SIHH2013 VACHERON CONSTANTIN New Model | 2013年 ヴァシュロン・コンスタンタン新作情報

2013年はレディスモデルが中心だが、美しい細部に名門の誇りが見えてくる
ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)

  2013年はトノーケースの「マルタ」をリニューアルし、大いに盛り上がったヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)。

  しかし、2013年の新作は、レディスウォッチがメイン。それゆえメンズウォッチの純然たる新作は、残念ながらほとんど無きに等しい。

  しかし、そもそも毎年魅力的なメンズウォッチの新作を求めることは、かなりの無理強いでもある。 ブランドの健全な発展は、各コレクションをバランス良く市場に出すこと。特定モデルにばかり注力していると、ブランドの磐石な体制作りに綻びが生じるため、女性ファンを増やすことは長期的な展望としては正解である。

  ということで、メンズウォッチの新作として紹介するのは2モデル。ひとつはコレクターも多いという「パトリモニー・コンテンポラリー・ポケットウォッチ(Patrimony Contemporaine pocket watch)」。そしてスレートグレーのダイアル色に好感が持てる「パトリモニー・トラディショナル・スモールセコンド(Patrimony Traditionnelle small seconds)」を紹介したい。


  一方で、充実したレディスウォッチには、いつにも増して機械式モデルが続々と登場している。時計好きのパートナーの影響なのか? それとも本物嗜好の女性が増えたのか? おそらく両方の理由から、機械式ムーブメントを好む女性が増えているようだ。

  ケースは小ぶりにまとめ、華やかにダイヤモンドをあしらったとしても、中身は機械式時計というのが、ヴァシュロン・コンスタンタンの提案する新しいレディスウォッチだ。

  また芸術的手法を追求し、時計をアートに変えてしまう「メティエ・ダール(Métiers d’Art)」も、今年はレディスウォッチとして製作。英国ボタニカルアートの巨匠である、ロバート・ジョン・ソーントンによる美しい植物の絵を、時計に再現している。

  老舗マニュファククールは、とかく技術力を語りたがるが、今年のヴァシュロン・コンスタンタンは"美しさ"という優位性をしっかりアピールしている。

  それもまた、老舗らしい老獪さの表れである。



取材・文:篠田哲生 Report&Text:Tetsuo Shinoda
写真:堀内僚太郎(Storm) Photos:Ryotaro Horiuchi(Storm)

※表記は2013年5月現在のものになります。



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ヴァシュロン・コンスタンタン
〒102-0083 東京都千代田区麹町1-4 半蔵門ファーストビル
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