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ブランドニュース H.モーザー(H.Moser & Cie.) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2370.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2386.jpg

 H.モーザーが2025年の新作として、「エンデバー・センターセコンド コンセプト パープルエナメル」をWatches & Wonders Geneva 2025にて発表しました。

 H.モーザーは、クラフトマンシップを重視する自らの伝統に忠実に、代々受け継がれてきたエナメル加工の技法に焦点を当てることで、ブランドを象徴するフュメダイアルを再解釈しました。現代的なアプローチによって見直しが図られたこの専門的な技法により、独創的で明るく鮮やかな色合いが引き出され、槌目仕上げによって魅惑的な輝きが生まれています。40mm径のステンレススチール製ケースに収められ、自動巻きムーブメント HMC 201を搭載したエンデバー・センターセコンド コンセプト パープルエナメルは、3針時計の特徴である時代を超越したエレガンスと、大胆な美しさ、そして力強いカリスマ性を融合させたモデルです。

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 時計製造における絶対的なクラシックである3針時計では、細部に至るまで非の打ちどころのない熟練した技術が求められます。唯一無二の存在感を放つためには、完璧なバランスとプロポーションが必要不可欠であり、調和のとれたフォルムとハイエンドな仕上げを実現しなければなりません。H.モーザーは、エンデバー・センターセコンド コンセプト パープルエナメルにより、この時代を超越したエレガンスに大胆なタッチを加え、一新したエナメル加工の技法を用いて、かつてない深みのある色合いのダイアルを生み出しました。H.モーザーは、その独創的なアプローチを忠実に守りながら代々受け継がれてきた「グラン・フー」エナメル加工技術を現代的なテイストに合わせて再考し、この貴重な技術を守りながら、独自の方法で再解釈しています。この加工の工程は、ホワイトゴールドのベースに打痕模様を打ち出して槌目仕上げを施すことから始まり、色の異なる6色のエナメル顔料を湿らせて細かく砕いてから丁寧に塗布して濃淡を生み出し、ダイアルの鮮やかな色合いを作り上げています。熟練したエナメル職人が、それぞれの色を何時間もかけて極めて正確に調整し、表面に粒子が残らないようにしながら、何回も焼き入れを行って色むらなく融合させます。H.モーザーのブランドを象徴する独自のフュメ効果を生み出すには、ダイアルの焼成を何度も繰り返さなければなりません。その結果強烈な深みが生まれ「グラン・フー」エナメルの透明感によって強調された質感や、非常に難しい魅惑的なパープルヘイズと呼ばれる色合いとなり驚くべき結果をもたらします。この時計は、ロゴやインデックスを排し、自由に完全な純粋さをもって表現された、時計製造における真の芸術作品です。

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 40mm径のステンレススチール製ケースの心臓部で時を刻むのは、100%スイス製の自社製機械式ムーブメント、キャリバー HMC 201です。この自動巻きムーブメントは、H.モーザーの系列会社であるプレシジョン・エンジニアリング社製の調速機構を備え、パープルの秒針とブルーのバランスブリッジによってダブルヘアスプリングであることがわかるように組み込まれています。開放的な構造が特徴で、部分的にスケルトン加工が施されたブリッジを通して時計のパーツを眺めることができ、極めて現代的なアンスラサイトグレー仕上げがアクセントとなっています。開口部からは、輪列、センターセコンドとラチェット式両方向自動巻きシステムの歯車を眺めることができ、ローターはそれを妨げないように透かし細工が施されています。パワーリザーブは3日間です。この時計に組み合わせられたパープルのクーズーレザーストラップは見事な効果をもたらし、ベルベットのような質感と深みのある色合いがダイアルの個性をさらに際立たせ、この力強く大胆なタイムピースのデザインを完璧にまとめ上げています。

 まさに、疑う余地のないH.モーザースタイルの高級時計です。

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Endeavour Centre Seconds Concept Purple Enamel
エンデバー・センターセコンド コンセプト パープルエナメル

Ref:1201-1200
ケース径:40.0mm
ケース厚:11.2mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:3気圧
ストラップ:手縫いのパープル クーズーレザー、ステンレススチール製ピンバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.HMC 201(自社製)、約3日間パワーリザーブ、毎時21,600振動、27石
仕様:時・分・秒表示、槌目仕上げを施した「グラン・フー」エナメルのパープルヘイズ フュメダイアル、リーフ型針の時針および分針、パープルのセンターセコンド針、シースルーケースバック
予価:4,829,000円(税込)
発売予定:2025年6月

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 H.モーザーが2025年の新作として、「エンデバー・トゥールビヨン コンセプト ターコイズ エナメル」をWatches & Wonders Geneva 2025にて発表しました。

 エンデバー・トゥールビヨン コンセプト ターコイズ エナメルにより、H.モーザーは「グラン・フー」エナメル加工技術を極限まで追求し、古くから受け継がれてきた技術に斬新な現代性をもたらします。そして、マニュファクチュールを象徴するフュメの美しさを新たに定義し、手首の動きに合わせて光を捉えて魅力的な視覚上の相互作用を生み出す、鮮やかな色彩の印象的なダイアルを実現しました。40mm径の5Nレッドゴールドケースに収められたこの美しいモデルは、トゥールビヨンが組み込まれた自社製キャリバー HMC 805を搭載しており、時計製造技術と洗練された美しさが完璧に融合しています。

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 エンデバー・トゥールビヨン コンセプト ターコイズ エナメルは、一見控えめな印象の裏で、限りなく洗練された美しさを体現しています。慣習から遠く離れ、絶対的な純粋さに焦点を当てるためにロゴやインデックスを排し、純粋な色彩の鮮やかさが際立つように、無重力状態で浮かんでいるかのようなフライング トゥールビヨンと、新色「ターコイズ」を採用した深みを感じさせる魅力的なダイアルを備えています。この独特の色合いを引き出すために熟練した職人が細心の注意を払って加工を行っており、その工程はホワイトゴールドのベースに槌目仕上げを施すことから始まります。その上に手作業で半透明のエナメルを丁寧に何層も塗布し、3種類の顔料を使用して濃淡を生み出し、H.モーザーを象徴する名高いフュメダイアルのグラデーション効果を作り上げています。顔料は窯で焼成するたびに色の鮮やかさを変えることなく融合していき、その結果、深みと透明感の間で揺れ動く、輝くようなグラデーションが生まれます。

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 このタイムピースの心臓部で鼓動を刻む自動巻きムーブメント、キャリバー HMC 805には、ダブルヘアスプリングを備えたミニッツ フライング トゥールビヨンが組み込まれています。H.モーザーの系列会社であるプレシジョン・エンジニアリング社によって製造されたこの対になったヘアスプリングにより、拡張時の各ゼンマイの重心の動きが補正され、精度と等時性が大幅に向上し、継続的な完成度が実現されます。さらに、このヘアスプリングのペアにより、シングル ヘアスプリングで通常、課せられる摩耗が軽減され、等時性がいっそう向上します。ムーブメント HMC 805は時計の構造美を余すところなく堪能できるように設計されており、透かし細工を施したブリッジや洗練されたアンスラサイト仕上げによって内部機構を俯瞰的に眺めることができます。スケルトン加工を施したレッドゴールド製ローターにより、効率的に巻き上げることができ、またムーブメント全体を鑑賞することが可能となっています。

 エンデバー・トゥールビヨン コンセプト ターコイズ エナメルに組み合わされるグレーのオーストリッチレザーストラップは繊細な美しさが特徴で、見事なダイアルを際立たせると同時に、この時計の斬新なミニマリズムを強調しています。

 H.モーザーはこのモデルにより、高級時計製造においては機械的な精度が重要となるだけでなく、知覚、質感、光、そして感情も非常に大きな意味を持つということをあらためて証明しています。

 まさに、疑う余地のない H. モーザースタイルの高級時計です。

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Endeavour Tourbillon Concept Turquoise Enamel
エンデバー・トゥールビヨン コンセプト ターコイズ エナメル

Ref:1805-0400
ケース径:40.0mm
ケース厚:11.2mm
ケース素材:5Nレッドゴールド
防水性:3気圧
ストラップ:手縫いのグレー オーストリッチレザー、H.モーザーのロゴが刻印された5Nレッドゴールド製クラスプ
ムーブメント:自動巻き、Cal.HMC 805(自社製)、約3日間パワーリザーブ、毎時21,600振動
仕様:時・分表示、6時位置にミニッツ フライング トゥールビヨン、槌目仕上げのターコイズ フュメ「グラン・フー」エナメルダイアル、リーフ型針の時針および分針、シースルーケースバック
予価:13,420,000円(税込)
発売予定:2025年6月

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 H.モーザーが2025年の新作として、「ストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック フローズン」をWatches & Wonders Geneva 2025にて発表し、ストリームライナー コレクションに、新たに2つのモデルが加わりました。5Nレッドゴールド製またはステンレススチール製のケースに収められたストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック フローズンは、ひときわ魅力的な美しい質感により、時代を超越した存在感を放ちます。ムーブメントとして採用されている自動巻きキャリバー HMC 907は、以前と変わらぬ高い精度で時を刻み、ダイアルは全体的なデザインの主役として、あらゆる人の注目を集めます。5Nレッドゴールド製モデルのミッドナイトブルー フュメ、またはステンレススチール製モデルのマトリックスグリーン フュメのどちらにも、光と目を捉える手彫りのフロスト仕上げが施されています。

