2023年の新作としてエルメスより、ゴールドやブルーエナメルのドットを散りばめた、繊細なシルエットで描かれた伝説の馬《スリム ドゥ エルメス 伝説の馬》がWatches and Wonders Geneva 2023にて発表されました。

　 2015年に誕生した《スリム ドゥ エルメス》が体現するのは、精密さと調和を兼ね備え、本質を追い求めた究極のシンプリシティ。鋭角なラグを持つラウンド型ケースの特徴的で控えめなラインが、ギャロップをする馬の輪郭をドットで表したエナメル仕上げのホワイトゴールドの文字盤を囲みます。ゴールドやエナメルの球状のビーズを用いた《スリム ドゥ エルメス》に描かれたのは、エナメル職人の熟練の手技と52個のバゲットカットのダイヤモンドのベゼルから生まれた伝説の馬。

　この馬のシンボルはアーティスト、ブノワ・ピエール・エメリがデザインし2010年に発表されたシルクスカーフのカレに由来します。カレでは、天翔る騎馬がシルク生地の上にゴールドのドットで表現されていました。そのイメージを時計の文字盤に移し、馬の姿はパイヨネエナメル技法によって、まったく新しい解釈でよみがえりました。パイヨンと呼ばれる非常に小さくカットした金箔のピースをエナメルの層の間に挟み込み、光の戯れ、透明感、奥行きのある効果を生み出します。

　職人は最初のモデル制作にあたり、あらかじめエナメル加工を施し手仕事で磨いたゴールドの表面に、レーザーで微細な穴を開けていきます。そこに一つずつ、1,678粒のピンクゴールドのビーズをはめ込み、エナメル表面に固定させるために窯で加熱します。これは非常に繊細な過程で、ほんの数秒のタイミングがオブジェの仕上がりを左右します。

　次のモデルではブルーのエナメルビーズをはめ込みます。ゴールドに白いエナメルの層を何層も重ね、その都度乾燥させ、焼成したものをベースにします。ブルーの粒は砕いたエナメルの結晶でできており、厳密に直径を揃え厳選したものです。この1,678粒のエナメルビーズを湿らせ、ピンセットで一粒ずつ生地の上に置き、窯で加熱して固定させます。

　この類を見ない特別な文字盤はエルメス・マニュファクチュール機械式自動巻H1950ムーブメントを搭載し、直径39.5mmのホワイトゴールドのラウンド型ケースに収められます。エルメス・オルロジェのアトリエで製造されるシャンティイ色のアリゲーター・マットまたはブルー・サフィール色のアリゲーター・リスのストラップが、それぞれのモデルのニュアンスを引き立てます。

《スリム ドゥ エルメス 伝説の馬》
SLIM D'HERMÈS CHEVAL DE LÉGENDE

ケース径：39.5mm
ケース素材：18Kホワイトゴールド、バゲットカットダイヤモンド（52個/1.82カラット）
防水性：3気圧
ストラップ：シャンティイ アリゲーター・マット、18Kホワイトゴールド製ピンバックル
ムーブメント：自動巻、Cal.H1950(エルメス・マニュファクチュール)、約48時間パワーリザーブ、毎時21,600振動、29石
仕様：時・分表示、ホワイトゴールド製文字盤、ピンクゴールド（5N）のビーズ
限定：世界限定24本、シリアル番号入り
予価：12,859,000円(税込)
発売予定：2023年5月以降

《スリム ドゥ エルメス 伝説の馬》
SLIM D'HERMÈS CHEVAL DE LÉGENDE

ケース径：39.5mm
ケース素材：18Kホワイトゴールド、バゲットカットダイヤモンド（52個/1.82カラット）
防水性：3気圧
ストラップ：ブルー・サフィール アリゲーター・リス、18Kホワイトゴールド製ピンバックル
ムーブメント：自動巻、Cal.H1950(エルメス・マニュファクチュール)、約48時間パワーリザーブ、毎時21,600振動、29石
仕様：時・分表示、ホワイトゴールド製文字盤、エナメルのビーズ
限定：世界限定24本、シリアル番号入り
予価：11,286,000円(税込)
発売予定：2023年5月以降

　時刻と天文学的な表示に関する複雑機構は、トゥールビヨンにより調速され、ミニット・リピーターにより完成されます。このタイムピースに搭載される手巻きキャリバー2755 TMRCCQPは、774個の部品からなる複雑な機構の傑作と言えます。時計製造において最も高度な技術を必要とするグランド・コンプリケーションであるこのタイムピースは、ホワイトゴールドで製作され、完璧な視認性の表示を備えています。洗練された技術にエレガンスと純粋なスタイルを捧げる美の追求から生まれたこのタイムピースは、メゾンの特徴であるレトログラード機能と、主役であるムーンフェイスのダブル表示を際立たせています。

　レ・キャビノティエ・デュアルムーン - グランド・コンプリケーションの原点は、独創的な方法で月へのオマージュを捧げることでした。ともすれば脇役とみなされる月表示は、その色使いとサイズにより存在感を際立たせています。地球の衛星の北半球と南半球に浮かぶ姿を見せるために、ムーンフェイズを時計業界では稀な文字盤中央に配置し、それをダブル表示にすることが考えられました。この複雑機構は、「レ・キャビノティエ・アーミラリ・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー プラネタリア」に搭載されていますが、11種類の複雑機構を搭載した天文学と音楽的表現を備え、その存在感を強くアピールしています。

表側：壮大なショー

・オフセットに配された平均太陽時間の時・分
・北半球と南半球の高精度のムーンフェイズと月齢表示
・曜日、月、閏年表示と瞬時に復帰するレトログラード針の日付表示を備えるグレゴリオ暦のパーペチュアルカレンダー
・ミニット・リピーター
・北半球と南半球の精密な月の満ち欠けと月齢

　ヴァシュロン・コンスタンタンが時計製造の芸術を演出するための工夫が、このダブルフェイスのタイムピースにスタイルとエレガンスを持って表現されています。

　極めて複雑なこのタイムピースは、時刻と天文学的表示の高い視認性に優れており、これは、すべてにおいて本質を追求するメゾンが、独自の審美性を追求することによる賜物なのです。

　時計の表側では、中央の針と同軸で回転するディスクにより地球の両半球の朔望月が表現され、好奇心をかき立てます。星をちりばめたドーム型のこのディスクは、深いブルーの色合いでシルバーカラー文字盤に見事なコントラストを持たせ、59日と12時間45分かけて一回転します。これが、いわゆる天文衛星に与えられたリズムで、122年と16日間で24時間しか誤差が生まれることがなく、朔望月の周期を厳密に守っています。月齢は、外周に刻まれた1から29½の目盛りで示されます。このチタン製のドームは、物理蒸着（PVD）処理が施されたスカイブルーの背景にロジウムプレートで月が描かれ、9つの工程を約56時間かけて巧妙に作り出されるこの緻密なディテールへのこだわりが、さらなるオリジナリティを添えています。月の表面の凹凸は、微小な星の輝きと同様、ミクロン単位のダイヤモンドカッティングによりブロックから削り出され、光の当たる角度によって変化する輝きや煌めきをファセット加工された基盤の起伏に与えます。

　常用時の時分表示と朔望月の周期は、少し上にオフセットされ、見事な調和の中でカレンダー表示が配置されています。パーペチュアルカレンダーを指針表示する代わりに、ヴァシュロン・コンスタンタンの熟練時計師やデザイナーたちは、回転ディクスを選択しました。グレゴリオ暦の特性に沿って、2100年まで調整の要らない機構のために採用されたこの解決策により、技術面では複雑さが高まり、より読みやすさが向上しています。

