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ORIS | オリス オリスの象徴「ビッグクラウン ポインターデイト」復刻。伝統のデザインとモダンなスタイルで8月発売

ORIS(オリス) オリスの象徴「ビッグクラウン ポインターデイト」復刻。伝統のデザインとモダンなスタイルで8月発売

  誕生から80周年を記念して復刻されるオリスの象徴である「ビッグクラウン ポインターデイト」を、2018年8月より日本国内で販売されます。


時代を超えて引き継がれるもの


  オリスの象徴であるビッグクラウンが、誕生から80年を記念して復刻されることになりました。ものづくりにこだわる人に向けて、時代を超えたオリスのデザインが、モダンなカラーと素材でリニューアルされて登場します。


  パイロットのための時計「オリス ビッグクラウン」、それは定番のデザインで、時計作りの象徴でありヒーローです。1938年の発表から80年となる今年、オリスの顔ともいえるこの腕時計が復刻されることになりました。コインベゼル、ポインターデイト、そしてビッグクラウンといった主な特徴はそのままに、新しいデザインに生まれ変わって登場します。


  とはいえ、レプリカというわけではありません。オリスの時計作りの原動力となっているのは、伝統に根差しつつも未来であり、今の、そしてこれからの世代のために時代を超えた価値を生み出し届けたいという情熱です。


  「ビッグクラウン」のニューモデルは、オリスの時計作りの伝統を守りつつも、ものづくり世代に向けた最新のデザインとなっています。ニューコレクションの一番の注目点は、これまでよりもスリムになったケースサイズです。斬新なダイヤルカラーは建築家のル・コルビュジエのカラーパレットにインスパイアされたものであり、スタイリッシュな見た目を演出しています。また、取り揃えられたストラップとブレスレットは、多様なシーンにマッチするものとなっています。


  オプションで、職人の雰囲気を醸し出すブロンズケースをお選びいただくこともできます。幅広いニーズに応えるために、今回は40mmと36mmのケースサイズをご用意しています。 現在、過去、そして未来、いつまでも変わることのない伝統的なデザイン、「オリス ビッグクラウン ポインターデイト」について紹介します。


独自の道を行く


  オリスはスイスのワルデンブルク渓谷に本社を構える独立系企業です。伝統に根差しつつも、常に新境地を開き続けています。現在、スイスの時計メーカーのうち、いったい何社が独立を維持しているのでしょうか。未公開株の買収や、大型グループ経営が当たり前となっている現代において、オリスは異質な存在です。1980年代初頭から独立系企業として経営を続け、今なお我が道を貫きとおしています。


  つまり、高品質の機械式時計にこだわり続けているということです。オリスがマネージメントバイアウトによって独立してから30年以上が経ちます。――今では機械式時計を専門に製造する数少ない時計メーカーの1社に数えられます。


  独立系企業という強みを活かし、スタイリッシュで独創性のある、本格的な、美しいデザインの時計を製造しています。基本と品質を尊重し、世代を超えて受け継がれる伝統の価値を信じる――オリスはそんな人々によって選ばれています。


  物語の始まりは、1904年。この年、ゆるやかな丘陵地帯が続くワルデンブルク渓谷のヘルシュタイン村で、2人の時計職人が時計会社を立ち上げました。当初、彼らが掲げていたビジョンは、本物を見る目を持った人々に満足してもらえる高品質な腕時計を製造するというものでした。


  以来、オリスは数十年にわたって、数々の画期的なデザインと機械的なイノベーションを発表してきました。現在は、ウルリック・W・ヘルツォーク(Ulrich W. Herzog)会長のリーダーシップのもと、世代を超えて受け継がれてきた理念を信じ、スイスの時計製造の標準を守りつつ、自分たちが正しいと考えることを実行し続けています。


  創業から114年を経た今もなお、オリスはすばらしいデザイナー、クラフトマン、ものづくりの専門家たちに支えられ、独自の道を歩み続けています。


インタビュー:時間をデザインする


  どのような経緯で、時代を超えた伝統的なデザインが選ばれ、新世代に向けたコンテンポラリーウォッチが作られることになったのでしょう。オリスのプロダクトデザインエンジニア、ルカス・ビュルマン(Lukas Buhlmann)が背景を語ります。


-どのような人を対象に、新しいオリス ビッグクラウン ポインターデイトをデザインしたのですか?


  今日の消費者は、これまで以上にスタイルにこだわるようになっているので、伝統的なデザインをもとに、スタイリッシュで都会的な男女に向けたモダンな腕時計を作ることを目指しました。


-なぜビッグクラウンがそれほど重要なのでしょう?


  長い歴史を持つ「ビッグクラウン」を手掛けることに対しては、特別な思いがありました。――オリスのもっとも有名なモデルの1つだからです。オリスは1世紀以上前からパイロットのための時計を作り続けていて、この最新モデルはオリスの歴史に 新たなページを刻むものです。


-ビッグクラウンのデザインにはいくつもの特徴が備わっていますが、それらをどう解釈しなおしたのでしょう?


