高い防水能力とボリューム感のある迫力デザイン、そして適切な価格設定で知られるエドックス(EDOX)。同社は"海のF1"と称されるパワーボートレースの最高峰「クラスワン」の公式計時を担当していることでも有名だ。
そしてこの活動が実を結び、新たなフィールドへの挑戦が始まった。それが世界ラリー選手権(WRC)の公式計時を担当するということ。
パワーボートレースはF1などと比較すれば小さなイベントだが、WRCは世界中で開催され、観戦客は約500万人。TV観戦を含めれば数億人が目にするというビッグなイベントだ。ここに参加するというのは、エドックスにとっても大きなチャンスだろう。
「ミドルレンジでTOP3に入りたい」というエドックスの目標は、WRCとの緊密な関係によって、大きく前進する可能性が見えてきた。
エドックスではWRCの公式計時を担当することが決定したことをきっかけに、新コレクションとして「WRC」を製作した。
モータースポーツとのコラボレーション・モデルは、他メーカーからも積極的に発売されているが、この新コレクションではラリーカーのスタイリングをかなり大胆に取り入れている。
例えばラリーカーのエンジンスタート用ボタンのデザインを投影させた赤くて大型のプッシュボタンや、ケースバックをラリーカーのホイール&タイヤのデザインにしている。しかし最大の特徴は、現役のラリードライバーの意見を参考に作り上げた"メカトロニック"ムーブメントだろう。
機械式ムーブメントでは実現不可能な機能性を持たせることで、WRCのレーシングスピリッツを見事に投影させている。
取材・文:篠田哲生 Report&Text:Tetsuo Shinoda
写真:堀内僚太郎(Storm) Photos:Ryotaro Horiuchi(Storm)
※表記は2010年5月現在のものになります。
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