔らかなヌバックのストラップで、ぬくもりと現代性を兼ね備えた、特別な手触りを提供します。


シグネチャーとしてのサルトリアルな時計製造

 それぞれ50本の限定生産のふたつのモデルは、現代的なラグジュアリーに対するパルミジャーニ・フルリエの考え方を余すところなく表現しています。純粋な感動を求め、時を探究したいという人たちのためにデザインされた、極めてパーソナルで稀有なエレガンスをもつタイムピース。

 パルミジャーニ・フルリエ CEO グイド・テレーニは次のように語ります。「トリックコレクションの新作パーペチュアルカレンダーの時刻表示は、すっきりとしていて即座に時間を読み取ることができます。時分表示を読み取りにくくするものをなくし、同軸に配置するようにパーペチュアルカレンダーを組み込みました。輝きを放ち、汎用性の高い洗練された時計は、時計文化や、純粋主義と感覚的な美しさの均衡を追い求める新世代のためにデザインされています」

/sites/default/files/newsImage1/01_s01_30.jpg

Toric Perpetual Calendar Platinum Morning Blue
トリック パーペチュアルカレンダー プラチナ モーニングブルー

Ref:PFH952-2010002-300181
ケース径:40.6mm
ケース厚:10.9mm
ケース素材:ポリッシュ仕上げのプラチナ950
防水性:30m
ストラップ:ヌバック加工のアコヤグレーアリゲーターレザー、プラチナ950製ピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.PF733(自社製)、毎時28,800振動(4Hz)、約60時間パワーリザーブ、29石
仕様:時・分表示、パーペチュアルカレンダー、ローレット加工ベゼル、18Kホワイトゴールド製モーニングブルーダイヤル、シースルーケースバック
限定:50本
予価:15,114,000円(税込)
発売予定:2025年秋

/sites/default/files/newsImage2/01_s02_20.jpg

Toric Perpetual Calendar Rose Gold Golden Hour
トリック パーペチュアルカレンダー ローズゴールド ゴールデンアワー

Ref:PFH952-2010001-300181
ケース径:40.6mm
ケース厚:10.9mm
ケース素材:ポリッシュ仕上げの18Kローズゴールド
防水性:30m
ストラップ:ヌバック加工のアークテイックグレーアリゲーターレザー、18Kローズゴールド製ピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.PF733(自社製)、毎時28,800振動(4Hz)、約60時間パワーリザーブ、29石
仕様:時・分表示、パーペチュアルカレンダー、ローレット加工ベゼル、18Kローズゴールド製ゴールデンアワーダイヤル、シースルーケースバック
限定:50本
予価:13,970,000円(税込)
発売予定:2025年秋

ブランドニュース パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER) /sites/default/files/newsThumbnail/02_title_35.jpg /sites/default/files/newsMainImage/02_title_35.jpg

 ウォッチズ アンド ワンダーズ ジュネーブ2025にて、パルミジャーニ・フルリエが2025年の新作として「トンダ PF GMT ラトラパンテ ヴェルツァスカ」を発表しました。

 2022年、パルミジャーニ・フルリエは世界初のGMT機構を搭載するトンダ PF GMT ラトラパンテを発表して、ウォッチメイキングの歴史に新たな転換点を刻みました。動作ひとつで時刻を合わせることができ、GMTの複雑機構にかつてないなめらかさと気品を与えました。

 この瞬時の表示切替は、私たちのノマド的な暮らしと同じように、時間があっという間に過ぎていく時代のためにデザインされた時計です。この時計の革新性は技術面だけではありません。目を奪うヴェルツァスカ・グリーンのダイヤルは、ヴェルツァスカ渓谷のミネラルが豊富で澄んだ水を映しています。自身の内側を映し出す水面。時が止まったかのような静寂。動と静の絶妙なバランスを表現しています。

 物理的な距離は乗り越えられないように感じられますが、パルミジャーニ・フルリエが提供するのは、地理的、また感情的な隔たりを埋める独特なアプローチです。トンダ PF GMT ラトラパンテは、シンプルな動作で大陸間を繋ぎ、人・場所・瞬間を結びつけます。


タイムトラベルの再発明

 トンダ PF GMT ラトラパンテは、純粋で直感的なアプローチでGMT複雑機構を見直したことで、ふたつのタイムゾーンを効率よく読み取ることを可能にしました。重なった二本の時針が、ローカルタイムとホームタイムを同時に表示します。ホワイトゴールドの時針は、8時位置にさりげなくあるプッシュボタンを押すと一時間単位で進み、ローズゴールドの時針は固定されたままで基準時刻を示します。単一のタイムゾーンに戻るときは、3時位置のリューズと一体化したプッシュボタンを押すと、ホワイトゴールドの針がローズゴールドの針の上に重なります。

 トンダ PF GMT ラトラパンテは時刻を瞬時に読み取ることができ、不要であれば隠すことができるため、従来のGMT時計とは異なりダイヤルの表情はとてもシンプル。

 動作には気持ちが伴います。プッシュボタンを押すだけで、愛する人の現在時刻や大好きな街のリズムと繋がることができます。この革新的技術は、押しつけがましくなることなく、奥ゆかしさや直感性を強調し、身に着ける人それぞれにユニークでパーソナルな体験を届けます。地球の裏側の日の出を追いかけて時刻を調整したり、遠くにいるビジネスパートナーとの電話を時間ぴったりにかけたりすることを想像してみてください。この時計を介して、時間が世界共通言語となり、人々の距離を縮めます。

/sites/default/files/newsMainImage1/02_m01_33.jpg

キャリバーPF051:時間の知性

 トンダ PF GMT ラトラパンテの心臓部にあるのは、自社製自動巻きムーブメントのキャリバーPF051。メゾンのシグネチャーであるバーリーコーン模様のギョーシェで飾られた22Kローズゴールド製のマイクロローターを搭載しています。215個の部品で構成されるこのムーブメントは、48時間のパワーリザーブと3Hz(毎時21,600振動)の振動数によって高い精度を保証します。

 従来のGMTキャリバーとは異なり、PF051は独自のラトラパンテ機構を備えています。ボタンひとつでローカルタイム時針を、ホームタイム時針に重ねるか分けるかを切り替えることができます。この機能によって、ダイヤルのミニマルな優雅さを損なうことなく、第二時間帯をわかりやすく直感的に表示します。22Kゴールド製のマイクロローターは、ムーブメントの厚みを抑え、時計の技巧の繊細さとエレガンスをさらに高めます。

 GMTムーブメントの多くは、複雑な機構やダイヤルの複数表示に頼ることで、視認性や時計全体の美観を損ないかねません。パルミジャーニ・フルリエのキャリバーPF051は、洗練されたエレガントな外観を保ちながら、革新的なGMT機能を実現しています。

/sites/default/files/newsMainImage2/02_m02_23.jpg

ヴェルツァスカ・グリーン:自然のエネルギー。稀有な自然環境から着想を得たダイヤル

 色づかいは、パルミジャーニ・フルリエにとって大切な役割を果たします。トンダ PF GMT ラトラパンテのヴェルツァスカ・グリーンのダイヤルは、独特で荘厳な色調。これは、保護地区であるヴェルツァスカ渓谷の、澄んだ清流の原始的な美を捉えたものです。時が止まっているようなこの静謐な世界で、渓流は太古の岩に水の通り道を穿ち、深い緑やエメラルド色に反射する光がきらめきます。清澄な空気は、鉱物の静けさに共鳴します。

 この色相は、パルミジャーニ・フルリエのカラースペクトルの重要な要素です。ル・コルビュジエのカラーパレットから着想を得た、全体の調和を追い求める果てない芸術的探求です。コレクションのそれぞれの色は、視覚的・感情的な共鳴をもたらすシグネチャーとして考案され、繊細でタイムレスなビスポークのラグジュアリーを表現しています。

