永久不変とさえ思える伝統的なスタイルを堅持するロレックス(ROLEX)。世界で最も優れた時計を創ることを追求し続ける同社は、現代的なニーズに合致するサイズの拡大だけに止まらず、ケースやブレスレットの素材や構造、ムーブメントの信頼性や精度までにも及ぶ改良を行ってきており、これまでも、多くの基幹モデルが進化してきた。
2010年のバーゼル・ワールドでは、「オイスター パーペチュアル サブマリーナー デイト」のSSモデルの新モデルが発表された。これによって、2008年から続く、サブマリーナーの進化はすべてのモデルが新バージョンへと生まれ変わったのである。
そしてさらに、ロレックスは人気モデル「オイスター パーペチュアル エクスプローラー(OYSTER PERPETUAL EXPLORER)」を刷新し、サイズの拡大や新しいムーブメントの搭載等によって、より近代的で高い信頼性を誇るモデルへと進化させた。
もちろん、メンズモデルだけではなく、レディスモデルも新作が発表された。31mmケースの「オイスター パーペチュアル デイトジャスト レディ(OYSTER PERPETUAL DATEJUST LADY)」は、カラフルな文字盤バリエーションや電気鋳造(電解メッキ技術を応用し、金属を盛り上げてレリーフ模様を作る技術。通称:電鋳)によるフラワーモチーフを文字板に施すなど、レディスモデルらしい華やかさが加わった。
取材・文:名畑政治 Report&Text:Masaharu Nabata
写真:高橋和幸(PACO)Photos:Kazuyuki Takahashi(PACO)
※表記は2010年4月現在のものになります。