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RICHARD MILLE | リシャール・ミル 2021新作 長年のパートナーシップによりさらなる高みへ。リシャール・ミル「RM 40-01 オートマティックトゥールビヨンマクラーレンスピードテール」

RICHARD MILLE(リシャール・ミル) 2021新作 長年のパートナーシップによりさらなる高みへ。リシャール・ミル「RM 40-01 オートマティックトゥールビヨンマクラーレンスピードテール」

 リシャール・ミルが、イギリスのラグジュアリーなスーパーカーメーカー、マクラーレン・オートモーティブとの5年目のパートナーシップにあたり、最新にして最も野心的なコラボレーションの成果である、RM 40-01 オートマティック トゥールビヨン マクラーレン スピードテールを披露しました。このタイムピースはその名の通り、マクラーレンがこれまでに手がけた最速にして最も完成度が高く、そして最も卓越したロードカー、スピードテールへの賞賛を示しています。


ハイパーカーからハイパーウォッチへ
 自然界に存在するフォルムからインスピレーションを受け、空気力学的に最も効率的なティアドロップ形フォルムのスピードテールは、流線形スーパーカーの真骨頂で、マクラーレン アルティメット シリーズ第3弾の3人乗りのグランドツアラーです。

 スピードテールは1,070馬力のハイブリッドパワートレインを搭載し、最高速度250MPH/402KPHを記録する、これまでのマクラーレンで最速のロードカーです。マクラーレンの空気力学に対する絶え間ない探究が、RM 40-01 オートマティック トゥールビヨン マクラーレン スピードテールの設計の出発点となりました。

 マクラーレン・オートモーティブのデザインディレクター、ロブ・メルヴィルは、2つのブランドが理想的なパートナーである理由を、RM 40-01が見事に体現していると述べています。「リシャール・ミルとマクラーレンは、軽量化すること、振動の影響を減らすこと、抵抗を最小限にすること、など様々な問題に取り組む姿勢に多くの共通点があります。RM 40-01の設計に際し、スピードテールの特徴とその背後にあるフィロソフィーを共有するべく、多くの情報を提供しました。スピードテールにおいては、芸術作品のようなクオリティを持つ車の製造を目指していました。それはRM 40-01にも確実にあらわれています。妥協のないデザインや素材、仕上げにおいて、スピードテールの様々なディテールを本当に美しく反映しています」

RICHARD MILLE(リシャール・ミル) 2021新作 長年のパートナーシップによりさらなる高みへ。リシャール・ミル「RM 40-01 オートマティックトゥールビヨンマクラーレンスピードテール」

 テクニカルディレクターのジュリアン・ボワラが率いるリシャール・ミルの外装開発チームは、18ヵ月にわたり、過去最長となる2,800時間をかけて、完璧なフォルムを完成させました。

 スピードテールと同様に、ウォッチのフォルムもティアドロップを模しています。ベゼルの刻み目がボンネットの吸気口を、プッシュボタンがフロントホイールの後ろにある排気口を彷彿させます。

「スピードテールのティアドロップのフォルムからインスピレーションを得ただけでなく、既存のリシャール・ミルとマクラーレンの各部位をシームレスに組み合わせるという課題にも直面しました」「このウォッチは、リシャール・ミルで最高レベルの仕上げを施しています。 面取り加工職人や研磨職人とも多くの研究開発を行いました。さまざまなパーツの鏡面仕上げ、ブラスト仕上げ、サテン仕上げ、およびチタンとカーボンTPT®の組み合わせなど、ディテールへのこだわりは格別です。ケース自体は69個のパーツで構成されています」とテクニカルディレクター ジュリアン・ボワラは述べています。

 かつてないほど複雑なデザインのため、最適な形状が得られるまでに5つの試作品が製作されました。課題は6時側よりも12時側のケース幅がはるかに広いことでした。カーボンTPT®製のミドルケースと長さの異なるチタン製ピラーによって分離されているチタンベゼルとケースバックの間には、テーパーが施されています。リシャール・ミルは、RM 40-01のアートともいえるムーブメントを守るために、ベゼルのテーパーと厚みの変化を考慮した「3次元曲面」を特徴とする、独特な表面クリスタルガラスを開発しました。この開発には18ヶ月を要しました。