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 H.モーザーはこれまでと同様に本質に重点を当てており、ストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティックは引き続き、洗練された美しさとミニマリスティックなセンター表示を備えています。このモデルの魅力をさらに高めている繊細な質感は、真鍮板に手彫りで入念にエングレービングを施し、それからスタンピングを行って実現されたフロスト仕上げによるもので、きらめきと鮮やかさを兼ね備えています。その後、鮮やかな色合いの色付きラッカーが塗布されます。5Nレッドゴールド製モデルには深みのある美しいミッドナイトブルー、ステンレススチール製モデルには鮮烈で魅惑的なマトリックスグリーンが採用されています。レリーフの真の傑作であるこれらのダイアルは、まるで「タブロー・ヴィヴァン(活人画)」のようで、フロスト仕上げの質感が光を捉えてあらゆる方向へと反射させ、見る角度に応じて太陽の光を浴びた雪のように輝き、刻々と変化するきらめきを放ちます。催眠術のように魅惑的なこのスペクタクルでは、光のわずかな変化によって、ダイアルの模様が次々と新たな一面を見せます。H.モーザーのロゴは、ダイアルの調和とバランスを大切に保ちながら、透明なラッカー仕上げによりまるで秘密のサインのように控えめに施されています。

 12気圧防水で、非常に彫刻的なデザインを特徴とするストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック フローズンのケースは、調和の取れたプロポーションと見事な流線形を備えており、5Nレッドゴールド製モデルには一体型ラバーストラップが、ステンレススチール製モデルにはステンレススチールブレスレットが組み合わされます。

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 新作の2モデルは、これまでに設計されたクロノグラフ キャリバーの中でも有数の品質を誇るムーブメントを搭載しています。ミニマリズムと視認性に重点を置いて、H.モーザーのパートナー企業のひとつであるアジェノー社が開発したムーブメントです。サファイアガラス製のケースバックから覗くキャリバー HMC 907は、きわめて現代的な仕上げが施され、ブリッジとメインプレートに伝統的な45°のモーザーストライプとアンスラサイトグレーのロジウムメッキ仕上げが施されています。ローターがムーブメントとダイアルの間に配されているため、クロノグラフの動作やコラムホイールを眺めることができます。

 スポーティーかつ洗練された美しさを湛えたストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック フローズンは、その力強さと繊細さの中に、むき出しのエネルギーを秘めています。H.モーザーは、ムーブメント HMC 907の卓越性、洗練されたデザインが醸し出すエレガンス、そして魅惑的な深みのあるカラーの完璧な組み合わせを実現しました。これこそが、この上なく純粋で情熱的な時計製造であり、熟達した時計製造技術と純粋な感情の融合です。

 まさに、疑う余地のないH.モーザースタイルの高級時計です。

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Streamliner Flyback Chronograph Automatic Frozen
ストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック フローズン

Ref:6907-0402
ケース径:42.3mm
ケース厚:14.2mm
ケース素材:5Nレッドゴールド
防水性:12気圧
ストラップ:ブラックラバー、H.モーザーのロゴが刻印された3枚の5Nレッドゴールド製ブレード付きフォールディングクラスプ
ムーブメント:自動巻き、Cal.HMC 907(自社製)、約3日間パワーリザーブ、毎時21,600振動
仕様:時・分表示、センター表示を採用し経過分および秒を表示するクロノグラフ、分および秒のフライバック、フロスト仕上げのミッドナイトブルー フュメダイアル、グロボライト®インサート付きの時針および分針、レッドのクロノグラフ針、フランジのタキメーター、シースルーケースバック
予価:11,088,000円(税込)
発売予定:2025年6月

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Streamliner Flyback Chronograph Automatic Frozen
ストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック フローズン

Ref:6907-1205
ケース径:42.3mm
ケース厚:14.2mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:12気圧
ストラップ:ステンレススチール、H.モーザーのロゴが刻印された3枚のステンレススチール製ブレード付きフォールディングクラスプ
ムーブメント:自動巻き、Cal.HMC 907(自社製)、約3日間パワーリザーブ、毎時21,600振動
仕様:時・分表示、センター表示を採用し経過分および秒を表示するクロノグラフ、分および秒のフライバック、フロスト仕上げのマトリックスグリーン フュメダイアル、グロボライト®インサート付きの時針および分針、レッドのクロノグラフ針、フランジのタキメーター、シースルーケースバック
予価:8,404,000円(税込)
発売予定:2025年6月

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 H.モーザーが2025年の新作として、独創性豊かな色彩と天然石使いの文字盤に遊び心を満載させた18のモデルからなる「ポップ コレクション」をWatches & Wonders Geneva 2025にて発表しました。

 宝石は貴重であり、時代に左右されず、多くの場合、クラシックな雰囲気を醸し出します。H.モーザーは現状に疑問を投げかけるブランドとして、この装飾用鉱物を再考して新たなエネルギーを吹き込みました。このコレクションは、ビルマ翡翠、トルコ石、珊瑚、ピンクオパール、ラピスラズリ、レモンクリソプレーズをふんだんに使用した遊び心満載の独創性豊かなダイアルにより、どのモデルも他にはないコレクターズアイテムとなっています。

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 ユニークなインスピレーションに突き動かされ、独自の色彩パレットで自身のビジョンを表現するアーティストがいます。たとえば、「青の時代」や「赤の時代」です。ミニマリストの哲学とフュメダイアルで知られるH.モーザーは、この芸術的伝統を受け継ぎ、ポップ コレクションを発表しました。このシャフハウゼンを拠点とするマニュファクチュールはこれまでにも数々の大胆な色彩を提案してきましたが、それらは常に単色によるものでした。今回の特別コレクションは、まさに色彩と素材が爆発するような予想外の組み合わせをあえて取り入れています。H.モーザーは、洗練された現代的なアプローチでエナメル加工技術を大胆に見直したように、時として過度に古典的になりがちな高級時計の美的規範を軽やかに飛び越える、見る人の微笑みを誘う大胆なモデルを世に送り出します。

 ポップ コレクションは、宝石と珊瑚のエッセンスのプリズムを通して最も鮮やかな色合いを限りなく探求する、色彩の旅です。ビルマ翡翠、トルコ石、珊瑚、ピンクオパール、ラピスラズリ、レモンクリソプレーズは、色の濃さと透明度の高さの両方について、一つひとつ最大限の厳格さをもって選び抜かれています。そしてダイアルは、ロゴやインデックスも排することで、その美しさを完全かつ自由に表現しています。これにより、H.モーザーにおけるミニマリズムは、素材そのものがデザインの究極の表現となるという新たな次元を見出しました。

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 これらの石は、印象的な美しさを備えているだけでなく、強力な象徴的意味も持っています。鎮静作用と魔除けの効果があることで知られる翡翠は、知恵と調和を体現しています。王族や芸術家の石であるラピスラズリは、直感力や創造性を高めます。独特の輝きを持つトルコ石は、勇気を象徴し、邪気を払います。深いオレンジ色の珊瑚は情熱と生命力を呼び起こし、レモンクリソプレーズは自信を高め、ピンクオパールは優しさと愛情を引き出します。そのため、ポップ コレクションの各モデルは、純粋な感情を個人的に表現する一種のお守りとなります。

 希少な芸術作品と同様に、この特別なコレクションはごく短期間のみ限定販売されます。各シリーズはいずれも限定製造で、各色28本のエンデバー・スモールセコンド コンセプト モデル、8本のエンデバー・トゥールビヨン コンセプト モデル、1本のエンデバー・ミニッツリピーター トゥールビヨン コンセプト モデルで構成されており、この希少性が各モデルの高い独自性をさらに際立たせています。

 H.モーザーはポップ コレクションを通じて、ミニマリズムが自らを改革し、慣習にとらわれないことを可能にする無限の表現形態であることをあらためて証明しました。このコレクションは、時計製造と芸術が出会う場所で、宝石と色彩を新たな視点から再発見し、宝石細工の伝統的な技術をまったく新しい方法で鑑賞いただくための招待状です。

 まさに、疑う余地のないH.モーザースタイルの高級時計です。

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Endeavour Small Seconds Concept Pop
エンデバー・スモールセコンド コンセプト ポップ

Ref:1202-1200
ケース径:38.0mm
ケース厚:10.4mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:3気圧
ストラップ:手縫いのグレー オーストリッチレザー、H.モーザーのロゴが刻印されたステンレススチールのピンバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.HMC 202(自社製)、約3日間パワーリザーブ、毎時21,600振動
仕様:時・分表示、6時位置にオフセットされたスモールセコンド、トルコ石と珊瑚のダイアル、リーフ型針の時針および分針、シースルーケースバック
限定:28本
予価:7,260,000円(税込)
発売予定:2025年6月

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Endeavour Tourbillon Concept Pop
エンデバー・トゥールビヨン コンセプト ポップ

Ref:1805-1207
ケース径:40.0mm
ケース厚:13.5mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:3気圧
ストラップ:手縫いのグレー オーストリッチレザー、H.モーザーのロゴが刻印されたステンレススチールのフォールディングクラスプ
ムーブメント:自動巻き、Cal.HMC 805(自社製)、約3日間パワーリザーブ、毎時21,600振動
仕様:時・分表示、6時位置にミニッツ フライング トゥールビヨン、トルコ石と珊瑚のダイアル、リーフ型針の時針および分針、シースルーケースバック
限定:8本
予価:14,696,000円(税込)
発売予定:2025年6月

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Endeavour Minute Repeater Tourbillon Concept Pop
エンデバー・ミニッツリピーター トゥールビヨン コンセプト ポップ

Ref:1904-0407
ケース径:40.0mm
ケース厚:13.5mm
ケース素材:5N レッドゴールド
防水性:3気圧
ストラップ:手縫いのグレー アリゲーター レザー、H.モーザーのロゴが刻印されたレッドゴールドのフォールディングクラスプ
ムーブメント:手巻き、Cal.HMC 904(自社製)、90時間パワーリザーブ、毎時21,600振動
仕様:時・分表示、6時位置にミニッツ フライング トゥールビヨン、ミニッツリピーター、ピンクオパールとラッカーのダイアル、リーフ型針の時針および分針、シースルーケースバック
限定:ユニークピース
予価:56,881,000円(税込)
発売予定:2025年6月

