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787 /sites/default/files/staticContentThumbnail/img_186.jpg _self 24 独立時計師カリ・ヴティライネンの最新作に見る伝統的な時計製造と未来への架け橋

Gressive Impression Watch Person Interview vol.101
WATCHMAKER Kari Voutilainen
独立時計師 カリ・ヴティライネン


独立時計師カリ・ヴティライネンの最新作に見る
伝統的な時計製造と未来への架け橋


この数年、一部の熱狂的な支持者のみならず、広く時計愛好家の注目を集めるようになったのが、安定した品質と独創的な作風を両立するマイクロメゾンのタイムピースだ。時計師カリ・ヴティライネン氏によって2002年に設立されたブランド、ヴティライネンもそのひとつ。そのヴティライネン氏が、ブランド設立20周年の節目を迎え、最新作を携えて約6年ぶりに来日。彼の時計師としてのキャリアを改めて確認するとともに、最新作や近況について話を聞いた。


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318319 318320 203226 取材・文 / Report&Text 203227 写真 / Photo 1 staticcontent
508 /sites/default/files/staticContentThumbnail/img_187.jpg _self 17 装いも新たに再び生まれ変わった不滅の名作「レイルマスター」登場

装いも新たに再び生まれ変わった
不滅の名作「レイルマスター」登場

 1957年に発表されたオメガを代表する“プロフェッショナルライン”の三部作のひとつ「レイルマスター」は、2003年以降、数回に渡ってオリジナル・モデルをモチーフとする新たなモデルが製作されてきた。この時計史上に残る名作「レイルマスター」が今回、ケース径38mmというコンパクトなステンレススティール製ケースと美しく洒脱な新色ダイアルを装備して、再び復活した。センターセコンドとスモールセコンドという2タイプのムーブメントを搭載する新生「レイルマスター」の魅力に迫る。


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取材・文:名畑政治 / Text:Masaharu Nabata
協力:スウォッチ グループ ジャパン オメガ事業本部 / Thanks to:Swatch Group Japan OMEGA Division


318628 1 staticcontent
髙島屋京都店 5階 時計サロン(R0388) カテゴリなし /sites/default/files/tenpoContentThumbnail/kyoto_takashimaya_title_13.jpg 京都髙島屋 グランドセイコーサロン リニューアルオープンフェア 2025年5月21日(水)~6月17日(火) 京都府:京都髙島屋 S.C. 時計サロン

京都髙島屋 グランドセイコーサロン
リニューアルオープンフェア
2025年5月21日(水)~6月17日(火)
京都府:京都髙島屋 S.C. 時計サロン

5月21日(水)、グランドセイコーサロン 京都髙島屋がリニューアルオープンいたします。
グランドセイコーのブランドメッセージ“ALIVE IN TIME”のもとデザインされた、軽やかで柔らかい雰囲気のなかで、ゆっくりとグランドセイコーの世界観をお楽しみいただけます。


京都髙島屋 グランドセイコーサロン リニューアルオープンフェア 詳細

開催期間:2025年5月21日(水)~6月17日(火)
開催会場:京都髙島屋 S.C. 時計サロン


【フェア特典】

期間中、グランドセイコーをご購入いただきましたお客様には先着で、Watches and Wonders Geneva 2025 の会場で配布していたノベルティをプレゼントいたします。
※なくなり次第終了とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。

グランドセイコーオリジナルノベルティ
  • SLGH005
  • ~生命力あふれる荘厳な白樺林をダイヤルに表現~
    グランドセイコーの機械式時計の製造拠点「グランドセイコースタジオ 雫石」の近くには、日本有数の白樺の群生地域があります。高原の澄んだ空気をまとい、すらりと高く伸びた白樺が奥行きを持って幾重にも林立する神秘的な光景からは、自然の美しさや力強さを感じることができます。本作では、この壮麗な白樺林をダイナミックな型打模様と繊細なカラーリングを施したダイヤルで表現しています。

  • SLGH005
  • ~Caliber 9SA5~
    SLGH005には、メカニカルハイビートムーブメント、キャリバー9SA5が搭載されています。キャリバー9SA5は、高い伝達効率を備えた脱進機やツインバレルを採用することにより、毎時36,000振動のハイビートでありながら最大巻上時には約80時間を達成するとともに、独自の水平輪列構造によって薄型化を実現しています。この革新的なムーブメントは、雄大な岩手山を望む「グランドセイコースタジオ 雫石」で、経験豊富な匠の技によって生み出されています。

  • SLGH005
  • Evolution 9 Collection
    SLGH005

    ケース径:40.0mm
    ケース素材:ステンレススチール
    駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
    駆動時間:最大巻上時約80時間持続
    精度:平均日差+5秒~-3秒(静的精度)
    価格:1,276,000円(税込)


  • SLGH027

    Evolution 9 Collection
    SLGH027

    ケース径:40.0mm
    素材:エバーブリリアントスチール
    駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
    駆動時間:最大巻上時約80時間持続
    精度:平均日差+5秒~-3秒(静的精度)
    価格:1,463,000円(税込)

  • SLGC009

    Sport Collection
    SLGC009

    ケース径:43.0mm
    素材:ブリリアントハードチタン
    駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
    駆動時間:最大巻上時約72時間持続
    精度:平均日差+5秒~-3秒(静的精度)
    価格:2,310,000円(税込)
    2025年8月8日発売予定

  • SLGC007

    Evolution 9 Collection
    SLGC007

    ケース径:43.2mm
    素材:ブライトチタン(一部セラミックス)
    駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
    駆動時間:最大巻上時約72時間持続
    精度:平均日差+5秒~-3秒(静的精度)
    価格:1,980,000円(税込)

  • SBGW323

    Heritage Collection 
    SBGW323

    ケース径:36.5mm
    素材:ステンレススチール
    駆動方式:メカニカル 手巻
    駆動時間:最大巻上時約72時間(約3日間)持続
    精度:平均日差+5秒~-3秒(静的精度)
    価格:770,000円(税込)

  • SLGA009

    Evolution 9 Collection
    SLGA009

    ケース径:40.0mm
    ケース素材:ステンレススチール
    駆動方式:スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
    駆動時間:最大巻上時約120時間(約5日間)持続
    精度:平均月差±10秒(日差±0.5秒相当)
    価格:1,276,000円(税込)