　曜日は半瞬時式表示で、一方、日付と閏年の窓表示同様、月も瞬時式表示です。日付表示は、文字盤上部の外縁に配された半円の窓で、レトログラード針によって表示されます。20世紀初頭からメゾンの技術とスタイルにおける特徴となっているレトログラード機構は、表示針の復帰に必要なエネルギーを蓄積するために輪列を2分化する際の高い精度が求められます。

　4つのパーツから構成される文字盤と仕上げはすべて、このモデルの技術性に呼応しています。厚さ0.35mmのサファイアクリスタル製のドームは、カレンダー表示窓が切り抜かれ、サンドブラスト仕上げが施されたシルバーカラーの金属製基盤プレートの上に配されます。下方にムーンフェイズのディスクが回転するこのドームは、メタリ ック処理によりスモーキーな外観の2つのカバー部分を備えています。ドームはカーブした真鍮のリングで支えられ、このリングはサテンソレイユ仕上げとオパーリン仕上げのラッカーが施され、ホワイトゴールドの時間を示すインデックスが固定されています。

裏側：宇宙への広がり

・トゥールビヨン調速装置
・天空図
・恒星時

　裏面の構造も、様々な表示の明確さと控えめさを重視し、複数の部分から構成されています。時計の表面にあるムーンフェイズを最優先に考え、トゥールビヨン調速装置の開口部は裏面に設けられました。19世紀初頭に発明されたこの装置は、可動式のキャリッジに脱進機とひげゼンマイを組み込み、調速装置の等時性に影響を及ぼす地球の重力の作用を相殺し、より高い精度を得ることを目的としています。繊細な手作業で丸みを帯びたベルセ仕上げが固定バーに施され、このトゥールビヨンは1分間に1回転し、メゾンを象徴するマルタ十字を象ったキャリッジにより際立っています。軽量化（高性能を目指す）と美しさを追い求め、トゥールビヨンの部品はオープンワークが施され、固定歯車においては、極限まで素材が削り落とされています。

　裏側の文字盤の構造も、恒星時と天空図で星座を表示する天文時計を製作する意志に対応しています。月を讃えるこのタイムピースには、天文学者が天体の子午線を計算するために用いる《恒星角時間》とも呼ばれる、恒星時の概念を組み込まなければなりませんでした。天球の固定星を基準点とし、地球が完全に360度回転する時間が1恒星日で、正確には23時間56分4秒となります。地球は自転すると同時に、太陽の周りを公転するので、特定の設定した星に対して出発点に戻るためには、通常のカレンダ ーでの1日よりも約4分短くなるのです。

　天空の水平線を表すブルーの円を備えた固定された文字盤の上には、星座が刻まれた可動式サファイアクリスタルが配置され、外周には1年の12カ月と5日毎の目盛りが記されています。恒星時にしたがって1回転するこの可動式ディスクは、北を指して時計を見る際の時間と場所の天空の水平線で囲まれた星座の正確な位置が表示されます。PVD処理のブルーの外周リングには4方位点を示した24時間の目盛りが刻まれ、日にちの正面にあるの恒星時を反時計回りに読み取ります。

ミニット・リピーター

　このタイムピースは、最も高貴な時計製造芸術に含まれる11種類の複雑機構を優美に配置し、これを音楽的表現の時計にするための、ミニット・リピーターを搭載しなければいけませんでした。ケース本体に組み込まれた巻き上げスライドボタンで作動する、この極めて複雑なチャイム機構を製作するために、メゾンの熟練時計師たちはトゥール・ド・リルのモデルから着想を得ました。2005年にメゾンの250周年を記念して限定7本製作されたこのダブルフェイスの記念時計は、求心式チャイム・ガバナーを備えたミニット・リピーターを含む16種類の複雑機構を搭載し、シリーズの中でも最も複雑な腕時計でした。この音の静かなカバナーをこのデュアルムーン- グランド・コンプリケーションに採用し、はっきりと異なり調和した2つの音程を円形ゴングをハンマーで打ち、時、クオーター（15分毎）、分を完璧なリズムと長さで奏でることを可能にしています。さらに、このリピーターのゴングは、トゥールビヨンと重なるのを避けるため、わずかに楕円形に加工しながらも、澄み切った音色を損なわないようになっています。

キャリバー 2755 TMRCCQP、時計製造において未知の領域への挑戦

　時、クオーター、分を鳴らすことも含む、これらすべての機能を上手く作動させるため、メゾンの主要な開発品のひとつである自社製キャリバー2755が選ばれました。時を重ねる中で大幅な改良が行われ、なかでも天文機能に関するものは、時計製造における未知の領域への挑戦とも呼べるでしょう。774個の部品を備えた「レ・キャビノティエ・デュアルムーン - グランド・コンプリケーション」は、複雑さの中にもエレガンスの追求を表現する数々のタイムピースに搭載されてきたキャリバー2755とともに、この未知の領域に挑む冒険にぴったりのタイムピースです。約58時間のパワーリザーブを備えたキャリバー2755 TMRCCQPは、毎時1万8000回振動でリズムを刻みます。

　手作業でサーキュラー サテン仕上げ、面取りしたコート・ド・ジュネーブ装飾が裏側のブリッジに施され、ハンマーとフライング・ストライク・ガバナーの棒状部品は鏡面仕上げされ、この自社製ムーブメントは極めて緻密な仕上げが施されています。ケース径46mmの18Kホワイトゴールドのケースとの美しい調和を保つため、このムーブメントは完全にロジウムプレートが施されています。メゾンの全てのタイムピースと同様、このタイムピースは、組み立て後はムーブメントでは見えなくなる部品など、細部に至るまで、細心の注意が払われています。この卓越性への追求は、テクニックと審美面における選択と決断、そして緻密な仕上げの中にも表れています。

LES CABINOTIERS DUAL MOON GRAND COMPLICATION
レ・キャビノティエ・デュアルムーン - グランド・コンプリケーション

Ref：9770C/000G-007C
ケース径：46.0mm
ケース厚：17.1mm
ケース素材：18Kホワイトゴールド
ストラップ：ディープブルーのミシシッピアリゲーターレザー、18Kホワイトゴールド製フォールディングクラスプ
ムーブメント：手巻き、Cal.2755 TMRCC QP(自社開発・製造)、約58時間パワーリザーブ、毎時18,000振動(2.5Hz)、50石、ジュネーブ・シール取得
仕様：時・分表示、ミニット・リピーター、瞬時復帰レトログラード針による日付表示、半瞬時式曜日窓表示、瞬時式月と閏年窓表示を備えたパーペチュアルカレンダー、北半球と南半球の高精度のムーンフェイズと月齢表示、恒星時(24時間)表示、天空図、トゥールビヨン、真鍮製ダイヤル、シルバーカラーゴールドの針とアプライドインデックス、レ・キャビノティエ専用ボックスが付属
限定：ユニークピース、時計裏面に《LES CABINOTIERS》、《PIÈCE UNIQUE》、《AC》の文字を刻印

