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SIHH2018 RICHARD MILLE New Model2018年 リシャール・ミル新作 RM 07-01 ブラックセラミックス ジェムセット

セラミックスへのダイヤセッティングに初成功

  これまで実現が不可能とされてきた、ブラックTZPセラミックスへのダイヤモンド・セッティングに初めて成功したレディスモデル「RM 07-01 ブラックセラミックス ジェムセット」。これは新素材の開発並びに異素材との組み合わせという、時計界では前例の無いプロジェクトを推進するリシャール・ミルの2018年の最初の快挙である。


  他社では容易に実現しなかったリシャール・ミルの特徴は、従来の複雑機構に対する新システムと、新素材の積極的な開発で、目指すのは“エクストリームウォッチ”。もっとも端的な例は初号モデルである「RM 001」トゥールビヨンで、これにはF1や航空宇宙産業で培われた技術と素材が投入された。


  特に素材開発では2017年発表の「RM 50-03 ウルトラライト トゥールビヨン スプリットセコンド クロノグラフ マクラーレンF1 」の“グラフTPT®”採用ケースが記憶に新しい。世界で初めて採用されたこの素材は、ステンレスの6分の1の軽さに対し200倍もの強度を持つことで2017年のSIHHを圧倒した。


  このほか“ブルークオーツTPT®×カーボンTPT®ケース” (RM 050 ジャン・トッド)や “ATZ ホワイトセラミックス×チタン(RM 17-01 トゥールビヨン)”があるが、今回の「RM 07-01 ブラックセラミックス ジェムセット」にも過去、様々な新素材が採用されてきた。“TZPブラウンセラミックス”や“ATZホワイトセラミックス”、“カーボンTPT®”等である。


  すでに“カーボンTPT®”へのジェムセッティングに成功していたリシャール・ミルだが、今回は初めてブラックセラミックスへのダイヤモンド・セッティングという快挙を成し遂げた。


  ジュエリー技術主任のセシル・ゲナは「我々は自然とセラミックスという素材に辿り着きました。なぜならこれまで誰も実現したことが無かったからです。しかしもう誰も不可能だと言い訳はできません。こうしてダイヤモンドがセッティングされているのですから。これは素材へ直接“ミトレラージュ(機銃掃射)”という加工を行う事で実現しています」と述べる。


  入念にポリッシングされるレッドゴールドのセッティング用爪は別体製造で、その直径はわずか0.25mm。ブリリアントカットされたダイヤモンドは最上級のクラリティという品質保証だ。


  搭載されるCal.CRMA2は、日常生活での巻き上げが少ない女性のために開発された、自動巻きの自社製造ムーブメント。これはユーザーの生活パターンに合わせて調整可能な、18Kレッドゴールド製の可変慣性モーメントローターを搭載する。


  改めて述べるが、これは時計界で数々の“初”挑戦を成功させてきたリシャール・ミルの、2018年最初の快挙である。

宝飾時計の新定義を試みるリシャール・ミルの快挙

RICHARD MILLE(リシャール・ミル)
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RM 07-01 Black Ceramics Gemset RM 07-01 ブラックセラミックス ジェムセット / Ref.:RM 07-01 / 予価:23,100,00円(税抜)
※クリックすると詳細をご覧になれます

RM 07-01 ブラックセラミックス ジェムセット
RM 07-01 Black Ceramics Gemset


Ref.:RM 07-01
ケースサイズ:31.40×45.66mm
ケース厚:11.85mm
ケース素材:ブラックセラミックス×18Kレッドゴールド
防水性:50m
ストラップ:ラバー
ムーブメント:自動巻き、Cal.CRMA2、28,800振動/時、約50時間パワーリザーブ、25石
予価:23,100,00円(税抜)
発売予定:2018年




取材・文:田中克幸(RM 07-01)、名畑政治(RM 53-01)/ Report&Text:Katsuyuki Tanaka、Masaharu Nabata

※表記は2018年1月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2018年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。



リシャール・ミル (RICHARD MILLE) についてのお問合せは……
リシャール・ミル GINZA
〒104-0061 東京都中央区銀座 8-4-2
TEL:03-5537-6688
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