  目指したのは、基本的なDNAを残しつつ、モダンなスタイルを取り入れることでした。ややスリムなシルエットに変え、細め のラグを採用し、リューズのデザインも見直しました。見た目も着け心地もやや軽めで、現代的なものになっていますが、特徴の多くがそのまま残されています。


-新しい「ビッグクラウン」の色遣いを決めることになったきっかけを教えてください。


  コレクションで使われているコンテンポラリーな色遣いは、1931年に出版されたル・コルビュジエの伝説的な名著『Polychromie Architecturale』に触発されて生まれたものです。この色彩が、新しいスリムなケースと組み合わさることで、とてもモダンな時計に仕上がっています。


-ビッグクラウン コレクションのなかから1つだけ選ぶとしたら、どれにしますか? 理由もあわせて教えてください。


  1つだけ選ぶのは難しいのですが、気に入っているのは、ブロンズにグリーンのダイヤルのものでしょうか。大胆なデザインで、興味をかきたてられます。クラシックな素材であるブロンズとモダンなグリーンの組み合わせがいいですし、新しいケースデザインも相まって、独特の魅力を生み出しています。


空で生きる


  オリスの歴史は飛行機と分かちがたく結びついています。独立系企業である同社がパイロットのための腕時計を初めて製造したのは100年以上前のこと。そして、物語は今も続いています。


  人が翼を持ち離陸した瞬間、それは同時に人の手首に時計が着地した瞬間でもあった、と言われています。1900年代初頭に飛行機が登場したころは、まだ懐中時計が全盛の時代でした。当初のパイロットたちは懐中時計を飛行機に持ち込んでいましたが、やがてポケットから時計を取り出す際にもたついて素早く時間を測れないことが問題となります――


  そこで、解決策として新しいスタイルの腕時計が誕生しました。


  オリスがパイロットのための腕時計を初めて製造したのは1910年代初頭のことです。最近発見された記録には、ケースにブレリオ機の浮彫が施された懐中時計(写真左下)――どうやら、1909年にフランス人のルイ・ブレリオが成し遂げた飛行機によるドーバー海峡横断がモチーフになっているようです――が示されています。

  その後、1917年にオリスは初めてパイロット向けの腕時計を製作します。これは安全装置を備えた革新的なものであり2時の位置にあるボタンを押さないかぎり時間を調整できないようになっていました。


  そして1938年、オリスのパイロットウォッチコレクションを決定づけることになる「ビッグクラウン」が誕生します(写真上)。手袋をはめたパイロットのことを考えて、飛行中に手袋を外さなくても時間調整ができるように、大きめのリューズが使われていました。また、後にオリスのトレードマークとなるポインターカレンダーも備わっていました。


  以来80年にわたって、オリスはパイロットに向けた数々のデザインとイノベーションを発表し続けており、古きよき飛行機乗りの精神とモダンなデザインが融合したパイロットウォッチを製造するメーカーとして、世界的に高い評価を得ています。


写真左上:1938年製の「ビッグクラウン」。オリスの象徴である製品が現代に蘇ります。写真左下:オリスが初めて手掛けたパイロット向け懐中時計。1910年代初頭に注文を受けて製作されたものであり、ブレリオ機の浮彫が施されています。

ORIS(オリス) オリスの象徴「ビッグクラウン ポインターデイト」復刻。伝統のデザインとモダンなスタイルで8月発売

オリス ビッグクラウン ポインターデイト

  オリス ビッグクラウンの誕生80年を記念して、ビッグクラウン ポインターデイトのスタイリッシュなコレクション(40mmと36mmの2サイズ展開)を発表。1938年に作られたオリジナル版のスピリットをモダンなパッケージで再現したものとなっています。


ケース径:40.00 mm(1.575インチ)または36.00 mm(1.417インチ)
ケース素材:マルチピース ステンレススティールまたはブロンズ
ストラップ: ダークブラウン/ライトブラウン/ブラックのレザーストラップ+ステンレスバックル(またはブロンズバックル)、またはステンレススティールメタルブレスレット+ステンレススティール製フォールディングクラスプ
防水性:5気圧
ムーブメント:自動巻き(レッドローターによる両方向巻上げ)、Cal.Oris 754(ベースSW 200-1)、38時間パワーリザーブ
仕様:センター時分秒、ポインターデイト針、クイックデイトチェンジ、ファインアジャストメント、ストップセコンド、バブルカーブサファイア風防、両側ドーム型、内面無反射コーティング、ステンレススティールまたはブロンズのねじ込み式リューズ
価格:175,000円(税抜)~
発売予定:2018年8月


写真右上:Ref.:754 7741 4064 5 20 65
ケース径:40.00mm
ケース素材:マルチピース ステンレススティール
ストラップ: ブラックのレザーストラップ+ステンレスバックル
価格:175,000円(税抜)


写真右下:Ref.:754 7749 31675 17 66BR
ケース径:36.00mm
ケース素材:マルチピース ブロンズ
ストラップ:ライトブラウンのレザーストラップ+ステンレスバックル
価格:200,000円(税抜)

ORIS(オリス) オリスの象徴「ビッグクラウン ポインターデイト」復刻。伝統のデザインとモダンなスタイルで8月発売


※2018年7月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目3-14 和光オリスビル
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