　1994年に発表されると同時に、デザイン面における美の基準を覆し、スティール製ウォッチに革命をもたらした、ボーム＆メルシエの「ハンプトン」コレクションとその名高い長方形のケースは、創業以来メゾンを特徴付けてきた、デザインスピリットの継承を見事に表しています。1918年に時計師ウィリアム・ボームと共に事業を開始したポール・メルシエの先見的な直感と、時計製造における芸術的なビジョンは、彼が1937年にメゾンを去った後もなお、長きにわたり受け継がれてきました。ポール・メルシエの志を受け継ぐ後継者たちは、様々なコレクションとそのバリエーションを通じ、彼の信念を伝え続けます。それは、技術とフォルム、すなわちスイスの時計製造のノウハウと、自由さと大胆さを特徴とするビジュアルの融合です。

　2023年の新作としてボーム＆メルシエが発表した、ハンプトンの新しい3モデルには、その特徴が表れています。それは、繊細な加工が施された、鮮やかなブルーダイヤルの自動巻きジェムセッティング レディスモデル、そして一体型3連リンク式ストラップを備えた、極めて構造的なスティールモデルに体現されています。

長方形の荘厳なグラフィック

「ハンプトン」コレクションは、時計製造業界において最も名高い長方形ウォッチの一つです。入念にデザインされた、繊細な長方形のケース：洗練されたラインに柔らかなアングル、そしてカーブを描くラグ。そのプロポーションは、のびやかで美しいハーモニーを奏でます。フォルムのバランス、細部にわたる鋭い感覚、垂直で構造的、かつ気品のあるデザインが目を引く、曲線的な輪郭。すべては完璧なプロポーションに基づいています。それは、1964年にボーム＆メルシエが自社のエンブレムとして選んだ、ギリシャ文字ファイマークに象徴される黄金比を参考とするものです。以来、メゾンはこの構造的かつ美的な原則に基づき、これを継承しています。

　1960年代のアイコニックなモデルからインスピレーションを得たハンプトンは、1920年代のアールデコの雰囲気を漂わせた、豊富なバリエーション展開のコレクションです。長方形のフォルムがコレクションの魅力を引き立てています。スティールまたはゴールドのケース、幅広いカラーバリエーションのダイヤルは、洗練されたシンプルなタイプ、またはダイヤモンドを施したジュエリータイプ、レザーまたはスティール製のストラップは、クラシックな色合い、または光り輝く色合い、そして一体型あるいはつけ替え可能なストラップ・システム、シングルまたは2重巻きタイプなどのバリエーションがあります。男性、そして女性に捧げるこのコレクションは、トレンドとの調和、そしてエレガンスかつシックなウォッチを体現しています。

ブルーダイヤルのグラデーション

　新作モデルのうち2モデルには、それぞれのトーンに調和する、洗練された仕上げが施された、鮮やかなブルーのダイヤルが採用されています。

　M0A10732 自動巻きモデルは、美しいサンレイ・サテン仕上げのオパリンブルーダイヤルを備えています。ダイヤルを照らし、その中心を輝かせる光の配置には細心の注意が払われ、その光は時・分表示で区切られた長方形の内側で極めて繊細なラインを描いています。この視覚効果とダイヤル内部の幾何学的な形状が、ウォッチに生命力と躍動感を与えています。

　より深いブルーのM0A10709モデルは、果てしない夜空を想起させます。ミッドナイトブルーのグラデーションが、ダイヤルをさりげなく照らしています。また、サンレイ・サテン仕上げは、見る角度や手首の位置によって変化し、光の反射を腕元で楽しめます。

ハンプトン M0A10732

　長方形のサンレイ仕上げオパリンブルーダイヤルには、ロジウムメッキが施されたアラビア数字とリベット式インデックスアワーマーカー、そしてブラックのミニッツ トラックが配されています。“短剣型”針には、ロジウムメッキが施されています。エレガントなプロポーションの43×27.5mm、厚さ9.95mmの長方形のケースは、ポリッシュ仕上げのステンレススティール製です。また、ケースは反射防止のドーム型サファイアクリスタルで保護されています。サファイアクリスタルのケースバックは4つのビスで固定されています。エングレービングによるパーソナライズも可能です。

　このモデルには、同系色のオーバーステッチ入りの竹斑ブルーアリゲーターストラップが装着されています。このストラップは付け替え可能で、スライドピン付のバネ棒により特別なツールを必要とせずにご自身でストラップを交換することができます。また、セーフティ・トリプルフォールディングバックルを備えています。

　このウォッチは、時、分、秒を表示します。そして、ペルラージュ仕上げが施されたブリッジ、サンドブラストとスネイル仕上げのベースプレート、“コート・ド・ジュネーブ”とスネイル仕上げで装飾されたローターなど、精巧な仕上げが施された自動巻きムーブメントが搭載されています。38時間のパワーリザーブと5気圧（約50m）までの防水性能を備えています。

ハンプトン M0A10709

　ミッドナイトブルーのダイヤルを配した、この気品の高いレディスモデルは、夜のフォーマルなパーティーなどにぴったりのエレガンスを備えています。コレクションを特徴付けるシンプルでスレンダーなライン、またボーム＆メルシエには決して派手さを強調するデザインのタイムピースは存在しないということから、このウォッチは日常の着用にも最適です。外観のミニマリズムを通して、美しいバランスと調和が表現されています。

　洗練されたダイヤルには、6時位置と12時位置にブリリアントカット ダイヤモンド（トップウェッセルトンのダイヤモンド、品質評価 VS、0.01 カラット）を4個あしらった、ロジウムメッキのリベット式インデックス、そしてロジウムメッキの“短剣型”針が配されています。また、ブルーのミニッツラインを備えています。

　象徴的な長方形のケースは、ポリッシュ仕上げのステンレススティール製で、ダイヤルの両脇に優雅に配された28個のブリリアントカット ダイヤモンド（トップウェッセルトンのダイヤモンド、品質評価 VS、0.35 カラット）が、美しさをより一層際立たせています。また、ケースは反射防止のドーム型サファイアクリスタルで保護されています。ジュエリーのインスピレーションと深みのある色彩は、ブルーの合成スピネルをセッティングした、カボション型のスティール製リューズにも採用されています。また、フルケースバッグには、エングレービングによるパーソナライズが可能なので、ご自身へのご褒美や大切な方へのギフトにも最適です。

　女性の手首にフィットする、35×22.2mm、厚さ 6.92mm のサイズは、理想的なプロポーションを実現しています。新しいハンプトンは、装着しやすく、洗練されたデザインです。

　また、鮮やかなミッドナイトブルーに同系色のオーバーステッチが入ったピンバックル付き竹斑アリゲーターストラップもエレガントです。このストラップはつけ替え可能で、スライドピン付のバネ棒により特別なツールを必要とせずにご自身でストラップを取り外すことができます。

　このタイムピースは、8年持続のクォーツムーブメントにより駆動し、時分を表示します。また、5気圧（約50m）までの防水性能を備えています。

ハンプトン M0A10740

　長方形のシルエットは、スティールにグレーとホワイト、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げ、そしてブレスレットの縦のラインと横のラインをバランス良く交互に配し、統一感がありながらもコントラストに富んだリズムが表現されています。

　また、ダイヤルの中央にも、ロジウムメッキが施された“短剣型”針の起点から先端にかけて、長方形のモチーフが見られます。さらに、グレーのミニッツ トラックの動きに沿うように、ロジウムメッキを施したアラビア数字とリベット式インデックスアワーマーカーが配されたダイヤルの周りにも、長方形のモチーフが見られます。ダイヤルを繊細に覆うオパリンホワイトは、洗練されたこのグラフィックの構成要素を、細部に至るまで際立たせています。

　そして、シンプルなラインのケースがこの立体的な効果を高めています。ケースはポリッシュ仕上げのステンレススティール製で、サイズは43×27.5mm、厚さ8.65mm、反射防止のドーム型サファイアクリスタルで保護されています。エングレービングができるフルケースバックは4つのビスで固定されています。