ブランドニュース シャネル(CHANEL) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2364.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2380.jpg

 シャネルの2025年の新作は、アイコンウォッチ「J12」の25周年を祝して、メゾンが創り出したマットブルー セラミックを用いた「J12 BLEU」をWatches & Wonders Geneva 2025にて発表しました。

 シャネルのアイコンウォッチ「J12」に、初めてマットなブルー セラミックを用いたモデルが登場しました。2000年にブラック、2003年にホワイトのJ12でウォッチメイキングの世界に革命をもたらしたシャネル。メゾンのウォッチ マニュファクチュールが誇る熟練したサヴォアフェールは、その誕生以来、特筆すべきクリエイションの数々を生み出してきました。J12の誕生から25年を迎えた2025年、唯一無二のカラーを纏った「J12 BLEU」は新たな境地を切り開きます。

 深いマット。鮮烈な個性。高級感と力強さを併せ持つカラーを授けた新たなタイムピース「J12 BLEU」。ファッションやビューティの世界、そして1932年に発表されたハイ ジュエリー コレクション「Bijoux de Diamants(ダイヤモンド ジュエリー)」のジュエリーボックスに至るまで、シャネルのカラーパレットを彩ってきた様々なブルーから、この度、ウォッチのためだけに新たなブルーが生まれました。

 シャネル ウォッチメイキング クリエイション スタジオ ディレクターのアルノー シャスタンは、次のように語っています。「J12の誕生から25年で、シャネルはセラミックをプレシャスな素材に昇華させました。唯一無二のサヴォアフェールの結晶としてスイスの自社工房で製造されるセラミック。メゾンが誇る職人たちの傑出した技術のおかげで、セラミックは創造性を存分に発揮できる素材となったのです」。

 シャネルが5年の歳月をかけて開発したJ12 BLEUの特別なカラー。傷に強く、耐久性に優れ、高い強度を誇るセラミックは、高度な製造技術を要します。J12 BLEUは、セラミックを自在に操り、独自のブルー セラミックを生み出したメゾンの揺るぎない卓越性とシャネル ウォッチ マニュファクチュールの熟練したクラフツマンシップの証です。

「以前から黒に色をつけたい、あるいは青で明るさをもたらしたい、と願っていました。最終的には、直観でこの特別な青を選びました。私が求めていたのは黒に近い青、あるいは青に近い黒、と言うべき厳粛なエレガンスを備えた青でした」とアルノー シャスタンは語ります。

 華やかさと控えめな美しさ、卓越性と緻密さを兼ね備え、様々な表情を見せるJ12 BLEU。稀少なブルーサファイアをあしらったオート オルロジュリー モデルを含む、9つのタイムピースが誕生しました。

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J12 BLEU キャリバー 12.1、J12 BLEU キャリバー 12.2

 インデックスに配した鮮やかなバゲットカットのブルーサファイアが、シャネルの思い描くマットなブルー セラミックと出会うとき、洗練されたエレガンスを纏ったJ12 BLEUが姿を現します。それは、最もピュアな形のブルーです。

 38mmの「J12 BLEU キャリバー 12.1」、33mmの「J12 BLEU キャリバー 12.2」には、それぞれ、シャネルが資本参加するスイスのムーブメント製造会社KENISSI製のオートマティック ムーブメント「キャリバー 12.1」あるいは「キャリバー 12.2」が搭載されています。ダイヤルのインデックスにブルーサファイアを配した本モデルのムーブメントには、ブラックのコーティングが施されています。


J12 BLEU ダイヤモンド トゥールビヨン

 シャネルのオート オルロジュリーの真髄を体現する「J12 BLEU ダイヤモンド トゥールビヨン」。フライング トゥールビヨンの中央では、重量と輝きのバランスを最大限に考慮した0.18カラットのダイヤモンド1粒が煌めきながら回転し、心地の良いリズムを刻みます。ブルーのオープンワークダイヤルの上で浮かび上がるかのように配されたこのダイヤモンドは、ベゼルにセットされた34個のバゲットカット サファイアと呼応しています。

「J12 BLEU ダイヤモンド トゥールビヨン」には、ケースとブレスレットのブルー セラミックの側面を約8時間かけて手作業で磨き上げるという特別な仕上げが施されています。本モデルに搭載された「キャリバー 5」は、スイス、ラショー ド フォンのシャネル自社工房で3年の歳月をかけて開発されたメゾン初の自社製フライング トゥールビヨン ムーブメントです。トゥールビヨンにガブリエル シャネルのお気に入りの宝石、ダイヤモンドを配し、172個のパーツで構成されたこのムーブメントは、シャネルのウォッチメイキングの美学や高い技術力を象徴しています。

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J12 BLEU X-RAY

 透明性にオマージュを捧げる「J12 BLEU X-RAY」は、晴れた日の海や空から着想を得て、このコレクションのためだけに作られたブルーのシェードを纏います。1,600時間以上もの作業を経て、ブルーサファイアクリスタルのブロックから切り出されたケースとブレスレットには、196個のバゲットカットの天然ブルーサファイアがセットされています。シャネルがこだわった極上のディテールとして、ホワイトゴールド製のベゼルとリンクをブラックに染め上げることで、ブルーが奏でる交響曲にエレガントなブラックとのコントラストが演出されています。

 搭載された自社製の「キャリバー 3.1」は、サファイアクリスタル製のプレート、日の裏車のブリッジや歯車のブリッジが光を取り込み、ブラックの歯車の美しさが際立ちます。透明なサファイアクリスタル製ダイヤルには、バゲットカット サファイアのインデックスをセットし、12個の鮮やかなブルーサファイアが浮かんでいるかような優美な印象を一層高めています。


J12 BLEU サファイア(42mm・28mm)

 極端さを厭わないシャネルは、「J12 BLEU サファイア」に42mmケースと28mmケースという、通常のJ12では展開のない2つサイズを取り入れました。

 ミニサイズとマキシサイズの比類なきペアのベゼル、ダイヤル、そしてブレスレットの中央にはブルーサファイアが輝きます。鮮やかなブルーサファイアの無限の煌めきは、マットなブルー セラミックとのコントラストを演出します。「J12 BLEU サファイア」には、スイスにあるシャネルの自社工房で110時間以上をかけて緻密にストーンセッティングが施されており、42mmのモデルは170個の、28mmのモデルは196個のバゲットカット ブルーサファイアを配しています。ブラック仕上げのステンレススティールのベゼルとリュウズは、ブルーサファイアの優美なニュアンスを際立たせるとともに、ブルー セラミックの深みを際立たせています。

 42mmの「J12 BLEUサファイア」は、COSC(スイス公認クロノメーター検査協会)の認定を受けたKENISSI製のオートマティック ムーブメント「キャリバー 12.1」を搭載。ムーブメントにはブラックのコーティングが施されています。

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J12 BLEU CALIBER 12.1
J12 BLEU キャリバー 12.1

ケース径:38mm
ケース素材:高耐性マットブルー セラミック×ブラックコーティングを施したステンレススティール
防水性:200m
ブレスレット:高耐性マットブルー セラミック製ブレスレット、ブラックコーティングを施したステンレススティール製3重折りたたみ式バックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.12.1(自社製)、約70時間パワーリザーブ、COSC認定
仕様:時・分・秒表示、サファイアクリスタル ケースバック、ブラックコーティングを施したステンレススティール製固定ベゼルにバゲットパターン、高耐性マットブルー セラミック リング、マットブルー仕上げのダイヤルにバゲットカット ブルーサファイア12個(約0.28ct)、ブラックコーティングを施したステンレススティール製ねじ込み式リュウズに高耐性マットブルー セラミック カボション
限定:数量限定
価格:4,136,000円(税込)

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J12 BLEU DIAMOND TOURBILLON
J12 BLEU ダイヤモンド トゥールビヨン

ケース径:38mm
ケース素材:高耐性マットブルー セラミック×ブラックコーティングを施したステンレススティール
防水性:50m
ブレスレット:エッジをポリッシュした高耐性マットブルー セラミック製ブレスレット、ブラックコーティングを施したステンレススティール製3重折りたたみ式バックル
ムーブメント:手巻き、Cal.5(自社製)、約42時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、29石
仕様:時・分表示、フライングトゥールビヨン、サファイアクリスタル ケースバック、ブラックコーティングを施したステンレススティール製固定ベゼルにバゲットカット ブルーサファイア34個(約4ct)、ブルーのオープンワークダイヤル、トゥールビヨン ケージにソリテール ダイヤモンド1個(約0.18ct)、ブラックコーティングを施したステンレススティール製リュウズにブリリアントカット ダイヤモンド1個(約0.16ct)
限定:世界限定55本
価格:35,640,000円(税込)

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J12 BLEU X-RAY

ケース径:38mm
ケース素材:ブルーサファイアクリスタル×ブラックコーティングを施した18Kホワイトゴールドケース
防水性:30m
ブレスレット:ブルーサファイアクリスタル×ブラックコーティングを施した18Kホワイトゴールド製ブレスレットにバゲットカット ブルーサファイア138個(約10.15ct)、ブラックコーティングを施した18Kホワイトゴールド製3重折りたたみ式バックル
ムーブメント:手巻き、Cal.3.1(自社製)、約55時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、21石
仕様:時・分表示、ブルーサファイアクリスタル ケースバック、ブラックコーティングを施した18Kホワイトゴールド製固定ベゼルにバゲットカット ブルーサファイア46個(約5.61ct)、サファイアクリスタル ダイヤルにバゲットカット ブルーサファイア12個(約0.43ct)、ブラックコーティングを施した18Kホワイトゴールド製の針、ブラックコーティングを施した18Kホワイトゴールド製リュウズにブリリアントカット ブルーサファイア1個(約0.17ct)
限定:世界限定12本
価格:186,010,000円(税込)