  • SBGA443

    Heritage Collection 
    SBGA443

    ケース径:40.0mm
    素材:ブライトチタン
    駆動方式:スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
    駆動時間:最大巻上時約72時間(約3日間)持続
    精度:平均月差±15秒(日差±1秒相当)
    価格:946,000円(税込)

  • SBGA211

    Heritage Collection 
    SBGA211

    ケース径:41.0mm
    素材:ブライトチタン
    駆動方式:スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
    駆動時間:最大巻上時約72時間(約3日間)持続
    精度:平均月差±15秒(日差±1秒相当)
    価格:902,000円(税込)

  • SLGA019

    Evolution 9 Collection
    SLGA019

    ケース径:40.0mm
    ケース素材:ブライトチタン
    駆動方式:スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
    駆動時間:最大巻上時約120時間(約5日間)持続
    精度:平均月差±10秒(日差±0.5秒相当)
    価格:1,463,000円(税込)

  • SBGH351

    Heritage Collection 
    SBGH351

    ケース径:40.0mm
    素材:エバーブリリアントスチール
    駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
    駆動時間:最大巻上時約55時間持続
    精度:平均日差+5秒~-3秒(静的精度)
    価格:990,000円(税込)

  • STGK031

    Heritage Collection
    STGK031

    ケース径:30.0mm
    素材:ステンレススチール
    駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
    駆動時間:最大巻上時約50時間持続
    精度:平均日差+8秒~-3秒(静的精度)
    価格:880,000円(税込)

  • STGK033

    Heritage Collection
    STGK033

    ケース径:30.0mm
    素材:ステンレススチール
    駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
    駆動時間:最大巻上時約50時間持続
    精度:平均日差+8秒~-3秒(静的精度)
    価格:880,000円(税込)

※表示価格は2025年5月19日時点での税込価格です。


tenpocontent グランドセイコー(Grand Seiko)
ブランドニュース グラスヒュッテ・オリジナル(GLASHÜTTE ORIGINAL) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2409.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2425.jpg

 2025年5月11日(日)、グラスヒュッテ・オリジナル ブティック銀座で母の日のイベントが開催されます。

 イベント開催日は、ドイツ・マニュファクチュールの最新のタイムピースとシャンパンで午後のひとときを、グラスヒュッテ・ オリジナル ブティック銀座でお過ごしいただけます。

 数に限りはございますが、ミニブーケもご用意しております。

 グラスヒュッテ・オリジナルは日々私たちにインスピレーションを与えてくれる素晴らしい女性たちに敬意を表します。


開催会場:グラスヒュッテ・オリジナルブティック銀座
住所:東京都中央区銀座7-9-18ニコラス・G・ハイエックセンター4F
TEL:03-6254-7266
営業時間:11:00~20:00(月-土)/11:00-19:00(日・祝日)

ブランドニュース エベラール(EBERHARD) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2408.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2424.jpg

 2025年の新作としてエベラールが、スイスのメゾンのスポーティー・エレガンスのエッセンスを体現する新コレクション、「CONTODAT(コントダット)」を発表しました。“時間表示のみ”バージョンのコントダット オートマティックと、クロノグラフバージョンのコントダット クロノグラフで構成されています。どちらのモデルも、厳選された文字盤のセレクションで提供され、現在のコレクションの中で、ブレスレット一体型専用にデザインされた初めての時計です。

 1955年に登録された歴史あるブランド「CONTODAT(コントダット)」の名を新たに復活させたこのコレクションは、1969年にメゾンの指揮を執ったパルミロ・モンティ社長(当時)によって考案された1970年代後半のタイムピースからインスピレーションを得ています。

 伝統的なスイス時計製造がクォーツの台頭によって試されていた困難な時期に、モンティはメゾンのために「新時代」の最初の機械式クロノグラフのひとつをデザインしました。印象的なラインと、対照的なオレンジの秒針が際立つ魅力的な配色が特徴です。

 この時計は真の勇気の産物であり、反動的で真面目なアプローチでクォーツ革命に対応するのではなく、独創性、軽さ、色彩のタッチで伝統的な時計製造の卓越性を未来に投影したのです。

 ほぼ半世紀を経た今、同じチャレンジ精神が、画期的な新しいコレクションを生み出しました。このコレクションは、インスピレーションの源である1970年代のモデルと同じエネルギーを持ち、文字盤のオレンジが理想的な統一テーマとなっています。

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 コントダット オートマティックと、コントダット クロノグラフのケースは39mmで、ステンレススティールはポリッシュ仕上げとサテン仕上げが交互に施されています。

 いくつかのカラーバリエーションから選べる文字盤は、幾何学的なパターンをあしらった独創的なデザインで、この時計に独特の表情を与えています。特に目を引くのは、バージョンによって1つまたは2つのカウンターの存在と、1970年代のモデルからインスピレーションを得た珍しい台形の形をした日付表示窓です。コントダット オートマティックのバージョンでは、スモールセコンドは9時位置に、日付窓は3時位置に配置されています。1000を基準にしたkm/hの外周スケールを備えたクロノグラフバージョンでは、日付窓が6時位置に移動し、9時位置に連続スモールセコンドカウンター、3時位置に分カウンターが配置されます。

 両バージョンの文字盤は、鮮やかな色彩で表現され、ソレイユ仕上げによって色彩が照らし出され、カウンターはアズレ仕上げによって区別されています。文字盤では、コントダット オートマティックの秒針と「60」マーカーに、コントダット クロノグラフのセンタークロノグラフ針と30分積算計にも、同じ鮮やかなオレンジが使われています。

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 時針と分針はメゾンの新しいデザインで、異なるテクスチャーが交互に現れる立体的な構造となっており、中央部分には夜光塗料が塗布されています。

 どちらのバージョンでも、ケースとの完璧な美しさと機能的な連続性を確保するためにデザインされた、新しいスティール製ブレスレットが付属します。このブレスレットには独自の2CLICKRクラスプが採用され、不慮の開錠に対する実用性と最大限の安全性が確保されています。

 またメゾンの特徴的なシンボルであるシールドのエンブレムがあしらわれ、内側のブレードのデザインにも反映されています。

 エベラール社の伝統を受け継ぎ、ケースバックにはパーソナライズされたラテン語のフレーズUBI TU IBI EGO - wherever you are, I will be there(どこにあなたがいても、私はそこにいます)-が刻印されています。この永遠の約束は、不朽の価値と永続性の両方を象徴し、時計そのものが体現する前向きな精神を捉えています。