　ポリッシュ・サテン仕上げが施されたスティール製の新しい一体型3連リンク式ブレスレットは、完璧なバランスの原則に基づき、立体感を受け継いでいます。それは、滑らかでシンプルであると同時に、スタイリッシュなストラップです。より快適な使い心地を実現するために、新たな傾斜が採用されています。また、このブレスレットはセーフティ・トリプルフォールディングバックルを備えています。

　このモデルは、8年持続のクォーツムーブメントにより駆動し、時分を表示します。また、5気圧（約50m）までの防水性能を備えています。

　ハンプトン コレクションの長方形のフォルムは、創造性の枠を越え続けています。ウォッチのデザインに調和する、立体感のある美しいベースは、新モデルから想起されるグラフィックや色彩、そして気品高い効果により、見事に表現されています。

HAMPTON MEDIUM
ハンプトン ミディアム

Ref：M0A10732
ケースサイズ：43.00×27.50mm
ケース厚：9.95mm
ケース素材：ステンレススティール(ポリッシュ仕上げ)
防水性：5気圧(50m)
ストラップ：ブルーアリゲーター、インターチェンジャブル、トリプルフォールディングバックル
ムーブメント：自動巻き、Cal.ETA 2671、38時間パワーリザーブ、21石、毎時28,800振動
仕様：時・分・秒表示、サンレイ・サテン仕上げのオパリンブルーダイヤル、サファイアクリスタルオープンケースバック
予価：367,400円(税込)
発売予定：2023年6月中旬

HAMPTON SMALL
ハンプトン スモール

Ref：M0A10709
ケースサイズ：35.0×22.2mm
ケース厚：6.9mm
ケース素材：ステンレススティール(ポリッシュ仕上げ)
防水性：5気圧(50m)
ストラップ：シャイニーブルーアリゲーター、インターチェンジャブル、ピンバックル
ムーブメント：クォーツ、Cal.MHH057、電池寿命8年
仕様：時・分表示、ケースに28個のブリリアントカット ダイヤモンドをセット、サンレイ・サテン仕上げのナイトブルーダイヤル、ダイヤルに4個のブリリアントカット ダイヤモンドをセット、ブルーの人工スピネル＆スティール製カボション型リューズ
予価：440,000円(税込)
発売予定：2023年6月中旬

HAMPTON MEDIUM
ハンプトン ミディアム

Ref：M0A10740
ケースサイズ：43.00×27.50mm
ケース厚：8.65mm
ケース素材：ステンレススティール(ポリッシュ仕上げ)
防水性：5気圧(50m)
ストラップ：ポリッシュ・サテン仕上げ3連ステンレススティールブレスレット、インターチェンジャブル、トリプルフォールディングクラスプ
ムーブメント：クォーツ、Cal.MHH057、電池寿命8年
仕様：時・分表示、オパリンホワイトダイヤル
予価：275,000円(税込)
発売予定：2023年6月中旬

　ヴァシュロン・コンスタンタンの2023年の新作として、1920年代から1930年代の特殊なレトログラード表示から着想を得たミニマルなデザインかつ、プラチナケースとサーモンピンクダイヤルの組み合わせにより、控え目でありながら調和の取れたエレガントなデザインを合わせ持つ「パトリモニー・レトログラード・デイ/デイト」がWatches and Wonders Geneva 2023にて発表されました。

　ヴァシュロン・コンスタンタンにおいて、技術とは常にエレガンスのために役立てるものと考えられています。1755年の創業以来、時計の洗練性を芸術の域にまで高め、バウハウス（1919年にドイツ、ワイマールに創設された、建築、絵画、工芸、写真など様々な芸術の総合的な教育を行う学校）の原則の1つである「Less is more」にも通じます。それは、シンプルなデザインを追求することにより、より美しく豊かなものが生まれるというものです。サーモンカラーダイヤルを用いたプラチナ製の「パトリモニー・レトログラード・デイ/デイト」にもそれが反映されています。1920年代から1930年代にかけての革新的な表示を彷彿させる複雑なレトログラード機構を珍しい組み合わせたこのモデルは、レトログラードの分野でも卓越した存在感を示しています。

最もヴァシュロン・コンスタンタンらしいスタイル

　ヴァシュロン・コンスタンタンは創業以来、時代を超越したスタイルを追求してきました。新作「パトリモニー・レトログラード・デイ/デイト」は、プラチナ950製ケースとサーモンカラーダイヤルが特徴です。

　メゾンの偉大なデザインと技術を受け継ぐこの2023年限定生産モデルは、ディテールへの入念な配慮と、ミニマニズムの表現と卓越した技術が一体となっています。

　プラチナ950による直径42.5mmのケースに囲まれたサーモンカラーダイヤルは、サンバースト仕上げが施され、「パトリモニー」コレクションのデザインコードが用いられています。ヴァシュロン・コンスタンタンらしいダイヤルは、このモデルの高度な機構や洗練されたデザインと見事にマッチしています。

　細部に至るまでヴァシュロン・コンスタンタンを特徴づけるデザインが反映されています。12時位置のアワーマーカーの真下には、メゾンのシンボルマークのマルタ十字がレリーフ状に配されています。18Kピンクゴールドで作られたメゾンを象徴するマルタ十字は、片面がサンドブラスト、もう片面がポリッシュ仕上げになっており、プラチナ950ケースとサーモンカラーのダイヤルの上に新たな表情を見せています。曜日と日付、2つのレトログラード表示は、伝統に従いブルースティール針が使用され、時間と分は18Kホワイトゴールドの針で表示されます。1950年代のクラシカルなスタイルの時針と分針は、ドーム型のダイヤルの形状に合わせて先端がわずかにカーブしており、輝きを放っています。ダイヤル外周に並ぶミニッツトラックも同じく1950年代から着想を得て、採用されています。まさにヴァシュロン・コンスタンタンが培ってきた洗練されたスタイルを体現したタイムピースです。

ヴァシュロン・コンスタンタンを代表するサーモンカラーダイヤル

　1930年以降、カラーダイヤルが開発され、手元に新しいスタイルのエレガンスを表現することが可能になりました。メゾンにおいて1940年代から採用されているサーモンカラーダイヤルは、ホワイトメタルのケース、特に伝説のクロノグラフ リファレンス4178のようなステンレススティール、そしてコレクターや希少モデルの愛好家が求めるプラチナとの組み合わせは稀有な組み合わせと言えます。プラチナケースとサーモンカラーダイヤルとの組み合わせは、複雑機構とともに1990年代に再び採用されました。例えばクラシカルなクロノグラフのリファレンス47101や、1992年に発表された自動巻きパーペチュアルカレンダー・クロノグラフのリファレンス49005などがあります。

　プラチナとサーモンカラーとの組み合わせはメゾンのヘリテージの一部であり、2022年以降は、年間限定生産で様々なコレクションに見られるデザインとなりました。

　新作「パトリモニー・レトログラード・デイ/デイト」のデザインと技術は、このように伝統を見直すと同時に、その伝統から着想を得ているのです。

自社キャリバー2460 R31R7/3、オートオルロジュリーの真髄

「パトリモニー・レトログラード・デイ/デイト」を駆動するムーブメントは、自社製の自動巻きキャリバー2460 R31R7/3です。振動数は毎時28,800振動、マルタ十字から着想してデザインされたオープンワークの22Kゴールド製ローターが備わり、パワーリザーブは約40時間です。自社ムーブメントの偉大な伝統に従い、ブリッジの角は手作業でポリッシュ仕上げが施されています。また、部品の側面を完璧に滑らかにするストレートグレイン仕上げも手作業で行われ、スクリューも入念に磨き上げられています。メインプレートは両面にペルラージュ模様、ブリッジはコート・ド・ジュネーブ模様で装飾されています。

