BASEL WORLD2011 BVLGARI New Model | 2011年 ブルガリ(BVLGARI)新作情報

ブルガリ(BVLGARI)(BVLGARI)

 昨年(2010年)のバーゼル・ワールド直前は、ブルガリ・グループの傘下にあった「ダニエル・ロート(Daniel Roth)」と「ジェラルド・ジェンタ(Gérald Genta)」の両ブランドを、ブルガリ(BVLGARI)ウォッチのコレクションのひとつとして統合する事が発表された。そして2011年のバーゼル・ワールドの前に突如飛び込んできたニュースが、『LVMHグループがブルガリ(BVLGARI)を買収した!』ということ。

  LVMHグループといえば、時計メーカーも属する巨大ラグジュアリー・コングロマリットだ。もちろん2011年の新作時計には直接関係ない話だが、今後のブルガリウォッチはどうなってしまうのか…。これも取材の大きなテーマとしてブルガリ・グループのブースに出向いた。

  PR担当者と話してみるとその真相はシンプルなモノで、お互いの株式を交換し、ブルガリ(BVLGARI)はLVMHグループの第二株主になるということ。ブルガリ(BVLGARI)の創業者ファミリーなども健在のままであり、会社自体に大きな変更はない。むしろ資本が強化されたとみてもいいだろう。

  では肝心の2011年の新作モデルはどうだったのか。昨年があまりにも盛りだくさんの陣容だっただけに、今年は比較的動きは静かであり、既存モデルのバリエーション展開がメインだった。

  しかしブルガリ(BVLGARI)らしい巧みなデザインセンスは健在。特に目を惹いたのが、昨年の話題作『ブルガリ(BVLGARI) ダニエル・ロート クロノスプリント(BVLGARI DANIEL ROTH CHRONOSPRINT)』の続編モデルだ。ニュージーランドのラグビーナショナルチーム「オールブラックス」とのコラボレーションで、ケースにDLCコーティングを施し、さらにダイアルにはニュージーランドの原住民であるマオリ族が顔や体に入れている「マオリ・タトゥー」をあしらっており、定評のあるケースデザインと相まって、時計の迫力をさらに高めている。

  奇しくも今年9月にはニュージーランドにてラグビーのワールドカップが開催される。そしてジャパン対オールブラックスの対決は9月16日。奇跡の番狂わせを、この時計を腕に祈りたい。



取材・文:篠田哲生 Report&Text:Tetsuo Shinoda
写真:堀内僚太郎(Storm) Photos:Ryotaro Horiuchi(Storm)

※表記は2011年5月現在のものになります。


BVLGARI(ブルガリ) についてのお問合せは……
ブルガリ / ブルガリ ジャパン
〒104-0061 東京都中央区銀座 2-7-12
TEL: 03-6362-0100
>>ブルガリ(BVLGARI) 公式サイトはこちら
>>ブルガリ(BVLGARI) のGressive掲載ショップはこちら


BVLGARI Contents List | ブルガリ コンテンツリスト

BVLGARI MENU | ブルガリ メニュー


”BASEL WORLD , SIHH , WPHH , GTE ,& other BRANDS NEW MODEL” 時を巡る旅


TIRET

MECCANICHE VELOCI

junghans

GLAHAM

Gressiveスマートフォン
ブランドニュースやショップ情報がスマートフォンからもご覧いただけます!
www.gressive.jp/s/

メールマガジン

>>腕時計の最新情報をメルマガでお届けします。ぜひご登録ください。