 ダイヤルには、特徴的なバーリーコーン模様のギョーシェが手作業で丹念に彫り込まれ、熟練の職人技を映し出します。ポリッシュ仕上げとサテン仕上げを混ぜたステンレススティール製のブレスレットに繋がる直径40mmのケースを囲むのは、プラチナ950製のローレット加工されたベゼルで、ホワイトゴールドの針がきらめく光を余すところなく繊細に捉えます。


情緒ゆたかな時間

 トンダ PF GMT ラトラパンテは、ラグジュアリーの新しいビジョンを体現しています。単なる機械ではなく、身に着ける人の個性を表すもの。ミニマリスティックで機能的なアプローチは、一分、一秒の使い方を考えさせてくれます。タイムゾーンを調整する動作のひとつひとつが、個人のライフスタイルを主張するものであり、自身のイメージ通りに時間を形づくります。

 トンダ PF GMT ラトラパンテは、高級時計の世界における大きな進化であり、機能性・美観・熟練のクラフツマンシップがメゾン独自の組み合わせで表現されています。

/sites/default/files/newsImage1/02_s01_26.jpg

Tonda PF GMT Rattrapante Verzasca
トンダ PF GMT ラトラパンテ ヴェルツァスカ

Ref:PFC905-1020002-100182
ケース径:40.0mm
ケース厚:10.7mm
ケース素材:ポリッシュ/サテン仕上げのステンレススティール
防水性:60m
ストラップ:ポリッシュ/サテン仕上げのステンレススティール、ステンレススティール製フォールディングクラスプ
ムーブメント:自動巻き、Cal.PF051(自社製)、毎時21,600振動(3Hz)、約48時間パワーリザーブ、31石
仕様:時・分表示、スプリットGMT、プラチナ950製ローレット加工ベゼル、バーリーコーン模様のハンドギョーシェを施したヴェルツァスカ・グリーンダイヤル、シースルーケースバック
予価:4,686,000円(税込)
発売予定:2025年春

ブランドニュース パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER) /sites/default/files/newsThumbnail/03_title_11.jpg /sites/default/files/newsMainImage/03_title_11.jpg

 ウォッチズ アンド ワンダーズ ジュネーブ2025にて、パルミジャーニ・フルリエが2025年の新作として「トンダ PF クロノグラフ ノーデイト 40mm ミネラルブルー」を発表しました。サイズ、実質、スタイル。トンダ PF クロノグラフを定義するのは、この三つです。COSC認定一体型自社製ムーブメントと、40mmにサイズ変更されたケースを備え、パルミジャーニ・フルリエの厳格な基準に則った最高級の仕上げで完成された、エレガントな計時装置です。

 ケースサイズは、ウォッチメイキングにおける永遠のテーマであり、嗜好やトレンドとともに変化してきました。パルミジャーニ・フルリエにとって、この問いは違う角度にあります。それは、優雅であることと洗練されていることの価値、そして魂と感性を表現するクロノグラフに、いかに命を吹き込むのか、ということです。新しいトンダ PF クロノグラフはこの省察の成果です。

 40mmのケースは、どんな手首にも快適にフィットし、人間工学的な要件を完璧に満たし、日常生活のあらゆるシーンに対応してフォーマルにもカジュアルにも着用することができます。純粋さを追求するパルミジャーニ・フルリエの姿勢は、この時計のデザインにも反映されており、日付表示をなくすことですっきりとした美観を実現し、正確な時間計測のためのクロノグラフのサブダイヤルを優先させています。

/sites/default/files/newsMainImage1/03_m01_9.jpg

美しい機構

 精密な計時:トンダ PF クロノグラフに搭載されている高振動(毎時36,000振動)の自社製一体型クロノグラフムーブメントは、性能と精度の国際基準であるCOSC(スイス公式クロノメーター検定機関)の精度認定を受けています。

 厚さわずか6.95mm、65時間のパワーリザーブを保持する超高性能機構は、面取りされたサテン仕上げのブリッジ、ポリッシュ仕上げとサンドブラスト加工の22Kローズゴールド製オープンワークのローターなど、ブランド独自の仕上げで装飾されています。

/sites/default/files/newsMainImage2/03_m02_7.jpg

新たな時を刻むもの

 新しいトンダ PF クロノグラフは単なる計時装置にとどまらず、現代的な美的感覚と文化の発展を反映する、ツァイトガイスト(時代精神)をとらえるタイムピースです。

 体現しているのは時の二面性。それは、加速したり測ったりすることのできる「クロノス」と、一瞬の時をとらえ深く考察するように促す「カイロス」の両方です。

 ミネラルブルーのダイヤルは、活動と沈思との間にある張力を表現しています。青空からインスピレーションを得たカラーのダイヤルは、クロノグラフのダイナミックな力強さを和らげ、ゆったりとかまえて本質に集中するように促します。光の加減で見え方がたえず変化し、バーリーコーン模様のギョーシェが引き立てる色彩は、質感を強調し、生き生きと鮮やかなレリーフを浮かび上がらせます。

 無限への始まりであり、時を極めることとそれによって呼び覚まされる感情との完璧なバランスです。

/sites/default/files/newsImage1/03_s01_10.jpg

Tonda PF Chronograph No Date 40mm Mineral Blue
トンダ PF クロノグラフ ノーデイト 40mm ミネラルブルー

Ref:PFC917-1020001-100182
ケース径:40.00mm
ケース厚:12.72mm
ケース素材:ポリッシュ/サテン仕上げのステンレススティール
防水性:100m
ストラップ:ポリッシュ/サテン仕上げのステンレススティール、ステンレススティール製フォールディングクラスプ
ムーブメント:自動巻き、Cal.PF070(自社製)、毎時36,000振動(5Hz)、約65時間パワーリザーブ、42石、COSC認定
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)表示、クロノグラフ、プラチナ950製ローレット加工ベゼル、バーリーコーン模様のハンドギョーシェを施したミネラルブルーダイヤル、シースルーケースバック
予価:5,181,000円(税込)
発売予定:2025年春

ブランドニュース パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER) /sites/default/files/newsThumbnail/04_title_3.jpg /sites/default/files/newsMainImage/04_title_3.jpg

 ウォッチズ アンド ワンダーズ ジュネーブ2025にて、パルミジャーニ・フルリエが2025年の新作として「トンダ PF スケルトン スレートグリーン」を発表しました。

 彫刻のようなオブジェ。金属が芸術的に絡み合う、オープンスカイメカニズム。二年前からトンダ PF スケルトンは、現代のスケルトン化の本質を体現してきました。これまで採用された素材はプラチナ、18K ローズゴールド、ステンレススティールです。

 新しいモデルは、50本限定生産。パルミジャーニ・フルリエは、この透明性と光の時代に、何世紀にもわたり受け継がれてきた専門知識と技術を打ち出します。トンダ PF スケルトンは、ムーブメントの複雑さを余すところなく可視化して、現代建築の傑作を彷彿させる美を演出します。各部品は光と戯れるように設計されており、立体と空洞が絡み合うように機構を視覚的に変容させます。

 トンダ PF スケルトン スレートグリーンは、メゾンらしいスケルトン化の探求をさらに推し進め、キャリバーPF777の機械構造を高める新次元の色彩を導入しました。ル・コルビュジエの建築に使われたカラーパレットから着想を得た、明るいグリーンのオープンワークのダイヤルは、光をとらえてムーブメントのディテールを浮かび上がらせます。


躍動する芸術作品

 荷重を支える構造要素を、最大限に耐えられるようスケルトン化することで、高級時計のムーブメントに宿る複雑な生命力が姿を現します。トンダ PF スケルトン スレートグリーンは、その姿を顕にして、規則正しく動く複雑な機構を鑑賞できるように設計されています。17世紀半ばに初めて登場したとされる伝統的なスケルトン技術へのオマージュであり、パルミジャーニ・フルリエはメゾンに宿る不朽の精神で、この技術を長年にわたり守り続けています。