 エベラール社のCEOであるマリオ・ぺゼリコ氏は本コレクションについて、次のように語っています。「コントダット コレクションのルーツは1970年代のモデルで、当初はクロノグラフのみでしたが、単なるリメイクではありません。クラシックのオーラを保ちつつ、スポーティなスタイルを特徴とする、まったく新しいコレクションなのです。機械式時計製造に対する真の“忠誠の行為”であり、ブランドが当初から信じてきたものであり、未来へのビジョンにおいて私たちを導き続けてくれるものです」

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Contodat Automatic
コントダット オートマティック

Ref:41156.CA2C.02
ケース径:39.0mm
ケース厚:11.3mm
ケース素材:ステンレススティール(サテン/ポリッシュ仕上げ)
防水性:100m
ストラップ :ステンレススティール(サテン/ポリッシュ仕上げ)、2CLICK®クラスプ
ムーブメント: 自動巻き
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)・日付表示、グリーン文字盤(中央部はソレイユ仕上げ、周辺部はアズレ仕上げ)、夜光付きアップリケインデックス、ステンレススティール製ねじ込み式リューズ
価格:727,100円(税込)
※文字盤のカラーバリエーションとして、ブルー(Ref.41156.CA2C.01)、アルジャンテ(Ref.41156.CA2C.03)、グレー(Ref.41156.CA2C.04)、ブラック(Ref.41156.CA2C.05)もあり

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Contodat Chronograph
コントダット クロノグラフ

Ref:31156.CA2C.01
ケース径:39.0mm
ケース厚:13.9mm
ケース素材:ステンレススティール(サテン/ポリッシュ仕上げ)
防水性:100m
ストラップ :ステンレススティール(サテン/ポリッシュ仕上げ)、2CLICK®クラスプ
ムーブメント: 自動巻き
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)・日付表示、クロノグラフ(3時位置に30分積算計、中央にクロノ秒針)、ブルー文字盤(中央部はソレイユ仕上げ、周辺部はサテン仕上げ)、夜光付きアップリケインデックス、ステンレススティール製ねじ込み式リューズ
価格:999,900円(税込)
※文字盤のカラーバリエーションとして、グリーン(Ref.31156.CA2C.02)、アルジャンテ(Ref.31156.CA2C.03)、グレー(Ref.31156.CA2C.04)、ブラック(Ref.31156.CA2C.05)もあり

ブランドニュース エイチ・ワイ・ティ(HYT) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2407.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2423.jpg

<軽量で、信頼性が高く、快適なS1の新作3モデル>

 2025年の新作としてHYTのS1スポーツウォッチコレクションから3つの新しいモデル、カリスマ的な「S1チタン DLC ブルー」、好奇心をかきたてる「S1チタン DLC グリーン」、快活な「S1ビーズブラスト チタンレッド」の登場です。魅力的でユニークなムーブメントが駆動するウォッチは、どれも強烈な個性を放ちます。

 この3つのモデルには3つの共通点があります。どのS1も軽量で、信頼性が高く、快適に身につけられるという3点です。

 この新作の流体機械式S1は、HYTの歴史において、ひとつのマイルストーンとなるものです。ブランドのパーマネントコレクションとして導入されたこの3つのモデルには、多くの類似点がありますが、どれもユニークな個性を備えています。

 大胆なS1チタン DLC ブルーは、ブラックDLCチタン製ケース、ホワイトの背景の上で繊細なホウケイ酸キャピラリーチューブの中を流れるブルーの流体によるレトログラード式時間表示、ホワイトのスーパールミノバ®を塗布した大きな分針、スモールセコンド、パワーリザーブを採用しています。

 また、ブラックコーティングを施したサンドブラスト仕上げのフランジのアラビア数字とインデックスにも、蓄光塗料が塗布されています。フランジのざらつきのある仕上げは、このウォッチの頑丈でスポーティな性格を強調するとともに、HYTの細部へのこだわりを物語っています。

 カラーコンビネーションは明快かつパワフルで、アスリートのような雰囲気を発散する、きわめて視認性に優れたタイムピースとなっています。このウォッチは、ブラックDLCチタン製バックル付きのピュアブラックのラバーストラップ、またはブラックDLCチタン製バックル付きのピュアブラックのベルクロストラップと組み合わされます。直感的で丈夫なクイックチェンジシステムにより、ストラップ交換はわずか数秒で終わります。

 洗練されたS1チタン DLC グリーンもブラックDLCチタン製ですが、透明なブルーの代わりに、鮮やかでナチュラルなグリーンカラーが採用されています。時を示すダークグリーンの流体は、ブラックとグレーでできたケース、ムーブメント、インジケーターと繊細なコントラストをなしています。

 活力あふれるS1チタン DLC グリーンは、謎めいたインストルメンタルな外観によって未知のものを開拓するという課題に挑戦しています。あたりが暗くなってきたり、天候が急変して日光が雷雲にさえぎられても、グリーンの流体、各種のマーキングに塗布された鮮やかなスーパールミノバ®、スケルトン加工を施した大きな中央の分針により、最適な視認性が確保されます。ブルーバージョンのS1と同様、S1 チタン DLC グリーンも、ケースの色にマッチしたバックルが付いたピュアブラックのラバーおよびベルクロストラップが組み合わされます。

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 魅力的なS1ビーズブラスト チタンレッドも、同じく頑丈でありながら人間工学に基づいた流体のラインを誇示していますが、見た目はまったく異なっており、シルバーとブラックでコーティングしたビーズブラスト仕上げのチタンを使用することで未来主義的な外観となっています。抗アレルギー性の軽量チタン製ケースの繊細な構造と明るくソフトな色合いにより、骨張ったラインが柔らかく軽快に見えます。このウォッチは、ラバーストラップおよびファブリックストラップと合わせることができます。

 しなやかでコントラストの効いたピュアブラックのラバーストラップは、ケースの同色のディテールとマッチし、サンドブラスト仕上げとブラッシュ仕上げを施したチタン製バックルが付いています。スポーティなライトグレーのベルクロストラップは、ケースにマッチした仕上げのシンプルで効率的なループバックルが付いています。S1ビーズブラスト チタンレッドは、とりわけカラーコーディネートされたグレーのストラップと組み合わせると、単色でケースに溶け込んでほぼ無重力のような雰囲気を帯び、銀河を航行する宇宙飛行士の腕元に巻かれていても違和感がありません。

