SINN | ジン 2021新作 「Nabo 17 ZM」のデザインとスタイルからインスピレーションを得た、ジンの伝統的なコックピットリストウォッチ。ジン「717」

　2021年の新作としてジンより、キャリバーSZ01を搭載し、「Nabo 17 ZM」のデザインとスタイルからインスピレーションを得た、伝統的なコックピットリストウォッチ「717」が登場します。ブラック・ハード・コーティングを施した耐傷性の高いステンレススチール製ケースを採用。センター配置のクロノグラフ60分積算計や夜光処理を施したキーマークを備えたインナー・パイロットベゼルなど、コックピットクロック「Nabo 17 ZM」のデザインを踏襲しています。

　ジンは常にそのルーツに忠実であり、1960年代初頭にはパイロットウォッチとコックピットクロックでその名を知られていました。1970年代後半にドイツ空軍のトルネード計画のために設計された「Nabo 17 ZM」は、センター配置のミニッツカウンターを備えたコックピットクロックでした。このタイプのコックピットクロックは、現在も軍の多機能戦闘機トルネードに採用されています。また、F-104スターファイターや長距離海上パトロール機のブレゲ－・アトランティック、さらにはBolkow Bo 105などの軍用ヘリコプターにも使用されていました。これらに搭載された「Nabo 17 ZM」の特徴は、ケース下部にあるスタートボタンとリセットボタン、そしてクロノグラフのストップウォッチ表示がセンターに配置されており秒と分を示すオレンジ色の針が見やすいことでした。

　この「Nabo 17 ZM」のデザインとスタイルが、モデル717のインスピレーションとなりました。ジンのクロノグラフムーブメントSZ01を使用して、このモデルでもセンター配置のオレンジ色の大きな針でクロノグラフの秒と分を表示しています。耐傷性の高いブラック・ハード・コーティング仕上げのケースには、外側からスムーズに操作できるインナー・パイロットベゼルを搭載。

　両面無反射コーティングを施したサファイアクリスタルを採用し、文字盤はコックピットクロックと同様に暗闇や悪条件下でも優れた視認性を発揮します。また、Arドライテクノロジーによりサファイアクリスタルの曇りを防止し、機能的信頼性を高めています。直径45mmの717は、全体的にバランスのとれたフォルムで、まさにジンのコックピットクロックそのものの外観を持っています。