/sites/default/files/newsMainImage1/04_m01_3.jpg

スケルトン加工の現代的な考え方

 トンダ PF コレクションのスケルトンは、ウォッチメイキングの伝統に敬意を払いながら、現代的な美学を取り入れるという、パルミジャーニ・フルリエのイノベーション精神を反映しています。オープンワークにすることで、ムーブメントの構成部品が動く様や、機構を構成する部品の極めて高度な仕上げを目にすることができます。構成部品の一部には、職人の手によってサテン仕上げと面取り加工が施され、オープンワークのブリッジを飾ります。一方で、サテン仕上げとポリッシュ仕上げのステンレススティールの素材は、機構全体が高級時計製造の厳格な基準に確実に適合することを保証します。


色、光、可読性

 ル・コルビュジエのカラーパレットからインスピレーションを得たスレートグリーンの色合いは、建築的で芸術的な奥行きを与えます。メタリックな反射と、揺らぐ陰影がダイナミックな透け感を生み出し、光がムーブメントに命を吹き込んでいるかのようです。スケルトンの時計で課題となる可読性を高めるために採用したのは、浮くように配置したインデックスとオープンワークの針。これらが重さを感じさせない印象をさらに強めます。

/sites/default/files/newsMainImage2/04_m02_3.jpg

永久にバランスを保つムーブメント

 この時計の心臓部であるキャリバーPF777は、高度なウォッチメイキングの、普段は隠されたエネルギーの源を余すところなく見せています。187個の部品を組み合わせ、とても繊細な格子細工、手作業の面取り、そして主ゼンマイのゆったりとした息づかいが見えるオープンワークの香箱を備えています。

 サファイアクリスタルのディスクの下には、メゾンのロゴを冠したホワイトゴールド製ローターは、最適な性能の模範です。このローターが、サファイアクリスタルのシースルーケースバックの下で、滑らかに振動します。


純粋主義者のシグネチャー

 厚さを8.5mmに抑えたトンダ PF スケルトン スレートグリーンは、パルミジャーニ・フルリエの時計学の専門性を示しています。建築や彫刻から着想を得て磨かれた美しさは、時計の機構にポエティックな芸術性を見出すような、審美眼のある愛好家に訴えかけます。

 パルミジャーニ・フルリエ CEO グイド・テレーニは次のように語ります。「トンダ PF スケルトン スレートグリーンは動的な建築であり、光が物質を浮き彫りにし、見えないものを明らかにする生きた作品です。その気品は、構造物と透過性、そして強さと繊細さが織りなす繊細なバランスから生まれています。絶対的な精度のスケルトン化によって、あらゆる反射や振動をとらえ、ほとんど有機的ともいえる強さを機械に与えます。この時計が体現するのは、機械芸術の生きた洗練の極致です」

/sites/default/files/newsImage1/04_s01_4.jpg

Tonda PF Skeleton Slate Green
トンダ PF スケルトン スレートグリーン

Ref:PFC912-1020002-100182
ケース径:40.0mm
ケース厚:8.5mm
ケース素材:ポリッシュ/サテン仕上げのステンレススティール
防水性:100m
ストラップ:ポリッシュ/サテン仕上げのステンレススティール、ステンレススティール製フォールディングクラスプ
ムーブメント:自動巻き、Cal.PF777(自社製)、毎時28,800振動(4Hz)、約60時間パワーリザーブ、29石
仕様:時・分表示、プラチナ950製ローレット加工ベゼル、スレートグリーンのスケルトンダイヤル、シースルーケースバック
限定:50本
予価:10,681,000円(税込)
発売予定:2025年春

ブランドニュース パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER) /sites/default/files/newsThumbnail/05_title_1.jpg /sites/default/files/newsMainImage/05_title_1.jpg

 ウォッチズ アンド ワンダーズ ジュネーブ2025にて、パルミジャーニ・フルリエが2025年の新作として「トンダ PF スポーツ クロノグラフ ウルトラサーメット」を発表しました。

 セラミック、カーボンファイバーに続いて、サーメット。パルミジャーニ・フルリエは、画期的な素材を採用することで、高級時計製造のメインストリームからあえて距離をとっています。2025年度新しく発表したトンダ PF スポーツ クロノグラフに採用したのは、セラミック(CERAMIC)の「CER」と、金属(METAL)の「MET」を組み合わせた素材「サーメット(CERMET)」。開発に三年間を費やして、ケース、ローレット加工のベゼル、リューズ、プッシュボタン、ストラップのバックルに至るまで、すべてがサーメット製の時計を世界で初めて実現しました。搭載するキャリバーPF070は、高振動(5Hz - 36,000vph)のCOSC認定自動巻き一体型クロノグラフムーブメントです。

 サーメットは、セラミックの硬度と耐熱性、そして金属の軽さを兼ね備えた、耐擦傷性の複合素材です。その優れた性質から、航空宇宙など多くの最先端技術を支えている合金です。

 COSC認定の高振動クロノグラフは、バランスのとれたスポーティエレガンス、パフォーマンス、そして大胆な技術の未来像を示しています。ロンドングレーとミラノブルーの二色展開です。

/sites/default/files/newsMainImage1/05_m01_1.jpg

世界初:すべてがサーメット製のケース

 パルミジャーニ・フルリエは、時計メーカーとして初めて、完全なサーメット製のケースをつくりあげました。ミドルケースからプッシュボタンに至るまで、ひとつひとつのディテールが極めて緻密に設計されており、72個の部品を一日がかりで組み立てます。

 ポリッシュとサテン仕上げのアンスラサイトカラーのケースは、光をさりげなくとらえてモダンな美観を際立たせます。光を独特に反射するサーメットの特性によって、ミニマルなエレガンスを損なわずに、メタリックな輝きを放ちます。

 ブラックゴールド加工(9Kゴールドとニッケルの合金の蒸着)で仕上げたダイヤルは、グレーブラックの個性的な色調で、このタイムピースのメタリックなエレガンスを一層引き立てます。


最高峰のパフォーマンス:PF070ムーブメント

 この時計の心臓部にあるのは、高振動(5Hz - 36,000vph)のCOSC認定一体型クロノグラフムーブメント、キャリバーPF070。抜群の高精度と最適なパワーリザーブは、パルミジャーニ・フルリエの最高品質の規格を満たしています。

/sites/default/files/newsMainImage2/05_m02_1.jpg

現代の審美眼に適う前衛的なウォッチメイキング

 トンダ PF スポーツ クロノグラフ ウルトラサーメットは、個性あふれるスタイルと革新性を求める、時計愛好家のためのモデルです。パルミジャーニ・フルリエは、熟練の職人技と先鋭的な革新性を織り合わせ、ウォッチメイキングの主流に代わる新たな選択肢を提示します。この時計は、革新的な素材が文化的な個性の証となる、オートオルロジュリーの現代的なビジョンを体現しています。

 このタイムピースは、単なる挑戦ではなく、卓越性を追求するために限界を押し広げる人たちのための機能的なエレガンスを反映しています。


サーメット:材料科学の新時代の先駆け

 純粋なセラミックでも金属でもないサーメットは、軽量にも関わらず高い耐擦傷性が特徴。

 トンダ PF スポーツ クロノグラフに使われるサーメットは、チタンとセラミックの精密な合金です。上質な日本酒造りにおいて高い精米歩合が欠かせないように、その製造には、微細粉末の徹底的な選別を必要とします。硬度1450HV(ビッカース硬度)のサーメットは、冷たい手触りで、光を反射する独特の性質が外観を一層引き立てます。

 ひんやりとした手触りはサーメットの特徴で、ウォッチメイキングの体験に新次元の感覚をもたらします。素材の微細な構造によって光との相互作用が際立ち、角度や光の強さによって変遷するさりげない奥行きを演出します。

 トンダ PF スポーツ クロノグラフ ウルトラサーメットは、ラグジュアリーの概念に新風を吹き込みます。素材のイノベーションは単なる装飾の域を飛び出し、ウォッチメイキングの伝統と大胆な未来像を組み合わせて、新しいラグジュアリーを提案します。