 このムーブメントは未来的な精密小型機械のように見えますが、流体機械式501-CMの「パワープラント」は革新的な時計の真髄を示す現実の作品です。ホウケイ酸キャピラリーチューブの中を流れる鮮やかなレッドのレトログラード式流体時間表示にとって、異なる色合いのグレーは理想的な背景となります。フランジはざらつきのあるサンドブラスト仕上げで、均一な単一色の外観となっています。50m防水のケースに収められたムーブメント、キャリバー 501-CMも、ざらつきのあるサンドブラスト仕上げの部品とマットブラッシュ仕上げの部品が組み合わされ、統一感のある構成となっています。


<あらゆる条件を備えているモデル>

 HYTのCEO、ヴァへ・ヴァーツベッドは、ブランドの絶え間ない進化を物語る一連のエキサイティングなシリーズをこのコレクションに導入できることを誇らしく思い、次のように語っています。

「長く待ち望まれていたS1シリーズをパーマネントコレクションとして発表でき、大変嬉しく思っております。このS1シリーズ コレクションは、文字盤にスケルトン加工を施して機械式ムーブメントと流体モジュールにスポットライトを当てた初期コレクションの特徴を踏襲しています。今回は、流体機械式ムーブメントをブランド史上最も人間工学に基づいた快適なケースに収めました。S1チタン DLC グリーンでは、2012年に発表した初期作品に敬意を表するために、当初からブランドを象徴している流体色を採用しました。S1ビーズブラスト チタンレッドは、ケースの内側と外側の仕上げに関するHYTのまったく新しい解釈を提示しています。このS1シリーズ コレクションによってHYTのルーツに回帰することができ、感慨深い思いです。皆様にお見せできるのを楽しみにしております」

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 S1スポーツウォッチ コレクションの視覚的な魅力となるのは、非常に見所満載のハイテク機械式ムーブメントです。この時計のパワフルな存在感は、ある意味で「形態は機能に従う」という原則に従った結果です。スポーツウォッチをつくるときは、軽さ、信頼性、快適性という基準を満たすことが不可欠となりますが、どのS1もこの条件を満たしており、その結果、あらゆる点で壮観となっています。

 この基本的に八角形をした軽量ウォッチは、流れ落ちるかのような印象を与える人間工学に基づいた形状のケースサイドを備え、腕に巻くと自然と腕元になじみ、信頼感を与えてくれます。軽量チタン製ケースの直径は45.3×17.2mmと、かなり大きめです。しかし、複雑な三次元ムーブメントを搭載する以上、このサイズは必要なものであり、快適性は犠牲になっていません。

 快適性の第1の鍵となるのは、バランスの取れたケースのプロポーションです。この時計は太い腕でも細い腕でも楽に手首に巻くことができます。ケースのデザインは非常に考え抜かれたもので、入念に実現されたプロポーションと人間工学に基づいた形状により、どのS1も非常に快適に着用できます。加えて、このコレクションにはもうひとつ決め手があります。ストラップの位置がユニークなのです。

 S1のストラップは人間工学に基づいた形のケースに急角度で取り付けられており、流れるようなラインを描きながら、自然に安定して手首にフィットします。これが快適性の第2の鍵となるもので、特にスポーツウォッチにとっては重要となります。アクティビティに集中するときは、時計が気にならないようにする必要があるからです。


<型破りな流体機械式ムーブメント、キャリバー 501-CM>

 S1の軽量性を確保するために、HYTはチタンを活用し、また文字盤を取り省いています。文字盤がないことで、重量削減になると同時に、このスポーツウォッチの圧倒的な比類ない流体機械式ムーブメント、キャリバー 501-CMの全貌が明らかとなっており、オープンワークの文字盤の下半分に2つの小型ベローズを眺めることができます。

 そして高級時計にふさわしい仕上げがムーブメントの各部品に施され、外観に繊細ながらうっとりするような魅力を添えています。ムーブメントの部品にはビーズブラスト仕上げやサテン仕上げが精巧に施されており、S1チタン DLC ブルーおよびグリーンの内部はほの暗く見えにくく、S1ビーズブラスト チタンレッドの内部は光るように明るくなっています。このムーブメントで最も伝統的な見た目を形づくっているのはゼンマイで、2時位置と3時位置の間のチタン製リューズによって巻き上げます。そうすると、ゼンマイによって、中央の分針、9時位置と10時位置の間のサブダイヤルのスモールセコンド、およびリューズの先にあるパワーリザーブ インジケーターの小さな針が動きます。

 このブランドを象徴するレトログラード式流体時間表示も、機械式ムーブメントのゼンマイに蓄えられたエネルギーによって動きます。この352個の部品でできた、毎時28,000振動(4Hz)、72時間パワーリザーブの画期的なムーブメントは、きわめて高い信頼性を備えた他に類を見ないムーブメントの完璧な進化形です。奇抜なルックスとテクノロジーは、いつまでも驚嘆を誘います。たとえば、目立つように配置された2つの小型ベローズは合金製で、隔壁は髪の毛のわずか4分の1の厚さしかないのです。

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S1 Titanium DLC Blue
S1チタン DLC ブルー

Ref:H03418-A
ケース径:45.3mm
ケース厚:17.2mm
ケース素材:ブラックDLCチタン(サテン仕上げ)
防水性:50m
ストラップ:ピュアブラックラバー、ピュアブラックベルクロストラップが付属、ブラックDLCチタン製ピンバックル(サテン&サンドブラスト仕上げ)
ムーブメント:手巻き、Cal.501-CM、約72時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、41石
仕様:レトログラード式流体時間表示、センター分針、パワーリザーブ表示針、スモールセコンド針、ブラックコーティング真鍮製文字盤、ホウケイ酸キャピラリーチューブ(液体色 ブルー)、ブラックDLCチタン製リューズ、シースルーケースバック
予価:13,090,000円(税込)

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S1 Titanium DLC Green
S1チタン DLC グリーン

