
5年の歳月を費やし、ブライトリングはついに、完全自社設計・自社開発のクロノグラフキャリバーを<B01>を完成させた―。
ブライトリングの時計哲学は<プロのための計器>であること。腕時計は、海や空での過酷な任務において、絶対の信頼がおける<相棒>でなくてはならない。だからこそ同社は、パフォーマンスを最重要視した時計づくりを行ってきた。
2004年、ブライトリングは長期的に安定した独立企業であり続けるために、ムーブメントの自社開発に乗り出し、5年後についに機械式クロノグラフ・ムーブメント<B01>を完成させる。それはきわめて堅実、堅牢な設計で一切の無駄はないが、独自性が高く、まさにブライトリングの卓越した技術と哲学を体現したキャリバーであった。
<B01>は、クロノグラフ作動時、操作をスムーズにするコラムホイール、動力伝達において正確性の高い垂直クラッチを採用した高級仕様であり、70時間のパワーリザーブにより安定した精度を実現。さらに同社が特許を取得した“オートリセットハンマー”を備えたことにより製造工程の効率化を図り、いかなる時間帯でもカレンダー調整を安全に行える構造を採用するなど、極めて実用的で合理的な、数々の革新がもたらされているキャリバーなのだ。

<B01>が、使い手にとっての高いパフォーマンスを追求したキャリバーであることは、前述の通りである。しかし、<B01>の優れた点は、それだけにとどまらない。時計製造工程に極めてシステマチックな方法を導入したことで、ブライトリング社が品質を徹底的に掌握できる、合理的なプロセスが開発されたのだ。
ブライトリングは、伝統を重んじる機械式時計メーカーでありながら、先端的な工業分野からヒントを得て、時計製造にフレキシブルに応用。各々のムーブメントを、高度なコンピューター・プログラムによって個別に管理する完全自動化された工程と、熟練した手作業を必要とする工程とが組み合わされ、<一連の製造プロセス>の中で、それぞれが自動的に正しい作業工程に送られる。そして、すべての調整工程もこの<一連の製造プロセス>中に統合され、プロセスの最後には、すでにCOSC認定のクロノメーター試験をパスするのに十分な調整を終えているのだ。
<B01>がもたらした革命的なムーブメントの組み立て工程は、さらにブライトリングの品質における信頼性を、揺るぎないものにしていくだろう。