メインコンテンツに移動
  1. HOME
  2. 腕時計ブランド一覧
  3. ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)
  4. ブランドニュース一覧
  5. 2026新作 機械的な複雑さをもつタイムピース。ヴァシュロン・コンスタンタン「レ・キャビノティエ・ミニットリピーター・トゥールビヨン・スケルトン」
MENU
  • Instagram
  • Twitter
  • Facebook
  • Mail
  • YouTube
  • LINE

VACHERON CONSTANTIN | ヴァシュロン・コンスタンタン 2026新作 機械的な複雑さをもつタイムピース。ヴァシュロン・コンスタンタン「レ・キャビノティエ・ミニットリピーター・トゥールビヨン・スケルトン」

VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン) 2026新作 機械的な複雑さをもつタイムピース。ヴァシュロン・コンスタンタン「レ・キャビノティエ・ミニットリピーター・トゥールビヨン・スケルトン」

 ヴァシュロン・コンスタンタンを象徴するムーブメントのひとつであるキャリバー2755。このムーブメントは、高級時計製造の頂点にある複雑機能を組み込むために設計され、トゥールビヨン・レギュレーターとミニット・リピーターを備えています。革新の精神に忠実に、1年という開発期間をかけ、今回、このムーブメントのスケルトンバージョンが発表されました。

「レ・キャビノティエ・ミニットリピーター・トゥールビヨン・スケルトン」は、スケルトン加工と仕上げの両方を際立たせるため、あえて装飾を削ぎ落とした外観に仕上げられています。18Kゴールド製ケースは直径45mm、厚さ12mm。ベゼルとケースバックをわずかにくぼませ、細身のシルエットを強調しています。内部は、透明なサファイアダイヤルを通して、トゥールビヨンを眺めることができます。ダイヤルの外周には、シルバートーンのゴールド製リングが2つ配されています。フランジとなるリングには円形サテン仕上げが施され、それと同心円をなす細いリングにはコインエッジの模様が刻まれています。サファイアの表面にインクを充填して作られたミニッツトラックは、深みのあるブルーの色合いが、トゥールビヨンの外周に秒を表示する円形サテン仕上げのリングと調和しています。そして、この構成を引き立てるように、11個の18Kゴールド製バトン型アワーマーカーが精緻にあしらわれています。


グランドコンプリケーションを誇示するムーブメント

 2005年、ヴァシュロン・コンスタンタンは創業250周年を記念してキャリバー2750を開発しました。このムーブメントを搭載した「トゥール・ド・リル」は、16の複雑機能を備え、シリーズ生産される腕時計として当時世界で最も複雑なものとなりました。その後、メゾンは数年をかけて、このトゥールビヨン・キャリバーに高級時計製造の主要な複雑機構を組み込むための研究開発に取り組みました。その努力が結実したのが、2007年の「パトリモニ ー・トラディショナル・キャリバー2755」です。トゥールビヨン、ミニット・リピーター、パーペチュアルカレンダーを備えたこのムーブメントは、メゾンの当時のカタログの中で最も複雑なモデルでした。2026年、ヴァシュロン・コンスタンタンはこの技術開発を礎に、トゥールビヨンとミニット・リピーターを備え、さらにスケルトン加工を施したキャリバー2755 TMR SQを世に送り出します。

 チャイム機構は、キャリバー2755のために開発された独自の求心式フライング・ガバナー(調速機)をベースとしています。この調節装置は、時・15分・分を告げる音が明確かつ調和のとれた響きとなるよう、音の持続時間を制御します。リピーター用の香箱のゼンマイがほどける速度の影響で、音がすぐ鳴り終えてしまうという問題を、これにより解決しています。また、伝統的なアンクルシステムが雑音や摩擦を起こしやすい課題を抱えていたのに対し、求心式ガバナーは完全な無音を実現しています。このガバナーは2つの慣性ブロックを備え、それがガバナーの回転軸にブレーキをかけることで、香箱が放出するエネルギーを平滑化します。さらに、調速装置にトゥールビヨンを備えることにより、2.5Hzで振動するムーブメントの精度が保たれています。

VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン) 2026新作 機械的な複雑さをもつタイムピース。ヴァシュロン・コンスタンタン「レ・キャビノティエ・ミニットリピーター・トゥールビヨン・スケルトン」

スケルトン加工:伝統技法から現代的な審美性へ

 時計製造におけるスケルトン加工の歴史は、18世紀後半にまで遡ります。その頃から、地板と受けを繰り抜き、動く輪列を見せる手法が時計師の間で用いられ始めました。19世紀には冶金技術の進歩によってスケルトン加工技術も高度化し、精巧なエングレービングや緻密な仕上げが施されるようになりました。20世紀初頭、腕時計が世に広まる中でスケルトンは一時的に下火となったものの、1970年代に電子時計が台頭すると再び注目を浴びます。1990年代初頭、機械式時計が復権を果たす中、スケルトンウォッチは現代における時計製造の象徴の一つとしての地位を確立しました。

 ヴァシュロン・コンスタンタンにおいて、スケルトンウォッチの伝統は1世紀以上におよびます。ロッククリスタルで作られた懐中時計、さまざまな形状を取り入れた1920年代のモデル、20世紀後半以降のレディスウォッチ、そして近年の複雑なタイムピースへと、その伝統は受け継がれてきました。手巻きキャリバー1003(厚さ1.64mm)や自動巻きキャリバー1120(厚さ2.45mm)などの超薄型ムーブメントのスケルトンモデルもそこに含まれています。

 スケルトン加工では、受けや地板を中心にムーブメントの部品を繰り抜き、素材を削ぎ落とします。堅牢性と信頼性は損なわず、ムーブメントの深部を軽やかに披露し、機能的な構造を際立たせること。それは大いなる技術的挑戦であり、高い精度が求められます。