Ref:H03419-A
ケース径:45.3mm
ケース厚:17.2mm
ケース素材:ブラックDLCチタン(サテン仕上げ)
防水性:50m
ストラップ:ピュアブラックラバー、ピュアブラックベルクロストラップが付属、ブラックDLCチタン製ピンバックル(サテン&サンドブラスト仕上げ)
ムーブメント:手巻き、Cal.501-CM、約72時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、41石
仕様:レトログラード式流体時間表示、センター分針、パワーリザーブ表示針、スモールセコンド針、ブラックコーティング真鍮製文字盤、ホウケイ酸キャピラリーチューブ(液体色 グリーン)、ブラックDLCチタン製リューズ、シースルーケースバック
予価:13,090,000円(税込)

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S1 Beadblasted Titanium Red
S1ビーズブラスト チタンレッド

Ref:H03419-A
ケース径:45.3mm
ケース厚:17.2mm
ケース素材:シルバー&ブラックDLCチタン(ビーズブラスト)
防水性:50m
ストラップ:ピュアブラックラバー、ライトグレーベルクロストラップが付属、チタン製ピンバックル(サテン&サンドブラスト仕上げ)
ムーブメント:手巻き、Cal.501-CM、約72時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、41石
仕様:レトログラード式流体時間表示、センター分針、パワーリザーブ表示針、スモールセコンド針、ロジウム&ブラックコーティング真鍮製文字盤、ホウケイ酸キャピラリーチューブ(液体色 レッド)、チタン製リューズ、シースルーケースバック
予価:13,090,000円(税込)

ブランドニュース エイチ・ワイ・ティ(HYT) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2406.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2422.jpg

 2025年の新作としてHYTが「T1 チタン ギョーシェ」を発表しました。世界8本限定のT1 チタン ギョーシェでは、HYTの現代的な流体式機械時計製造技術に、ある伝統的なコンセプトが導入されています。数世紀前に初めて時計製造に採用された、ギョーシェ彫りの職人技です。

 18世紀後半にさかのぼるフランス語の「ギョーシェ」という言葉。これは、フランスで働いていた「ギヨ」という名の技師に由来しています。正確な日付や、ギヨ氏のファーストネームは不明ですが、この技師がギョーシェ模様をつくる工具ないし旋盤を考案・製造したと言われています。

 1770年代には、古代のオリエント、古代ギリシア、ローマの建築にみられる交差する渦巻や重なる渦巻、その他の形状の反復的な建築模様や、中世初期のアングロサクソン芸術の織り模様に対しても、さかのぼって「ギョーシェ」という言葉が使用されていました。


<時代をつなぐHYT T1 チタン ギョーシェ>

 ギョーシェ彫りの時計の文字盤をつくるには、時間、工具、技能、才能が必要だということは、昔も今も変わりません。ギョーシェ彫り職人は、古めかしいローズエンジン旋盤、直線旋盤、錦織機械を使用して、金属に精巧で複雑な模様を刻んでいきます。文字盤にギョーシェ模様を刻むには、まず文字盤が正しい方向になるようにギョーシェ彫り職人が機械を位置決めすることから始まります。

 次に、刃を押しつけ、その力加減を変化させることで、また異なった仕上がりを生んでいきます。こうして、綿密な構造の文字盤ができ、比類のない、鮮やかで躍動感にみちた光の反射が得られるようになります。ギョーシェは、昔は時計専門学校で教えられていた、人気のある技法だったと言われています。たとえば、1896年から1932年までは、スイスの時計づくりで名高いラ・ショー・ド・フォンの街にある応用工芸学校では、ギョーシェ彫りに関する定員10名の授業が行われていました。これは遠い昔のことで、今では手作業によるギョーシェ彫りの技法をマスターしている専門職人は、ほんの数人しか残っていません。その点でHYTは、今回新作のブルーコーティングの真鍮の文字盤に、手作業によるギョーシェ彫り装飾を施したことを誇らしく思っています。

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<職人技への愛着>

 HYTのCEO、ヴァへ・ヴァーツベッドは、T1コレクション、とりわけ今回リリースする魅惑的な文字盤の限定モデルに対し、強い思い入れがあります。

「2024年のT1シリーズの導入は、タイムピースの快適性と着用性を高めながら、初めてスケルトン加工を施さない文字盤としたことで意表を突き、また伝統的な手法で表現することが可能になったという点で、HYTにとって重要なステップとなりました。T1シリーズコレクションは、私たちが深い愛着を抱いている魅力的な職人技を導入できるプラットフォームのようなものです。その最初の例がT1 チタン ギョーシェです。世界限定わずか8本で、ギョーシェは完全に手作業でつくられています。伝統的な時計製造にみられる非常に純粋な表現と、私たち独自の流体による時間表示とを組み合わせたタイムピースを発表することができ、大変誇らしく思っております」

 大ぶりなブルーの文字盤には3種類の模様が刻まれています。メインダイヤルの中心からは躍動感あふれる円形模様が輝き、境界をなすアラビア数字が置かれたフランジには線状の模様が施されています。第3の模様は、2時位置と3時位置の間のパワーリザーブを示す小さなサブダイヤルに見られます。これはサンレイ模様で、繊細なタッチを添えると同時に抜群の視認性を示し、忘れることなく情報を読み取るのに役立ちます。入念に彫り込まれた立体的な模様は、物理的にはごく小さなものでありながら、光が当たると壮麗な印象を生み出します。


<新しいデザインの地平を開拓する第3世代のT1>

 T1 チタン ギョーシェは、第3世代のT1タイムピースです。2024年春、T1コレクションの4つのモデルがデビューし、モダンなルックス、人間工学に基づいたデザイン、スケルトン加工を施さない控えめな文字盤によって時計業界を驚かせました。このT1シリーズは、HYTのまったく新しいデザインコンセプトの幕開けとなりました。同じ年、T1ミレジメ エディションも発表されました。ヴィンテージワインにインスピレーションを得たカラフルな文字盤の各モデルは、それこそヴィンテージワインのように、2024年9月から2025年4月までの期間のみ製造されました。

 T1 チタン ギョーシェという名前に含まれる「T」の文字は「伝統」(トラディション)を意味しているため、引き続きヴィンテージのテーマを追求するのが筋です。今回は、以前にもまして冒険的に、また大胆になりました。八角形のナチュラルカラーのブラックコーティングを施したソフトなサテン仕上げのチタン製ケースは、歴史的な折衷様式のタイムピースにとってコントラストの効いた基礎となります。面取りしたケースの直径は45.3mm、厚さは17.2mmです。こうしてプロポーションのとれたケースは、非常に着用しやすいものとなっています。しかし、これはバランスのとれたサイズと人間工学に基づいたケース形状だけが理由ではありません。