PATRIMONY RETROGRADE DAY-DATE
パトリモニー・レトログラード・デイ/デイト

Ref：4000U/000P-H003
ケース径：42.5mm
ケース厚：9.7mm
ケース素材：プラチナ950
防水性：3気圧(約30m)
ストラップ：ダークブルーのミシシッピアリゲーターレザー、プラチナ950製ピンバックル
ムーブメント：自動巻き、Cal.2460 R31R7/3(自社開発・製造)、約40時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、27石、ジュネーブ・シール取得
仕様：時・分表示、レトログラードによる日付・曜日表示、サーモンカラーダイヤル、外周にダイヤモンド研磨仕上げによる18Kホワイトゴールド製の“パール”状ミニッツトラック、18Kホワイトゴールド製のアプライド・インデックスおよび時・分針、ブルースティールの日付・曜日針、サファイアクリスタルのシースルーケースバック
限定：ブティック限定
予価：9,970,400円(税込)
発売予定：2023年夏以降

　2023年の新作として、現代的なデザインとヴァシュロン・コンスタンタンの時計製造の伝統が融合して誕生したモデル「トラディショナル・トゥールビヨン・レトログラード・デイト・オープンフェイス」がWatches and Wonders Geneva 2023にて発表されました。

　アバンギャルドなデザインの表現、求められる洗練されたメカニズム、独創的な専門技術を共有したいという思いが、この「トラディショナル・トゥールビヨン・レトログラード・デイト・オープンフェイス」の核心にあります。NAC処理でムーブメントの表面がスレートグレーに仕上げられたキャリバー2162 R31の構造は、オープンワークによって時計の表と裏の両側から完全に見ることができ、その機械的なパワーを際立たせています。レトログラード・デイト表示も、トゥールビヨンによって引き立てられ、機能的かつ現代的なスタイルの中に奥行きを与えています。

オープンフェイスのデザインとレトログラード・デイト

　レトログラード表示は、指針がダイヤルを1周するのではなく、目盛りの始点から終点までを移動し、終点に達すると始点に戻って再び移動を繰り返します。この表示は一般的に指針が円弧をなぞって進みます。ほとんどのレトログラード表示は、周期的な動きによって時、分、秒、曜日、日付などを示します。この仕組みには極めて正確な作動が求められ、厳格な専門技術が必要です。とりわけ衝撃と耐久性に関する点です。ヴァシュロン・コンスタンタンにおいてレトログラード表示が最初に人気を集めたのは1920年代のことでした。当時のメゾンはアールデコのデザイン様式から着想を得たスタイルで頭角を現しました。アールデコの刺激は想像力を自由に羽ばたかせ、その存在を際立たせました。

　2000年代初期のリファレンス47245と47247の後継モデルに当たる「トラディショナル・トゥールビヨン・レトログラード・デイト・オープンフェイス」は、ダイヤルのレトログラード表示が部分的にオープンワークになっていますが、これもまた20世紀初頭からのメゾンの特徴です。オープンフェイスのダイヤルは、アバンギャルドなデザイン手法を通じて、このタイムピース本来の技術やディテールに対する念入りで一貫した配慮を浮き彫りにしています。18Kピンクゴールドによる直径41mm、厚さわずか11.07mmのケースを用いたこの新しいタイムピースには、グレーのアリゲーターレザーストラップが組み合わされ、ピンクゴールド製のフォールディングクラスプが付属されています。

伝統的なオートオルロジュリーと大胆な技術を融合した仕上げ

　段差をつけたラウンド型ケースとラグ、コインエッジのケースバック、細身のベゼル、レイルウェイミニッツトラック、2つのファセットをもつドフィーヌ針、ゴールド製バトン型アワーマーカーといった「トラディショナル」コレクション独特の特徴は啓蒙主義時代から受け継がれ、ジュネーブの偉大な高級時計の伝統にそのルーツがあります。しかし、ヴァシュロン・コンスタンタンにおいては、過去への敬意は創造性を排除するものではなく、むしろ創造性を刺激するものなのです。職人と熟練の時計職人たちの3年に及ぶ取り組みの成果であるこのタイムピースは、手作業による仕上げが交互に施され、このタイムピースに驚くほどの奥行きを与えています。

　ギヨシェ彫りの円弧を配したオープンワークのサファイアダイヤルから見える自社キャリバー2162 R31は、レトログラード機構を配した地板が薄いガルバニック層を重ねて達成されたスレートグレーの表面処理によって引き立てられています。さらに地板上部は手作業による縦の筋目によって強調され、その表面が繊細な輝きを放つように専用の研磨剤で滑らかに仕上げられています。ギヨシェ彫りで装飾した地板の下部についても同様です。トゥールビヨンを従えて存在感を示すレトログラード・デイト表示は、このような極めて現代的でありながら、一方で非常に時計らしいスタイルでさらなる深みを増しています。

　マルタ十字をオープンワークで象ったトゥールビヨンにも複雑で高度な仕上げが施されています。キャリッジ内側の手作業による面取りや、円錐状のバーを完全な鏡面に近いほど手で磨き上げたブリッジです。

現代の高級時計製造の限界を押し広げるキャリバー2162 R31

　誉れ高いジュネーブ・シールを取得する「トラディショナル・トゥールビヨン・レトログラード・デイト・オープンフェイス」を駆動する自社ムーブメントは、242個の部品から成るキャリバー2162 R31です。このキャリバーは、NACのスレートグレー仕上げによる現代的なスタイリングをはじめ、72時間のロングパワーリザーブや装飾が施されたゴールド製ペリフェラルローターなど、オートオルロジュリーのコンセプトを再び取り上げたものになっています。ヴァシュロン・コンスタンタンのスタイル＆ヘリテージディレクターのクリスチャン・セルモニはこう語ります。「このキャリバーには、オートオルロジュリーの伝統と、常に求められる革新との間にある明らかな拮抗です。このキャリバーは、永続的な足跡を残すことでしょう」。

　毎時18,000振動で時を刻み、厚さ6.25mmのキャリバー2162 R31は、トゥールビヨンにレトログラード・デイトが組み合わされています。この予想外の組み合わせは、レトログラード機構がオープンワークのダイヤルを通して肉眼で見えるという、まれに見る美しい技術的構図によって体現されています。壮大なトゥールビヨンも、偉大なジュネーブの時計製造の伝統を反映する非常に高品質の仕上げが用いられた現代的な地板にセットされています。

TRADITIONNELLE TOURBILLON RETROGRADE DATE OPENFACE
トラディショナル・トゥールビヨン・レトログラード・デイト・オープンフェイス

Ref：6010T/000R-B638
ケース径：41.00mm
ケース厚：11.07mm
ケース素材：18K(5N)ピンクゴールド
防水性：3気圧(約30m)
ストラップ：グレーのミシシッピアリゲーターレザー、18K(5N)ピンクゴールド製フォールディングクラスプ
ムーブメント：自動巻き、Cal.2162 R31(自社開発・製造)、約72時間パワーリザーブ、毎時18,000振動(2.5Hz)、30石、ジュネーブ・シール取得
仕様：時・分・トゥールビヨンのキャリッジによるスモールセコンドの秒表示、トゥールビヨン、レトログラードデイト、4部構成のオープンフェイスダイヤル、18Kゴールド製のアプライド・インデックス、18Kゴールド製のトゥールビヨン セコンドリング、18K(5N)ピンクゴールド製の時針と分針、18Kゴールド製の日付針、サファイアクリスタルのシースルーケースバック
予価：28,798,000(税込)
発売予定：2023年5月以降

