GLASHÜTTE ORIGINAL | グラスヒュッテ・オリジナル 2012年バーゼル・ワールド最新作。初の南極点到達100周年を記念した「セネタ･オブザーバー1911 ユリウス・アスマン」

　 グラスヒュッテ・オリジナル(GLASHÜTTE ORIGINAL)より、2012年のバーゼル･ワールドにて詳細発表予定の、最新限定モデル「セネタ･オブザーバー1911 ユリウス・アスマン」が登場しました。この新作モデルは、2011年12月にグラスヒュッテ製の天測用時計が使用された初の南極点到達100周年を記念したモデルです。

　 2012年のバーゼルワールドにて発表予定の「セネタ･オブザーバー1911 ユリウス・アスマン」は、グラスヒュッテ・オリジナル(GLASHÜTTE ORIGINAL)自社マニュファクトリーの職人達の手作業によって、限定25本のみ製作されます。

　 ユリウス･アスマンは、グラスヒュッテの時計製作の創始者の一人として知られており、25歳のときに自身の会社を設立しました。ポケットウォッチやクロノメーター、天文時計など、アスマンと従業員達の著しい活躍により、アスマン･ブランドの評判は広く知れ渡りました。特に(航海に用いられる)天測用時計は、非常に高精密で最高レベルの職人技術が用いられたことが知られています。ロール･アムンセンが歴史に名を残す旅に出発する前、アスマンの複数の天測用計器を購入しており、その中にはグラスヒュッテの若い時計師、ポール・ローヴェが1907年8月に製作した時計も含まれていました。ローヴェの時計はきわめて精密だったためドイツ製の航海用時計(マリンクロノメーター）の精度試験のため、ハンブルクにあるドイツ天文台の観測所から時計を送るよう要請を受けました。ロアール・アムンセンは時計を自身で確認し、1910年に購入しています

　 その翌年である、1911年12月14日、このノルウェーの探検家とそのチームは、最初の南極点の到達に成功したのです。

　 この歴史的な南極点到達の100周年を記念し製作された「セネタ･オブザーバー1911 ユリウス・アスマン」には、シルバーが施された文字盤がデザインされ、この文字盤は、ホワイトラッカーと一番表面の美しい質感を醸し出す銀粒子により、3層構造で非常に丁寧に製作されています。文字盤の9時と3時の位置には、それぞれスモールセコンドとパワーリザーブを、また6時位置にはグラスヒュッテ･オリジナル独自のパノラマデイトを配置しています。青焼きしてポリッシュ仕上げされた洋梨型の時針と美しい分針が、削られた黒いレイルロード式インデックスとアラビア数字の上を滑らかに進みます。