 ストラップもユニークなデザインで、上下非対称になっています。ラバーバージョンにはBIWI社のVULCULOR®テクノロジーが採用されています。これは、カラーラバーを成型加工することができる特殊なプロセスです。これにより、ムーブメントの6時位置にあるマクラーレンのアイコンであるオレンジのアクセントカラーを手首までまっすぐにつなげることを可能にしています。

特別にカスタマイズされた史上初のムーブメント
 このような並外れたケース構造にもかかわらず、リシャール・ミルのテクニカルディレクター、サルヴァドール・アルボナは、利用可能なすべてのスペースを余すところなく使い、非常に洗練された時計の「エンジン」であるムーブメントを作り上げました。これにより、RM 40-01は、スーパーカーのスピリットを受け継いだスピードテールの理想的なパートナーとなりました。

 グレード5チタンは、ブリッジ、ブリッジネジ、地板、ローター芯などの主要パーツに使用されてきました。RM 40-01のムーブメント CRMT4には、自社製トゥールビヨンでは初めて、パワーリザーブ表示、オーバーサイズデイト、ファンクションセレクターという3つの複雑機構が搭載されています。

 完璧を追求するために、3つのパワーリザーブシステムが開発され、時計に搭載される最終版が完成しました。

 このまったく新しいムーブメント構造の開発には8,600時間もの膨大な作業を要し、その多くが極めて高度なディテールの完成のために費やされました。

RICHARD MILLE(リシャール・ミル) 2021新作 長年のパートナーシップによりさらなる高みへ。リシャール・ミル「RM 40-01 オートマティックトゥールビヨンマクラーレンスピードテール」

 各パーツの複雑さ、無数のディテール、そして何よりも仕上げに対するこだわりによって、RM 40-01は、スイスメイド ウォッチの頂点に君臨しています。 例えばリムはバフ研磨が施され、アングルやべべリングは何段階もの手作業で仕上げられています。

 忘れられがちなディテールですが、仕上げは目に見える部分だけでなく、内部の部品の表面など、隠れている部分にも施されています。いくつかの歯車は、スピードテールのボンネットを飾るマクラーレンのロゴの形が型抜きされています。また、トゥールビヨンのブリッジに見られるように、スピードテールの曲線を表現するために、ふくらみを持った新しい表面形状をしたパーツが採用されています。

 時計の全体的なバランスとラインの滑らかさを維持するために、デイト用のプッシュボタンは8時位置に配置されました。これは、一般的な11時位置よりも技術的には複雑ですが、見た目の美しさが重視されました。

 プラチナとレッドゴールドの巻き上げローターはスピードテールのボンネットから、バレルはルーフラインからインスピレーションを得ています。また、12時位置から6時位置にかけての緩やかな曲線は、車のコックピットと車体の間にあるブラッシュドメタルの仕切りを連想させます。この仕切りは、マクラーレンがこれまでのリシャール・ミルのウォッチからインスピレーションを得て採用したものです。その一方で、ムーブメント下部からストラップまで続くオレンジラインは、スピードテールの後部スクリーンに取付けられているブレーキランプからの着想です。

 マクラーレン スピードテールが106台製造されたことにちなみ、RM 40-01オートマティック トゥールビヨン マクラーレン スピードテール ウォッチも106本の限定生産です。

RM 40-01 AUTOMATIC TOURBILLON MCLAREN SPEEDTAIL
RM 40-01 オートマティックトゥールビヨン マクラーレン スピードテール

Ref:RM 40-01
ケースサイズ:41.80×48.25mm
ケース厚:14.15mm
ケース素材:カーボンTPT®
防水性:50m
ストラップ:ラバー
ムーブメント:自動巻き、Cal.CRMT4、約50時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、37石
仕様:時・分表示、オーバーサイズデイト、ファンクションセレクター、パワーリザーブインジケーター、グレード5チタン製ベゼル、シースルーケースバック
限定:世界限定106本
予価:119,900,000円(税込)

RICHARD MILLE(リシャール・ミル) 2021新作 長年のパートナーシップによりさらなる高みへ。リシャール・ミル「RM 40-01 オートマティックトゥールビヨンマクラーレンスピードテール」


※2021年5月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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