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BREGUET | ブレゲ 2016バーゼル最新作:ブレゲ トラディション ミニッツリピーター トゥールビヨン 7087

BREGUET(ブレゲ) 2016バーゼル最新作:ブレゲ トラディション ミニッツリピーター トゥールビヨン 7087

 ブレゲ・マニュファクチュールは、2015年に音響の分野における7年間にも及ぶ研究成果を披露しました。まったく革命的なモデル、「トラディション ミニッツリピーター トゥールビヨン 7087」です。このモデルでブレゲはそれまで成し得なかった挑戦に取り組みました。すなわち、まず時計に先立って音を決め、それに合わせて時計を開発するという試みです。このような思い切った先進的アプローチにより、ブレゲは、音が限りなく透明感にあふれ、かつてない響きをもった初の時計を創り出しました。そして今年、音の響きや機構の作動のさらなる向上のために改良を施した「トラディション ミニッツリピーター トゥールビヨン 7087」が再びシーンに戻ってきました。今回は、完全に仕上がった製品として発表され、年末に発売を予定しています。


「トラディション ミニッツリピーター トゥールビヨン 7087」は、グランドコンプリケーションの一つという域をはるかに超え、さまざまな革新が凝縮されたモデルです。この異例の時計を創作するにあたって、ブレゲのエンジニアは、何よりまず科学的研究に専念し、それから音の生成に必要なコンポーネントを作るという課題に取り組みました。彼らはまず、特別に開発された音源を使って20万以上もの周波数の組み合わせを実験し、それらを音響心理学に基づいていくつかのカテゴリーに分類しました。次に開発目的に最も適合する音階の組み合わせを決定するために、それらを聞いて評価を下しました。このような過程を経て選ばれた音を基準にして、モデルの開発と製作が進められたのです。前代未聞のアプローチでは、音の生成に関与する諸条件をよく理解し、精通していることはもとより、時計のあらゆる面で的確な選択が必要になり、それは組み込まれる革新的機構から構成パーツにまで及びました。「トラディション ミニッツリピーター トゥールビヨン 7087」は、6件もの新しい特許登録を誇り、うち5件の主要な革新的な要素は、腕時計におけるミニッツリピーター機構では前例のないものです。


 ゴングスプリングは、アブラアン-ルイ・ブレゲが発明し、ミニッツリピーター機構に不可欠な部品ですが、このゴングも全面的に改められました。一般的にゴングはムーブメントを取り巻いて付けられ、ハンマーはこれを横から水平に打ちます。しかしここでは、ゴングはベゼルに付けられ、ハンマーが縦方向から垂直に叩く仕組みになっているのです。この画期的な構造は、サファイアクリスタルとベゼルは、縦に振動させた場合に音の放射が最も効果的に行われるという事実に基づいています。つまり、ゴングがムーブメントからベゼルに向けて垂直に打たれると、ハンマーで生じた音がそれを放出する部品に対して強調され、空中に広がるわけです。このハンマーの構造にも革新的な特徴があります。ハンマーはゴングスプリングを叩いて振動を生じさせますが、従来のミニッツリピーターの場合、振動するゴングに対して、ハンマーの跳ね返りや打力の減衰を防ぐバッファースプリングが備わっています。しかし、このような構造には、ハンマーの叩く力の一部が弱まってしまうという不都合があります。この問題を解決するためにブレゲのウォッチメーカーが考案したのが「セミ・アクティブ・バッファー」と呼ばれる機構です。この機構は、ハンマーが叩いた後に作動し、ゴングの振動で引き起こされる二度打ちを回避するとともに、ゴングに打ちつけられるハンマーの力を最高に高めます。


「トラディション ミニッツリピーター トゥールビヨン 7087」のゴングスプリングは耳たぶを思わせる独特の形状をしており、音響を豊かにし、残響を伸ばす特別な設計になっています。10年以上に渡るブレゲの音響研究に基づくこのゴングは、ケース素材と同じローズゴールドもしくはホワイトゴールドの合金から作られ、ロジウムプレートが施されています。そして、ミニッツリピーターの音響を効果的に伝達するためにベゼルに固定されています。ベゼルは、ケースに密着させるのではなく、3本の支柱でケースに取り付けられています。このような支柱のおかげでベゼルとサファイアクリスタルがある程度自由に動き、ゴングの音と共鳴して振動することができます。これにより、音がより豊かに放出され、ベゼルとサファイアクリスタルからはとくに低周波数での音がよく響き、ケースのほうは高周波数の音を伝達します。


