HAMILTON | ハミルトンアメリカ海軍の船舶時計がルーツの「カーキネイビーパイオニア」世界的ベストセラーから、待望の新ムーブメント搭載モデルが登場

時を超え、進化を続ける大海の羅針盤

　 1892年にアメリカペンシルバニア州で創業以来、ハミルトンは、陸・海・空すべてのフィールドでアメリカの発展と共に歩んできました。中でもハミルトンの歴史を語るうえで欠かすことができないのが、1940年代にアメリカ海軍の要請で開発された「マリンクロノメーター」。後に、数多くの軍用時計を手掛ける礎となったこの時計をモチーフとした「カーキネイビーパイオニア」は、ミリタリーウォッチをルーツに持つクラシックでシンプルな機能美と、知性漂う佇まいから、日本のみならず世界中でベストセラーを誇っています。2015年のバーゼルコレクションでは、重厚感溢れるクロノグラフ、ピンクゴールドPVDを施したドレッシーなスモールセコンド、そしてオーセンティックな3針モデルが続々と登場。人気シリーズのラインナップがさらに充実します。

現代の覇者にふさわしい、知的でエレガントなクロノグラフ Khaki Navy Pioneer Auto Chrono／カーキネイビーパイオニアオートクロノ

　シルバーの爽やかなダイヤルにブルースチールの針。シリーズを象徴するデザインに、スポーティーなクロノグラフを搭載した「カーキネイビーパイオニアオートクロノ」。ムーブメントは標準持続時間60時間のH-21を採用。クラシックなワイヤーラグと上質なブラウンカーフストラップを径44mmのケースに備え、現代の挑戦者に相応しい重厚感溢れる佇まいへと昇華しています。ビジネスシーンにはもちろん、ウィークエンドやマリンスタイルにコーディネートしたい、エレガントなタイムピースです。

洗練されたクラス感を添える、大人のピンクゴールド Khaki Navy Pioneer Small Second／カーキネイビーパイオニアスモールセコンド

　装いに上品なクラス感を与えるピンクゴールドの輝き。ケースや針だけでなく、アラビア数字のアプライドインデックスにもピンクゴールドPVDを施したドレッシーなデザインは、日焼けしたブロンズカラーの腕元にもエレガントに映えます。ストラップには、ケースカラーとコーディネートされたライトブラウンを採用し、現代のデザインエッセンスと、船舶時計のクラシックな特徴が絶妙なバランスで融合した、個性が際立つドレスウォッチに仕上げています。

機能美を追求したオーセンティックな3針 Khaki Navy Pioneer Auto／カーキネイビーパイオニアオート

　デザインの真価が問われると言われるベーシックな3針。海のような美しい色を湛えるブルースチールの針、マリンクロノメーターの特徴を継承したコインエッジのベゼルやワイヤーラグなど、歴史的な軍用時計として数々の称号を得た機能美の中に、スイスのクラフツマンシップが宿るオーセンティックな佇まい。心臓部であるムーブメントには、標準持続時間80時間のH-10を搭載し、頻繁に時計を着替えるユーザーにもうれしい仕様へと進化を遂げています。ビジネスからプライベートまで、毎日を果敢に楽しむ現代の挑戦者たちの守護神にふさわしいタイムピースの登場です。

歴史にその名を刻むハミルトンの軍用時計

「カーキネイビーパイオニア」のモチーフとなったのは、第二次世界大戦中にアメリカ海軍の要請でハミルトンが製作した「マリンクロノメーター」。海洋を航行する際、船舶の現在位置を正確に知る必要があったことから、太陽や北極星の位置を元に船の位置と経度を正確に計測する“船舶用特殊時計”の開発が、ハミルトンを含む複数のメーカーに打診されました。

　そして、採用に至ったのはハミルトン1社のみ。戦時中には、合計9,902台ものマリンクロノメーターを製造。そのうちの一台は、フランクリン・D・ルーズベルト大統領に進呈され、戦後はアメリカのニューヨークにある彼のライブラリーに展示されました。ハミルトンのマリンクロノメーターの卓越したクオリティは、アメリカ海軍天文台に“Zero rate （特等級）”と称されたほか、1943年には第二次世界大戦で功績を収めた軍用時計として米・陸海軍から“E award”を受賞しています。