　2023年の新作としてエルメスより、黄金色に輝くピラミッドがケースからブレスレットに至るまで余すところなく施された《メドールミニ・ジュワイエリー》がWatches and Wonders Geneva 2023にて発表されました。新作《メドールミニ・ジュワイエリー》はきらめくジュエリーのクリエーションとしてその存在感を放ちます。

　エルメスのピラミッド型スタッズは、1930年代に初めてベルト製品にデザインモチーフとして使用されました。さらにそこからエルメスを象徴するブレスレット、《コリエ・ド・シアン》（犬の首輪が元になったデザイン）のインスピレーション源となり、その後 1993年にはフィリップ・ムケによる時計《メドール》へと進化しました。時を刻む文字盤はこのスタッズ型のカバーに覆われており、 3時の位置に配置されたボタンを押すことで時刻を確認できる仕組みです。

《メドール》のスクエア型ケースは一辺が 15mmと小型で、ピラミッド型のスタッズを模したカボションが特徴。わずかに丸みを帯びたこのファセットには宝石がはめ込まれ、洗練された文字盤を隠しています。このたび、この極めて神秘的なジュエリーウォッチの大胆なスピリットを表現する、新しい 4つの解釈が登場します。

　ピンクゴールドにシルバー色調の文字盤をもつ 3つのモデルでは、カボションにセットされたダイヤモンドがまばゆいばかりに輝き、ゴールドのブレスレットはスタッズとヘリンボーンのモチーフで飾られています。ホワイトゴールド・モデルは、絶妙なバランスで配置されたラウンドカットとバゲットカットのダイヤモンドがきらめき、インデックスはダイヤモンド。天然マザーオブパール製文字盤をパヴェ・セッティングが囲みます。

　エルメスの職人の精確かつ緻密な技術から生まれた、現代的でグラフィカルな時計の数々は、メゾンで培われてきた創造的な大胆さと、ジュエリー製作のサヴォワールフェールを体現しています。

《メドールミニ・ジュワイエリー》
MÉDOR mini joaillerie

ケースサイズ：15×15mm
ケース素材：ピンクゴールド、ダイヤモンド（72個/1.2カラット、ブリリアントカット、VVS、カラー：H/ホワイトとG/レアホワイト）
防水性：3気圧
ストラップ：ピンクゴールド、ダイヤモンド(40個、1.9カラット)
ムーブメント：クォーツ
仕様：時・分表示、ゴールドプレーテッド文字盤
価格：11,429,000円(税込)
発売予定：2023年4月

《メドールミニ・ジュワイエリー》
MÉDOR mini joaillerie

ケースサイズ：15×15mm
ケース素材：ピンクゴールド、ダイヤモンド（36個/0.3カラット、ブリリアントカット、VVS、カラー：H/ホワイトとG/レアホワイト）
防水性：3気圧
ストラップ：ピンクゴールド、ダイヤモンド(40個、1.9カラット)
ムーブメント：クォーツ
仕様：時・分表示、ゴールドプレーテッド文字盤
価格：9,295,000円(税込)
発売予定：2023年4月

《メドールミニ・ジュワイエリー》
MÉDOR mini joaillerie

ケースサイズ：15×15mm
ケース素材：ピンクゴールド、ダイヤモンド（36個/0.3カラット、ブリリアントカット、VVS、カラー：H/ホワイトとG/レアホワイト）
防水性：3気圧
ストラップ：ピンクゴールド
ムーブメント：クォーツ
仕様：時・分表示、ゴールドプレーテッド文字盤
価格：5,720,000円(税込)
発売予定：2023年4月

《メドールミニ・ジュワイエリー》
MÉDOR mini joaillerie

ケースサイズ：15×15mm
ケース素材：ホワイトゴールド、ダイヤモンド（106個/1.55カラット、ブリリアントカット、VVS、カラー：H/ホワイトとG/レアホワイト）
防水性：3気圧
ストラップ：ホワイトゴールド、ダイヤモンド（541個/14.05カラット）
ムーブメント：クォーツ
仕様：時・分表示、マザーオブパール文字盤にダイヤモンド(4個)
価格：40,854,000円(税込)
発売予定：2023年4月

2023年の新作としてエルメスより、ストライプ状にラインが走る文字盤の上で、メゾンの象徴的なモチーフである錨鎖(シェーヌ・ダンクル)のコマがひとつになった、「《ケープコッド》シェーヌ・ダンクル」がWatches and Wonders Geneva 2023にて発表されました。新作「《ケープコッド》シェーヌ・ダンクル」はグリシーヌ、またはブルーカラーのラッカー仕上げで表現されています。

　1991年、アンリ・ドリニーの自由奔放な鉛筆の動きから、独創的かつ大胆な腕時計《ケープコッド》は生まれました。当初、正方形の腕時計をデザインするつもりであったドリニーは、最終的に“長方形に正方形を重ねた”デザインを生み出しました。以来、《ケープコッド》はそのピュアな輪郭と自由闊達なエスプリで、既存の美しさの概念を揺るがすような存在となっています。錨鎖(シェーヌ・ダンクル)のコマの半分を2つ組み合わせた独創的なケースは、遊び心あふれるデザイン。この鎖はロベール・デュマが 1938年に船舶の錨鎖から着想を得たもので、エルメスのスタイルのシグネチャーのひとつとなっています。

《ケープコッド》は、時代を超越した象徴的なモチーフとして、自由に楽しげに変身を遂げながら、軽やかに今を表現してきました。今回、ダイヤモンドセッティングまたはダイヤモンドセッティングなし、の2つの新しいフェミニンなモデルが登場し、グリシーヌまたはブルーの色調を用いたグラフィックな文字盤に2つの鎖が描かれています。絡み合うコマが型押しされた水平線の背景に浮かぶデザインは、着色されたラッカーコーティングで表現されており、ラインが際立つ文字盤上をほっそりとしたバトン針がなめらかに時を刻みます。エルメス・オルロジェのアトリエで製作されたアリゲーターまたはレザーのストラップが、この現代的でエレガントなオブジェの柔らかな色合いを際立たせています。

《ケープコッド》シェーヌ・ダンクル
CAPE COD Chaîne d’ancre

ケースサイズ：23×23mm(長方形に正方形)
ケース素材：ステンレススティール、ダイヤモンド（46個）
ストラップ：ストームブルーアリゲーター
防水性：3気圧
ムーブメント：クォーツ
仕様：時・分表示、型打ちおよび透明ブルーの着色ラッカーコーティング仕上げ《シェーヌ・ダンクル》モチーフ文字盤
予価：1,004,300円(税込)
発売予定：2023年7月

《ケープコッド》シェーヌ・ダンクル
CAPE COD Chaîne d’ancre

ケースサイズ：23×23mm(長方形に正方形)
ケース素材：ステンレススティール
ストラップ：グリシーヌカラーのヴォー・アテナ
防水性：3気圧
ムーブメント：クォーツ
仕様：時・分表示、型打ちおよび透明グリシーヌのラッカーコーティング仕上げ《シェーヌ・ダンクル》モチーフ文字盤
予価：466,400円(税込)
発売予定：2023年7月