 人間工学に基づいてつくられたケースの比較的短い直径が、急角度でラバーストラップまたはファブリックストラップとつながっていることで、T1はほぼどのような腕の太さの方でも安定して快適に身につけることができるのです。ストラップとケースがシームレスに溶け込んでいることも、外観上の美しさを添えています。もうひとつの興味深い外観上の要素は、人間工学にも基づいている2時位置と3時位置の間に組み込まれたリューズです。リューズをこの位置に設け、1つの長いリューズガードを取り付けたことで、腕にリューズの跡がつくことがありません。

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<流体時間の源を探る>

 伝統の香り高いギョーシェ彫りの文字盤が、流体時間表示にとってこれほど見事にふさわしい装飾になるとは、誰が予想したことでしょう。しかし、HYTはこれを考案し、実現しました。

 時刻は、レトログラード式流体による時間表示と、大ぶりの鮮やかなブルーの文字盤の中央にある大きな分針によって表示されます。ハイテクのホウケイ酸ガラス製キャピラリーチューブは、6時位置でから伸びています。チューブの内部では、ブラックの流体がフランジ上の時を示す目盛を通過しながら移動します。

 T1 チタン ギョーシェの透明なケースバックを眺めると、流体時間表示のしくみを理解する手がかりが得られます。T1 チタン ギョーシェに搭載されたムーブメント、キャリバー 501-CMは、ブランドの12年間に及ぶ絶え間ない進化の賜物です。この部品数352個、振動数4Hz、72時間パワーリザーブの手巻き式ムーブメントは、信頼性の高いユニークな微小機械です。

 時を示すために使われる2個の小型ベローズは、モーターサイクル エンジンのピストンのようだと評する人もいます。片方のベローズが圧縮すると、他方のベローズが膨張し、文字盤側でブラックの流体が動く仕組みになっています。


<伝統とユニークさとの出会い>

 ムーブメント、キャリバー 501-CMはミニチュアのパワープラントのように見え、圧倒的で、魅力的で、完全にユニークです。352個の部品からなるムーブメントは伝統的な高級時計の仕上げが施されており、また他のユニークな部品と視覚的コントラストを成しています。たとえばベローズは合金製で、隔壁は髪の毛のわずか4分の1の厚さしかありません。

 8本限定のT1 チタン ギョーシェには、2本のストラップが付属します。ラグジュアリーなブルーのアリゲーターレザーストラップと、スポーティなピュアブラックのラバーストラップです。どちらのストラップも、サテン仕上げとサンドブラスト仕上げを施したチタン製ピンバックルを採用しています。丈夫で扱いやすいクイックチェンジシステムにより、簡単にストラップを交換し、ドレッシーな装いとカジュアルな装いを切り替えることができます。

 古代からのインスピレーション、クラシックな装飾技法、そしてアヴァンギャルドなマイクロ流体による時計という不可思議な組み合わせにより、美しさの点でも極上のタイムピースとなっています。人間工学に基づいたT1 チタン ギョーシェは、驚くほど快適に着用できます。つまり、あらゆる点で並外れた時計と言えるでしょう。

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T1 Titanium Guilloché
T1 チタン ギョーシェ

Ref:H03421-A
ケース径:45.3mm
ケース厚:17.2mm
ケース素材:シルバー&ブラックDLCチタン(サテン仕上げ)
防水性:50m
ストラップ:ピュアブラックラバー、ブルーアリゲーターストラップが付属、チタン製ピンバックル(サテン&サンドブラスト仕上げ)
ムーブメント:手巻き、Cal.501-CM、約72時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、41石
仕様:レトログラード式流体時間表示、センター分針、パワーリザーブ表示針、ブルーコーティング手作業ギョーシェ仕上げの真鍮製文字盤、ホウケイ酸キャピラリーチューブ(液体色 ブラック)、チタン製リューズ、シースルーケースバック
限定:世界限定8本
予価:14,410,000円(税込)

ブランドニュース ノモス グラスヒュッテ(NOMOS Glashütte) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2405.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2421.jpg

 2025年の新作としてノモス グラスヒュッテが、Watches and Wonders Geneva 2025にて、クラブ スポーツの堅牢なエレガンスを初めてワールドタイム機能と組み合わせた、世界を股にかける人のための新しい腕時計「クラブ スポーツ ネオマティック ワールドタイマー」を発表しました。新しいワールドタイム機能は、このバージョンのクラブ スポーツを真の「どこへ行こうとも、何でもできる」腕時計としています。

 別のタイムゾーンにいる同僚と一緒に作業を行うにしても、世界各地にいたり、旅行中だったりする家族に電話するにしても、このワールドタイム機能付き腕時計は、様々な人との交流を愛する国際的な所有者を念頭にデザインされています。

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クリーンかつダイナミックなデザイン

 クラブスポーツ ネオマティック ワールドタイマーは堅牢で、極めて実用的な複雑機構をシンプルに実現している腕時計です。2時の位置にあるプッシュボタンは、都市ディスクと動いている時針をセットし、1回押すだけで世界を股にかける旅行を簡単にしてくれます。都市コードは選択したタイムゾーンを示し、3時の位置にある2つ目のサブダイアルは時間単位でセカンドタイムゾーンを示します。分の目盛りは都市名リングのタイムゾーンと現在地の間の時差を示します。3時の位置にある24時間表示はセカンドタイムゾーンを示し、色を用いて昼と夜が分かるようになっています。赤い警告リングはリュウズが完全にねじ込まれているかどうかを示します。

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パスポートより薄いムーブメント

 腕時計の中心で時を刻むのは、新しい独自のキャリバーDUW 3202。ネオマティック・キャリバーに全ての複雑機構を詰め込んだワールドタイム・ムーブメントです。厚さ4.8mmのこのムーブメントはパスポートよりも薄く、腕時計自体の厚さは9.9mmで、ワールドタイム機能を備えるものの中で世界一薄い腕時計となっています。

 それでいながら、ブランドの特徴である率直なエレガンスを一切損なうことなく、ケースに10気圧防水を実現しているため、どのような状況にでも対応できる堅牢さも備えています。


 クラブ スポーツ ネオマティック ワールドタイマーは、2025年5月中旬に2つのバージョンが発売予定です。1本目はサンバースト仕上げに加えて、赤と青で昼と夜を表現したシルバーのロジウムプレートダイアルを、2本目はクラシックなスポーティーさを表現するサンバースト仕上げが特徴的なディープブルーのダイアルを備えています。

