GIRARD-PERREGAUX | ジラール・ペルゴ ロレアート スケルトン セラミック

　ジラール・ペルゴが、ブランドの象徴的なロレアート スケルトンモデルに、セラミックを導入します。こうしてセラミックをまとったジラール・ペルゴのカジュアルでシックなスケルトンデザインの時計は、そのキャラクターとなる透明性を保ちながら、漆黒の世界に地位を確立します。ロレアート スケルトンは影となる部分を放浪しながら、カリスマ性とその存在感を一層強調させるためだけに、素晴らしい透かし細工のムーブメントに光をあふれさせています。ロレアート スケルトン セラミックは、サイズと素材の両方に関して、時間とともに複数の変異が可能なジラール・ペルゴのデザインの力強さと妥当性をもう一度実証しました。

存在感

　ロレアートには個性があります。そのDNAは、本質を歪ませることなく、外観の様々なディテールに進化を促しています。ロレアートは、ラグやループのない一体化したケースに取り付けられた、磨き抜かれた八角形のベゼルによって定義されています。セラミックの使用は、人間工学の特性をさらに際立たせます。この格調ある素材は、軽量でありながらほとんど傷がつかず、肌にも優しいのです。極端な硬度があるとはいえ、ロレアートの複合的なボリュームに合わせる場合は特に、成形が極端に困難である難しい素材です。この挑戦にもかかわらず、ジラール・ペルゴは、八角形のベゼルとブレスレットの形状を、求める質感になるよう、素材の塊から削り出すことを選択しました。

　時計学的な象徴として、ロレアートは現代的なコードを意識し続けています。構造的な時計は、目に見えるムーブメントの曲線に至るまで、本来の資質の延長のような新しい素材が採用されています。セラミックの構造的および人間工学的な恩恵を吸収し、身に着ける人の快適さに貢献しています。純然たる流行色と玄人好みの時計用の必須カラー、ブラックは、まるでそのために生まれてきたかのように、ロレアートにマッチしています。

きらめく光

　オールブラックのロレアート スケルトン セラミックの全面には、磨きとサテン仕上げが交互に施されています。この風合いは、ケースから始まり、同じくセラミック製のブレスレットにも及んでいます。したがって、新たなロレアート スケルトン セラミックは、全てが同じ色調ではありません。クル・ド・パリの小さなピラミッドが連続したパターンがあしらわれた文字盤を含む表面効果のおかげで、軽やかな印象です。光を取り入れることも、ムーブメントの重要な特徴です。

　ことごとくスケルトン化された自動巻きのキャリバーは一見華奢に見えますが、完全に堅牢な作りです。ロレアート スケルトン セラミックのローターによって強化された透明性から、強度を引き出しています。18K ピンクゴールドの塊から彫りだされ、ムーブメントのその他の部分のように細心の注意を払って透かし細工が施されています。通常その下にあるムーブメントを覆い隠すこの部品は、ローターとテンワによってできた温かみのある細部の装飾により、ステンドグラスの窓のように、光が時計を通っていきます。

　このスケルトンムーブメントの曲線は、ジラール・ペルゴの資格を持った職人によって、手作業でエッジを強調する面取りで装飾されています。それ以外のムーブメントの表面には、ケースとブレスレットの色に合せてブラックのPVD処理が施されています。その完璧な仕上げは、ロレアート スケルトン セラミックを活き活きとさせ、コントラストを際立たせます。