　2023年の新作としてオリエントスター(Orient Star)のスポーツコレクションより、大胆なデザインにシリコン製がんぎ車を搭載した自動巻きムーブメントを融合した、新しい「アバンギャルドスケルトン」3モデルが時の記念日の2023年6月10日に発売されます。洗練された美観と高性能を併せ持つ最新作は、「Orient Star」として初めてシリコン製がんぎ車を搭載する自動巻きムーブメントを組み合わせたモデルで、スポーツコレクションのフラッグシップです。

　オリエントスターは、機械式時計ならではの表現として独自の個性をもったスケルトンに力を入れてきました。クラシックコレクションやコンテンポラリーコレクションのスケルトンと並んで人気を集めるスポーツコレクションの『アバンギャルドスケルトン』は、とりわけ大胆なオープンワークによるダイナミックなデザインが特長です。文字板やムーブメントに高度な精密加工技術を駆使して一段と進化を遂げた最新モデルは、時計愛好家にとっては見逃せない逸品です。

　全体的に金属の無機質な質感を生かした新しい『アバンギャルドスケルトン』のデザインにおいて、まず目を引くのは精密に成形されたオープンワークの文字板です。2層の複雑な構造をもつ文字板は、ムーブメントとの境界を感じさせないようにレイアウトが巧みに計算され、インデックスを配した上板と、上板を衝撃や変形から守る下板でそれぞれ色や仕上げを変え、さらに上板から浮き立つように小針が配置され、独特のスケルトン構造に奥行きと立体感を演出しています。また、光の反射を99％カットするSARコーティングのサファイアクリスタルを風防に用い、デザインの隅々までクリアに見渡すことができます。

　スケルトンのデザインが引き立てるのは、シリコン製がんぎ車を搭載する自動巻きムーブメント、キャリバーF8F64です。地板を部分的にくり抜き、表面に波目模様を施したこのキャリバーF8F64の6時位置のスモールセコンド付近に見えるブルーのシリコン製がんぎ車は、最新の高精度製造技術を駆使して作られ、独自技術が国内外で特許登録されています。また、シリコン製がんぎ車を採用することによって、キャリバーF8F64は、オリエントスターの自動巻きムーブメントでは初となる60時間以上のパワーリザーブと、日差+15～-5秒の高精度を実現し、実用面での性能も大幅に向上しました。

　高品質ステンレススチール(SUS316L)を用いたケースや独特の6角ねじを配したベゼルは、繊細な筋目仕上げを基調として文字板やムーブメントとの一体感を強調し、ザラツ研磨による鏡面仕上げがアクセントを添えます。今回の新商品には、ケースと同素材のメタルバンドを組み合わせて金属のソリッドな質感を強調したモデル、黒めっき仕上げのケースと文字板にコーデュラバリスティックナイロンのバンドを組み合わせた精悍でスポーティなモデル、そしてメタルバンドとともにコーデュラバリスティックナイロンのバンドが付属するプレステージショップ限定モデルの3種類があります。

スポーツコレクション
アバンギャルドスケルトン

Ref.RK-BZ0001S
ケース素材：ステンレススチール(SUS316L)
ケースサイズ：縦50.0mm×横42.3mm
ケース厚：12.4mm
ストラップ：ステンレススチール(SUS316L)、プッシュ三つ折式中留
防水性：10気圧
ムーブメント：自動巻き(手巻き付)、Cal.F8F64(自社製)、60時間以上パワーリザーブ、24石、日差+15秒～-5秒
仕様：時・分・秒表示、パワーリザーブ表示機能、秒針停止装置付き、ルミナスライト、シースルーバック、シルバーダイヤル
価格：242,000円(税込)
発売予定：2023年6月10日

スポーツコレクション
アバンギャルドスケルトン

Ref.RK-BZ0002B
ケース素材：ステンレススチール(SUS316L / 黒色めっき)
ケースサイズ：縦50.0mm×横42.3mm
ケース厚：12.4mm
ストラップ：ブラックコーデュラバリスティックナイロン、プッシュ三つ折式中留
防水性：10気圧
ムーブメント：自動巻き(手巻き付)、Cal.F8F64(自社製)、60時間以上パワーリザーブ、24石、日差+15秒～-5秒
仕様：時・分・秒表示、パワーリザーブ表示機能、秒針停止装置付き、ルミナスライト、シースルーバック、ブラックダイヤル
価格：242,000円(税込)
発売予定：2023年6月10日

スポーツコレクション
アバンギャルドスケルトン

Ref.RK-BZ0003S
ケース素材：ステンレススチール(SUS316L)
ケースサイズ：縦50.0mm×横42.3mm
ケース厚：12.4mm
ストラップ：ステンレススチール(SUS316L)、プッシュ三つ折式中留、替えバンドとしてブラックコーデュラバリスティックナイロン付属
防水性：10気圧
ムーブメント：自動巻き(手巻き付)、Cal.F8F64(自社製)、60時間以上パワーリザーブ、24石、日差+15秒～-5秒
仕様：時・分・秒表示、パワーリザーブ表示機能、秒針停止装置付き、ルミナスライト、シースルーバック、シルバーダイヤル
限定：オリエントスタープレステージショップ限定
価格：253,000円(税込)
発売予定：2023年6月10日

女性向けリビエラ ウォッチのレッドカーペット

　50周年を祝して、ボーム＆メルシエのリビエラ コレクションは、女性を讃えます。1973年の誕生以来、ボーム＆メルシエの「リビエラ」コレクションから、2023年ほど多数の新作レディスモデルが発表されたことはありません。12角形のケースは、シックでカジュアルなスタイルに沿って、そのスリムなプロポーションと美しい多様な色彩を織りなし、女性の華奢な手首を美しく飾ります。機能以外でも「リビエラ」ウォッチは、デザイン性も備え、まるでこの時計を着ける女性に寄り添い、その方の個性を引き立てているようです。2023年の新作は、ケース径33mmの女性的なシルエットで洗練された仕上げのモデルが発表されました。それらは新しい文字盤、煌めくカラー、ダイヤモンド、インターチェンジャブル・ストラップを備えています。スタイルに常に重点を置いてきた「リビエラ」コレクションの精神に忠実に、コーディネートに合わせて時計も変化させることができます。

眩いばかりのゴールドカラーの文字盤

　Watches and Wonders Geneva 2023にて、ボーム＆メルシエは、コレクションの注目すべき新作リビエラ M0A10730を発表しました。透明なウェーブ装飾で飾られサンレイ・サテン仕上げの文字盤は温かみのあるゴールドカラーで、ローマ数字のインデックスはまるで太陽の光が放たれているかのようです。リベット止めされたインデックスには、スーパールミノバ（C1、ブルー発色）塗布のファセット加工されたゴールドカラーの針により、時分秒を表示します。3時位置には控えめな窓に日付が表示されています。そして、このタイムピースは、昼夜問わず魅了してくれます。12角形のケースのポリッシュとサンレイ・サテン仕上げのステンレススティール製のベゼルには、4つのブリリアントカットのダイヤモンド（Top Wesselton、VS クオリティー、0.05ct）がセットされ際立っています。

理想的なサイズの美しさ

　33mmのケース径は女性の手首にぴったりのサイズで、なめらかな曲線とプロポーションを追求するボーム＆メルシエが大切にするバランスの中で美しく調和します。自然のバランスを追求するメゾンは、ギリシャ文字のΦファイマークをロゴに選び、新作モデルの八角形のリューズにこのロゴが立体的に施されています。ポリッシュ・サテン仕上げのステンレススティール製ケースは、5Nゴールド（ピンクゴールド）のPVD加工されたスティール製のインナーリングにより際立っています。