/sites/default/files/newsImage1/05_s01_1.jpg

Tonda PF Sport Chronograph Ultra-Cermet London Grey
トンダ PF スポーツ クロノグラフ ウルトラサーメット ロンドングレー

Ref:PFC931-1020021-400182
ケース径:42.5mm
ケース厚:13.3mm
ケース素材:ポリッシュ/サテン仕上げのウルトラサーメット
防水性:100m
ストラップ:ロンドングレーのラバー、ウルトラサーメット製ピンバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.PF070(自社製)、毎時36,000振動(5Hz)、約65時間パワーリザーブ、42石、COSC認定
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)表示、クロノグラフ、ローレット加工ベゼル、ブラックゴールド加工のロンドングレーダイヤル、シースルーケースバック
予価:6,556,000円(税込)
発売予定:2025年夏

/sites/default/files/newsImage2/05_s02_0.jpg

Tonda PF Sport Chronograph Ultra-Cermet Milano Blue
トンダ PF スポーツ クロノグラフ ウルトラサーメット ミラノブルー

Ref:FC931-1020022-400182
ケース径:42.5mm
ケース厚:13.3mm
ケース素材:ポリッシュ/サテン仕上げのウルトラサーメット
防水性:100m
ストラップ:ミラノブルーのラバー、ウルトラサーメット製ピンバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.PF070(自社製)、毎時36,000振動(5Hz)、約65時間パワーリザーブ、42石、COSC認定
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)表示、クロノグラフ、ローレット加工ベゼル、ブラックゴールド加工のミラノブルーダイヤル、シースルーケースバック
予価:6,556,000円(税込)
発売予定:2025年夏

ブランドニュース パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER) /sites/default/files/newsThumbnail/06_title.jpg /sites/default/files/newsMainImage/06_title.jpg

 ウォッチズ アンド ワンダーズ ジュネーブ2025にて、パルミジャーニ・フルリエが2025年の新作として「ラルモリアル・レペテシオン・ミステリューズ」の新しい2つのモデルを発表しました。

 職人技のポエティックな美しさと時の機構とを組み合わせた新作が、2024年12月2日に発表されたオブジェ・ダール コレクションの「ラルモリアル・レペティシオン・ミステリューズ」に加わりました。新しい二本のモデルは、ウォッチズ・アンド・ワンダーズ 2025 にて発表されました。

 ドーンローズとミッドナイト・フィヨルドは、ミニッツリピーター複雑機構を独特の感覚体験へと昇華する、時計学の真の至宝となります。伝統を忠実に受け継ぎ、時間に対する洗練された瞑想的なアプローチと卓越した芸術性が語り合うタイムピースが生まれました。


ラルモリアル ミニッツリピーター:芸術的な時計製作の新構想

 ラルモリアル ミニッツリピーターは、これまでの常識を覆し、私たちがどのように時間を感じ、認識するかを問いかけます。役割を逆転させてつくられたこの時計の表示は、従来とまったく趣が異なります。メインダイヤルは稀少な職人技を存分に生かした芸術品で、所有者だけが知る時刻は裏側のダイヤルに隠されています。時間に対する私的で内省的なアプローチによって、タイムピースと着用者の関係を新たなものとする作品です。

 シリーズのひとつひとつの作品が卓越した職人技の賜物です。41.6mmの18Kホワイトゴールド製ケースのフォルムは、古典的な建築様式にインスピレーションを得たものです。これらの時計は、黄金比のプロポーションとドーリア式の柱の純粋性を彷彿とさせ、時代を超えた偉大な傑作の伝統が息づいています。エングレービングが飾る磨き上げられた表面に光が戯れ、絶対的な精度を誇る仕上げが、このアンサンブルをさらに引き立てています。

/sites/default/files/newsMainImage1/06_m01.jpg

光と神秘で形づくられたダイヤル

 ラルモリアルの中心となるメインダイヤルを飾るのは、稀少な半透明の、複雑なグラン・フーエナメルです。ドーンローズは真珠のような夜明けの柔らかさをとらえ、ミッドナイト・フィヨルドは北方の強烈なブルーの深淵を表現しています。透明な表面の下に綾なすのは、松かさのらせん構造を模した複雑なギョーシェ。ミシェル・パルミジャーニが大切にするこのモチーフは、数学的な調和とフィボナッチ数列との絡み合いを体現しています。

 すぐには見えないところにも目を奪う技巧が凝らされています。時計を裏返すと、隠れていたダイヤルが姿を現します。グアテマラ産の白翡翠のディスクは、ミニマルで瞑想的なディスプレイ上で、上品に時を刻むローズゴールド製の針を備えています。時を知ることが私的な贅沢になり、所有者のための儀式となります。


魅惑的なチャイム

 ドーンローズとミッドナイト・フィヨルドに搭載されているのは、392個の部品で構成された時計学の傑作、手巻きキャリバーPF355です。最高級のムーブメントは、72時間のパワーリザーブを保持しています。カテドラルゴングを備えたミニッツリピーターが深みのあるゆたかな音色を奏で、時を告げる響きに耳を傾ける秀逸な体験を提供します。ムーブメントを1.5周するほどの長さのゴングがそれぞれの音を長く響かせ、大聖堂の大鐘から着想を得た魅惑的な音楽性を演出します。

 至高の音の響きを実現するために、各ハンマーはミリメートル単位の精度で打つように設計されている一方、意図的に空洞にしたケースが音を自然に増幅します。そして生まれるのは、ぬくもりのある澄んだ音色、静寂に消えゆく前に時を止めるかのように感じられる波動です。

/sites/default/files/newsMainImage2/06_m02.jpg

ウォッチメイキングの専門技術を守る職人たち

 このような芸術作品の製作には突出した匠の技が欠かせません。ディテールひとつひとつの背後には、幾世紀にもわたり伝統を受け継いできた熟練の職人の存在があります。グラン・フーエナメルは、ヴァネッサ・レッチの手によるもので、彼女のエナメルを半透明に焼成する技術はほとんど不可能に近い妙技。エディ・ジャケが彫り込んだ精緻なエングレービングは、ギョーシェ表面の中央にあるディテールひとつひとつを引き立てます。そしてヤン・フォン・ケーネルが彫る精密なギョーシェ装飾が、ダイヤルに魅惑的でダイナミックな質感を与えます。

 何十年もの間、この三人の熟練職人はミシェル・パルミジャーニが厳選したスペシャリストのなかで欠かせない存在として、それぞれのタイムピースを、職人技を駆使したオート・オルロジュリーの証へと昇華してきました。

 ミシェル・パルミジャーニは次のように語ります。「パルミジャーニ・フルリエは、ドーンローズとミッドナイト・フィヨルドによって、単なる時間の計測を超えて時計学を高みに引き上げる傑作をつくり上げ、時計とその所有者が静かに語り合う、そんな瞑想的な体験を生み出しました。ときに姿を消し、ときにメロディと光として現れる不可思議な舞踏へと時間を変貌させます。それは体験し慈しむべき深遠な神秘です」

/sites/default/files/newsImage1/06_s01.jpg

L'armoriale Répétition Mystérieuse
ラルモリアル・レペティシオン・ミステリューズ

Ref:PFH990-2010002-300181
ケース径:41.60mm
ケース厚:12.65mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド
ストラップ:トープアリゲーター、18Kゴールド製ピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.PF355(自社製)、72時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、35石
仕様:時・分表示、ミニッツリピーター、職人の手による加工(エングレービング、ハンドギョーシェ、グラン・フーエナメル)を施したフロントケース、ケースバックにシリアルナンバーと「PARMIGIANI FLEURIER」「Swiss made」「Piece unique」の刻印
限定:ユニークピース