 またこの新しい「トラディション ミニッツリピーター トゥールビヨン 7087」は、「クラシック ミュージカル」と同様に、ケースの内部に共鳴器、専門的にはヘルムホルツ共鳴器と呼ばれるものが組み込まれています。その役割は、ミニッツリピーター機構から生じる音にフィルターをかけ、特定の音の音量を増大させることにあります。ケースバックの周囲に配された下部ベゼルに並ぶ8つの穴から見えるこの共鳴器は、求める音の周波数と共振するように形が工夫されています。このモデルの共鳴器は、横から見ると長方形をしていて、ムーブメントを取り巻いていますが、ムーブメントを外気から遮断するために設計された膜で仕切られています。「クラシック ミュージカル」にリキッドメタルの膜が使われたのと違い、ここではゴールドで作られた膜がサファイアクリスタルに取り付けられており、ムーブメントの美しい姿が遮られずに見渡せます。


  これらの際立った技術革新に加え、「トラディション ミニッツリピーター トゥールビヨン 7087」では、「クラシック ミュージカル」にも使われている、磁力を利用したリピーター調速機「マグネティック・ガバナー」も重要です。この特許のシステムは、ガバナーの外周を囲むように磁石が配置されたシルバー性のウェイトによって構成されています。これが磁場をもたらす環境の中で回転すると、ウェイトによって電流が生じ、磁石の磁場に対して反発します。回転が速くなると抵抗は増加し、遅くなると減少します。その結果、加速と減速が同じような強さで相反する抵抗に対応するので、この装置はつねに一定のスピードを維持できるのです。「マグネティック・ガバナー」を使うと、さらに利点があります。それは無音です。機械部品どうしの接触がないので、ブレゲの特別な調速機はノイズがなく、完全に無音です。また「クラシック ミュージカル」の「マグネティック・ガバナー」が外から見えないのに対し、装飾仕上げやオープンワークを施したこのモデルでは、ダイヤル側からそのすべてを見ることができます。さらに、この調速機をミニッツリピーターの機構に組み込むために、膨大な計算と最適化が行われました。ムーブメントの地板とブリッジはチタンから作られています。チタンは、部品を適正なサイズに仕上げるのに向いているだけでなく、外装への音の伝達にフィルターをかける効果があり、リピーター機構から生じるノイズが伝播するのを防ぎます。


 このような異例の技術的な特徴のみならず、さらに「トラディション ミニッツリピーター トゥールビヨン 7087」は、ブレゲの長い歴史を称える機構も備わっています。トゥールビヨンはもちろんのこと、ペリフェラルローターによる自動巻き機構も搭載されています。リピーターの操作にも、従来のスライドレバーではなく、バヨネット型のプッシャーを採用しています。そして、フュゼ・チェーン・トランスミッションによる動力伝達も、フランス王妃マリー・アントワネットのために作られた有名な懐中時計「No.160」や2008年にブレゲによって復刻された同モデルを彷彿させます。

ブレゲ トラディション ミニッツリピーター トゥールビヨン 7087
BREGUET TRADITION REPETITION MINUTES TOURBILLON 7087

Ref.:7087BR/G1/9XV
ケース径:44mm
ケース厚:11.2mm
ケース素材:18Kローズゴールド
防水性:30m(3気圧)
ストラップ:アリゲーター
ムーブメント:自動巻、ミニッツリピーター及び6時位置に60秒トゥールビヨン、cal.565DR、58石、80時間パワーリザーブ
仕様:ケースバンドに繊細なフルート装飾、二重構造のサファイア・ケースバック、ケースにロウ付けされたラグとネジ留め式バー
予価:49,880,000円(税抜)

Ref.:7087BB/G1/9XV(18Kホワイトゴールド、予価:49,880,000円/税抜)もあります。

BREGUET(ブレゲ) 2016バーゼル最新作:ブレゲ トラディション ミニッツリピーター トゥールビヨン 7087


※2016年3月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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