2009年にはブランド創設史上、最高の売り上げを記録し、2010年上半期も好調。さらに、ヴァンドーム広場にブティックを新設するなど、まさに絶好調のウブロ(HUBLOT)。
また、2010年には、モータースポーツの最高峰、F1グランプリのオフィシャル・ウォッチメーカーに就任するなど、ウブロの快進撃は止まるところを知らないかのようだ。
もちろん、この絶好調の背景にあるのは、C.E.O.のジャン-クロード・ビバー氏の手腕と、2009年に完成し、稼働を開始した新しい本社工場によるところが大きいのである。
この新工場から生み出された話題の新作が、2010年のバーゼル・ワールドで正式発表された、ウブロ初の自社製キャリバー「ウニコ(UNICO)」であり、これを搭載する「キング・パワー ウニコ キング・ゴールド(King Power Unico King Gold)」なのである。
また、以前から関係の深かった複雑時計開発・製造工房「BNBコンセプト」の破綻に伴い、約30名のスタッフとすべての工作機械を導入し、ウブロ社内に複雑時計開発・製造専門チームを結成。その成果は「キング・パワー トゥールビヨン マニュファクチュール(King Power Tourillon Manufacture)」として早くも登場し、ウブロの進撃を加速させている。
>>>自社製複雑時計「キング・パワー トゥールビヨン マニュファクチュール」
取材・文:名畑政治 Report&Text:Masaharu Nabata
写真:高橋和幸(PACO)Photos:Kazuyuki Takahashi(PACO)
※表記は2010年8月現在のものになります。
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