/sites/default/files/newsImage2/06_s02.jpg

L'armoriale Répétition Mystérieuse
ラルモリアル・レペティシオン・ミステリューズ

Ref:PFH990-2010003-300181
ケース径:41.60mm
ケース厚:12.65mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド
ストラップ:トープアリゲーター、18Kゴールド製ピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.PF355(自社製)、72時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、35石
仕様:時・分表示、ミニッツリピーター、職人の手による加工(エングレービング、ハンドギョーシェ、グラン・フーエナメル)を施したフロントケース、ケースバックにシリアルナンバーと「PARMIGIANI FLEURIER」「Swiss made」「Piece unique」の刻印
限定:ユニークピース

ブランドニュース ブルガリ(BVLGARI) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2341.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2357.jpg

 2025年の新作としてブルガリが、ウォッチズ アンド ワンダーズ ジュネーブ2025にて「オクト フィニッシモ ウルトラ トゥールビヨン」を発表しました

 印象的アイコン、「オクトフィニッシモ」が、聖地ジュネーブで新たなる革新を経た姿を見せました。ウォッチメイキングの国際的イベントであるウォッチズ アンド ワンダーズにはじめて参加するブルガリにとって、象徴的なマイルストーンが刻まれました。

 ブルガリは、アイデンティティであるコレクションと、ローマを起源としたDNAを体現するエキシビジョンスペースとともにウォッチズ アンド ワンダーズ ジュネーブ2025に登場しました。「オクト フィニッシモ ウルトラ トゥールビヨン」は、超薄型のウォッチメイキングにおける10番目の世界記録を樹立し、21世紀のアイコンとしてのステータスとウォッチメイキングの比類なき専門性を証明します。

「オクト フィニッシモ ウルトラ トゥールビヨン」は、新たなる最薄記録を打ち立てただけでなく、理念を表すマニフェストでもあります。ブルガリは厚さわずか1.85mmのムーブメントにスケルトン トゥールビヨンを組み込むことで、ウォッチメイキングにおける最も象徴的なコンプリケーションに対する専門性を証明しています。

 トゥールビヨンはブルガリにとって特別な意味を持っています。2014年にブルガリに超薄型のウォッチを探究する契機を与えたのは「オクト フィニッシモ トゥールビヨン」でした。その後10年にわたる挑戦によって10の世界記録と、ジュネーブ ウォッチ グランプリでの「AIGUILLE D'OR(金の針賞)」をはじめとした60を超える国際的に権威ある賞を獲得しました。「オクト フィニッシモ」は21世紀において現在、最も多くの賞を受賞したウォッチなのです。

 18世紀に発明されて以来、トゥールビヨンはウォッチメイキングの精度を示す頂点として君臨してきました。心臓部で鼓動するリズムを伝える美しい動きが、ウォッチに魂を与えます。超薄型ウォッチへのブルガリの挑戦がトゥールビヨンから始まったのは自然な流れによるものでした。そして2014年、当時世界最薄のトゥールビヨンとして、厚さわずか1.95mmの手巻きムーブメントが発表されました。


スケルトン化 - 透明性を彫刻するアート

 今回ブルガリは新しい「オクト フィニッシモ ウルトラ トゥールビヨン」においてスケルトン化をさらに高いレベルに引き上げ、ムーブメント全体の光の拡散を最大限に高めました。ポリッシュされたベゼルフランジ、細部まで細かくロジウムでメッキされたトゥールビヨンのテンプと慣性ブロック、サンバースト仕上げのロジウムメッキのトゥールビヨン ブリッジなど目に見える主要なコンポーネントに現代的な装飾技術を駆使することで印象的なコントラストを生み出し、洗練されたモダンな仕上げによりウォッチの機械的芸術性を絶妙な形で高めています。スケルトン化された各コンポーネントは、効率性と美的観点、耐久性、信頼性、装飾の間で適切なバランスを保つことで誤差の可能性を小さくしています。露出面が多いスケルトンムーブメントはデザイン、稼働、仕上げのすべてにおいて絶対的な完璧さが求められます。

/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1169.jpg

世界一薄いフライングトゥールビヨン

 古代ローマの遺産から力を得たブルガリの「オクト」は、ヘリテージ建築の歴史の一部と言えます。オクタゴン(8角形)は、マクセンティウスとコンスタンティヌスのバシリカの格天井がインスピレーションとなっています。永遠の都ローマと壮麗な歴史的建造物は、1884年にブルガリが始まって以来、つねにメゾンのクリエイティブ アイデンティティの中心的役割を果たしてきました。現代的な視点を通して歴史から引き出された純粋で現代的な「オクト」のヴィジョンは、超薄型の「オクト」のモノクロームなグレーによってさらに強く表現されています。研ぎ澄まされた純粋さを追求したいという想いとラグジュアリーウォッチの真髄が表出した「オクト」により、ブルガリは超薄型ウォッチをウォッチメイキングの最高峰であるコンプリケーションの地位にまで引き上げました。

 ブルガリの新作「オクト フィニッシモ ウルトラ トゥールビヨン」は、トゥールビヨンのウォッチ史上、最も薄いモデルです。直径40mm、厚さわずか1.85mmのこのモデルには、手巻きムーブメントBVF900トゥールビヨンが搭載されています。毎時28,800振動、42時間のパワーリザーブを備えたスペックとその達成記録は、ブルガリ マニュファクチュールのウォッチメイカーたちとエンジニアの並外れた能力を示すものです。

 ブルガリは、最も象徴的で精密な複雑機構であるトゥールビヨンにおいて精巧で卓越した技術を発揮することでウォッチメイキングのフィロソフィーの真髄を表現しています。ブルガリ ウォッチ プロダクト クリエイション エグゼクティブ ディレクターのファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニは、次のようにコメントを寄せました。「ブルガリのウォッチメイキングのノウハウをすべて凝縮したウォッチを作り出そうというアイデアでした。最高峰のデザインのみならず、ブルガリならではの美的コードを尊重しながら、『オクト フィニッシモ』のストーリーを伝えるタイムピースを目指しました。インデックスからスケルトンのトゥールビヨンまですべてのディテールが、私たちが取り組んできた卓越性へのこだわりを物語っています」


人間工学の旅

「オクト フィニッシモ ウルトラ トゥールビヨン」の特徴として、機械式ムーブメントを収めたタングステンカーバイドのメインプレートが挙げられます。ウォッチは通常、ムーブメントを収めるケースで構成されていますが、何世紀にもわたりウォッチメイカーたちは美的エレガンスを極めるために、よりフラットな形状を追求してきました。しかしこれについては構造と強度を解決する必要があります。この点を達成するためにブルガリは先進的な素材の組み合わせを開発しました。

 新しい「オクト フィニッシモ ウルトラ トゥールビヨン」は、ベゼル、ミドルケース、ラグにマイクロビーズフロスト加工を施したチタンを使用し、メインプレートにはタングステンカーバイドを採用しています。ケースサイドからわずかに外に出た2つの平面状のリューズは、左側(8時位置)がゼンマイを巻き上げるためのもの、右側(3時位置)が時刻合わせのためのもので、幾何学的な装飾が刻まれたラチェットと同じく、サーキュラーグレイン加工のステンレスティール製です。明確な視認性を確保するため、アワーダイヤルにはロジウムメッキの時針および分針が、アンスラサイトDLCを施したサンドブラスト加工のブラスの上に配されています。この点が、時針と分針がそれぞれ別のレギュレーターにセットされていた「オクト フィニッシモ ウルトラ」と「オクト フィニッシモ ウルトラ COSC」と大きく異なる点のひとつです。マイクロビーズフロスト加工のチタン製ブレスレットがウォッチをより一層引き立て、フォールディングクラスプ部を含めてもわずか1.5mmという極限までの薄さが美しさを生んでいます。今回もブルガリは、コンプリケーションにエレガンスを見事に融合させ、卓越した精巧さを持つタイムピースを生み出すことに成功しました。ウォッチを見事に引き立てる一体型のマイクロビーズフロスト加工チタン製ブレスレットは、フォールディングクラスプを含めてわずか1.5mmの極限の薄さが作り出す美しさを反映しています。ブルガリは今回も、複雑さとエレガンスを巧みに融合させ、並外れた精巧さを備えたウォッチを生み出しました。

