BASEL WORLD2013 TAG Heuer New Model | 2013年 タグ・ホイヤー新作情報

今年は「カレラシリーズ」が大豊作。さらに新しいパートナーシップにも注目。
タグ・ホイヤー(TAG Heuer)

  今年(2013年)1月に、ひと足早くジュネーブにてイベントを行ったタグ・ホイヤー(TAG HEUER)。そのテーマであった「カレラ50周年」は、もちろんバーゼルワールドでも継続する。

  ブース位置もエントランス入ってすぐの右横、ブルガリの対面という絶好の位置に構えており、好調な売れ行きと知名度の高さを武器に、再びカレラを中心とした新作モデルを多数リリースしている。

  カレラは「カレラ・パンアメリカーナ・メキシコ」という過酷なレースをイメージして作られた時計であり、特徴はスリムなベゼルと長めのラグ。これはなるべくダイアルを大きくして視認性を稼ぎ、フィット感を高めるためのテクニックなのだが、結果として純然たるスポーツウォッチにもかかわらず、ドレッシーに見えるというメリットが生まれた。

  美しいデザインと心躍る背景。これこそが50年経ってもなお、カレラの魅力が廃れぬ理由である。


  カレラの伝統を受け継ぐ一方で、全く新しいことに挑戦するのも、タグ・ホイヤーの姿勢である。

  今年は3年前にコンセプトウォッチとして発表された新型脱進機「ペンデュラム」の進化版として、クロノグラフ機構にペンデュラム機構を使用する「カレラ マイクロペンデュラム」と、トゥールビヨンに使用する「カレラ マイクロペンデュラムズ」も登場させた。

  これは、ヒゲゼンマイではなく磁力振動子を使うことで圧巻の高振動数を実現し、高精度をたたき出すという機構。そのハイビートな動きは、今までの時計の常識を覆している。

  機械式時計の機構は、数世紀前からほぼ変わらない。特に不便が無いがゆえの“不変”なのだが、それでも進化の歩みを止めないのが技術者魂である。

  タグ・ホイヤーとは留まる事を許されないブランドでもある。古き良きカレラと最新を突き進むカレラ。そのどちらもタグ・ホイヤーらしさに溢れている。



取材・文:篠田哲生 Report&Text:Tetsuo Shinoda
写真:堀内僚太郎(Storm) / 江藤義典(PACO) Photos:Ryotaro Horiuchi(Storm) / Yoshinori Eto(PACO)

※表記は2013年6月現在のものになります。




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