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Club Sport Neomatik Worldtimer
クラブ スポーツ ネオマティック ワールドタイマー

Ref:NM791
ケース径:40.0mm
ケース厚:9.9mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:10気圧
ストラップ:ステンレススチール製クラブスポーツブレスレット(クイックチェンジ式バネ棒付)
ムーブメント:自動巻き、Cal.DUW 3202、約42時間パワーリザーブ、37石
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)表示、ワールドタイム、24時間表示のホームタウン、昼夜の表示、シルバー文字盤、シースルーケースバック
価格:772,200円(税込)
発売予定:2025年5月中旬

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Club Sport Neomatik Worldtimer
クラブ スポーツ ネオマティック ワールドタイマー

Ref:NM790
ケース径:40.0mm
ケース厚:9.9mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:10気圧
ストラップ:ステンレススチール製クラブスポーツブレスレット(クイックチェンジ式バネ棒付)
ムーブメント:自動巻き、Cal.DUW 3202、約42時間パワーリザーブ、37石
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)表示、ワールドタイム、24時間表示のホームタウン、昼夜の表示、ディープブルー文字盤、シースルーケースバック
価格:772,200円(税込)
発売予定:2025年5月中旬

380 /sites/default/files/staticContentThumbnail/img_183.jpg _self 24 “インクルーシブ・ラグジュアリー”という位置で時計ファンとの絆を深めるH.モーザー

Gressive Impression Watch Person Interview vol.99
H.Moser & Cie. International Sales Director Nicholas Hofmann
H.モーザー インターナショナル・セールス・ディレクター兼マネージング・ボード・メンバー
ニコラス・ホフマン


2028年に迎える創業200周年をひかえた
H.モーザーの未来戦略


注目の独立系ブランド、H.モーザーのインターナショナル・セールス・ディレクター兼マネージング・ボード・メンバーのニコラス・ホフマンさんが先ごろ、来日。我々にとっては前のブランドに勤務する時代からの旧知の仲であり、いつもリラックスした場を作って最新情報を伝えてくれる貴重な存在のニコラスさんに、H.モーザーの新作を中心に現在の時計界のトレンドについてうかがった。


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取材・文:名畑政治 / Text:Masaharu Nabata
協力:エグゼス / Thanks to EXEX


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ブランドニュース ジェラルド・チャールズ(GERALD CHARLES) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2393.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2409.jpg

 2025年の新作としてジェラルド・チャールズが、ジュネーブのウォッチズ・アンド・ワンダーズにおいて、メゾンの創立25周年を記念して、伝説的な創業者、ジェラルド・チャールズ・ジェンタ氏の創造性と卓越した技術にインスパイアされた「マエストロGC39 25周年記念モデル」を発表しました。世界限定100本です。


バロックの始まり:マエストロGC39 25周年記念モデルの背景

 マエストロGC39 25周年記念モデルは、ジェラルド・チャールズのシグネチャーデザインとなった、精巧で希少なマエストロGC39をベースにしています。クラシックな「モントレ・ア・ギシェ」、すなわち「窓掛け時計」のスタイルにインスパイアされた2005年のオリジナル・モデルは、伝説的なマスター・ウォッチメーカーであり、ジェラルド・チャールズの友人でもあるアントワーヌ・プレジウソによって開発されたスライディング・アワー複雑機構を備えていました。これは、文字盤の開口部から見える回転ディスクによって時間を示すものです。

 この複雑な機能には、洗練された技術的・美的センスが必要であり、ジェンタ氏の哲学である“No Compromise”(妥協を許さない)が貫かれていました。これは彼がメゾンを設立して以来の信条であり、マエストロのデザインそのものにこれほど顕著に表れているものはありません。

 他のマエストロ・ウォッチと同様、オリジナルのGC39の難解なケース形状は、ジェンタ氏が17世紀の巨匠建築家フランチェスコ・ボッロミーニが設計したローマの壮麗なバロック様式のモニュメントで観察したフォルムからインスピレーションを得ています。アシンメトリックなケース、流れるようなベゼル、そして6時位置の凸型の「スマイル」は、このファサードから生まれました。

 GC39のムーブメントをこのケースに収めることは非常に困難でしたが、ジェンタ氏は最高の品質にこだわりました。この時計は、マエストロの中でも最も人気の高いモデルのひとつとなり、今日、ジェラルド・チャールズの創造性、時計製造における創意工夫、そして卓越した技術を示す鮮烈な例となっています。

 ジェラルド・チャールズの最高経営責任者であるフェデリコ・ジヴィアーニ氏は次のように語ります。「今日、私たちが行っていることすべてが、マエストロであるジェラルド・チャールズ・ジェンタ氏の比類なき才能と、彼の“妥協を許さない”精神を証明するものです。GC39の25周年記念モデルは、ジェンタ氏の創造性と高級時計製造への愛情を讃える喜びのモデルであり、美と技術の卓越性を追求し続ける私たちの姿勢を示すものです」

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マエストロにふさわしい復活:マエストロGC39 25周年記念モデルのご紹介

 マエストロGC39 25周年記念モデルは、この画期的なオリジナルモデルを、目の肥えた時計コレクターに向けて現代風にアレンジしたモデルです。常に改良を求めるというジェンタ氏の厳格な原則に従い、この新作は、メゾンの時計職人によって開発された優れたマニュファクチュール・ムーブメントに加え、ハイコンセプトの装飾とエレガントな仕上げによって、オリジナルのコンセプトをさらに高めています。

 マエストロGC39 25周年記念モデルは、おなじみの段差のある流れるようなケースシェイプ、輝く文字盤、そして遊び心溢れる時刻表示によって特徴付けられます。12時位置の文字盤を開くと、12時間ディスクと「ジャンピングアワー」複雑機構が現れ、ディスクは60分ごとに1時間単位でジャンプします。時刻はこのディスクとブルーに塗られたセンター分針で読み取りますが、分針はスケルトンになっており、光が反射するようになっています。

 この文字盤は、ジェンタ氏の並外れた芸術的創造性と、それを実現する最先端技術の並列的な能力を受け継いでいます。この文字盤は、3つの異なる部品と素材から丹念に作られ、部分的に隠されたバロック様式のマルチレイスター・モチーフが光を受けて輝きを放ちます。この魅惑的な効果は、メタギョーシェと呼ばれる、ジェラルド・チャールズが独自に開発した新しい精密マイクロケミカル・エングレービング技術によって生み出されているのです。