/sites/default/files/newsMainImage2/m02_987.jpg

2014年より続く限界への挑戦:10の世界記録と超薄型ウォッチメイキングへの探求

 極限の技巧が現わされた新作「オクト フィニッシモ ウルトラ トゥールビヨン」は、超薄型ウォッチへのブルガリの卓越した技術と、ウォッチメイキングへの革新的アプローチにおける新たな飛躍を示すものです。

 ブルガリ グループ CEO ジャン-クリストフ・ババンは次のようにコメントを寄せました。「ひとつひとつの記録がステップとなりました。記録を打ち立てることは単に壁を超えるということではなく、ウォッチメイキングにおいて何が可能なのかを再定義することなのです。それぞれの挑戦に取り組むたびに、私たちは伝統的技術だけでなく、設計や開発のやり方においても再考を重ねました」

 ブルガリ マニュファクチュールのあらゆる専門知識を結集した今回の非常に複雑なプロジェクトでは、伝統的な方法も基本から見直されました。大胆なアプローチにより新たなエネルギーが呼び起こされたプロジェクトチームは、前例のないほどにクリエイティブなコラボレーションに繋がりました。2針表示をはじめとし技術を再考して完成させることで、取り組み全体に人が関わるからこその味わいが加わりました。

 2014年に手巻きのトゥールビヨンから始まったブルガリの超薄型ウォッチの追求は、世界最薄ミニッツリピーター(2016年 3.12mm厚)、オートマチック(2017年 2.23m厚)、そしてジュネーブ ウォッチ グランプリで名誉ある「AIGUILLE D'OR(金の針賞)」を受賞した史上最薄パーペチュアルカレンダー(2021年 2.75mm厚)など、複数のカテゴリで記録を塗り替えるイノベーションを生み出してきました。2012年に登場したオクトは、瞬く間に現代のウォッチメイキングにおけるアイコンとなったのです。さらにオクトのデビューからわずか10年後にわずか1.8mm厚という絶対的な記録を打ち立てた「オクト フィニッシモ ウルトラ」の発表会はローマの中心部パンテオン ロトンダ広場で行われ、会場が歓喜に包まれました。その後のジュネーブ ウォッチ グランプリでは、Prix de l'Audace(オーダシティ賞)を受賞しました。2022年以降、「オクト フィニッシモ ウルトラ」にはディファレンシャル表示、一体型のケースデザイン、バイマテリアルケースバック、クリスタルの取り付け構造、香箱の構造、オシレーターモジュール、モジュール構造、ブレスレットデザインなどの革新的技術をカバーする8つの特許を取得しました。

 そして新しい「オクト フィニッシモ ウルトラ トゥールビヨン」により、ブルガリはあらゆる意味での繊細さと洗練の追求を続けます。

/sites/default/files/newsImage1/s01_1134.jpg

Octo Finissimo Ultra Tourbillon
オクト フィニッシモ ウルトラ トゥールビヨン

Ref:104313
ケース径:40.00mm
ケース厚:1.85mm
ケース素材:サンドブラスト仕上げを施したチタン製ラグとベゼルおよびミドルケース、タングステンカーバイド製メインプレート
ストラップ:サンドブラスト仕上げのチタン製ブレスレットと一体化されたフォールディングクラスプ
ムーブメント:手巻き、Cal.BVF900、42時間パワーリザーブ、毎時28,800振動
仕様:時・分表示、サーキュラーグレイン加工ステンレススティール製巻き上げおよび時刻設定ホイール、幾何学的装飾がエングレーブされたサーキュラーグレイン加工ステンレススティール製ラチェット、アンスラサイトDLCを施したサンドブラスト加工ブラス製の時・分カウンターディスプレイ、ロジウムコーティングとポリッシュ仕上げを施したブラス製の針
価格:要お問い合わせ

ブランドニュース ブルガリ(BVLGARI) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2342.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2358.jpg

 2025年の新作としてブルガリが、ウォッチズ アンド ワンダーズ ジュネーブ2025にて「セルペンティ エテルナ」を発表しました

 印象的アイコン、「セルペンティ」が、聖地ジュネーブで新たなる革新を経た姿を見せました。ウォッチメイキングの国際的イベントであるウォッチズ アンド ワンダーズにはじめて参加するブルガリにとって、象徴的なマイルストーンが刻まれました。

 ブルガリは、アイデンティティであるコレクションと、ローマを起源としたDNAを体現するエキシビジョンスペースとともにウォッチズ アンド ワンダーズ ジュネーブ2025に登場しました。「セルペンティ エテルナ」は、大胆かつ前衛的なジュエリークリエイションにより、ブルガリを象徴するセルペンティを再解釈します。


ウォッチズ アンド ワンダーズにそよぐイタリアの風

 ブルガリは、ハイジュエラーとラグジュアリーウォッチメイカーそれぞれの専門技術を駆使しながら、卓越したタイムピースを生み出しています。

 ブルガリに深く宿るローマの魂が具現化されたエキシビジョンスペースは、美しい大理石の色あいとプレシャスな素材の融合を通しブルガリが発するイタリアンカルチャー、特有のエレガンス、アヴァンギャルドな創造的ヴィジョンを訪れる人たちに体感させます。イタリア合理主義建築の要素を持つ、インパクトあふれるファサードに始まり、その内部ではブルガリ ウォッチの揺るぎなき偉業を記録した「BEYOND TIME」のインスピレーションを得た7つのショーケースが、訪問者たちをブルガリの世界へと導きます。それぞれのディスプレイが象徴的なクリエイションのストーリーを物語り、前衛的ピースがそれぞれの歴史的背景とともに過去と現在の対話を生み出します。

 ブルガリはウォッチメイキングにおけるエレガンスを進化させ再定義する力を細やかに作り上げられたセッティングを通して体現し、時のヴィジョンにおける重要な意味を持つ新作「セルペンティ エテルナ」を発表しました。

 不朽のアイコン セルペンティが、これまでで最も大胆な変貌を遂げます。ブルガリのレジェンドであるセルペンティを限りなく様式化し、モダンで前衛的かつ本質的なフォルムを持つ「セルペンティ エテルナ」が誕生しました。パワーにあふれたピュアでジオメトリックなオリジナルブレスレットとともに新しい時代の幕開けを告げます。

/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1170.jpg

 ブルガリとセルペンティの伝統にインスパイアされた未来的な美学を通して変容したスタイルと現代性が表現されたこのタイムピースは、永遠の再生というセルペンティの純粋な本質をとらえています。ケース部とシームレスに繋がるブレスレットを備え、時代を超越した、流動性、優雅さ、精密さをあわせもつ彫刻的な傑作が生まれました。

 巳年となる2025年、セルペンティは大きな変革を迎えます。「セルペンティ エテルナ」によってブルガリは、セルペンティを崇高なクリエイティビティあふれるハイエンドピースとして登場させました。ダイヤモンドにより輝きを纏ったプレシャスなゴールドの蛇が、これまで以上にブルガリの基盤、比類のないイタリアンスタイル、そして真に先駆的なアイデンティティを表現しています。新しい姿を見せたアイコンはこれまでの豊かなヘリテージを受け継ぎ、時空を超えて未来へと飛躍します。

 ブルガリ ウォッチ プロダクト クリエイション エグゼクティブ ディレクターのファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニは、次のようにコメントを寄せました。「『セルペンティ エテルナ』は、ウォッチやジュエリーの枠にとどまらない、ブルガリのアヴァンギャルドなヴィジョンを究極の形で表現したものです。セルペンティのDNAを捉え、そのエッセンスを抽出し、未来に投影できればという想いを託しました」

 目やうろこも無ければ、それ以外の装飾もありません。魅惑と威厳に溢れた蛇の本質的な姿だけがそこにあります。プレシャスなゴールドにダイヤモンドが細やかにセッティングされたセルペンティが、エレガントなブレスレットとして肌を包み込みます。