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J12 BLEU SAPPHIRE
J12 BLEU サファイア

ケース径:42mm
ケース素材:高耐性マットブルー セラミック×ブラックコーティングを施したステンレススティール
防水性:50m
ブレスレット:高耐性マットブルー セラミック×ブラックコーティングを施したステンレススティール製ブレスレットにバゲットカット ブルーサファイア110個(約9.29ct)、ブラックコーティングを施したステンレススティール製3重折りたたみ式バックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.12.1(自社製)、約70時間パワーリザーブ、COSC認定
仕様:時・分・秒表示、サファイアクリスタル ケースバック、ブラックコーティングを施したステンレススティール製固定ベゼルにバゲットカット ブルーサファイア48個(約7.44ct)、マットブルー仕上げのダイヤルにバゲットカット ブルーサファイア12個(約0.28ct)、ブラックコーティングを施したステンレススティール製リュウズにブリリアントカット ダイヤモンド1個(約0.16ct)
限定:世界限定12本
価格:105,380,000円(税込)

髙島屋京都店 5階 時計サロン(R0388) カテゴリなし /sites/default/files/tenpoContentThumbnail/title_gr_64.jpg https://www.gressive.jp/send/shop/250409-kyototakashimaya-omega/ <オメガ>グランドオープンフェア 2025年4月23日(水)~5月11日(日) |京都府:京都髙島屋

<オメガ>グランドオープンフェア
2025年4月23日(水)~5月11日(日)
京都府:京都髙島屋

2025年4月23日(水)~5月11日(日)、京都髙島屋5階にある「オメガショップ京都髙島屋店」がグランドオープンし、最新のデザインコンセプトを採用したスタイリッシュな空間に生まれ変わります。 壁や床のゴールドとブランドカラーのレッドが映える店内でオメガの上品な世界観を体感しながらも、ゼブラウッドのナチュラルなぬくもりの中でゆったりと快適にお買い物をお楽しみいただけます。 ぜひお近くにお越しの際は、オメガにお立ち寄りくださいませ。


【詳細はこちら】 tenpocontent オメガ(OMEGA)
ブランドニュース タグ・ホイヤー(TAG Heuer) /sites/default/files/newsThumbnail/01_title_36.jpg /sites/default/files/newsMainImage/01_title_36.jpg 年の新作として、業界をリードするポールポジション獲得を狙う9つの「タグ・ホイヤー フォーミュラ1」最新モデルをWatches & Wonders Geneva 2025にて発表しました。1980年代を華麗に彩ったアイコンウォッチを称えた今回の発表によって、ウォッチメイキングにおけるタグ・ホイヤーの地位がさらに強固なものとなります。洗練された38mmのケースサイズ、ステンレススティールへのサンドブラスト仕上げやDLCコーティングなどのアップグレードされた仕上げ、人間工学に基づくデザインの改良、最先端の“ソーラーグラフ”ムーブメント、人目を引く多彩なカラーバリエーションにより、タグ・ホイヤーは再びトップスピードで走り出しています。2025年から再びF1の公式タイムキーパーを務めるタグ・ホイヤーにとって、この数々の伝説を生んできたコレクションのエネルギーを再び燃え上がらせるのに、これほどふさわしいタイミングはありません。


スピードとパートナーシップが生んだ新しいデザイン

 1986年は、「タグ・ホイヤー フォーミュラ1」コレクションが発表されただけでなく、“タグ・ホイヤー”という新しいブランド名が公式にデビューしたという意味でも、ブランドの歴史において極めて重要な年となっています。この年、歴史あるホイヤー社がテクニーク・ダバンギャルド(TAG)社によって買収されたことで、両社の名がひとつになり、パフォーマンス、イノベーション、未来志向という共通の理念を推進し、時計製造業界の再構築に取り組むことになったのです。

 この戦略に基づいた製品、販売、マーケティング、開発に対する画期的なアプローチにより、「タグ・ホイヤー フォーミュラ1」コレクションは、こうした新しい世界のまさに中心に位置することになります。1980年代後半の精神を取り入れ、スイスの時計業界でそれまで目にすることのなかったカラーで展開されたこのコレクションは、その文化的なつながりを通じて、新たな消費者層に共感を呼び起こしました。

 現在、多くの人々が、初めてのスイスウォッチとして、革新的なデザインに鮮やかなカラーを纏った時計を選んだことを懐かしく思い出しています。今回「フォーミュラ1」のデザインを見直し、極めて革新的な方法でイメージを一新させることで、今もなお、この伝統の一部であり続けられることをタグ・ホイヤーは、とても光栄なことだと考えています。

 発表以来、年を重ねる中で「タグ・ホイヤー フォーミュラ1」は、伝説的なアンバサダーとのタイアップから、Kithやオラクル・レッドブル・レーシングといった有名ブランドとのパートナーシップまで、その歩みを形作るコラボレーションによって進化を続けてきました。こうしたコラボレーションのすべてがブランドのDNAと時計愛好家の心に刻まれ、コレクションが単に高精度の時計というだけでなく、モーターレーシングのスリルを生き生きと体感できるものであることを証明しています。

 F1の公式タイムキーパーを務めるタグ・ホイヤーは、モータースポーツと極めて深い絆を築いてきました。1971年のフェラーリ、1979年のマクラーレンとの先駆的なスポンサーシップから、現代のレースにおける手に汗握るフィニッシュの計時まで、タグ・ホイヤーのレガシーは、数十年にわたり高速レースを繰り広げてきたF1の歴史の中に刻まれています。今回「タグ・ホイヤー フォーミュラ1」コレクションは、さまざまな感動を生んできた歴史に先進的なデザインとイノベーションを融合させた新作タイムピースを発表し、この絆を改めて祝福します。

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次世代へ向けたデザイン

 最新の「タグ・ホイヤー フォーミュラ1」コレクションでは、モーターレーシングに着想を得たデザインを新鮮かつ、エネルギッシュに解釈した9つの個性的なモデルが登場。このうち、ステンレススティール製ブレスレットが付いたクラシックなブラックとホワイトのダイヤルのモデルとディープブルーのモデル、さらに大胆なレッドのモデルがコアコレクションを構成します。残りの6モデルは、リミテッドエディションとなっており、ブラック×レッド、ブラック×イエロー、ブルー×ブラック、ホワイト×グリーン、ホワイト×レッド、グリーン×レッドの印象的なカラーコンビネーションが特徴です。いずれのモデルも1986年のオリジナルコレクションにオマージュを捧げるものであり、当時、時計愛好家やコレクターの共感を呼んだ、スイスの時計製造業界において際立っていた主要な要素はそのまま受け継いでいます。

 オリジナルの35mmモデルから進化した38mmバージョンは、この時計のエレガンスを高める独特な“デクロシェ”と呼ばれるデザイン上の特徴は継承し、スポーティさと日常使いの絶妙なバランスを実現しながら、さまざまな腕元のサイズにフィットするようデザインされています。また、人間工学に基づく改良により、「タグ・ホイヤー フォーミュラ1」の特徴である大胆な存在感を損なうことなく、快適で並外れた装着感を提供します。スーパールミノバ®を塗布したアプライドタイプのインデックスは、オリジナルのシールド型マーカーを再解釈したもので、時計の外観をよりスタイリッシュなものにしています。さらに、オリジナルのデザインに着想を得た針は、より高度な仕上げと改善されたプロポーションで生まれ変わり、時計のプレミアム感をさらに際立たせています。これにより、どのような照明の下でも最高の視認性が確保されるとともに、ケース全体のバランスが見直されることで、快適性と視覚的インパクトの両方が向上しています。

 すべてのモデルには、ブランドのレガシーを現代的に解釈したタグ・ホイヤーのシールドロゴをダイナミックにエンボス加工であしらったラバーストラップ、ラバーレーシングストラップ、エレガントなステンレススティール製ブレスレットのいずれかが取り付けられ、高い汎用性を約束しています。ステンレススティール製ブレスレットは、デザインを一新させることで、連結部分の可動性が向上し、手首の動きにスムーズにフィット。優れた装着感と洗練された上質な印象をもたらしています。

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パフォーマンスを牽引するイノベーション

 この新作のDLCコーティングとサンドブラスト仕上げを施したステンレススティール製ケースやTHポリライト製ケースの心臓部には、「タグ・ホイヤー フォーミュラ1」コレクション初となる“ソーラーグラフ”ムーブメントが搭載されています。タグ・ホイヤーが開発したこのムーブメントは、無限のエネルギー源である太陽を利用することで知られ、多くのメリットをもたらすことを約束しています。

 このソーラーグラフムーブメントでは、バッテリーは時計が太陽光や人工光にさらされることで充電されます。直射日光にわずか2分間当てるだけで、この時計を丸一日動かすのに十分な動力を蓄えることができます。また、太陽光に40時間ほど当ててフル充電されると、その後、一切光に触れることがなくても、最大10か月間連続で時計は動き続けます。時計が止まってしまった場合も、超効率的な充電機能を備えているので、わずか10秒間光源にさらすだけで時計は再び動き始めます。このバッテリーも15年という驚異的な寿命を誇り、長期にわたる信頼性を保証します。

 ムーブメントに加えて、今回新たに導入されたのが、タグ・ホイヤーが開発した“THポリライト”。軽量で耐久性に優れ、無限のカラーバリエーションを実現し、人間工学とデザイン性の両面を最適化することが可能な新素材は、タグ・ホイヤーのイノベーションへのひたむきな取り組みにおける新たなマイルストーンを記すものとなっています。「タグ・ホイヤー フォーミュラ1」のファンに長年親しまれてきたアイコニックな菊の花を思わせるような双方向回転ベゼルにも改良が施され、THポリライトが採用されることで、回転させると上質な機械音が響き、時計の知覚体験を向上させる洗練された要素も加えられています。