 キャリバー2755 TMR SQのスケルトン化は、3Dモデルの制作から始まりました。調整を加えるべき要素を特定し、構造の剛性を損なわずにどこまで軽量化できるかを見極めるためです。3Dモデルとプロトタイプの制作だけで1年間が費やされました。ただ部品を繰り抜くだけではなく、遠近感と奥行きを生み出すために、時計師は部品を形づくり、再設計しています。受けにはオープンワークを施し、地板は本来の体積から40%を削ぎ落としました。部品は建築的フォルム、曲線と鋭角、流れるようなラインを描き、ムーブメントの中へと視線を誘います。部品は構造であると同時にデザイン要素であり、ムーブメントの奥行きを覗き見させる視覚的な開口部を生み出しています。そして、メゾンの象徴であり、アワーホイールとリピーターの香箱の両方を形づくるマルタ十字も、スケルトン加工によって引き立てられています。

VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン) 2026新作 機械的な複雑さをもつタイムピース。ヴァシュロン・コンスタンタン「レ・キャビノティエ・ミニットリピーター・トゥールビヨン・スケルトン」

シースルー構造を際立たせる仕上げ

 スケルトンキャリバー2755 TMR SQは、9つの精緻な仕上げによってその複雑さを際立たせています。仕上げの工程には、従来のムーブメントの4倍の時間が費やされました。その理由は、部品の小ささにあります。471個もの部品は、厚さわずか6.1mmに収まるよう設計されており、奥行き感を強調するため、各部品は異なる色調に仕上げられています。真鍮とステンレススティールの部品に加え、アンスラサイト仕上げを施した部品がコントラストに深みを加えています。

・ヘアライン仕上げ(エティラージュ):側面に施した仕上げ。研磨器具を用いて一方向に細い筋目を入れ、マットで均一な質感に仕上げています。ヘアライン仕上げをポリッシュ仕上げの面取りと組み合わせることでコントラストが生まれます。

・表面仕上げ(ドレサージュ):天然樹脂から作られるシェラックを用いて、上面を滑らかにし、サテンのような光沢を帯びた完璧な平面に仕上げています。

・面取り仕上げ:受けに施した仕上げ。表面と側面が交わる部分で、鋭利な角を落とし、面を作ります。続いて研磨を施し、明るい光沢を与えます。

・サンドブラスト仕上げ:受けに施した仕上げ。高圧で酸化アルミニウムを吹き付け、光を吸い込んだようなマットで繊細な質感に仕上げています。

・ラウンドオフ仕上げ:断面が半円形のトゥールビヨンの棒状の受けに施した仕上げ。接合部の内角も含めて精緻な研磨を施し、完璧な丸みと強い光沢を与えています。

・ミラーポリッシュ仕上げ:ハンマーに施した仕上げ。微粒子の研磨剤でコーティングした亜鉛板に、部品を丹念にこすりつけ、鮮烈で動的な反射を生み出します。

・ペルラージュ仕上げ:受けの下や、地板の奥まった部分に施した仕上げ。研磨材の付いた回転棒を手作業で押し当て、丸いモチーフを重ねて模様を生み出します。

・サークル仕上げ:歯車に施した仕上げ。部品を回転させながら研磨フィルムに押し当てることで、同心円状の細い線を付け、輝きを与えます。

・サンバースト仕上げ:丸穴車の中心に施した仕上げ。中心から外側に向かって放射状に研磨を施し、太陽の光を思わせるモアレ効果を生み出します。

 仕上げを組み合わせることで生まれる光の戯れと視覚的なコントラストが、ムーブメントの複雑性とその構造の特性を際立たせます。

Les Cabinotiers Minute Repeater Tourbillon Skeleton
レ・キャビノティエ・ミニットリピーター・トゥールビヨン・スケルトン

Ref:6580C/000R-343C
ケース径:45mm
ケース厚:12mm
ケース素材:18K(4N)ピンクゴールド
ストラップ:テクスチャード効果を施したブルーのテクニカルカーフスキンレザー、18K(4N)ピンクゴールド製フォールディングクラスプ
ムーブメント:手巻き、Cal.2755 TMR SQ(自社開発・製造)、約58時間パワーリザーブ、毎時18,000振動(2.5Hz)、44石
仕様:時・分表示、トゥールビヨン・キャリッジ上にスモールセコンド、トゥールビヨン、ミニット・リピーター(時・15分・分、任意で作動)、パワーリザーブ表示、サファイアクリスタル文字盤、シースルーケースバック、時計裏面に《Piece unique》《Les Cabinotiers》の文字と《AC》 紋章の刻印
限定:ユニークピース

VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン) 2026新作 機械的な複雑さをもつタイムピース。ヴァシュロン・コンスタンタン「レ・キャビノティエ・ミニットリピーター・トゥールビヨン・スケルトン」


※2026年4月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

BRAND NEWSヴァシュロン・コンスタンタン ブランドニュース

ヴァシュロン・コンスタンタンのBRAND NEWSをもっと見る

BRAND CONTENTS ヴァシュロン・コンスタンタン コンテンツ一覧

INFORMATION

ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)についてのお問合せは・・・

ヴァシュロン・コンスタンタン
TEL: 0120-63-1755
(月曜日から金曜日 午前11時~午後7時)

ヴァシュロン・コンスタンタンのオフィシャルサービスはこちら twitter X(旧Twitter) facebook facebook youtube youtube instagram instagram

ヴァシュロン・コンスタンタン ブランドページを見る

NEW RELEASE

新着情報をもっと見る