 メタ・ギョーシェ技法は、これまで時計製造に用いられたことのない技法で、まず繊細なエングレービングを施し、それを保護膜で覆います。その後、2つ目のエングレービングが施され、保護膜が取り除かれると、光を受けて星のようなきらきらとした輝きが生まれます。エングレービングには丸みを帯びた溝があり、立体的な表面は直線的でない方法で光を捉え、物理法則を利用してユニークな美しさと着用感を実現しています。もうひとつの利点は、この技術によって非常に薄い層が抽出され、時計のスリムさと軽量性が確保されていることがあります。

 そして文字盤の中心には、マエストロの特徴的なケースのシルエットに沿うように形作られた、繊細なラピスラズリがあしらわれています。この煌めくブルーの半貴石を選んだのは、ラピスラズリをこよなく愛し、自身のデザインの多くにラピスラズリを使用していたジェンタ氏への敬意からです。

 星やバロック様式の彫像のように、文字盤のラピスラズリの中心から光が放たれ、その付近にはブルースティール製のマエストロ型パーツとブラックのミニッツトラック、ブルースティール製の5分積算計が配置されます。そして文字盤には、メゾンの25周年を示す特別なロゴがあしらわれています。

 マエストロのGC39 25周年記念モデルのケース幅は42mmで、時間・デイト表示のみのマエストロ2.0ウルトラ・シンよりも3mm広く、マエストロ・コレクションの中で最大のサイズとなります。オリジナルのGC39と同様、標準的なマエストロが長方形であるのに対し、このモデルは基本的な正方形を中心にデザインされているのです。複雑なケースデザインとムーブメントのジャンピングアワーにもかかわらず、マエストロGC39 25周年記念モデルの厚さはわずか11mmです。

 しかし、ポリッシュ仕上げのグレード5チタン製であるため、マエストロが現在よく知られている軽量で人間工学に基づいた品質はそのままです。ジェラルド・チャールズの時計にとって、素材は極めて重要な要素です。チタンは加工が難しい素材ですが、メゾンの職人の野心とたゆまぬ努力のおかげで、マエストロのアイコニックなケース形状と着用感の両方を維持する解決策が見出されたのです。

 同様に、ねじ込み式リューズ、100m防水、ブルーのクル・ド・パリ製バルカナイズドラバーストラップ、ポリッシュ仕上げのグレード5チタン製ディプロイヤント・バックルを備えています。これらは、マエストロのスポーティな伝統と、仕事から遊び、そして昼夜をシームレスに行き来する多目的なハイエンド・ウォッチを作るというメゾンのコミットメントを表しています。

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大きな飛躍:スイス製マニュファクチュール4.0キャリバー・ジャンピングアワーを読み解く

 マエストロGC39 25周年記念モデルの魅惑的な文字盤の裏側には、同じく魅惑的な機械式キャリバーがあります。新しいジェラルド・チャールズ スイス製マニュファクチュール4.0キャリバー・ジャンピングアワーは、ジェラルド・チャールズが自社開発し、特許を取得しています。ジャンピングアワー機能と50時間のパワーリザーブを備え、標準的な時刻表示のみのムーブメントに比べ、80個もの部品が追加されています。

 いわゆる「ミドル・コンプリケーション」のひとつであるジャンピングアワーは、機械式時計製造の世界では依然として珍しく、ジェンタ氏がこの機構に魅了された理由のひとつでもあります。スイス製キャリバー4.0ジャンピングアワーを開発する際、メゾンの職人は困難な物理学と戦わなければなりませんでした。1時間進む間に、ジャンピングアワーのディスクは、機械式ムーブメントが通常3,600秒で消費するのと同じエネルギーを消費します。同時に、ジャンピングアワーディスクは従来の時針の25倍の重さがあります。ニュートンの運動第二法則により、力とは質量に加速度を掛けたものに等しいことを考えると、この複雑機構には3針時計の70,000倍の力が必要ということになります。これが、ジャンピングアワーが非常に珍しい時計である理由であり、輝かしい創業者の精神に基づき、メゾンを魅了し続ける理由なのです。また、時計製造におけるジェラルド・チャールズの“妥協を許さない”アプローチに則り、ムーブメントの部品はコート・ド・ジュネーブ・ストライプとペルラージュ仕上げが施され、メゾンの職人によって何世代にもわたって完成された技法で美しく手仕上げされています。ムーブメントの歯車にもロジウムメッキが施され、ジェラルド・チャールズの美と絶対品質へのこだわりを静かに、しかし力強く象徴しています。

 このキャリバーは、サファイアケースバックから見えるゴールドのローターで仕上げられています。この特別な25周年ロゴは、2025年のジェラルド・チャールズの新作すべてに使用されています。

 ジェラルド・チャールズはジュネーブの時計製造設備を大幅に増強し、現在ではスイス製キャリバー4.0ジャンピングアワーに必要な部品の多くを自社で製造しています。これはメゾンの垂直統合の旅における次の重要なステップとなります。

 フェデリコ・ジヴィアーニ氏は次のように語ります。「ジャンピングアワーはジェンタ氏が愛したものだが、最近ではほとんど失われてしまった複雑なものです。その背後にある技術的な挑戦は、スペースXのロケットをマイクロフォルムで着陸させるような大きなものです。しかし、それこそがこの時計の面白さであり、美しさであり、ジェラルド・チャールズのコレクターにこの時計を再び紹介できる喜びなのです」

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Maestro GC39 25th Anniversary Edition
マエストロGC39 25周年記念モデル

Ref:GC39-TNPS-LSEN-RSDP-REM
ケースサイズ:42×41mm
ケース厚:11mm
ケース素材:ポリッシュ仕上げのグレード5チタン
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:ロイヤルブルー バルカナイズド ラバー(表面はクル・ド・パリ仕上げ、裏面はジェラルド・チャールズのロゴ入りタピスリー仕上げ)、グレード5チタン製バタフライ ディプロイヤント・バックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.4.0(スイスマニュファクチュール)、50時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、38石
仕様:ジャンピングアワーディスクによる時表示、センター針による分表示、文字盤中央にラピスラズリ、新しい25周年記念ロゴ、シースルーケースバック
限定:100本
予価:7,757,750円(税込)

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