 サーキットでも、街中でも、この新作タイムピースは力強いメッセージを放ちます。レースは決して止まらないから。

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TAG Heuer Formula 1 Solargraph
タグ・ホイヤー フォーミュラ1 ソーラーグラフ

Ref:WBY1111.BA0042
ケース径:38.0mm
ケース厚:9.9mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:100m
ストラップ:ステンレススティール、フォールディングバックル
ムーブメント:ソーラークォーツ、Cal.TH50-00
仕様:時・分・秒・日付表示、TH-ポリライト回転式ベゼル、ホワイトオパーリンダイヤル
予価:286,000円(税込)
発売予定:2025年4月

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TAG Heuer Formula 1 Solargraph
タグ・ホイヤー フォーミュラ1 ソーラーグラフ

Ref:WBY1117.FT8087
ケース径:38.0mm
ケース厚:9.9mm
ケース素材:ステンレススティール(DLC、サンドブラスト加工)
防水性:100m
ストラップ:イエローラバー、ブラックDLCコーティングを施したステンレススティール製ピンバックル
ムーブメント:ソーラークォーツ、Cal.TH50-00
仕様:時・分・秒・日付表示、TH-ポリライト回転式ベゼル、ブラックオパーリンダイヤル
予価:269,500円(税込)
発売予定:2025年10月

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TAG Heuer Formula 1 Solargraph
タグ・ホイヤー フォーミュラ1 ソーラーグラフ

Ref:WBY1160.FT8085
ケース径:38.0mm
ケース厚:9.9mm
ケース素材:TH-ポリライト(サンドブラスト加工)
防水性:100m
ストラップ:グリーンラバー、ステンレススティール製ピンバックル
ムーブメント:ソーラークォーツ、Cal.TH50-00
仕様:時・分・秒・日付表示、TH-ポリライト回転式ベゼル、ホワイトオパーリンダイヤル
予価:269,500円(税込)
発売予定:2025年9月

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TAG Heuer Formula 1 Solargraph
タグ・ホイヤー フォーミュラ1 ソーラーグラフ

Ref:WBY1161.FT8086
ケース径:38.0mm
ケース厚:9.9mm
ケース素材:TH-ポリライト(サンドブラスト加工)
防水性:100m
ストラップ:レッドラバー、ブラックDLCコーティングを施したステンレススティール製ピンバックル
ムーブメント:ソーラークォーツ、Cal.TH50-00
仕様:時・分・秒・日付表示、TH-ポリライト回転式ベゼル、ホワイトオパーリンダイヤル
予価:269,500円(税込)
発売予定:2025年9月

ブランドニュース タグ・ホイヤー(TAG Heuer) /sites/default/files/newsThumbnail/02_title_38.jpg /sites/default/files/newsMainImage/02_title_38.jpg

 大胆な革新性と精度を極めるクラフトマンシップで知られるスイスの高級時計ブランド、タグ・ホイヤーから2025年の新作として、感動的な進化を遂げたタイムレスなアイコン「タグ・ホイヤー カレラ デイデイト」がWatches & Wonders Geneva 2025にて発表されました。これは、モーターレーシングのヘリテージに深く根ざし、いつの時代にも色褪せないデザイン、比類のない性能、歴代の世界トップクラスのドライバーたちとの揺るぎない絆で知られるタイムピースが、さらなる高みへと格上げされ、際立った進化を遂げたことを記すものです。今回タグ・ホイヤーは、伝統とモダニティを融合させた6つの魅力あふれる新作モデルで、卓越したウォッチメイキングへ反映した、ブランドのひたむきな想いを表現しています。

 長年にわたりタグ・ホイヤーのコレクションのラインナップにおいて重要な地位を占め、ブランドを代表する定番タイムピースとして高い評価を得てきた「タグ・ホイヤー カレラ デイデイト」。その控えめなエレガンスと確かな機能性で、多くの人々の腕元を飾り、その心を捉えてきました。「カレラ デイデイト」の重要性を深く認識しているタグ・ホイヤーは、このモデルをさらなる高みへと引き上げるため、自社製ムーブメントのアップグレードとデザインをさらに洗練させることにより、多様な顧客ニーズに応える幅広い選択肢の提供を実現しました。


モーターレーシングを愛する想いが紡ぐストーリー

「タグ・ホイヤー カレラ」の重要性を理解するには、ジャック・ホイヤーが自身のモータースポーツへのあふれる情熱を体現する時計を構想した1960年代初頭にまで時を遡る必要があります。1950年代にメキシコで開催され、無謀なまでの大胆さとその結果得られる栄光に包まれた過酷なロードレースとして知られる伝説の「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」に感銘を受けたジャック・ホイヤーは、このレースに果敢に挑んだドライバーたちの精神を捉えた時計を製作することを決意します。

 ジャックがこだわったのは、高い視認性、精度、実用性。つまり、レースでほとばしるアドレナリンに負けないラギッドさを備えながらも、さりげなくエレガントな時計でした。

 こうして1963年に「タグ・ホイヤー カレラ」が誕生。そのすっきりとしたラインと革新的なクロノグラフデザインにより、一躍モーターレーシングの黄金時代を象徴する寵児となります。ただし、モータースポーツの世界でその地位を揺るぎないものにしたのは、優勝したドライバーにゴールドの「タグ・ホイヤー カレラ」を贈るというジャックの妙案でした。こうしてモーターレーシング界だけでなく、この時代を代表する人物たちが着用した「カレラ」は、瞬く間に成功のシンボルとなり、時には、勝利を呼び込む存在とさえみなされるようになったのです。

「タグ・ホイヤー カレラ」が“サクセスウォッチ”であることを示す最も顕著な例のひとつが、1970年に発表された「タグ・ホイヤー カレラ Ref.1158」です。ホイヤー社がスイス証券取引所に上場したことを記念して誕生したこの時計は、ジャック・ホイヤー自身を含むホイヤー家のメンバーが着用していました。これに続いたのが、ブランドが大成功を収めた時代。特に、1971年のフェラーリとの計時に関する契約がハイライトとなり、1975年にはフェラーリのドライバー、ニキ・ラウダが念願のF1ワールドチャンピオンに輝きます。

 その後も、偉大なレーシングドライバーたちの腕元を飾りながら、「タグ・ホイヤー カレラ」の勝利をもたらす旅は続きます。1971年、伝説のドライバー、マリオ・アンドレッティにゴールドの「ホイヤー カレラ」が贈られると、翌1972年、まるでその「カレラ」の勝利の女神が宿ったかのように、フェラーリはこの年のモーターレース界を席巻。アンドレッティは、デイトナ6時間レース、セブリング12時間レース、ブランズ・ハッチ 1,000kmレース、ワトキンス・グレン6時間を次々と制しました。こうして「タグ・ホイヤー カレラ」は、勝利のシンボルとなり、口に出さなくても、身に着けるだけで勝利をもたらすと信じられるようになったのです。

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 F1の黄金時代、トップでフィニッシュラインを越えたドライバーは、観衆が喝采をあげる中、勝利と卓越性の永遠のシンボルである月桂冠を首にかけて表彰台に上りましたが、「タグ・ホイヤー カレラ」もこうしたチャンピオンたちの腕元を飾り、忘れられない瞬間を共に刻んだのです。

 スウェーデン出身のF1のレジェンド、“スーパースウェード”ことロニー・ピーターソンや、現代のチャンピオン、マックス・フェルスタッペンもまた、「タグ・ホイヤー カレラ」とモーターレーシング界とのつながりを強固にした並外れたアスリートたちです。勝利の瞬間に「ホイヤー カレラ」が腕に輝いている彼らの姿は、精度、達成、勝利のシンボルとしての時計のレガシーをさらに強く印象づけてきました。

 そして2025年。タグ・ホイヤーは「タグ・ホイヤー カレラ デイデイト」を発表し、モーターレーシングの歴史的瞬間の数々と「タグ・ホイヤー カレラ」との深いつながりを讃えることで、この豊かなヘリテージを継承し続けます。その輝かしい過去を礎にしたこの新作には、「タグ・ホイヤー カレラ」を何世代にもわたり特徴づけてきた成功と自らの限界を超えていく精神が反映されています。

 汎用性と個性にこだわってデザインされた、新作「タグ・ホイヤー カレラ デイデイト」。それぞれに異なるダイヤル、素材、ストラップを備えた6モデルをラインナップすることにより、タグ・ホイヤーはこの新作コレクションをどんなシーンにも、好みにも合うものにしています。大胆な色使い、洗練された仕上げ、実用的な機能性など、このコレクションは、「タグ・ホイヤー カレラ」のタイムレスなDNAに根ざしながら、あらゆる人に語りかけます。

 それぞれのモデルに独自の個性を与えているのがダイヤル。「タグ・ホイヤー カレラ」のシグネチャーブルーを纏ったモデルは、クラシックなエレガンスを醸し出すサンレイ加工サテン仕上げが施されている一方、スモーキーレッドのオパーリンダイヤルは、洗練されたモダンなタッチを添えています。また、控えめな上品さを好む人のエレガントなチョイスとなるのが、ブラックオパーリンのダイヤル。ブレスレットは、ステンレススティール製のタイプと、サテン仕上げを施したステンレススティールと18K 5Nローズゴールドを組み合わせたタイプの2種類があります。汎用性を高めるためにこのコレクションにさらに顔を並べるのは、グレイン仕上げを施したブラックダイヤルのモデル。印象的なレッドラッカー仕上げのセンター針と鮮やかなブルーでダイヤルにアクセントをつけ、スポーティでダイナミックな魅力をプラスしています。さらに、ロジウムコーティングや18K 5Nローズゴールドコーティングを施した針とインデックスなど、慎重に選ばれたディテールがその美観を高めています。