12角形のケースの成功

　コレクションの象徴である12角形のケースは、文字盤上の12時間を想起させます。最初の「リビエラ」モデルが誕生して50年経った2023年、ボーム＆メルシエは革新的なデザインを備えるこの時計の衰えることのない成功を祝います。華やかなゴールドカラーにより、このタイムピースの美しさはより一層引き立てられます。ボーム＆メルシエのレディスウォッチは、個性が光るエレガンスと独創性を大切にしています。ケースバックも12角形で、エングレービングによりパーソナライズすることが可能なサファイアクリスタルで保護されています。このモデルは、38時間のパワーリザーブと5気圧（約50m）の防水性を備える自動巻きムーブメントにより駆動します。

RIVIERA LADIES
リビエラ レディス

Ref：M0A10730
ケース径：33.0mm
ケース厚：9.6mm
ケース素材：ステンレススティール(ポリッシュ・サテン仕上げ)
防水性：5気圧(50m)
ストラップ：ポリッシュ・サテン仕上げ3連ステンレススティールブレスレット、インターチェンジャブル、トリプルフォールディングクラスプ
ムーブメント：自動巻き、Cal.SW200、38時間パワーリザーブ、26石、毎時28,800振動
仕様：時・分・秒・日付表示、透明のウェーブ装飾を施したサンレイ・サテン仕上げのシャンパンゴールドカラーダイヤル、サンレイ・サテン＆ポリッシュ仕上げステンレススティールベゼルに4個のブリリアントカット ダイヤモンドをセット、ファイのロゴをエンボス加工した8角形リューズ、サファイアクリスタルのオープンケースバック
予価：445,500円(税込)
発売予定：2023年4月下旬

女性に敬意を表した記念日

　1973年の誕生以来、ボーム＆メルシエの「リビエラ」コレクションは、2023年ほど多数の新作レディスモデルを発表したことはありません。12角形のケースは、シックでカジュアルなスタイルに沿って、そのスリムなプロポーションと美しい多様な色彩を織りなし、女性の華奢な手首を美しく飾ります。機能面以外でも「リビエラ」ウォッチは、デザイン面での特徴を備え、まるでこの時計を着ける女性に寄り添い、その方の個性を引き立てているようです。2023年の新作は、ケース径33mmの女性的なシルエットで、洗練された仕上げのモデルが発表されました。それらは、新しい文字盤、煌めくカラー、ダイヤモンド、インターチェンジャブル・ストラップを備えています。スタイルに常に重点を置いてきた「リビエラ」コレクションの精神に忠実に、コーディネートに合わせて時計も変化させることができます。

夏にぴったりのカラフルな文字盤

　鮮やかな色合いで気分が上がるサマーシーズンに、ボーム＆メルシエは、カラフルな文字盤を備えた2つの新作が発表されました。

パープル文字盤のリビエラ M0A10728
　サンレイ・サテン仕上げのパープル文字盤は、ほのかに明るく、深く神秘的な、夜明けの水面の輝きを想起させます。細やかで透明なウェーブ装飾で飾られた文字盤は、均等な着色作業により、色合いを際立たせ、生き生きとした光のきらめきと深みを添えています。それは、着用しているだけで文字盤がアクセントとなり視線を集めることでしょう。スーパールミノバ（C1、ブルー発光）塗布のローマ数字とインデックスはリベット留めされ、そしてファセット加工されたロジウムカラーの針により、はつらつとした印象で文字盤を際立たせます。

　ボーム＆メルシエが大切にする繊細なラインとディテールへのこだわりから選ばれたギリシャ文字で、メゾンのシンボルであるΦファイマークのロゴが、八角形のリューズに立体的に施されています。電池寿命10年のクォーツムーブメントが軽やかに時を刻み、3時位置にはデイト表示を備えています。また、この時計には、5気圧（約50m）の防水性能が備わっています。

ブルー文字盤のリビエラ M0A10727
　透明なウェーブ装飾が施されたサンレイ・サテン仕上げのブルー文字盤は、1日中太陽の光を浴びて温められた水面の反射の色合いを想起させます。3時位置にはデイト表示、時分を表示するリベット留めされたローマ数字とインデックスはスーパールミノバ（C1、ブルー発光）が塗布され、ファセット加工の針はロジウム加工が施されています。電池寿命10年のクォーツムーブメントにより、全ての表示が統制されます。メゾンのシンボルであるΦファイマークのロゴが、八角形のリューズに立体的に施されています。また、この時計には、5気圧（約50m）の防水性能が備わっています。

非常に女性らしいプロポーション

　パープルとブルーをまとった2つの新しい「リビエラ」ウォッチは、女性の華奢な手首に完璧にフィットするプロポーションを備えています。ケース径33mmと9.6mmの厚さのケースは、フォルムが見事に調和し、軽やかに、そして、エレガントに女性に寄り添ってくれるでしょう。

アイコニックな12角形のケース

　誕生以来、「リビエラ」コレクションを成功に導いてきた12角形のケースとカラーバリエーションが見事に融合します。コレクション誕生当時、流行に逆行していたこの独特なデザインは、ボーム＆メルシエの芸術的センスと先見の明を持ったエスプリを具現化し、タイムピースは高いデザイン性を備えたオブジェのように創造されました。

　これら2つのモデルには、ポリッシュ・サテン仕上げのステンレススティール製ケースが採用され、両面に無反射加工が施された傷のつきにくいサファイアクリスタルによって保護されています。ポリッシュ・サテン仕上げのステンレススティール製ベゼルは、ポリッシュ仕上げのスティール製の4つのビスで固定されます。ケースバックも同様に12角形で、エングレービングを施して、パーソナライズすることができます。

RIVIERA LADIES
リビエラ レディス

Ref：M0A10728
ケース径：33.0mm
ケース厚：9.6mm
ケース素材：ステンレススティール(ポリッシュ・サテン仕上げ)
防水性：5気圧(50m)
ストラップ：ポリッシュ・サテン仕上げ3連ステンレススティールブレスレット、インターチェンジャブル、トリプルフォールディングクラスプ
ムーブメント：クォーツ、Cal.Ronda 714Li、バッテリー寿命10年
仕様：時・分・日付表示、透明のウェーブ装飾を施したサンレイ・サテン仕上げのパープルラッカーダイヤル、サンレイ・サテン＆ポリッシュ仕上げステンレススティールベゼル、ファイのロゴをエンボス加工した8角形リューズ
予価：269,500円(税込)
発売予定：2023年4月下旬

RIVIERA LADIES
リビエラ レディス

Ref：M0A10727
ケース径：33.0mm
ケース厚：9.6mm
ケース素材：ステンレススティール(ポリッシュ・サテン仕上げ)
防水性：5気圧(50m)
ストラップ：ポリッシュ・サテン仕上げ3連ステンレススティールブレスレット、インターチェンジャブル、トリプルフォールディングクラスプ
ムーブメント：クォーツ、Cal.Ronda 714Li、バッテリー寿命10年
仕様：時・分・日付表示、透明のウェーブ装飾を施したサンレイ・サテン仕上げのブルーラッカーダイヤル、サンレイ・サテン＆ポリッシュ仕上げステンレススティールベゼル、ファイのロゴをエンボス加工した8角形リューズ
予価：269,500円(税込)
発売予定：2023年4月下旬