OMEGA 　受賞から45周年を記念する 特別なスヌーピーアワード限定モデル

　 アポロ13号の奇跡の生還への貢献を讃え、1970年にNASAとNASAの宇宙飛行士からオメガに贈られた“シルバー スヌーピー アワード”。その45周年を記念し、2015年のバーゼルワールドで発表されたのが「オメガ スピードマスター アポロ13号 45周年記念 スヌーピー アワード（Moonwatch Professional "Snoopy Award" 45th Anniversary Chronograph Limited Edition）」である。

　 その ダイアルやインデックスは、新聞連載から始まって大人気を獲得し、NASAのマスコットとなった「ピーナッツ（スヌーピーが登場する漫画）」にちなんでホワイト＆ブラックに統一。9時位置のスモールセコンド・ダイアルにはスヌーピーが描かれ、0秒から14秒には漫画のコマ割りを入れ、“What could you do in 14 seconds?（あなたは14秒で何ができたか？）”との言葉が記されている。

　 これはアポロ13号の飛行士たちが大気圏再突入の前に、船内で唯一、稼働していた時計である機械式クロノグラフのスピードマスターを用いてエンジン噴射を測定した時間を示している。

　 そして、 ケースバックには宇宙遊泳を楽しむスヌーピーの姿が、エナメルとシルバーで描かれているが、これは当時オメガに贈られた“シルバー スヌーピー アワード”のメダルと同一のデザインが採用されている。

　 さらに、ダイアル中央には、“Failure is not an option.（失敗は許されない）”というメッセージが書かれている、この言葉は、歴史的なミッションを描いた1995年の映画「アポロ13」で、名優エド・ハリスが演じるアポロ13号の主席管制官ジーン・クランツが口にしたセリフなのである。

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  細部まで彫り込まれたスヌーピーのレリーフが完成。これを基に金型を作り、それでシルバーをプレスして裏蓋用のメダルが作られる。

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  裏蓋にはガラス質のパウダーを塗り、750～850℃の炉で2分間焼成する。さらにエナメルを数回塗り重ね、シルバーの粉をエナメルの上に撒き、宇宙空間できらめく星を表現。

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  エナメルの上に銀の粉を巻いて焼かれた裏蓋には、さらに透明なエナメルの層でカバーされて焼かれる。その結果、星を封じ込めた宇宙空間を思わせる深い色合いが生まれる。

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  エナメル加工されたベースにシルバー製スヌーピーを取り付けられる。職人の技を結集し、スピードマスターの功績に対しての賞賛を永遠に宿した稀少なタイムピースが完成する。

スピードマスター アポロ13号 45周年記念 スヌーピー アワード
このモデルの専用特製ボックスには証明書、シルバー925製のスヌーピーのピンバッジ、スピードマスターの逸話を掲載した新聞が付属。手巻き、Cal.1861、18石、パワーリザーブ48時間、クロノグラフ。SS、ケース径42.0mm、5気圧防水、世界限定1970本。完売。

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  このモデルのケースバックには、宇宙遊泳をするスヌーピーを描いた925シルバー製メダルを装備する。これは最終的に手仕上げされるため、ひとつひとつが個性を持っている。