 特に注目すべきモデルが、今回のコレクションの主役を務める「タグ・ホイヤー カレラ デイト ツインタイム」。モータースポーツの黄金時代を彷彿させるレーシングカーのカラーリングに着想を得たティールカラーを纏ったサンレイ加工サテン仕上げのダイヤルは、ツートーンカラーのフランジによって見る人を瞬時に魅了する視覚的インパクトを放ちます。ブランドの伝統を受け継ぐ「タグ・ホイヤー カレラ GMT」にインスパイアされた先端部分を赤くしたGMT針は、目の肥えた時計愛好家に贈る控え目なオマージュ。その形状は、時計師が使うピンセットのような精密工具をそれとなく連想させます。ロジウムコーティングを施したアラビア数字と組み合わされることで、機能性が高まり、世界を飛び回る人にとっての洗練された実用的なモデルが誕生しました。

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腕元を飾る精度と快適な装着感

「タグ・ホイヤー カレラ デイデイト」では、一目でそれと分かるシルエットはそのままに、さりげないながらもインパクトのある改良を加えています。スタイリッシュな外観を保ちながら、より大きく間隔を空けた目盛りなど、視認性を向上させるよう、あらゆるディテールにこだわった3Dダイヤルデザインが特徴です。このコレクションの中心を成すデイデイト機能は、日付ディスク(モデルによっては同系色)が、ダイヤルにシームレスに組み込まれ、三角形のハイライターが遊び心のあるモダンなタッチを添えています。

 このコレクションでは装着感にもこだわり、今の時代のニーズに合うようブレスレットとストラップのオプションが見直されました。ステンレススティール製ブレスレットには、新しいクイックチェンジリンクシステムが採用されています。これによって、工具を必要とすることなく、自宅で簡単にサイズ調整ができるようになります。このユーザーフレンドリーな機能は、ブレスレットの先が細く、柔軟性のあるデザインと相まって、実用性とエレガンスを両立させています。一方、ファイングレイン仕上げを施したブラックダイヤルのモデルに取り付けられているレザーストラップは、両サイドにライトブルーのライニングが見え、これが控えめながらもインパクトのあるデザインになり、これまでにない新鮮な印象を与えています。

「タグ・ホイヤー カレラ デイト ツインタイム」には、新しいクイックリンクチェンジシステムとダブルフォールディングバックルを備えた、アイコニックなステンレススティール製カレラH型ブレスレットが取り付けられています。


カレラを支えるメカニズム

 新作「タグ・ホイヤー カレラ デイデイト」を駆動するのが自社製ムーブメントTH31。AMTとの共同開発によりタグ・ホイヤー専用に製造されたTH31-02とTH31-03(ツインタイム用)は、約80時間という驚異的なパワーリザーブを実現し、5年間の延長保証も適用されます。こうしたムーブメントは、シールド型のローターがケースバックから覗き見ることができるだけでなく、高級感あふれる仕上げが施され、コレクターや愛好家をうならせるクラフツマンシップのさらなるオーラを纏っています。

 また、「タグ・ホイヤー カレラ」を長年愛されるものにしてきた快適な装着感はそのままに、ベゼルの形状をより薄く洗練された形にアップデートすることで、クリスタルの開口部が広くなり、ダイヤル全体の存在感が増し、視認性が向上しています。

 ダイヤル構造も一新。ドーム型風防であるグラスボックスデザインから着想を得た立体的な要素を取り入れることで、可読性を向上させつつ、時計に奥行き感とバランスがもたらされています。

 ケースバックにあしらわれた“勝利の冠”の刻印は、控えめながらも深い意味を持つ要素でもあります。「タグ・ホイヤー カレラ デイデイト」のそれぞれのモデルを「カレラ」が紡いできたモーターレーシングの歴史と結びつけながら、身に着ける人の勝利を呼び込む存在としての役目も果たします。この成功と達成のシンボルはまた、「タグ・ホイヤー カレラ」を過去の偉業とも結びつけ、時計を身に着ける人たちに「カレラ」の歴史を具体的な形で思い起こす機会を提供すると同時に、さりげないサクセスウォッチとしてその人生を彩ります。

 何世代にもわたりタグ・ホイヤーの代名詞となってきた、勝利、精度、卓越性といった価値観をタイムレスに象徴する「タグ・ホイヤー カレラ デイデイト」。モーターレーシングの黄金時代に優勝ドライバーの腕元を飾ったゴールドのモデルから、今回の大胆な再解釈まで、このアイコニックなタイムピースはさまざまな偉業を称えるものとなっています。

 今、新たな時代に向けて「カレラ」が進化する中、まだ答えられていないひとつの問い。

「次に誰の勝利をこのカレラが見届けることになるのだろうか?」

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TAG Heuer Carrera Day-Date
タグ・ホイヤー カレラ デイデイト

Ref:WDA2112.BA0043
ケース径:41.0mm
ケース厚:12.7mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:100m
ストラップ:ステンレススティール、フォールディングバックル
ムーブメント:自動巻、Cal.TH31-02、80時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)
仕様:時・分・秒・日付・曜日表示、ブルーのサンレイ加工サテン仕上げダイヤル、シースルーケースバック
予価:605,000円(税込)
発売予定:2025年4月

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TAG Heuer Carrera Day-Date
タグ・ホイヤー カレラ デイデイト

Ref:WDA2110.FC6614
ケース径:41.0mm
ケース厚:12.7mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:100m
ストラップ:パンチング加工を施したブラックカーフ、ステンレススティール製フォールディングバックル
ムーブメント:自動巻、Cal.TH31-02、80時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)
仕様:時・分・秒・日付・曜日表示、ブラックのファイングレイン仕上げダイヤル、シースルーケースバック
予価:599,500円(税込)
発売予定:2025年4月

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TAG Heuer Carrera Day-Date
タグ・ホイヤー カレラ デイデイト

Ref:WDA2111.BD0001
ケース径:41.0mm
ケース厚:12.7mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:100m
ストラップ:ステンレススティールと18K 5Nソリッドローズゴールド製ブレスレット、ステンレススティール製フォールディングバックル
ムーブメント:自動巻、Cal.TH31-02、80時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)
仕様:時・分・秒・日付・曜日表示、ブラックオパーリンダイヤル、シースルーケースバック
予価:1,265,000円(税込)
発売予定:2025年4月

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TAG Heuer Carrera Date Twin-Time
タグ・ホイヤー カレラ デイト ツインタイム

Ref:WDA2114.BA0043
ケース径:41.0mm
ケース厚:12.6mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:100m
ストラップ:ステンレススティール、フォールディングバックル
ムーブメント:自動巻、Cal.TH31-03、80時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)
仕様:時・分・秒・日付表示、GMT、グリーンのサンレイ加工サテン仕上げダイヤル、シースルーケースバック
予価:693,000円(税込)
発売予定:2025年4月

ブランドニュース タグ・ホイヤー(TAG Heuer) /sites/default/files/newsThumbnail/03_title_13.jpg /sites/default/files/newsMainImage/03_title_13.jpg

 2025年の新作としてタグ・ホイヤーが、フォーミュラ1®への復帰を記念して、挑戦的な新作「タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ | F1®」をWatches & Wonders Geneva 2025にて発表しました。

 タグ・ホイヤーは、2025年1月にミリ秒単位の精度とエンジニアリングの完璧さによって際立つスポーツ、フォーミュラ1の公式タイムキーパーとして華々しく復帰したことを発表しました。この歴史的なパートナーシップを記念して、タグ・ホイヤーから自社史上最も複雑なタイムピースのひとつとなる「タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ | F1®」が登場します。この桁外れのタイムピースは、モータースポーツの精度の頂点を極め、160年以上にわたってタグ・ホイヤーのレガシーを形作ってきた革新への不滅の想いを称えるものです。


アヴァンギャルドなデザインとスプリットセコンドがもたらす精度の融合

 1969年のデビュー以来、「タグ・ホイヤー モナコ」は大胆さとアヴァンギャルドなデザインのシンボルとして君臨してきました。従来のウォッチメイキングの常識を覆した「タグ・ホイヤー モナコ」は、世界初の防水機能を備えた自動巻角型クロノグラフ腕時計であり、名高いキャリバー11を搭載するなど、その革新性によって瞬く間に一世を風靡します。特徴的なスクエア型ケース、シグネチャーブルーのダイヤル、左側にリューズを配した「タグ・ホイヤー モナコ」は最先端のスタイルと卓越した技術力の代名詞となりました。

「タグ・ホイヤー モナコ」はまた、1971年公開の映画「栄光のル・マン」でスティーブ・マックイーンが着用したことでも知られており、ポップカルチャーにおいても特別な地位を占めています。また、モータースポーツ界のレジェンドや、サミー・デイヴィス・ジュニア、スタンリー・キューブリックといったクリエイティブな先見性を持った人物たちとも関わりがあったことが、反骨精神あふれるスタイルと革新性の代名詞としてのこのタイムピースのステータスをさらに高めることになりました。

 クロノグラフムーブメントにおける卓越したノウハウを武器に今回タグ・ホイヤーが開発したのが、「タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ | F1®」。このタイムピースは、タグ・ホイヤーの高精度計時の歴史に深く根ざした複雑機構を復活させたもので、メゾンは1世紀以上にわたってこの高度に複雑なクロノグラフ機能に関する技術の習得に励んできました。1916年、タグ・ホイヤーは、1/100秒単位で複数のタイムを同時に計測できるストップウォッチ「マイクロスプリット」を発表します。この初期の功績が、20世紀初頭のオリンピックで使用されたストップウォッチから、ハイオクなモータースポーツの環境で使用されたダッシュボードタイマーまで、他の一連の計時機器の基礎を築きました。