アイコンが遂げた創造的なメタモルフォーゼ

 1948年の誕生以来、セルペンティは絶え間なく変容し、永遠の再生の真髄を体現してきました。しなやかに官能的に手首を包み込むトゥボガス、グラフィカルで彫刻的なインフィニティ、日常をエレガンスにし卓越したトゥールビヨンを堪能できる2020年発売のセドゥットーリ、極限まで小型化された2022年発表のBVL100ピコリッシモキャリバー、さらに記念すべき巳年の2025年には完全自社製自動巻きムーブメントのレディ ソロテンポがセドゥットーリとトゥボガスに新たな解釈をもたらし、魅惑的で見る人を惹きつけるセルペンティが歴史あるレディスウォッチの伝統を現代につなぎます。そして今まさに「セルペンティ エテルナ」はさらなる限界に挑戦しています。蛇を想起させるだけでなく、そのデザインには魂が写し出されています。

/sites/default/files/newsMainImage2/m02_988.jpg

本質を表すアート

 ブルガリ ウォッチ プロダクト クリエイション エグゼクティブ ディレクターのファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニは、次のようにコメントを寄せました。「デコラティブな要素をおさえ時代を超えた表現ができるラインを描くことを目指し、純粋に現代的なスタイルをデザインしたいと思っています。『オクト フィニッシモ』はまさにこの絶対的な探究を完璧な形で表したもので、『セルペンティ』の変貌にも繋がっているのです。『セルペンティ エテルナ』は、シンプルないくつかの線を重ねたスケッチから生まれました。蛇の本質とダイナミックさが限りなく凝縮され、驚くべきモダニティにより確かな形で洗練されたのです」

「セルペンティ エテルナ」は着けた瞬間、流線型のラインが手首を包み込みながら引き立てます。肌の上でセンシュアルに輝くゴールドと、ジオメトリックに輝く光と美しく瞬くエッジにより、ひと際エレガントで洗練されたブレスレットとしての個性を示します。ブルガリのジュエリーやアクセサリーはもちろん、さまざまなスタイルやシーンにシームレスに溶け込む、多用性の高いデザインです。今までにないこのデザインは、独創的なクラスプの構造で腕にフィットします。美的なポイントと快適な着け心地をともに実現するためには2年の開発期間を要しました。内側には、今までのセルペンティのデザインを象徴する6角形のうろこが美しく刻み込まれています。外側からは見えないこの魅惑的なディテールは、セルペンティが誇る伝統とエテルナの密接な結びつきを強く感じさせるのです。


永遠なるエレガンス

「セルペンティ エテルナ」は、ピンクゴールドにダイヤモンドをあしらったウォッチと、ホワイトゴールドにパヴェセッティングをほどこしたハイジュエリーウォッチがそれぞれ発表となります。スノーセッティングのプレシャスなストーンが、ダイヤルから蛇の尾に連なる美しい瞬きを与えます。さらにホワイトゴールドのハイジュエリーウォッチでは大きく輝くストーンが印象的な立体感を生み出し、魅惑的なボリュームをさらに高めています。

 時代を先ゆく「セルペンティ エテルナ」は、セルペンティの真髄を伝える前衛的なアイコンとして現在から未来へと時代を超えて進んでいきます。

/sites/default/files/newsImage1/s01_1135.jpg

Serpenti Aeterna
セルペンティ エテルナ

Ref:104205(S) / 104280(L)
サイズ:145mm(S) / 155mm(L)
ケース素材:ヘッド部にブリリアンカットダイヤモンドをあしらったピンクゴールド
ストラップ:ダイヤモンドをあしらったピンクゴールド製ブレスレット
ムーブメント:クォーツ
仕様:時・分表示、ダイヤモンドをあしらったピンクゴールド製リューズ、ブリリアンカットダイヤモンドパヴェダイヤル、ピンクゴールドプレート針
価格:要お問い合わせ

/sites/default/files/newsImage2/s02_617.jpg

Serpenti Aeterna
セルペンティ エテルナ

Ref:104041
サイズ:155mm
ケース素材:ヘッド部にブリリアンカットダイヤモンドをあしらったホワイトゴールド
ストラップ:ダイヤモンドをあしらったホワイトゴールド製ブレスレット
ムーブメント:クォーツ
仕様:時・分表示、エメラルドをあしらったホワイトゴールド製リューズ、ブリリアンカットダイヤモンドパヴェダイヤル、グリーン針
価格:要お問い合わせ

ブランドニュース ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN) /sites/default/files/newsThumbnail/05_title_2.jpg /sites/default/files/newsMainImage/05_title_2.jpg

 2025年の新作としてヴァシュロン・コンスタンタンが、新しい自社製キャリバーを搭載した「トラディショナル・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー」を、Watches and Wonders Geneva 2025にて発表しました。127本限生生産で発表された「トラディショナル・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー」は、新作キャリバーの複雑さと、特徴的な手作業によるギヨシェ彫りが施された文字盤が湛える洗練されたエレガンスを組み合わせることで、270年にわたる時計製造の創造性を讃えています。


愛好家へむけたタイムピース

 段差を付けたケース、ドーフィン型針、レイルウェイミニッツトラックなど、クラシックな魅力をもつ「トラディショナル」コレクションは、18世紀から受け継がれるジュネーブの高級時計製造の伝統を体現しています。そのデザインコードと卓越した技術力において、高級時計製造に精通した愛好家から高く評価されてきました。

 ヴァシュロン・コンスタンタンは、270周年を記念して、127本限定生産の新作「トラディショナル・トゥールビヨン・パーペチ ュアルカレンダー」を発表し、メゾンの卓越した技術とノウハウを讃えます。タイムレスなデザインと洗練されたシルエットが自慢の42mmケースは、プラチナ950製です。この貴金属は、永続的に輝くことでも知られており、フォールディングバックルにも使用されています。

 2005年にメゾンの250周年を記念して発表された「サン・ジェルヴェ」は、トゥールビヨン調速装置とパーペチュアルカレンダーを収めた手巻きムーブメントを搭載し、4つの香箱によって250時間ものパワーリザーブを実現しました。メゾンは今回、この2つの複雑機構を新しい自動巻きキャリバーに組み込みました。

/sites/default/files/newsMainImage1/05_m01_2.jpg

新しい自社製キャリバー

「トラディショナル」コレクションの最新モデルに不朽のエレガンスをもたらすのが、自社製キャリバー2162 QP/270によって実現した、厚さわずか6.55mmの薄型ケースです。メゾンの時計師たちは、厚さを最小限に抑えながら、この2つのコンプリケーションを機械式自動巻き機構の内部に組み込むため、2018年に発表した「トラディショナル・トゥールビヨン」の自動巻きキャリバー2160をベースに開発を進めました。研究開発チームは自社製キャリバーの最適化という目標のもと、薄さへのメゾンのこだわりを妥協することなく、さらなる複雑機構を組み込めるようキャリバーの再設計を見直し続けました。

 薄型ケースの中に、設計・製造において困難を伴うトゥールビヨンとパーペチュアルカレンダーという2つの複雑機構を搭載することで、新しい自社製キャリバー2162 QP/270は、究極のエレガンスを体現しています。トゥールビヨン調速装置はテンプの等時性に与える重力の影響を補正します。パーペチュアルカレンダーは閏年を考慮した曜日、日付、月、年を表示し、2100年まで一切の調整を必要としません。

 キャリバー2162 QPは、歴史ある懐中時計によく見られる毎時18,000回の振動数(2.5Hz)という非常に穏やかな速度で駆動します。振動数をゆったりとした速度にすることで、パーペチ ュアルカレンダーの伝統的な構造に囲まれたトゥールビヨンの機械的な動きを存分に堪能することができます。この新しい機構は、パーペチュアルカレンダー機構のための特許を取得した安全な駆動システムを搭載しています。柔軟な駆動爪を歯車に設けることで、ムーブメントを傷つけることなく、時計回りにも反時計回りにもカレンダーを調整できるようになっています。

