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2007年6月21日、ウブロより新しい計画がメディアに向けて発表された。同ブランドが本社を構えるスイスのニヨンに、新社屋が2008年12月頃に完成予定という内容である(現在、既に着工に取り掛かっている)。
現在ウブロは、同社と協力関係にある外部の強力なサプライヤーと共に、時計のパーツを製造し、最高級の品質を追及している。ムーブメントは、ラ・ジュー・ペレ社と共同で開発したものや、エボーシュメーカーから供給を受けたものなどを採用。それでいながら、近年発表された「ビッグ・バン」の中にはウブロが一貫してケースの製造・加工を行ったモデルも出現し、自社での一貫生産に対しても高い意欲をみせていた。そこへ新社屋設立のニュースが入ったため、ウブロの新しいウォッチメイキングにますます期待感が高まっている。
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最新の情報によると、新社屋にはアトリエや工房も設立し、自社でケースの製造・加工などができる環境づくりが進められているという。こうした動きの背景には、ジャン・クロード・ビバー氏のCEO就任後の「ビッグ・バン」を筆頭とするモデルの快進撃による、生産ラインの拡大の必要性が要因として挙げられるだろう。さらに、ムーブメントの開発に関しても、ウブロで独自に行える環境を整えていく可能性が高い。
CEOのジャン・クロード・ビバー氏に行ったインタビューでは、2009年には新社屋から誕生したニュープロダクトをリリースするという考えを示していた。このことからも、ウブロが近い未来に我々の期待を裏切らず、更なる進化を遂げることは間違いなさそうだ。
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