 1960年代に入ると、ホイヤーのスプリットセコンド ストップウォッチ Ref.11.402が、レースのピットでの信頼されるツールとなり、決定的な瞬間に違いを生み出すタイミングでスクーデリア・フェラーリのようなチームをサポートしました。その後、1990年代になると、メゾンのクォーツ スプリットセコンド クロノグラフが、アイルトン・セナ、ゲルハルト・ベルガー、ミハエル・シューマッハといった、レーシングレジェンドたちの間で広く支持を集めるようになります。

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フォーミュラ1®との深い結びつき

 タグ・ホイヤーがF1とともに紡いできた歴史は、このスポーツの歴史と言ってもいいほどのものです。両者のパートナーシップが始まったのは1969年。この同じ年に「タグ・ホイヤー モナコ」も発売され、さらにF1マシンに自社のロゴを飾るという先駆的な決断を下したことで、F1におけるスポンサーシップの状況を一変させました。1971年には、ブランディングからレーシングチームへの積極的なサポートへと移行し、モータースポーツ界で名高いチームと関係を築く基盤を作りました。

 1970年代から1980年代にかけて、スクーデリア・フェラーリやマクラーレンといったチームとの協力関係を通じて、タグ・ホイヤーはレース当日のオペレーションに欠かせない存在となっていきます。また、正確な計時が、ヨッヘン・リント、ニキ・ラウダ、アイルトン・セナといったドライバーたちをレジェンドの地位にまで導くのに不可欠なものであったことも証明されました。1992年、F1の公式タイムキーパーの役割を担うことで、ブランドの地位はさらに高まり、その技術力がこのスポーツの重要なタイム計測やスコアリングのシステムと一体化します。

 F1が75周年を迎える今、タグ・ホイヤーは、公式タイムキーパーとして復帰し、スポーツとの深い結びつきと精度における卓越した伝統を再確認しています。さらにタグ・ホイヤーは史上初めてモナコグランプリのタイトルパートナーとなり、モータースポーツの中でも最も象徴的なレースの一つとの関係をさらに強化しています。


精度の真髄

「タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ | F1®」の心臓部で鼓動を刻むのが、自動巻スプリットセコンド クロノグラフ キャリバーTH81-00です。このムーブメントは、タグ・ホイヤーがこれまでに製造したクロノグラフ キャリバーの中で最も軽量でありながら、最も先進的なキャリバーのひとつ。フランス語で「ラトラパンテ」と呼ばれるスプリットセコンド機能は、その複雑さで知られています。この独創的なメカニズムにより、2人のタイムを同時に計測することができるため、複数のレースラップや同時進行のスポーツイベントを記録するのに最適です。

 手作業で仕上げられた面取りからブラックのミラーポリッシュ仕上げのネジまで、キャリバーTH81-00のあらゆるディテールにスイスのクラフトマンシップが息づいています。アイコニックなタグ・ホイヤー シールドの形をしたローターは、サテン仕上げが施され、サーキットの紅白の縁石をイメージしたハンドペイントが目を惹きます。タグ・ホイヤーの象徴である、チェッカーフラッグパターンが各ブリッジに施され、ポリッシュ仕上げの面取りは、すべて手作業で施されており、メゾンの最高級仕上げへのこだわりを物語っています。

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ムーブメントからケースへ、クラフトマンシップの証し

 1969年に発表されたオリジナルモデルを大胆に再解釈した「タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ | F1®」は、現代のウォッチメイキングの驚異です。ホワイトセラミックやサファイアクリスタルなどの最先端素材を使用したケースは、耐久性を損なうことなく、人間工学に基づいた最適な装着感を実現しています。

 セラミックは加工が極めて難しいことで知られていますが、タグ・ホイヤーはこの繊細な素材を見事に使いこなし、ムーブメントを収納する金属製の容器を使用せずにケースを作り上げました。まさに、タグ・ホイヤーの優れたエンジニアリングと技術的卓越性があってこそ成し遂げられた偉業です。成形されたセラミックケースとは異なり、各部品はシャープな仕上がりと優れた精緻さを実現するために精密に機械加工が施されています。さらに、ケースのあらゆる角度、カーブ、表面はすべて手作業で仕上げられ、比類のない品質を約束しています。この技術はケース自体にも見られ、ダイヤルの下にある2つのアーチにもホワイトセラミックが使われています。

 セラミックとサファイアのバランスの取れた組み合わせにより、ケースは性能とエレガンスが絶妙な調和を湛えています。また、サファイアクリスタルを広範囲に使用することで、ケースとキャリバーのシームレスな融合も実現。特筆すべきは、時計の心臓部への入り口であるケースバックが、1枚のサファイアクリスタルで作られていること。これにより、内部の複雑なキャリバーTH81-00を遮るものなく眺めることができ、魅惑的な視覚体験を生み出しています。


腕元で感じるF1の興奮

 F1のシグネチャーカラーとダイナミックな精神にインスパイアされたこのタイムピースは、スタイリッシュなホワイトセラミックのケース、リューズ、プッシュボタンが高性能なレーシングマシンのエアロダイナミックなラインを映し出し、精度とパフォーマンスの両方を表現しています。細部に至るまで、F1のエンジニアリングに見られるクラフトマンシップと技術的な完成度が感じられます。

 レース当日に湧き上がるアドレナリンを見事に体現しているのが、鮮やかなレッドに色づいた半透明のダイヤル。また、クロノグラフカウンターにインスピレーションを与えたのが、サーキットのデザインです。アスファルトのような仕上げ、ホワイトとイエローのスターティンググリッドポジション、F1の公式タイポグラフィといった特徴が、このスポーツのビジュアル言語と競争心を真に反映しています。両カウンターにまたがって描かれているのが、イギリス人コメンテーター、デビッド・クロフトを有名にしたフレーズ「LIGHTS OUT & AWAY WE GO(ライトが消えた。一斉にスタート!)」です。この今や伝説となっているフレーズは、グランプリがスタートするたびに起こる一瞬の緊張感と興奮を捉え、このタイムピースのアイデンティティに欠かせない要素となっています。

 F1との深いつながりをさらに強調するのが、ミニッツトラックの6時位置に控え目に配されたF1のロゴ。12時位置に輝くグリーンとレッドのタグ・ホイヤー シールドには、リューズ上のシールドと呼応するように手作業でラッカー仕上げが施され、レーシングDNAを締めくくるタッチを添えています。

 この特別なタイムピースには、テキスタイルパターンのエンボス加工が施されたホワイトのカーフストラップが付き、グレード5チタン製ダブルフォールディングバックルは、イージーアジャストリンクを備えています。F1のシグネチャーカラーに着想を得た特製デザインのウッドボックスに収められるパッケージは、ホワイトとレッドの色調が特徴で、タイムピースを見事に引き立てます。

 わずか10本のリミテッドエディションとして、それぞれに個別のシリアルナンバーが刻印された「タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ | F1®」を所有することは、モーターレーシング史の一部を手にすることに匹敵します。

 エンジンの轟音から生まれ、最先端の精度で作り上げられたF1の感動を腕元に。

 タグ・ホイヤーのために、もう一度、「LIGHTS OUT & AWAY WE GO(ライトが消えた。一斉にスタート!)」と叫びたくなるタイムピースです。

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TAG Heuer Monaco Split-Seconds Chronograph | F1®
タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ | F1®

Ref:CBW2190.FC8356
ケースサイズ:41.0mm
ケース厚:15.2mm
ケース素材:ホワイトセラミック
防水性:100m
ストラップ:エンボス加工された手縫いのホワイトカーフ、グレード5チタン製フォールディングバックル
ムーブメント:自動巻、Cal.TH81-00、65時間パワーリザーブ、毎時36,000振動(5Hz)
仕様:時・分・秒表示、スプリットセコンド クロノグラフ、レッドの半透明ダイヤル、シースルーケースバック
限定:世界限定10本
予価:19,140,000円(税込)
発売予定:2025年第4四半期

ブランドニュース ユリス・ナルダン(ULYSSE NARDIN) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2368.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2384.jpg

 最初のダイバーズウォッチは1950年代に遡り、今日となっては革新性、技術的創造性、性能の面で、もはや可能性の限界に達してしまっていると思われる方もいるかもしれません。しかし、限界に挑戦することがあなたのDNAの一部であったらどうでしょうか。

 スイスの独立系時計マニュファクチュールであるユリス・ナルダンにとって、限界とは常に打ち破るべきものなのです。ユリス・ナルダンは秘められていた時計製造の可能性を実現し、新たなる挑戦に挑みました。それが、世界最軽量の機械式ダイバーズウォッチ「ダイバー エアー」です。

 ハイホロロジー。ハイテクノロジー。ハイパフォーマンス。これらは、ダイバー エアーを物語る3つの特長です。すでに強烈な印象を放つ3つの強みが、この度、史上初めて1つにまとめられました。ダイバー エアーは、不可能を可能にした時計なのです。

「可能なことは、もちろん実現する。不可能なことも、必ず成し遂げるだろう」― ポール=ダヴィッド・ナルダン、1876


スケルトンウォッチとスポーツウォッチのハイブリッド

 ユリス・ナルダンは、他の時計メーカーに先駆けて早くからダイビングシーンに参入し、1893年にブランド初の防水計器、1964年にブランド初のダイバーズウォッチ、そして2001年には永久カレンダーを搭載し、200m防水の世界初にして唯一のダイバーズモデルであるアクア・パーペチュアルを世に送り出しました。

 さらに、2021年、ユリス・ナルダンはダイバーズウォッチにスケルトン構造を組み合わせることで業界に革命をもたらしたタイムピース、ダイバーXスケルトンを発表しました。実際、今日では多くのコレクターが、衝撃に耐えられる頑丈な日常使いの時計としてダイバーズウォッチを購入し、また、大切に身につける貴重な宝石として高級時計をコレクションに加えることもあります。ユリス・ナルダンは両方の最高の要素をシームレスに兼ね備える時計を構想しました。