 ケースバックから見ることのできるペリフェラルローターは、このキャリバーの薄さを維持するための技術的な選択であり、72時間のパワーリザーブを保証します。ペリフェラルローターには270周年記念の刻印がさりげなくあしらわれ、ブリッジには特別な「コート・ユニーク」仕上げを施したこのキャリバーを心ゆくまで鑑賞することができます。この繊細な仕上げが、ヴァシュロン・コンスタンタンの象徴である控えめなエレガンスを見事に物語っています。一見シンプルに見えるこの仕上げは、機械を慎重に制御しながらの加工に手作業を丹念に組み合わせ、極めて高い精度と熟練の技が求められます。その結果、じっくりと見返すことでその良さが分かる上質さを堪能できる、目の肥えた愛好家をうならせる仕上げとなっています。

 ヴァシュロン・コンスタンタンがこの伝統技法を生み出したのは1世紀以上も前のことですが、改めて使われるようになったのは、2021年に「ヒストリーク・アメリカン 1921」を復刻させたときでした。複数のブリッジ上で途切れない流れるようなラインの印象を与えるため、周年モデルのキャリバー毎に職人たちは動作の正確な微調整を必要とし、この技巧を完成するために500時間以上費やしました。歴史的な技法復活における、この正確性への揺るぎない姿勢は、職人のノウハウの維持と継承に対するメゾンの確固たる意志の証でもあります。

/sites/default/files/newsMainImage2/05_m02_2.jpg

270周年を祝う他に類を見ないタイムピース

「トラディショナル・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー」には、「トラディショナル」コレクションを形作ってきた美的コードが反映されています。クラシックな美学をさらに引き立てているのが、ゴールドの文字盤に施された手作業による洗練されたギヨシェ彫りです。このモチーフはヴァシュロン・コンスタンタンの創業270周年を記念した限定モデルすべてに施されています。このモチーフは、1955年にメゾンの200周年を記念して発表されたリファレンス6068の文字盤を飾った特徴的なデザインを初めとする、メゾンの豊かな遺産と伝統から着想を得て、メゾンのギヨシェ職人が創造的なプロセスに多くの時間を費やしたものです。1880年以来ヴァシュロン・コンスタンタンを象徴し続けるマルタ十字は、手作業によって精緻にギヨシェ彫りが施され、メゾンの精度と卓越性を絶えず探求する姿勢を体現しています。モダンな洗練でタイムピースの魅力を高めながら、このモチーフが手首の動きに合わせて、視線を惹きつける光の効果を生み出します。

/sites/default/files/newsImage1/05_s01_2.jpg

Traditionnelle Tourbillon Perpetual Calendar
トラディショナル・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー

Ref:6300/000P-H056
ケース径:42.0mm
ケース厚:11.1mm
ケース素材:プラチナ950
防水性:3気圧(約30m)
ストラップ:ダークブルーのミシシッピアリゲーターレザー、プラチナ950製フォールディングバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.2162 QP/270、約72時間パワーリザーブ、毎時18,000振動(2.5Hz)、30石
仕様:時・分表示、6時位置のトゥールビヨン上にスモールセコンド、パーペチュアルカレンダー(曜日、日付、月、閏年表示)、18Kゴールド製シルバートーン文字盤に手作業によるギヨシェ彫りとマルタ十字から着想を得た270周年記念モチーフ、サファイアクリスタルのシースルーケースバック
限定:世界限定127本
価格:要お問い合わせ

ブランドニュース カルティエ(Cartier) /sites/default/files/newsThumbnail/01_title_28.jpg /sites/default/files/newsMainImage/01_title_28.jpg

 Watches & Wonders Geneva 2025にて、カルティエが2025年の新作として、サイズアップした「タンク ルイ カルティエ」を発表しました。

「タンク」ウォッチは、その歴史の中で絶え間ない変化を続けてきました。スタイルの飽くなき探求といっそう複雑さを増す時計製造の卓越した技術を反映し、ウォッチのアイコンとしてそのデザインをつねに進化させています。

 カルティエは、1917年に「タンク」の最初のモデルを考案してからすぐに、フォルム、サイズ、素材、ダイアルに新しい解釈を加えてきました。「タンク サントレ」「タンク シノワ ーズ」「タンク アシメトリック」「タンク アメリカン」「タンク フランセーズ」を生み出し、近年では光電池で動くソーラービート™ムーブメントを搭載した、「タンク マスト」ウォッチを発表しています。

/sites/default/files/newsMainImage1/01_m01_32.jpg

 1922年に生まれた「タンク ルイ カルティエ」ウォッチは、オリジナルの「タンク」を継承したモデルです。ルイ・カルティエは「タンク ノルマル」と呼ばれるこの最初のモデルの誕生から、わずか5年でフォルムに手を加えました。引き伸ばされたケース、細い縦枠、丸みを帯びた角によって、レクタンギュラーフォルムが確固たるものになりました。

 イメージスタイル&ヘリテージディレクターのピエール・レネロは次のように語っています。「1917年にルイ・カルティエが考案した最初の『タンク』ウォッチは、当時、幾何学的な厳格さが非常に独創的でした。それから5年後に、引き伸ばされたレクタンギュラーフォルムのダイアルと、角に丸みを帯びた縦枠をもつ、『ルイ カルティエ』と呼ばれるタンクが誕生しました。洗練されたデザインがエレガントな存在感を放つ『タンク ルイ カルティエ』は、タイムレスなアイコンとして悠々と1世紀の時を越えてきました」

/sites/default/files/newsMainImage2/01_m02_22.jpg

 このウォッチは創造性に溢れ、つねにエレガンスを醸し出しています。そのデザインの発想力をもとに、 カルティエは、次世代型の自動巻きメカニカルムーブメントを備えたラージモデルを考案しました。「タンク」の輪郭やプロポーションに適したキャリバー 1899 MCを搭載することで、「タンク ルイ カルティエ」ウォッチのピンクゴールドとイエローゴールドのモデルをサイズアップしています。

 クラシックであり独創的。メゾンを代表するそのスタイルで美を愛する人たちから支持を集める「タンク ルイ カルティエ」ウォッチは、より充実したコレクションヘと進化しました。どのモデルも「タンク」のアイデンテイティにアレンジを加えたもので、レイルウェイミニッツトラック、ローマ数字、平行した縦枠、ブルーの剣型針、パール状の飾り付きリューズ、そしてリューズを飾るサファイア、ルビーカボション、あるいはパビリオンを上下逆にセッティングしたダイヤモンドなどの特徴を備えています。

/sites/default/files/newsImage1/01_s01_24.jpg

Tank Louis Cartier
タンク ルイ カルティエ

Ref:CRWGTA0357
ケースサイズ:38.10×27.75mm
ケース厚:8.18mm
ケース素材:イエローゴールド
防水性:日常生活防水
ストラップ:セミマットグレーアリゲーター
ムーブメント:自動巻き、Cal.1899 MC、約38時間パワーリザーブ、毎時28,800振動
仕様:時・分表示、フランケダイアル、ブルースティール製剣型針
予価:2,362,800円(税込)
発売予定:2025年9月

/sites/default/files/newsImage2/01_s02_15.jpg

Tank Louis Cartier
タンク ルイ カルティエ

Ref:CRWGTA0346
ケースサイズ:38.10×27.75mm
ケース厚:8.18mm
ケース素材:ピンクゴールド
防水性:日常生活防水
ストラップ:セミマットブラウンアリゲーター
ムーブメント:自動巻き、Cal.1899 MC、約38時間パワーリザーブ、毎時28,800振動
仕様:時・分表示、フランケダイアル、ブルースティール製剣型針
予価:2,362,800円(税込)
発売予定:2025年9月

を購読

NEW RELEASE

新着情報をもっと見る