BASEL WORLD 2010 BREGUET New Model | 2010年 ブレゲ新作情報

天才の後裔が実現した時計技術の大革命

ブレゲ(BREGUET)  "前代未聞の技術的革新"。2010年のバーゼル・ワールドにおけるブレゲ(BREGUET)のトピックは、なんといってもこの言葉に尽きる。


  まず、第一の革新はシリコン(シリシウム)製の「ブレゲヒゲ(巻き上げヒゲ)」の製造に成功したことだ。


  ここ数年、各社では急速にシリコン製脱進機部品の採用が広まっているが、ブレゲでは2006年にシリコン製ヒゲゼンマイの使用を開始した。その利点は、(1)磁気の影響を受けない、(2)平面であれば精密で自由な造形が可能、(3)金属よりも軽量で重力の影響を受けにくい、(4)摩擦に強く錆びない、といったもの。また、当初は硬くもろいため、衝撃に弱いのではないかと懸念されたが、ブレゲでは特殊処理を施すことで衝撃に対する強さが著しく向上したという。



  このような経験をベースに開発されたのが、シリコン製のブレゲヒゲだが、金属のように簡単に曲げられないシリコンを立体的に造形したことは、時計部品製造の革命であろう。


  そして、もうひとつの技術的革新が「20振動/秒」という超ハイビート・モデルの製品化である。この成果は「タイプ トゥエンティトゥー GMT フライバック クロノグラフ(Type XXII, Flyback Chronograph with GMT)」に導入され、高精度で高機能な新時代のクロノグラフが誕生したのである。このモデルの実現にも、シリコン製脱進機部品の機能が大きく貢献しているという。


  この技術的な進展により、ブレゲでは2010年中に18種のベーシックキャリバーのうち、8種類にシリコン部品を導入する予定だということだ。




取材・文:名畑政治 Report&Text:Masaharu Nabata
写真:高橋和幸(PACO)Photos:Kazuyuki Takahashi(PACO)

※表記は2010年6月現在のものになります。

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