 画期的な躍進を遂げてもなお、栄誉にあぐらをかくことなく前進し続けるのがユリス・ナルダンです。究極のスポーツウォッチを実現するには、さらに改良の余地もありました。より強く、より洗練され、そして何よりも軽量でなければなりません。極限の環境にも耐えるよう設計されたスケルトン構造のスポーツウォッチ「ダイバー エアー」をご紹介します。従来の半分の重量まで軽量化が実現されています。


世界最軽量の機械式ダイバーズウォッチ

 参考までに、2019年に発売されたユリス・ナルダンのダイバー 44mmの重量は120.5gで、丈夫で堅牢なダイバーズウォッチとしては想定内の重さです。2021年のダイバーXスケルトンは、その重量を15gも削減し、総重量は105.8gとなっています。スケルトンキャリバーの内部にどれほどの余白があるかを考慮すると、軽量化がいかに困難な課題であるかがわかります。それでも、ダイバー エアーは、ダイバー 44mmから68.6gもの重量を削減することに成功し、ダイバーXスケルトンの半分以下の重量を実現しています。これは、率直に言って、非現実的と思えるほどです。その方法をみていきましょう。

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 ダイバーXスケルトンのUN-372 ムーブメントを基盤として、全体的に再設計され、ユリス・ナルダンの新しい革新的なハイテクキャリバーUN-374が開発されました。ストラップ込みでわずか52g、ストラップを外すと46gというダイバー エアーの驚異的な軽さを実現するために、ダイバーXスケルトンのキャリバ ーから素材を取り除く必要がありました。その一方で、時計の信頼性と性能は妥協することなく維持しなければなりません。

 そのために、ユリス・ナルダンのデザイナーたちはムーブメントの素材を削り、その一方で、なんとかしてさらに強固なものにしようと努めました。より堅牢でなければなりません。質量が減るにつれ、残った部分も再構成され、構造にさらなる弾力性がもたらされました。これは、細長いブリッジを使用して三角形を形成することで実現されました。三角形は、曲げやゆがみに抵抗するために、工学や建築分野で見られる堅固な形状です。この技術は、ユリス・ナルダンが最初のスケルトンウォッチを製作して以来、30年以上にわたって培われてきたものです。

 時計内部の空間は80%が空気で、素材(時計のムーブメント)はわずか20%であるにもかかわらず、高度にスケルトナイズされたキャリバーUN-374は、5,000Gという強烈な衝撃にも耐えることができます。また、一般的な衝撃や振動に対する耐久性もテストされ、数日間にわたって数千の衝撃を繰り返し、ラボ内だけにとどまらず、実際の環境下でも性能が試され、ユリス・ナルダンの名にふさわしい時計であることが証明されました。

 新しいキャリバーをよく見ると、ユリス・ナルダンが性能を妥協することなく、いかにして大幅な軽量を実現したかが分かります。ブリッジは幅がわずか数ミリで、さらなる軽量化を実現するために空洞になっており、一方、巻き上げローターは必要最小限のサイズに抑えられています。動力を蓄える主ゼンマイの香箱は、トップブリッジの重量を減らすためにフライング構造に再設計されました。さらに軽量化を図るため、香箱自体の素材も取り除かれ、キャリバーの総重量はわずか7gという、すでに軽量であったダイバーXスケルトンムーブメントの半分以下の重さまで減少されました。いくつかの部品も再設計され、最適なパフォーマンスを実現するだけでなく、全体の魅力を向上させる視覚的なバランスも追求されています。結局のところ、性能と同じくらい見た目も魅力的な時計を好まない人はいないでしょう。

 なぜユリス・ナルダンがダイバー エアーから自動巻き機構を取り除いてさらなる軽量化を図らなかったのか、不思議に思われるかもしれません。その答えは、ダイバーズウォッチが満たさなければならない厳格な公式基準にあり、自動巻き機構はその必須条件のひとつだからです。さらに、キャリバーUN-374は、革新的なフライングバレルのおかげで、実に90時間のパワーリザーブを誇ります。ダイバー エアーには、快適な着け心地を追求したホワイトとオレンジの超軽量伸縮性ストラップが2本付属しており、スクラッチクロージング留め具を採用。実用性も抜群です。これらのストラップは工具を使わずに簡単に交換でき、時計の機能性だけでなく使い勝手の良さも魅力となっています。


ダイバー エアー:イノベーションラボ

 最も軽い機械式ダイバーズウォッチを製作するには、金属を取り除くだけでは十分ではありません。これを実現するために、ユリス・ナルダンは元素周期表に目を向け、ハイテク素材に関する20年以上の専門知識を活かし、キャリバーUN-374を前人未到の超軽量領域まで押し上げました。

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次世代素材

 一般的に、時計のムーブメントは真鍮から作られており、その密度は8.7g/cm³と比較的重量があります。アルミニウムは2.7g/cm³と軽量ですが、柔らかいため、時計のムーブメントの厳しい要求には適していません。チタンは4.5g/cm³で、スティールよりも45%も強度があるという点でバランスが取れていますが、加工が非常に難しいことで知られています。また、製造中に発火する傾向があり、非常に慎重かつ時間をかけて加工する必要があるため、時計のムーブメントにはほとんど使用されていません。こうした課題があるにもかかわらず、ユリス・ナルダンは耐久性と軽さを兼ね備えたチタンを初めて採用し、ブランドにとって画期的な革新を成し遂げました。

 ユリス・ナルダンは、時計の正確な計時を担う重要部品である脱進機に、耐磁性に優れ、かつ軽量なシリコン製脱進機を採用しました。この脱進機は、標準的なテンプの半分の重量しかありません。

 しかし、それはキャリバーだけではありません。新しい44mmケースも、可能な限りのグラム単位の軽量化を実現するために素材の全面的な見直しが必要でした。そこで、チタンとカーボンファイバーからなるモジュール構造が採用されました。モータースポーツや航空宇宙の最高峰で十分通用する素材であれば、ユリス・ナルダンの時計にも適しているからです。

 なぜモジュールなのでしょうか? カーボンファイバーは外観が美しいだけでなく、密度が1.8g/cm³と非常に低く、スティールの4分の1以下、チタンの半分以下です。耐水性に特に優れているわけではないため、ムーブメントはチタン製のミドルケースに収められ、200mの防水性を実現しています。さらに、カーボンファイバー製のサイドパーツにより、防水性はさらに高まります。この深さでは、サファイアガラスは170kgの重量が真上からかかっているのとほぼ同じ状態に置かれます。


革新的エコシステム

 ユリス・ナルダンは、チタンやカーボンファイバーのサプライヤーに頼るのではなく、さらに踏み込んで、市場のリーダー企業やスタートアップ企業とパートナーシップを結び、革新的な素材をダイバー エアープロジェクトに取り入れました。この時計製造における最先端のアプローチは、2020年にユリス・ナルダンのコンセプトウォッチ、ダイバーネットで初めて導入されました。

 ダイバー エアーのムーブメントとミドルケースに使用されているチタンは、高価で希少な素材ですが、その90%にリサイクルされたものが使用されています。この主要なハイテク素材に関して、ユリス・ナルダンはチタン製造のトップ企業であるTiFast社と、自動車技術、マテリアルサービス、マリンシステムに精通し、素材、エンジニアリング、テクノロジーソリューション分野の世界的リーダーであるThyssenkrupp社と提携しました。TiFast社はまず、スイスのバイオメディカル産業からチタンを回収し、トスカーナでリサイクル処理をします。その後Thyssenkrupp社が、そのリサイクルチタンをトップクラスの技術と熱処理によ って加工し、機械加工と変形特性を向上させます。

 ケースのサイド部分は、60%のNylo®と40%のカーボンファイバーを独自に配合したNylo®-Foilで作られており、従来のカーボンファイバーよりもさらに軽量に仕上がっています。Nylo®は、海洋ネットから採取された素材で、フランスのリサイクル関連スタートアップ企業であるFil & Fabが供給しています。また、カーボンファイバーは、CDK Technologies社が製造した世界最速のIMOCAセーリングボートから回収され、サーキュラーエコノミーに尽力するExtracthive社によって、元の繊維の状態まで丹念にリサイクルされました。その後、Nylo®とカーボンファイバーは、Lavoisier Composites社によって加工され、Nylo®-Foilとして知られるハイテク素材が生まれます。

 発光ベゼルインサートは、IMOCAヨットの炭素繊維を100%アップサイクルしたCarbonFoilから鍛造され、大理石のようなパターンに刻み、圧縮されます。

 最後に、脱進機はSigatec社が供給するアップサイクルされたシリコンウェハーから製造されており、この革新的なアプローチの重要な役割を担っています。

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DIVER [AIR]
ダイバー エアー

Ref:3743-170-2A/0A
ケース径:44.0mm
ケース厚:14.7mm
ケース素材:90%リサイクルチタン(Thyssenkrupp社とTiFast社)製ミドルケース、Nylo®-Foil(Fil & Fab社製のリサイクル漁網Nylo®を60%、CDK Technologies社製のアップサイクルカーボンファイバーを40%配合)製サイドパーツ、CarbonFoil(CDK Technologies社製のアップサイクルカーボンファイバー100%)製コンケーブ回転ベゼル
防水性:200m
ストラップ:交換可能なオレンジの伸縮性ファブリックストラップとホワイトの伸縮性ファブリックストラップが付属、スクラッチクロージング式、Rストラップおよびラバーストラップと互換性あり
ムーブメント:自動巻き、Cal.UN-374、90時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)
仕様:時・分・秒表示、ミニマルスケルトンダイヤル、ホワイトのスーパールミノバ®を塗布したブラックのインデックスと針、90%リサイクルチタン(Thyssenkrupp社とTiFast社)製オープンミネラルガラスケースバック
価格:6,006,000円(税込)

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