CARL F. BUCHERER | カールＦ. ブヘラ三越日本橋本店にて「カール F. ブヘラペリフェラルフェア」を開催。ブランドのDNAであるペリフェラル技術の最高峰モデルから、毎日のパートナーウォッチまで、ブランドの個性が揃う機会

　2024年1月24日(水)から1月30日(火)まで三越三越日本橋本店本館6階ウォッチギャラリー Cal.BARにて＜カール F. ブヘラペリフェラルフェア＞が開催されます。

　カール F. ブヘラブランドのDNAともいえるペリフェラル技術は、2008年に第1号の自動巻ムーブメントCFB A1000が発表されてから、今やミニッツリピーターを製造するまでに進化してきました。数十年前に考案されていたペリフェラルローターですが、様々な試みを経て実用化は困難とされてきました。そこに光を当て実用化からシリーズ生産に初めて成功したのがカール F. ブヘラです。回転効率や耐衝撃性の向上のために現代の素材や技術を採用してシリーズ生産に成功した後は、この技術を複雑機構に応用しようと開発を重ね、トゥールビヨンやミニッツリピーターを製造することができました。

　今回のフェアでは、このペリフェラル技術による自社製ムーブメントを搭載したモデルがフルラインで揃います。まず、2023年に新しいダイヤルカラーでスタイリッシュなバリエーションが加わった「マネロペリフェラル」です。サーモンピンクやブルー、グリーン、ブラウンカラーの文字盤はスモーキートーンで落ち着いた印象を与え、洗練されたカジュアルな雰囲気を感じさせます。またマザーオブパールのダイヤルをダイヤモンドが取り囲んだ華やかなモデルもあります。どのモデルもケースバックからムーブメントの動きを鑑賞することができ、ムーブメントの外周をローターが回転する様子など緻密なメカニカルの世界を楽しんでいただけます。

　コンプリケーションモデルはトゥールビヨンとミニッツリピーターが揃います。カールブヘラのトゥールビヨンはキャリッジが浮いているように見える「フローティング・トゥールビヨン」。ペリフェラル技術を応用して、キャリッジは外周部でボールベアリングが支えて滑らかな回転を実現しています。ブリッジや回転軸を使わないので浮いているように見えるのが特徴です。

　ミニッツリピーターは「トリプル・ペリフェラル」。自動巻ローター、トゥールビヨンキャリッジ、リピーターのレギュレーターの3つの機構にペリフェラル技術が使われています。特に、ミニッツリピーターの音を鳴らす速度・感覚を一定に保つ調速機（レギュレーター）の回転にペリフェラル技術が使われており、その動きをダイヤル側で見せるという他にはないユニークな仕組みになっています。